熊倉山〜酉谷山〜タワ尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,910m
- 下り
- 1,606m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:50
天候 | 曇り時々薄日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:東日原バス停→JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊倉山から酉谷山、滝谷の峰分岐から人形山まではバリエーションコースですので、地図及びコンパスは必携です。熊倉山から酉谷山の間は、踏み跡も薄く、地図とコンパスで地形との照合をまめにしないと間違った道に入りやすくなります。特に、小黒周辺は注意が必要です。 |
写真
感想
先日熊倉山に登った時の感触で、城山をスルーすれば、1日で熊倉山から酉谷山を経由して東日原に下れると思い、下りに最短距離のタワ尾根を使って実行してみた。
結果としては、予定通り1日でかつ日没前までに東日原にたどり着いたが、結構ハードなコースだった。
白久に8:09着の電車で着き、身支度・ストレッチをして8:20に出発した。
9:10に城山コース登山口につき、5分程休憩した後山道に入る。
先日登りでコースもわかっているが、熊倉山以降のアップダウンの多さを考え、抑え気味のペースで登る。途中の岩場で、下ってくる青年とすれ違う。この後は、全コースを通じ一人も出会わなかった。
熊倉山には11:05に到着し、ここで15分程休憩する。今日は、気温は低いものの完全な無風状態で、ここまでに大汗をかき上着は汗でびっしょりとなっている。
いよいよ未知のコースに突入と気を引き締めスタートする。入口には、下山道と間違えないよう大きな注意書きの札が下がっている。地図を見ながら進むが、地図に表示されない隠れピークが多く、現地点がつかみにくい。シラカケ岩でようやく現地点の確認ができた。シラカケ岩からも現地点がつかみにくいが、コース上に境界杭(石柱)が並んでいるので、それ程不安にならず進める。檜岳と思われる地点からの下りでは、尾根の方向が変わるところがわかり難く、周りを見渡し踏み跡を確認しながら下る。
1452mピークからコルに下り、大血川分岐に登り返す地点も、2重山稜的な地形で方向を間違えやすいと感じた。
大血川への分岐にある東京大学の丸看板に12:55に到着する。この看板は、多くの記録で出てくる有名なもので、鉛筆で「熊倉山方面」と「大血川方面」が手書きされていて役に立っているが、小さくて良く見ないとわからない。ここで35分程昼食休憩をとった。
ここからの小黒〜酉谷山の間は、道間違いの多いところなので、より慎重に地図と現地点を照合しながら登る。小黒の直下は、倒木が多く踏み跡も見えないところが多く、コース取りが難しい。結局ロープで塞がれた尾根の下に出てしまったが、ロープをくぐり小黒の頂上に立った。小黒から酉谷山に向かう道にも、案内の表示坂がつけられていて、迷うことなく酉谷山に向かうことができた。小黒から南東に明瞭な尾根が延びていて、これが無いとこの尾根に向かってしまう人も多いのだろうと思われた。
酉谷山への登りでは、脚が攣りそうな感覚がありゆっくり登る。途中、倒木に載った時倒木が折れて転倒してしまったが、斜面も緩やかで特にダメージもない。しかし、疲れで注意力が散漫になっていたためと思い、気を引き締める。
14:20頃酉谷山に到着する。頂上に着いた時は、雲が多いながらも遠方まで見渡せ、木の間から富士山も頭を覗かせている。これから進むタワ尾根も明瞭に見え、大京ノクビレの様子もはっきりわかる。
15分程休憩した後、道標に従い芋ノ木ドッケ方面に進む。今までの倒木だらけで踏み跡も薄い道から、道標があり明瞭な踏み跡もある道に出るとさすがに歩き易い。
行福ノタオを過ぎ、ほぼ水平な登山道を進み、次に現れる道標が滝谷の峰から延びるタワ尾根の目印になる。この方向への進入を防ぐロープも張ってあるが、無視してこちらに進む。しばらくするとモノレールの終点に出会い、そこからはモノレールの脇を下ることになる。大京谷ノ峰に到着したが、ここにまだ新しいと思える花束と線香が供えてあった。最近ここで遭難した人がいたのだろうか?
大京谷ノ峰を過ぎたところでモノレールは孫惣谷に急降下して行くので、ここで別れて直進するが、直ぐのところで、右側の溝に入り大京ノクビレに下る。そのまま直進すると、岩場に出て危険。
底に下った後も、大岩の右側を巻きあげる。大岩の上に登り上げると、大岩に向かわないようロープが張ってある。登り上げた後もしばらく岩場の細尾根が続き、最後は木の根だらけの急斜面を登り、ウトウノ頭に着く。ウトウノ頭で山名坂の写真をとっとりし5分程休憩する。
ウトウノ頭で4時を過ぎてしまったので、東日原5:20発のバスは間に合わないことはわかったが、最終バスには乗り遅れないようここ以降は休憩なしで、一気に下る。篶坂ノ丸、金袋山、人形山、ウッドサークルと駆け抜けるように下り、一石山に17:10頃到着する。ここからの下りは、急斜面でざれて危険なので、慎重に1歩1歩ゆっくり下る。
17:40に一石神社に到着、神社に今日1日の安全を感謝した。
東日原バス停には18:10に到着したが、次のバスは52分発でビールを買えるところも無く自販機でお茶を買って時間をつぶし、日暮れがせまる頃駅に着き山行を終えた。
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