丹沢全山縦走(山中湖〜大山)

2016年05月05日(木) ~ 2016年05月06日(金)

• GPS: 31:00
• 距離: 51.6km
• 登り: 4,344m
• 下り: 5,020m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:40

距離 24.6km 登り 1,832m 下り 1,757m

10:35 平野バス停
10:40 山中湖村コミュニティセンター
11:09 高指山
11:18 富士岬平(パラジマノ頭)
11:45 大棚ノ頭巻道分岐
11:53 水ノ木分岐
12:05 12:07 石保土山(西ノ丸)
12:20 12:21 西沢ノ頭(西尾根丸)
12:30 樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)
12:46 油沢ノ頭(西沢山)
13:02 ブナノ丸
13:18 13:23 菰釣山
13:35 13:36 菰釣避難小屋
13:38 13:39 ブナ沢乗越(大又コシッパ)
13:46 13:47 ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)
14:07 中ノ丸(中丸)
14:28 城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)
14:54 大界木山
15:24 15:29 モロクボ沢ノ頭
15:48 バン木ノ頭
15:59 16:00 シャガクチ丸(蛇ヶ口丸)
16:17 ナメクラ沢ノ頭
16:25 16:31 水晶沢ノ頭(堀通シ)
16:45 16:51 白石峠(お茶煮のコシッパ)
17:23 17:24 加入道山
17:23 加入道避難小屋
17:29 馬場峠
17:34 前大室
17:41 破風口
18:17 18:18 大室山・犬越路分岐
18:26 18:28 大室山
18:33 18:34 大室山・犬越路分岐
19:04 大杉丸
19:14 犬越路

2日目

• 山行: 10:48
• 休憩: 1:29
• 合計: 12:17

距離 27.0km 登り 2,512m 下り 3,268m

5:18 犬越路
5:45 5:46 東沢ノ丸
6:00 6:01 小笄
6:35 大笄
6:45 6:46 熊笹ノ峰
7:12 7:17 檜洞丸
7:21 青ヶ岳山荘
7:44 源蔵尾根下降点
7:48 7:49 金山谷乗越
8:06 8:07 神ノ川乗越
8:31 8:44 臼ヶ岳
9:02 9:05 ミカゲ沢ノ頭
9:58 10:00 蛭ヶ岳
10:03 蛭ヶ岳山荘
10:03 10:34 蛭ヶ岳
10:34 10:35 蛭ヶ岳山荘
10:44 10:45 中ノ沢乗越
10:51 10:52 鬼ヶ岩
10:54 10:55 鬼ヶ岩ノ頭
11:05 棚沢ノ頭
11:13 不動ノ峰
11:20 箒杉沢ノ頭
11:27 早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)
11:48 11:52 丹沢山
11:53 みやま山荘
12:03 12:04 竜ヶ馬場
12:15 日高
12:32 尊仏山荘
12:35 12:46 塔ノ岳
13:04 13:05 木ノ又大日
13:12 13:13 新大日茶屋
13:20 書策新道分岐
13:25 政次郎ノ頭
13:37 13:38 行者ヶ岳
13:50 烏尾山荘
14:05 三ノ塔地蔵菩薩
14:10 三ノ塔
14:18 二ノ塔
15:11 15:14 ヤビツ峠
16:16 16:18 大山
17:00 17:01 阿夫利神社下社
17:34 17:35 大山ケーブルバス停
17:35 ゴール地点

合計距離： 51.55km
累積標高（上り）： 3873m
累積標高（下り）： 4528m
EK度数※：113.0
※詳細はmurrenさんの山ノートにて：
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

天候

5/5(木):快晴
5/6(金):曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:新宿(7:45)〜京王高速バス〜山中湖平野(10:10) \2,100
帰り:大山ロープウェーバス停(18:22)〜小田急伊勢原駅(18:47) \310

