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Yamareco

記録ID: 878652
全員に公開
山滑走
剱・立山

黒部五郎岳BC(飛越新道〜黒部五郎カール滑走)

2016年05月20日(金) ~ 2016年05月21日(土)
 - 拍手
GPS
31:50
距離
30.6km
登り
2,387m
下り
2,383m

コースタイム

1日目
山行
5:51
休憩
0:15
合計
6:06
距離 9.0km 登り 1,061m 下り 132m
8:32
130
10:42
10:47
72
11:59
12:05
58
13:03
13:07
91
14:38
幕営地点
2日目
山行
10:16
休憩
1:56
合計
12:12
距離 21.6km 登り 1,303m 下り 2,255m
4:05
38
幕営地点
4:43
4:47
8
4:55
4:56
46
5:42
113
7:35
13
7:48
7:58
13
8:11
8:50
59
9:49
72
11:01
11:11
4
11:15
11:19
24
11:43
12:17
87
幕営地点(テント撤収)
13:44
13:51
53
14:44
14:51
86
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道471号線を神岡から平湯に向かい、上宝町双六(ヤマザキショップのある赤い橋を渡ってすぐ)を左折、山ノ村牧場方面へ向かう。
・この時期、飛越トンネル(有峰林道)は通行不可。
・なお、神岡〜県道484でアプローチした方が距離は近いかもしれないが、今回のルートの方が広くて車は走りやすい。
コース状況/
危険箇所等
◆飛越トンネル〜北ノ俣避難小屋
・完全夏道。
・とにかく泥道が多くハイカットの靴でないと厳しい。

◆北ノ俣避難小屋〜北ノ俣岳
・完全夏道。
・北ノ俣避難小屋には豊富な水場があるので、ここで水分を補給する計画も○。(ただし季節が変わると状況も変わる可能性あり)
・全般的に広くて開放感のあるルートなので楽しい。
・ルート下部は木道だが、壊れていて浮いている部分があるので注意する。
・上部は登山道が崩れている箇所があるので歩く場所を考えながら進む。
・今回は途中の雪渓で幕営したが、北斜面なので北風が予想される時は避けた方が賢明。

◆北ノ俣岳〜黒部五郎岳
・残雪と夏道のMIXなので、夏道を意識しないと思わぬハイマツの袋小路に行く手を阻まれることになる。
・アップダウンが多いので気持ちを強く持つこと(笑)
・朝のうちは雪が凍っているのでアイゼン、ピッケルは必須。

