記録ID: 880079
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キャンプ等、その他
丹沢
【西丹沢最奥部VR】浅瀬橋先〜椿丸〜織戸峠〜大栂〜菰釣山〜城ヶ尾峠〜畦ヶ丸〜西丹沢自然教室
2016年05月22日(日) [日帰り]
神奈川県
山梨県
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:50
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,946m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:49
距離 22.9km
登り 1,946m
下り 1,743m
16:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR川崎駅 5:39発 ↓ <JR東海道線> JR国府津駅 6:32着 6:35発 ↓ <JR御殿場線> JR松田駅 / 新松田駅バス停1番乗り場 6:49着 6:50発(臨時) ↓ <富士急湘南バス> 浅瀬バス停 7:45着 □帰り□ 西丹沢自然教室バス停 16:50発(臨時) ↓ <富士急湘南バス> 谷峨駅バス停 / JR谷峨駅 17:25着 17:27発 ↓ <JR御殿場線> 国府津駅 17:58着 18:04発 ↓ <JR東海道線> JR川崎駅 18:55着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このルート、一番のポイントは 「一度足を踏み入れたら、エスケープルートがない」 ことだと思います。 登り始めたら、あとはひたすら菰釣山さんまで5時間ほどを、 先に進むしかありません。 さて、 ■浅瀬橋奥入山口〜椿丸■ カーブミラーの向かい側から取り付きます。場所は、『詳細図』よりもわずかに東側、右にカーブを曲がってすぐ、ミラーの向かい側です。入口に複数のテープが張られています。 薄い踏跡に従ってジグザグに急登し、尾根に到達した後は真中を外さないように進みます。 古いテープがところどころ付けられているので見逃さないようします。 基本的に踏跡は極めて薄く、“道”はありません。 進路は尾根沿いなので、当たり前ですが尾根の中心を外さないことです。 ところどころにある小ピークからの分岐がポイントです。 立ち止まりコンパスで進む方向を確認し進路を見失わないことが大事です。 右側が急に開けてきたら、椿丸に到着です。東側の椿丸ノ沢方面の植林がきれいに伐採されていて丹沢の峰々が見渡せるビューポイントです。 ■椿丸〜大栂〜菰釣山■ 椿丸ピークからは西側山神峠方面にも踏跡が伸びています。テープも張ってあったりしますが、ここは北に進路を取り右側の眺めを堪能しながらいったん下って行きます。小さな登降を繰り返すと織戸峠。場所を表す表記は何もありません。 ここから緩急をつけた登りが続きます。 尾根沿いの道は何とか踏跡を拾えますが、急登部分では落ち葉に踏跡が消され斜面を這いずり上がるように登ります。 左からの尾根を合わせる大栂手前の標高1,100m付近は、急登のハイライト部分です。 大栂ピークはやや広く方向に一瞬惑います。コンパスで北北西方向への薄い踏跡を確認し大樽方面へ。ここからいよいよ菰釣山への最後の登りが始まります。登るにしたがってだんだん笹薮が増えてきます。ただ傾斜は思ったよりも急ではありません。笹薮の間に踏跡が伸びているので、ここはあまり迷う心配がありません。 1,348.2mの三等三角点まで来たら、あとは北に向けて菰釣山ピークを目指すのみです。 ※意外なことに、DOCOMOの電波が大栂まで通じました。 ■菰釣山〜城ヶ尾峠〜畦ヶ丸〜西丹沢自然教室■ なんとか菰釣山に登頂したものの、そこから先がまだ長い展開です。中ノ丸の登りなど、極限状態に来ている身体にはなかなかな仕打ちです。 当初は城ヶ尾峠から南に信玄平方面へ下る道に行きたかったのですが、それまでのVR歩きで太腿が吊りそうになっていたため今回は見送りました。大界木山を越え忘路峠からの道を分けて、モロクボ沢ノ頭まで必死に登ります。あと残り標高差約100mで畦ヶ丸避難小屋に到着します。途中鎖場があったりバリエーションに富んでいます。 畦ヶ丸からの下り、特に危険な個所はありません。 標準歩程時間:VRのため参考データなし 休憩込み実績: 8時間49分 休憩無し実績: 8時間24分 累計上昇標高差:1,804m 踏破距離:22.91km 歩数:計器不良により不明歩 |
写真
感想
好天の予報だったので、カミさんにわがまま言って今までずっと行ってみたかった西丹沢奥地のバリエーションルートにトライしてきました。
通常の登山地図には記載されていない“本格的”バリエーションルートを期待して行きましたが、想像以上に長く、精神的にかなり負担の大きいコースでした。
踏跡の状況からみて、ほとんど人は入り込んでいないように思います。
ただその分、「ありのままの」丹沢山塊が楽しめます。自分も山の一部に同化したような思いに浸れます。
小刻みなアップダウンが続くので足にはかなり負担になりました。
菰釣山到達は「ゴール」ではなく「通過点」であることを忘れていて、そこから先の下山までの山行が相当難儀しました。
それでも、疲れ以上に達成感と満足感が味わえました。
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