記録ID: 885197
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
赤湯〜赤倉山〜苗場山 〜古き良き道〜
2016年05月28日(土) ~
2016年05月29日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 30:24
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,359m
- 下り
- 2,349m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 12:15
距離 19.9km
登り 1,983m
下り 1,832m
10:40
10:50
136分
赤倉山分岐
13:20
14:15
15分
苗場山頂界隈
17:27
天候 | 5/28 くもり時々晴れ 5/29 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本来は、以下の行程をで歩きました。 ・5/28小日橋〜赤湯〜赤倉山〜苗場山〜赤湯 ・5/29赤湯〜小日橋 本編レコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-885426.html ※山仲間数名と入山しましたが、「赤湯〜赤倉山〜苗場山」のみ単独で歩いたため、ここでは主にその行程をサブレコとしてまとめます。 ------------------------------------------- 昌次新道が開かれる前までは、「赤湯〜赤倉山〜苗場山」が苗場山へのメインルートでした。ここは今では旧道と呼ばれていますが、長年歩き続かれてきただけのことはあり、踏み跡はきちんとありました。静かな山歩きが楽しみたい人にはおススメです。 ★赤湯〜赤倉山 急登が続きますが、特に危険箇所はありません。所々に歴史を感じる道標があります。また滑りやすい箇所には新しい補助ロープが設置されていましたので、山口館小屋番さんが整備しに行かれているのがわかります。 なお、赤倉山に眺望はありませんし、座れる場所もありませんので、山頂手前の赤倉山分岐点の方が休憩にはいいかもしれません。 ★赤倉山〜苗場山 稜線歩きですが、前半は樹林帯で特に眺望はありません。また赤倉山から苗場山を繋ぐルートの鞍部までは200m弱緩やかに下るので、そこから苗場山までは登り返すことになります。しかし、後半は所々で苗場山頂一帯や平標方面がの眺望があり、思わず足が止まってしまうくらい気持ちの良い場所です。また木道が出てきてからも苗場山頂までは1.8kmありますが、これまでの稜線歩きに比べれば、木道はスイスイ進めますし、苗場一帯を楽しめることは間違いありません! ※帰りは昌次新道経由で下山しました(別記載のレコを参照) なお、小屋番さんの話では、昌次新道の中でも七合目(フクベの平)付近は昔から獣が通り過ぎる場所でもあるようです。というわけで「熊よけ鈴」はおススメです。 ※余談で、赤倉山〜佐武流山 この区間は刈払いが行われることもあるようですが(⁉)、この時期はまだ行われていないようです。赤倉山から佐武流山方面をほんの少しだけ覗きに行きましたが、笹藪がひどく、やはり藪濃きは必至のようです。歩かれる方は道迷いに気をつけてください。 |
写真
感想
サラセンメンバーから赤湯&苗場山の声をかけてもらったとき、2年前に昌次新道を歩いていたこともあり、別行動になるのは申し訳ないと思いつつ、赤倉山経由のルートを選んだ。(当初は佐武流山往復も計画していたが、あまりの藪の濃さから、あっさり変更した。)
今では旧道となった赤倉山経由のルート。誰にも会わなかったが、稜線に出てから所々に見える苗場一帯の景色にはワクワクした。他方、人が歩かなければ、登山道は廃れてしまう。登山道の真ん中に植物が増え、果てはバイケイソウが群がっていたり。。。 なんだか寂しさも覚えた。
なかなか休みやすい場所もなく、木道に出た瞬間、思わず木道に座り込み、そのまま寝転んでしまった。登山道のど真ん中。でも誰も来ない。だから許されるよね? 青空の眩しい中、鼻歌を歌い、ダラダラと過ごす。。。 バイケイソウの気持ちが少しだけわかったかもしれない。
そして苗場山頂一帯に到着。木道を歩きながら、初めて登頂した日を回想した。季節は秋。草紅葉が綺麗だったなぁ。。。 それに比べれば、今は雪解けが終わったばかりの季節。これから池塘の中に緑がどんどん増えていくのかな…、あの時の同行者たちは元気かな…、そんなことを思いつつ山頂めがけて歩いたら、サラセンメンバーがいた。なんだか嬉しかった。
wildwind
※本編レコはこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-885426.html
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コメント
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wildwindさん こんにちは〜
歴史探究シリーズですね〜
山に限らず一般道でもそうですが、「旧道」ってだけで既になんだかそそられますよね(私だけ?
地図を見てみるとしっかり赤線なのに結構荒れているんですね。
バイケイソウは今が旬ですねー。週末に歩いた奥秩父でも沢山見かけましたよ!これが食用だとたっぷり食べれるんですけど、毒草なんですよね。残念
最後の方に出てくる過去レコ。ノスタルジーですねー!
過去から現在、そして未来へ。
一人になったからこそ感じる素晴らしい仲間との結びつき。
素敵な週末でしたね〜
ノスタルジーという言葉。たしかに今回の山行にピッタリです!
旧道や、廃れていく何かに想いを馳せるのも、感慨深いですよね。
かつて人がそこにいた証が残っているわけで。
時の移り変わりを目にしているようなものですからね。
(その意味では、黒戸尾根もそうかも。)
そして仲間との結びつきを感じることができる山行。
そうかもしれませんね。誰かさんが言ってた、
「1人になりたいから山に行けば、今度は人恋しくなる」的な!?
でもそれだけ自分の記憶の奥底に焼き付いた何かがあるのかも
バイケイソウは食べられなくて残念でしたね〜
こんにちは〜
思えば苗場山の山頂って、こんな歌詞にぴったりな場所。
私も誰も通らないのをいいことに登山道にひっくり返って空を眺めました。
草原って、ねっころがりたい欲求がむくむくと湧き出てくるし
それに抗うのは結構難しい〜
1人クラシックルートを行かれたんですね。
今回は新道開拓はなかったようで。
ということは、まだ道としてしっかり痕跡が残ってる、でも、ちょっと寂れてきたなって具合だったのかな。
シーズン始まりってところもあると思うけれど
庭だって草むしりをしなければ1ヶ月で草原になっちゃうのだから(体験済み)
登山道なんて、もっとあっという間になくなってしまうのだよねぇ。
一方で、抜かれても踏まれてもめげない植物の力強さよ。
バイケイソウは毒まであるとは、ホントお見事。
で、コバイケイソウとの違いは…σ(^_^;)
離れたから、時間が経ったから
そういうことで思うことも、わかることもあるよね〜
何にせよ、ふと見ると一緒に歩く友がいるって、シアワセなゼイタクなことだよなっていつも思います(^_−)−☆
KANに反応してくださりありがとうございます。
(この曲、ただなんとなく思い出しただけなんですけどね。)
寝っ転がって青空を見る。そこに雲が流れている。
ただそれだけなんですけど、いいですよね〜
というわけで、今回は新道開拓は行いませんでしたが、
クラシックルートに染まってきました。
草むしりの例に同じく、自然のたくましさを感じますね。
登山道は、もともと人間が自然界に刻んだものですが、
自然界は長年かけてもとに回復させる力を持っているんでしょうね。
ヒトv.s自然。共存させてもらいたいんですけどね。
バイケイソウ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6
コバイケイソウ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6
一緒に歩く友。本当にありがたい存在です。
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