◆スキー滑走
・北ノ俣岳〜中俣乗越まではトラバースで部分的にスキーを活用できる。
・黒部五郎カール、黒部五郎岳北斜面は十分にスキー滑走可能。

◆下山
・とにかくアップダウンが多いので心が折られないように気力で勝負!
今回はテン泊山行。
飛越新道登山口で登山届を出して出発。
2016年05月20日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
5/20 8:24
今回はテン泊山行。
飛越新道登山口で登山届を出して出発。
まだまだ新緑が楽しめる。
遠くにうっすら白山を望むことができた。
みえるかなー?
2016年05月20日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/20 8:34
まだまだ新緑が楽しめる。
遠くにうっすら白山を望むことができた。
みえるかなー?
兼用靴+テン泊装備+シートラーゲンでやっとの思いで登ってきたのに、これを見ちゃうと気分が萎える;;
2016年05月20日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/20 8:45
兼用靴+テン泊装備+シートラーゲンでやっとの思いで登ってきたのに、これを見ちゃうと気分が萎える;;
ツバメオモト。
クリンソウと並んでシュッとしてる感じが好きなポイント。
2016年05月20日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
6
5/20 9:10
ツバメオモト。
クリンソウと並んでシュッとしてる感じが好きなポイント。
ツクバネソウ。
これも多かった。
2016年05月20日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/20 9:22
ツクバネソウ。
これも多かった。
そして飛越新道といえばなんといっても水芭蕉。
ぬかるんだ登山道に嫌というほど群生している。
2016年05月20日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
8
5/20 10:58
そして飛越新道といえばなんといっても水芭蕉。
ぬかるんだ登山道に嫌というほど群生している。
写真だとあっという間だけど、やっとの思いで寺地山までたどり着いた感じ。
2016年05月20日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/20 12:00
写真だとあっという間だけど、やっとの思いで寺地山までたどり着いた感じ。
寺地山から眺める北ノ俣岳は壮観だ。
2016年05月20日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/20 12:01
寺地山から眺める北ノ俣岳は壮観だ。
右に目を向けると笠ヶ岳。
2016年05月20日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/20 12:01
右に目を向けると笠ヶ岳。
北ノ俣避難小屋まではこんな底なし沼のような登山道が延々と続く。
2016年05月20日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
5/20 12:18
北ノ俣避難小屋まではこんな底なし沼のような登山道が延々と続く。
左に目を向ければ鍬崎山。
2016年05月20日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
5/20 12:56
左に目を向ければ鍬崎山。
重い荷物と兼用靴に加えてスキーが木に引っかかったりぬかるんだ道でやる気を削がれたり・・・既に疲労困ぱい。
2016年05月20日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/20 12:59
重い荷物と兼用靴に加えてスキーが木に引っかかったりぬかるんだ道でやる気を削がれたり・・・既に疲労困ぱい。
気分転換に北ノ俣避難小屋を偵察。
前に来たときは寄らなかったけど、こじんまりしてる感じだ。
2016年05月20日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/20 13:02
気分転換に北ノ俣避難小屋を偵察。
前に来たときは寄らなかったけど、こじんまりしてる感じだ。
小屋の前には冷たくておいしそうな水がジャンジャン出ていた。
もちろん水泥棒させていただきました( ̄▽ ̄)
2016年05月20日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/20 13:03
小屋の前には冷たくておいしそうな水がジャンジャン出ていた。
もちろん水泥棒させていただきました( ̄▽ ̄)
避難小屋内部。
10人泊まれるらしいけど、ちょっと厳しいかなー。
2016年05月20日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/20 13:03
避難小屋内部。
10人泊まれるらしいけど、ちょっと厳しいかなー。
再び登山開始。
途中で沢があったので水を口にしてみたが・・・少し雑味があってあまりおいしいとは言えなかった。
2016年05月20日 13:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
5/20 13:42
再び登山開始。
途中で沢があったので水を口にしてみたが・・・少し雑味があってあまりおいしいとは言えなかった。
黒部源流部は、この開放感がたまらない。
2016年05月20日 14:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
6
5/20 14:14
黒部源流部は、この開放感がたまらない。
稜線まで行く予定だったけど、疲れたので北ノ俣手前で幕営することに。
自然保護の観点から雪上テン泊です。
2016年05月20日 15:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
10
5/20 15:07
稜線まで行く予定だったけど、疲れたので北ノ俣手前で幕営することに。
自然保護の観点から雪上テン泊です。
コーヒー忘れたので残雪アイスミルクティーをいただきました。
2016年05月20日 15:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/20 15:27
コーヒー忘れたので残雪アイスミルクティーをいただきました。
夕方・・・いよいよ空が焼けてきたぞ〜
2016年05月20日 18:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/20 18:41
夕方・・・いよいよ空が焼けてきたぞ〜
ちょっと霞んでるけど素晴らしい夕焼けだった。