写真

5/5 10:39

山中湖平野バス停。セブン隣接のため便利。

5/5 10:53

新緑が美しい別荘地帯を進む。

5/5 11:13

高指山山頂にて。快晴に映える富士山と新緑が最高！

5/5 11:28

快晴＆新緑の登山道は最高に気持ちいい。

5/5 11:41

ミツバツツジ。

5/5 12:38

頭上を見上げる。

5/5 13:22

菰釣山(こもつるしやま)山頂にて。

5/5 13:39

菰釣山避難小屋内部。丹沢の避難小屋は綺麗。ありがたい。

5/5 16:43

木々の隙間から檜洞丸。

5/5 17:14

加入道山山頂。写真右に今年1月に改装された加入道避難小屋有り。

5/5 17:34

斜陽の西丹沢。

5/5 17:35

西丹沢は木材に色々文字が刻まれてます。遊び心があって面白い。

5/5 18:02

よく見ると富士山のオブジェ！

5/5 18:17

大室山山頂付近。コバイケイソウが群生。丹沢のボスステージ草だと思っている。

5/5 18:26

大室山山頂にて。ちょうど日没を迎えた。

5/5 18:34

木々の隙間から日没を。山の日没は美しい。

5/5 19:18

ヘッドライトとハンドライトを装着し、犬越路避難小屋へ。先着1名の方がいました。遅い到着ですいません。

5/5 19:30

メシは前回の経験からハイドレの不味い水を使わずにいろはす持参に。

5/6 5:23

早朝の犬越路。本日の天気は曇り。

5/6 6:09

檜洞丸までは鎖場も多くハード。

5/6 6:46

一気に高度を上げると富士山が。

5/6 6:50

ヤマザクラがまだ残っていた。

5/6 6:53

アセビ。葉に毒がありシカも食べない。

5/6 7:02

ボスステージ草が増え、山頂まであとわずか。

5/6 7:11

かなりの高度感がある。よく登った。

5/6 7:17

檜洞丸山頂！ひとりじめ。

5/6 7:23

青が岳山荘は準備中となっていた。

5/6 7:50

サイボーグ状態の金山谷乗越。

5/6 8:38

臼ヶ岳山頂にて蛭ヶ岳を望む。

5/6 9:25

蛭ヶ岳へ登りは丹沢屈指のキツさ。

5/6 9:43

コイワザクラ。岩場にちらほら咲いていた。

5/6 9:59

山頂直下。

5/6 10:34

蛭ヶ岳山頂着！

5/6 10:11

太るコーラ補給！冷えてないのに最高にウマい！

5/6 10:28

E缶(ソフトフラスク)にも水:ポカリ五分五分水を満タン補給。

5/6 10:30

富士山の麓に山中湖が見える。よく歩いてきたもんだ。

5/6 10:41

完全に疲労回復したので主脈を先に進む。

5/6 10:56

なんど見ても美しい富士と蛭のコラボ。

5/6 11:53

丹沢山頂着！富士山に傘雲が。天気が荒れる予感。

5/6 12:14

トレランの方が多い。走らないトレラン(泣)の自分から見ると、ここまで来て走れるのはスゴい。

5/6 12:41

塔ノ岳山頂着！

5/6 12:40

気温は、え？3℃。肌寒いけどそこまでではないと思う。壊れたか。

5/6 13:31

行者岳手前の鞍部にて。奥に鳥尾山と三ノ塔。

5/6 14:10

今日もお地蔵様は健在。

5/6 14:13

三ノ塔にて。ガスが多くなりポツポツと小雨も降ってきた。

5/6 14:47

飛んで表尾根登山口にて。修復用石材の積み上げをボランティアで実施していた。

5/6 15:15

ヤビツ峠着。売店は閉まっているが自販機は健在。補給。

5/6 15:48

そして大山へ。イタツミ尾根へ登り返し。

5/6 16:20

大山山頂着！阿夫利神社奥社に無事を感謝して下山。

5/6 17:05

阿夫利神社下社。ロープウェーLastが16:30なので誰も居ない。改めて無事を感謝。

5/6 17:12

男坂と女坂分岐。男坂を進んだが、疲労と雨の石段はなかなかの恐怖だった。

5/6 17:38

大山ロープウェーバス停。ちょうどバスが発車前だったのですぐさま乗車。お疲れ様でした！

撮影機器：

XQ1 FUJIFILM

装備

個人装備

食料・燃料(1kg) 水(2.5ℓ) ベースウェイト(5kg)

感想

KASSAN

GW後半を迎え伊豆縦走に加えもう一回宿泊縦走をすべく、丹沢全山縦走に行くことに決めた。

【1日目】
＜山中湖〜菰釣山＞
山中湖からの序盤はスタートの高度が高いこともあり、激しい登りも無く気持ちのいいトレイル歩きができた。この間すれ違った登山者も2名で物静かな道だった。東海自然歩道に指定されているため整備状況は良く、道迷いの心配も無く安心して歩けた。

＜菰釣山〜犬越路＞
ずっとゆるやかなトレイルを歩いてきた後なので、しばしば登場する小さなアップダウンでもキツく感じた。ちらほら座れるテーブルが整備されているので、小休止を挟みながら登った。加入道山避難小屋での宿泊も考えていたが、明日の日程を考えると少しでも先に進んでいたいという思いもあり、大室山・犬越路へと足を進めた。

【2日目】
＜犬越路〜蛭ヶ岳＞
2日目の天候は曇りだが1日目の暑さはなく、西から吹く冷たい風がひたすら心地よかった。檜洞丸・臼ヶ岳・蛭ヶ岳手前の登りがキツかったが、徐々にマゾヒスト化してきたのか登っていても苦痛を感じなくなり、心地よい風も相まってもはや気持ちよくなっていた。

＜蛭ヶ岳〜塔ノ岳〜大山＞
蛭ヶ岳で水分を補給し、完全に疲労が回復した。やはりコーラの力は大きい。そこからは直視も良く、難なく丹沢山・塔ノ岳へと足を進めた。表尾根を下り始めたところでガスが濃くなりポツポツと雨も降ってきたが、調子よく降りており体も温まっていたためレインウェアを着込むほどではなかった。
最後の大山への登り返しは、またキツかったが最後に登り切り非常に達成感を得ることができた。阿夫利神社にて山行の無事を感謝し、帰路についた。

【その他】
予防として膝の外側のテーピング(※)をしてみたら、今回は全然膝が痛くならなかった。GW前半に縦走をしているため体力的に向上しているとも思うが、確実に効果があった。
(※)参考:
https://www.youtube.com/watch?v=a0ZwBM-Vl3c
(キネシオロジーテープ(伸び縮みするテープ)が必要)