雪山がもつ魅力と怖さを肌で感じた「立山三山」
- GPS
- 11:10
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 985m
- 下り
- 980m
コースタイム
- 山行
- 0:46
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 0:49
天候 | 5/8 (土)天候:曇り一時雨 気温:5℃ 5/9 (日)天候:快晴 気温:テン場10℃ 山頂20℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅か扇沢のどちらから行こうか悩みました。 我が家からだと立山駅まで車で5.5時間、扇沢駅まで3.5時間となりますが、 アルペンルートの移動時間を考えると到着時間は同じぐらいとなり、 立山駅からだと4310円に対し、扇沢からだと9050円となるため立山方面に決定! ▼駐車場 立山駅前の駐車場を利用 【台数】1000台(臨時500台) 【料金】無料 【設備】トイレあり 立山駅からはケーブルカーとバスを乗り継いでの移動になります。 チケットは始発の40分前より発売になりますが、Webで事前予約もできるようです。 【料金】往復で4310円 【始発】7:00※立山駅発ケーブルカー 【終発】17:05※室堂発バス 【時間】ケーブルカー7分/バス50分 【URL】http://www.alpen-route.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト 室堂で提出するように山岳警備隊に声をかけられます。 ▼立入禁止区域 地獄谷内とライチョウ保護区域は立入禁止になります。 ▼電波 接続率ドコモ 96.3% ▼危険個所 【雄山〜富士ノ折立】 浮き石が多く、氷と岩のミックスが続きます。 氷結したトラバースなどもあるため、アイゼン・ピッケルはもちろん 確実な冬山登山技術を要します。 ヘルメットや補助ロープなどあるとより良いかと思います。 【全般】 視界不良時に道迷いに注意してください。 |
その他周辺情報 | ▼雷鳥沢キャンプ場 【料金】1人1泊500円 【設備】水場・トイレあり 【URL】http://www.info-toyama.com/s/spot/31029/ ▼温泉 テン場に一番近い雷鳥沢ヒュッテで温泉。最高でした。 【名称】雷鳥沢ヒュッテ 【料金】600円 【時間】10:00〜18:00 【設備】シャンプー・ボディーソープあり 【URL】http://www.raichozawa.net/ ▼温泉 帰りに利用。日本一高所にある天然温泉のようです。 【名称】みくりが池温泉 【料金】700円 【時間】9:00〜16:00 【設備】シャンプー・ボディーソープあり 【URL】http://www.mikuri.com/ ---------------------------------------------------------- 【今後ための備忘録】 今回寄れなかった雷鳥荘でも入ってみたいです。 【名称】雷鳥荘 【電話】076-463-1664 【料金】600円 【時間】要問合せ 【URL】http://www.raichoso.com/index.htm |
写真
感想
GW序盤は山形の飯豊山、中盤は大島の三原山、そして最後に富山の立山三山を縦走してきた。
避難小屋、船、キャンプ場、車中泊、雪山と毎日のように寝床が変わる1週間だったため、
ベッドで寝れる日は有り難さを感じた。
立山はというと正直想像してた以上に精神的にキツイ山行となった。
一乗越し〜雄山までガレ場の道を登ればいいのに、雪質もいいから直登しよう!と
仲間に言われ雪面をアイゼンとピッケル頼りに150mほど登ることに。
高所恐怖症の僕は一手、一歩出す度に独りで「怖くない」と声を出し、
精神をすり減らしながらなんとか雄山に到着。
雲一つない360度の絶景が待っていた。
雄山〜富士ノ折立は、がれ場と氷のミックスした道が続く。
浮石が多く落石の危険性もあったので仲間と距離をあけ下山していく。
途中のいやらしい氷のトラバースで1度アイゼンが滑り滑落しそうになって
心はポッキリ折れる。そして最後に現れた雪面ではこれまたアイゼンとピッケル頼りの下りが待っていた。
無事に降りれた瞬間、集中力が切れ、その場に座り込みタバコを吹かす。
立山三山最後の富士ノ折立直下に着くと
シュラフやサバイバルシート、ビーコン、少量の食料などが散らばっている
異様な光景を目の当たりにした。
誰かいないか確認するも人の姿はなく滑落痕などもない。
不吉な影を感じたので、富士ノ折立まで標高差10mしかないが、
登りたい気持ちを抑え下山することにした。
テン場に戻り管理人に報告すると、山岳警備隊から連絡があり詳細を伝える事となった。
今回は天候にも恵まれ、雪質も良く無事に登る事ができた。
ただ天候が悪化していたら…自分たちも同じ末路を辿っていただろう。
雪山は凄く綺麗だ。でもとても怖い場所でもあることを改めて認識させられた。
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