2016年05月20日 18:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
8
5/20 18:42
ちょっと霞んでるけど素晴らしい夕焼けだった。
太郎平の向こうに大日岳も顔をのぞかせていた。
2016年05月20日 18:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/20 18:45
太郎平の向こうに大日岳も顔をのぞかせていた。
貸切りの北ノ俣で日が暮れていく様子をボォーっと眺める贅沢な時間。
2016年05月20日 18:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
11
5/20 18:45
貸切りの北ノ俣で日が暮れていく様子をボォーっと眺める贅沢な時間。
今日という一日が終わる。
2016年05月20日 18:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/20 18:58
今日という一日が終わる。
翌朝、3時に起床して4時過ぎに出発。
いよいよ黒部五郎にアタックだ。
2016年05月21日 04:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 4:01
翌朝、3時に起床して4時過ぎに出発。
いよいよ黒部五郎にアタックだ。
昨日雲に隠れていた剱岳と薬師岳も今日ははっきり見える。
2016年05月21日 04:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 4:40
昨日雲に隠れていた剱岳と薬師岳も今日ははっきり見える。
稜線に登ると良いタイミングでご来光タイムとなった。
2016年05月21日 04:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 4:43
稜線に登ると良いタイミングでご来光タイムとなった。
まずは槍GET!
2016年05月21日 04:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
8
5/21 4:43
まずは槍GET!
左からワリモ、鷲羽、大天井。
2016年05月21日 04:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 4:43
左からワリモ、鷲羽、大天井。
水晶岳と手前に雲ノ平。
2016年05月21日 04:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 4:43
水晶岳と手前に雲ノ平。
硬く凍った雪原を北ノ俣山頂方面へ歩きながらご来光を待つ。
2016年05月21日 04:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 4:47
硬く凍った雪原を北ノ俣山頂方面へ歩きながらご来光を待つ。
ご来光タイム。
ずいぶん北から昇って来た。
この時期は赤牛岳のところから昇ってくるんだね。
2016年05月21日 04:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/21 4:48
ご来光タイム。
ずいぶん北から昇って来た。
この時期は赤牛岳のところから昇ってくるんだね。
槍の上空もピンク色に染まっていく。
2016年05月21日 04:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 4:51
槍の上空もピンク色に染まっていく。
まぶしぃー!
2016年05月21日 04:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 4:51
まぶしぃー!
少し霞んでるけど、乗鞍岳と御嶽山も。
2016年05月21日 04:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/21 4:57
少し霞んでるけど、乗鞍岳と御嶽山も。
スプーンカットでガチガチだけど歩くよりはるかに速いのでトラバース気味にスキー滑走開始。
2016年05月21日 04:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 4:58
スプーンカットでガチガチだけど歩くよりはるかに速いのでトラバース気味にスキー滑走開始。
藪も出てるけどなんとかスキーで切り抜けます。
2016年05月21日 05:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 5:22
藪も出てるけどなんとかスキーで切り抜けます。
登り返しはシートラーゲンで。
2016年05月21日 06:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 6:09
登り返しはシートラーゲンで。
たまにはセルフで撮影してみる。
お気に入りの黒部五郎をバックに記念撮影。
2016年05月21日 06:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/21 6:24
たまにはセルフで撮影してみる。
お気に入りの黒部五郎をバックに記念撮影。
黒部五郎への登りは基本的にゴーロ帯を登っていく。
前常念や笠ヶ岳の山頂直下を彷彿させる斜面だ。
2016年05月21日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/21 7:42
黒部五郎への登りは基本的にゴーロ帯を登っていく。
前常念や笠ヶ岳の山頂直下を彷彿させる斜面だ。
最後は雪渓をキックステップで登って・・・
2016年05月21日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 7:46
最後は雪渓をキックステップで登って・・・
黒部五郎岳登頂!
★マークは付けずにプチ顔出し解禁(笑)
2016年05月21日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
21
5/21 7:50
黒部五郎岳登頂!
★マークは付けずにプチ顔出し解禁(笑)
山頂からのカールの景色は絶品。
2016年05月21日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 7:51
山頂からのカールの景色は絶品。
三俣蓮華方面。
そのうちオートルートもやってみたい。
2016年05月21日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/21 7:51
三俣蓮華方面。
そのうちオートルートもやってみたい。
黒部五郎小屋を眼下に見下ろす。
2016年05月21日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
5/21 7:51
黒部五郎小屋を眼下に見下ろす。
槍ヶ岳〜南岳、手前に双六岳。
靄がかかって幻想的だ。
2016年05月21日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
11
5/21 7:51
槍ヶ岳〜南岳、手前に双六岳。
靄がかかって幻想的だ。
大キレット〜北穂、奥穂、ジャンダルム。
2016年05月21日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 7:51
大キレット〜北穂、奥穂、ジャンダルム。
笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山の豪華三点セット。
2016年05月21日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 7:52
笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山の豪華三点セット。
ここから見ると鷲羽岳がThe,鷲羽!って感じでかっこいい。
2016年05月21日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 7:55
ここから見ると鷲羽岳がThe,鷲羽!って感じでかっこいい。
そして水晶岳と雲ノ平。
まさに最後の秘境の名にふさわしい。
2016年05月21日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/21 7:56
そして水晶岳と雲ノ平。
まさに最後の秘境の名にふさわしい。
さあ、今回最大の目的、黒部五郎カールの滑走だ。
雪庇がやばいけど、唯一エントリーできそうな肩の部分からドロップ。
2016年05月21日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
5/21 8:11
さあ、今回最大の目的、黒部五郎カールの滑走だ。
雪庇がやばいけど、唯一エントリーできそうな肩の部分からドロップ。
カールの中からの景色も最高!
2016年05月21日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 8:15
カールの中からの景色も最高!
日本離れした景色だと思う。
2016年05月21日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 8:15
日本離れした景色だと思う。
無雪期の景色も最高だけど、雪がある景色も最高だ。
2016年05月21日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/21 8:15
無雪期の景色も最高だけど、雪がある景色も最高だ。
あまり下り過ぎると縦溝ひどいし登り返しが大変なので、そこそこの場所で滑走終了。
2016年05月21日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/21 8:20
あまり下り過ぎると縦溝ひどいし登り返しが大変なので、そこそこの場所で滑走終了。
カールをアイゼン、ウィペットで直登し、肩まで戻ってきた。
2016年05月21日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
6
5/21 8:49
カールをアイゼン、ウィペットで直登し、肩まで戻ってきた。
次は帰りがてら北側の大斜面を滑走。
こちらは北向きの一枚バーンなので若干硬かったけど楽しかった。
2016年05月21日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/21 8:54
次は帰りがてら北側の大斜面を滑走。
こちらは北向きの一枚バーンなので若干硬かったけど楽しかった。
中俣乗越あたりから北ノ俣岳まではシールハイク。
帰りもアップダウンがあるので結構大変だ。
2016年05月21日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/21 10:12
中俣乗越あたりから北ノ俣岳まではシールハイク。
帰りもアップダウンがあるので結構大変だ。
お、雷鳥発見。
2016年05月21日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
5/21 11:00
お、雷鳥発見。
仲の良いつがいでした。
2016年05月21日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
6
5/21 11:00
仲の良いつがいでした。
北ノ俣岳まで戻ってきた。
ここの山頂は空に浮いているみたいで結構お気に入り。
黒部五郎まではいかなくても北ノ俣岳オンリーでも十分楽しめる。
2016年05月21日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
5/21 11:10
北ノ俣岳まで戻ってきた。
ここの山頂は空に浮いているみたいで結構お気に入り。
黒部五郎まではいかなくても北ノ俣岳オンリーでも十分楽しめる。
さあ、幕営地点まで下ろう。
テントが見えるかな〜?
2016年05月21日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
5/21 11:25
さあ、幕営地点まで下ろう。
テントが見えるかな〜?
自分の下山タイミングに合わせてくれたかのようにガスがかかってきた。
2016年05月21日 11:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
5/21 11:29
自分の下山タイミングに合わせてくれたかのようにガスがかかってきた。
餓鬼の田にて。
すっかりガスで覆われたが、涼しくて歩きやすい^^
2016年05月21日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/21 12:50
餓鬼の田にて。
すっかりガスで覆われたが、涼しくて歩きやすい^^
1842m地点。
ここで飛越新道と神岡新道に分岐します。
自分はもちろん右へ。
2016年05月21日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/21 14:44
1842m地点。
ここで飛越新道と神岡新道に分岐します。
自分はもちろん右へ。
ヘトヘトになったけど無事下山。
苦労した分、とても充実した山旅になりました。
2016年05月21日 16:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
6
5/21 16:18
ヘトヘトになったけど無事下山。
苦労した分、とても充実した山旅になりました。
撮影機器:

感想

雪が少ない今シーズンにおいて、山スキーを楽しもうと思うとかなり場所が限られる。
久しぶりに平日休みが取れたので次の3つに候補を絞った。
・富士山
・槍ヶ岳
・黒部五郎岳
富士山は今シーズン一度滑ったし、槍ヶ岳は平日といっても人は多い。
ならば・・・ということで最も体力的に困難だが最も達成感を味わうことができる黒部五郎岳を狙うことにした。

黒部五郎岳は2年前の6月末に日帰りで登っているが、今シーズンは1か月季節が早いのでその時と同等の雪の量だろうと予想した。
兼用靴でスキーを担いで日帰りというのはちと辛いので、朝晩の景色を楽しみながらテン泊装備で2日かけて登ることにした。

◆1日目

飛越トンネルに到着すると先行者の車があった。
途中ですれ違ったが、どうやら薬師へ行ってきたようだ。
久しぶりのテン泊スキー装備が肩にずっしりと重くのしかかり、木の枝がこれでもかというくらいスキーに引っかかる。
アップダウンが多く足元も最悪なので心が折れそうになる。
水5リットルというのも残雪があることを考えると持ち過ぎだったと後悔。
本当なら稜線まで出てテントを張りたかったが、無理せずに北ノ俣手前の雪渓で幕営することにした。

しばらくテントでまったりした後、待ちに待った夕焼けタイム。
少し霞んでいたが歩荷のご褒美ということで素晴らしい夕暮れを楽しむことができた。

◆2日目

3時に起床し星空を期待してテントの外を眺めてみる。
残念ながら満月が明るすぎて星はほとんど見えなかった。

準備を済ませると気を取り直して北ノ俣岳を目指す。
重い荷物はテントにデポしたのでかなり装備は軽くなった。
稜線に到着すると、ちょうどタイミングよく東の空が赤く染まり始めていた。
そして狙い通りのご来光タイム。
赤牛岳からオレンジ色に染まった太陽が黒部源流を一面に赤く染め上げる。
この景色を独り占めできるなんて、この上ない贅沢だと思った。

しばらくこの景色を楽しんでからいよいよ黒部五郎岳へと向かう。
最初はカリカリ斜面をスキーでトラバースすることで行動時間を稼ぐ。
中俣乗越から登り返しになるので、シートラーゲンでコツコツと歩を進め、最後はゴーロ帯を登って3回目となる黒部五郎岳登頂。
遠望こそないものの、北アルプスの山々の景色は最高だった。
特に黒部五郎カールは期待通りの絶景で、早くカールの中に滑り込んで反対側からの景色を見たくなった。

山頂からスキーを履いて一旦黒部五郎の肩まで下り、カールにエントリー。
上部は適度にザラメで滑走向きだったが下部になるほど縦溝がうるさくなってきたので少し滑ったところで切り上げた。
カール内から眺める景色も、これまた絶景。
日本離れした岩の景色にうっとりする。
滑走終了地点からツボ足アイゼンで肩まで登り返して、再び黒部五郎の北の大斜面をロングターンで滑走。
たった2本の滑走のためにここまで板を担いできたわけだが、十分に苦労が報われた。

下山もアップダウンばかりで心が折れそうになったが、冬の白山で鍛えた気力・体力でなんとかしのぐことができた。

2年前の日帰り登山の時と比べて所要時間は1.5倍・・・その分疲労度も1.5倍くらいに感じた。

下山した時は「もう二度とやらない!」と思ったが、一晩明けたら「またやってもいいかな?」なんて思い始めてる自分がいる。

今度は藪がない時期にちゃんとオートルートを歩いてみたいと思う。

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コメント

ご苦労様でした。
Sanchanならではのビッグデイズですね。圧巻です。写真がキレイ!
2016/5/22 20:45
Re: ご苦労様でした。
Chikauさん、コメントありがとうございます。
いや〜疲れましたよ、ほんと。
苦労した分ご褒美もこの上なく素晴らしくて、またひとつ思い出に残る山行が増えました。
2016/5/22 21:24
ゲスト
黒部ゴーロー岳
行きましたね。
昨年6月中旬より雪が少ないですが、
東面カール、北面は十分楽しめますね。
ザック、私の泊り用のザックと同じですわ(笑)
人とほとんど会わない山行はいいですね。
今年も、夏の白山の情報よろしくお願いします。
2016/5/22 20:47
Re: 黒部ゴーロー岳
シバやんさん、こんばんは。

昨年この界隈を滑ったんですね。
6月だと折立からのアプローチで太郎平小屋を起点にできるので便利ですね。
なんだかその時より雪が少ないのに飛越からのアプローチを強いられるなんて・・・なんだかめちゃ損した気がします。

ザック、一緒でしたか。
オスプレイイーサー。
僕は60リットル(夏用)と85リットル(冬用)を併用していますが、スキーもしっかり装着できるので便利ですよね。

また夏に白山来ますか?
とりあえず朗報ですが、今年は平瀬道の開通が来週〜となり、カンクラ雪渓は去年より近くなりますよ。
でもそもそも雪が少ないので早めがお勧めですが。
2016/5/22 21:34
遠望の山々が
どこまでも深く重なり合う稜線。
別格!
アルプスと言えどアクセスの良さや垣間見える夜景からどこかしら下界を意識できるところが多い。

ここはため息ですね。
ちょっと・・・いや、かなり感動したね。
ビバ、北アルプス!
2016/5/22 21:18
Re: 遠望の山々が
yamachan、こんばんは。

いいでしょ、黒部源流。
表銀座や槍穂高もいいんですが、どうしても人の気配がついてまわるので、本当に山と向き合おうとするとちょっと辛いところです。

それに比べて裏銀座や黒部源流部は山深くて雄大で静かで最高です。
yamachanは富山出身なんだからそろそろ行っておかないと。
人生9割損してますよ。
2016/5/22 21:36
いい山行ですね!
>下山した時は「もう二度とやらない!」と思ったが、一晩明けたら「またやってもいいかな?」なんて思い始めてる自分がいる。

思わず10回くらいウンウンと頷いてしまいました
それにしても会心の山行でしたね。天国のような眺め。
そんな日に私は地獄の谷底でした(笑)
2016/5/22 21:54
Re: いい山行ですね!
momochannさん、おはようございます。

地獄ツアー、見学させていただきましたよ。
今週は自分が一番地獄に近い登山をしているものと思っていましたが、momochannさんの方が名実ともに地獄だったようですね(笑)
まさかこの時期に地獄の底まで落ちようと思う人がいるとは思いませんでした。
しかも真砂嶽を横目に見ながらヒルバオ雪渓に登り返すというルートもすごい。
いやいや、正直真似しようとは思いませんが、来シーズン近いことはやろうと思います(笑)
2016/5/23 6:08
また行きたくなりますね
去年歩いたルートなので景色に共感しながら写真見させてもらいました。
テン泊+BC装備で寺地山までめっちゃ遠そうですね・・
同じ日程で僕は白山でしたが、こちらの方は雨が降らなかったんですね。
朝焼け夕焼けバッチリで羨ましい〜
避難小屋の水がパイプから出てるとは知りませんでした。次回は水泥棒しようかな
2016/5/22 22:49
Re: また行きたくなりますね
souさん、おはようございます。

あらかじめ金土休みだとわかっていれば、一緒に黒部五郎っていう案もあったかもしれませんね。
オートルートということで双六経由で新穂高に降りるとか。

この二日間は晴れ予報だったのに、意外と雲が出やすい感じでしたね。
なんだか5月だというのにずっと霞んでいて4月の天気が続いているようです。
やっぱり異常気象なんですかね・・・
2016/5/23 6:11
なんて贅沢な時間なんでしょ
さんちゃん おはようございます

真面目な話で、黒部五郎だと思ってた
当たっちゃった

誰もいない静かな雰囲気が最高にいいですね〜
この空間、私大好きですよ

もう二度とやらないと思うくらいキツカッタんだね
でも不思議だよね〜
また行きたくなる自分 わかるわかる

33枚目、この方向から見る朝の槍ヶ岳キレイ!

お疲れ様でした〜
2016/5/23 8:08
Re: なんて贅沢な時間なんでしょ
ぽんちゃん、こんばんは。

黒部五郎、当てられちゃいましたか。
ぽんちゃんの北穂レコ見た時に、やっぱり黒部源流だなっ!ってことで背中を押してもらいました。

たまにあるんだよね・・・人類がみんな神隠しにあって、自分だけが地球上に残されてるんじゃないか!?みたいな世界観に浸れる山旅が。
今回がまさにそれでした。

今回は単純に体力的につらかったというより、泥道とスキーが木に引っかかる点がつらかった。
いつも下山した直後は「しばらくいいや〜」って思うけど、翌日になるとケロッ忘れてるのが不思議。

早くも今週末のことを考えはじめてます(笑)
2016/5/23 19:04
行動力に拍手
相変わらずの行動力、うらやましい限りです。ここのところ体調が思わしくなくジョギングも山も思うようにいかず、心が萎えているところです。
シートラとは言えSanちゃんでもきつかったのなら、黒五〜北ノ俣をヒーコラ言いながら歩いたのも妥当であると納得しました。
2016/5/23 13:27
Re: 行動力に拍手
レッズさん、こんばんは。

体調不良ですか?
僕の場合、少し風邪気味だなーと思ったら必ず山に行きます。
そしたら不思議と治るんですよ。
やっぱり病は気からってのは確実にありますね。

黒部五郎〜北ノ俣の間のアップダウンも辛いんですが、景色が良いのであまり気になりませんでした。
むしろ北ノ俣避難小屋〜飛越トンネルの区間ですね・・・あれは数ある登山道の中でもかなり凶悪だと思います。

お大事にしてください。
2016/5/23 19:06
もっと働け!
Sanchanさん、こんにちは。
お邪魔させて、させて、させて!

アナタのお名前をじーっと赤面しながらよく見ると、あることに気付いたわ。
「S(エス)あんちゃん」と呼べるやん。
エス?えす?「スケベなあんちゃん?」。
そうだったのか〜。
ちょっとガッカリだな〜。

そ、そ、それよりもだな黒部五郎岳をチョイスってか。
く〜、どこまでも、どこまでもアナタって人は…。
羨ましすぎて、羨ましすぎて、泣くか怒るかどっちにしよ?
ここはね、今年のGWの行先候補に挙げていた場所だったのよ。
(もちろんこの時期静かな太郎小屋泊まりでよ)
だけど天候不順と予算不足と実力不足でパ〜よ。
(主だった理由は後者2つなんだけどね…)
いっぺんでいいから歩いてみたいねん、その稜線を…。
あんちゃんさんに是非連れていってほしかったな〜。
でもよく見たら金曜日から行動してんじゃないの。
もっと働かないと、奥さんしゃべってくれなくなるわよ。
「山に向き合っている主人が素敵なの♡」、なんてこれっぽっちも思っていないから。
2016/5/23 18:00
Re: もっと働け!
ミラーさん、こんばんは。

今更僕のHNネタから入りましたね!?
Sanchan・・・すけべなあんちゃん・・・間違っちゃいませんけどね。
せっかく深堀してもらったので、単純にSなあんちゃんってことでいいですよ。

ミラーさん、黒部五郎狙ってたんですか?というか、未踏?
天候不順と予算不足は認めますが、実力不足ってのはないでしょ。
ミラーさんが登れないなら誰も登れませんよ。
僕もGWの候補にしてたんです。
太郎平テン泊で、薬師と黒部五郎のセット。
雪は少ないわ、天候不順だわで計画変更しましたが。

金曜休み、うらやましいでしょ?
3日フルに使って遠征っていう案もあったんですが、嫁に愛想つかれそうなので2日のみで我慢しました。
「ほんとは3日行きたかったけど、家庭のことを考えて2日だけにしといたぜー」ってやつです。
えらいでしょ?
2016/5/23 19:13
行ってきましたねぇ〜
先を越されたぁ〜  なんて思ってません
でも、来年こそは行ってみたい残雪期の黒部五郎岳BCスキー&テント泊。

『下山した時は「もう二度とやらない!」と思ったが、一晩明けたら「またやってもいいかな?」なんて思い始めてる自分がいる』
この言葉、なんだか私自身のこころのつぶやきに似ています。
やっぱり同じ匂いがするsanちゃん、素敵です。
2016/5/23 22:23
Re: 行ってきましたねぇ〜
tekapoさん、おはようございます。

さては「先を越されたぁ〜」って思ってますね!?(笑)
GWに狙いつつも断念しましたからね・・・
ある意味、今の時期の方が空いていてよかったと思っています。

来年は双六からアプローチするか、飛越〜オートルートでいくか・・・今から悩ましいところです。

tekapoさんの大峰レコみて、新緑と渓谷美もそろそろいいかなーなんて思っています。
ただ、夏靴修理出しちゃってるんで、戻ってくるまで強制スキーです(笑)
2016/5/24 6:37
対局の組み合わせ
今シーズンの今時分、最後に残るスキーパラダイスがカールだろうと思いますね。
一方でそのアプローチ、北ノ俣岳への道はやはり泥道地獄なんだね。そこをテント装備、スキー担いで兼用靴での歩きとは、ぞっとしますね。
でも、大日岳での担ぎの長さもいい勝負だったかな。
2016/5/24 20:07
Re: 対局の組み合わせ
Nishidenさん、立山&大日岳ツアーお疲れ様でした。

僕の方もへとへとになるほどのビッグツアーでしたが、Nishidenのも酷そうですね。(笑)
でも、苦労しただけの充実感を味わえたのでは?と思います。

やっぱりカールですね。
僕も今週末は立山で板納めしてきます。

夏山登りたくても夏靴修理中でスキーするしか選択肢がないんですよ(笑)
2016/5/24 21:05
ますますワイルドになっていますね〜
Sanchanさん こんにちは

昔サロモンのCMでエドガーグロスピロンがエジプトのピラミッドの頂上付近の少しの雪を滑る(CGですが)というのがあり最後に「雪さえあればどこへでも」と言っているそれに近いものがありますね・・
https://www.youtube.com/watch?v=-j-DLP9l-X8

泊まりでもかなりハードな行程ですがこの絶景とカールならうなずけますねって写真で見ているだけだからそう言えるんですけどね!一度雪のない時期に行ってみたらそう思えるか・・
2016/5/25 8:02
Re: ますますワイルドになっていますね〜
koueiさん、こんばんは。

ピラミッドのCM、すっかり忘れていましたが動画見て思い出しました。
めっちゃ懐かしい〜
スキーナウと同じくらい懐かしい。

確かに名文句ですね。
「雪さえあればどこへでも」

まあ僕の場合、「夏靴が直るまではどこへでも」って感じかな。

黒部五郎、いいですよ。
雪の有無に関わらず是非行ってみてください。
秘境ムードたっぷりです。
2016/5/25 21:36
ゲスト
黒部五郎〜
Sanちゃん、こんばんは。

白山終了後は黒部五郎でしたか。このカールはそそられますね〜
夏もまだ行ったことなくて、いつか行きたいんですが、何せ奥深い。
今回のルートも長いですが、それでも最短ですかね?
うちからだと富山側に回り込まなくてはならず、アプローチだけで6時間以上コース
新穂高から2泊3日で行くしかないか

それはそうと、誰も突っ込まないので突っ込みますが、ついに顔出し解禁しましたね
イケメンSanちゃんの登場で、女性ファンが急増しそうですね
2016/5/25 22:14
Re: 黒部五郎〜
maruiさん、おはようございます。

koueiさんじゃないですが、雪を求めて三千里・・・そんな感じになってます。
そうそう、とにかく黒部五郎は山深いので、東京からのアプローチとなるとどうしても新穂高起点になりがちですね、
日帰りしようと思うと今回の飛越か折立になると思います。
みんなマルイサンみたいに二の足踏んじゃうので、おかげで静かな山を楽しめるわけですね。
でも、絶対おすすめなので是非足を延ばしてほしいです。

顔出しっていってもサングラスは外しません(笑)
夏はあまりサングラスかけないので★復活です(笑)

マルイサンのシャクナゲレコ見てたら久しぶりに甲武信あたりで深い森の雰囲気を楽しみたくなってきました。
2016/5/26 6:52
プロフィール画像
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