燧ヶ岳（沼山峠→ナデッ窪→御池）【梅雨の晴れ間の尾瀬】

2016年06月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 15.7km
• 登り: 911m
• 下り: 1,114m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:47

距離 15.7km 登り 919m 下り 1,115m

4:52 沼山峠休憩所
5:29 小淵沢田代 分岐
5:48 5:54 長蔵小屋
6:14 三平下(尾瀬沼山荘)
6:34 6:36 南岸分岐(冨士見峠方面分岐)
7:15 7:26 沼尻平
9:10 9:20 俎��
9:36 10:03 燧ヶ岳
10:12 10:17 俎��
11:10 熊沢田代
11:21 11:31 御池登山口 ５合目
11:52 11:54 広沢田代
12:37 御池登山口
12:39 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

☆アクセス、駐車場
▽尾瀬御池駐車場
・西那須野塩原インターから約100km
・途中24h営業のコンビニは、道の駅たじまの先のデイリーだけでしたが、なんと、デイリーは営業していませんでした！（詳細未確認）。その代わりに、塩原温泉郷の先にファミマが新規Openしていました（景観配慮の白黒ファミマ）
・4時前到着時で5割ほどでしょうか
・1000円/回
・御池駐車場から沼山峠まではシャトルバスで行きます（片道520円）
・本日の始発は4:30

コース状況／危険箇所等

☆道の状況
▽沼山峠→三平下
・木道主体の散策路
・雨でなければ危険なし
▽三平下→沼尻（尾瀬沼南岸）
・歩く人は少ないし、荒れています
・展望もそれほどでも無いので、三平下までで十分でしょう
・沼尻休憩所は2015年9月21日の火災で全焼してしまったようです↓
http://chozogoya.com/news/?p=2459
▽沼尻→俎��
・「山と高原地図」通りで、大岩だらけで下りで使うのは危ない
・昨年の同時期はビッチリと雪が付いていたようですが、今年は一切なし
▽俎��⇄柴安��
・柴安�瑤療个蠅如�10mほどの雪渓が残っていますが、アイゼンを使うほどではない
・渋滞にイライラしてはいけません
▽俎�槇�御池駐車場
・全線に渡り、大岩・木段・傾斜木道が多く、とても歩きにくく疲れる
・200mくらいの雪渓が残っています。転んだら一気に滑りそうな感じなので、不安な場合は軽アイゼンくらいは使用した方がいいかもしれません

その他周辺情報

☆登山後の温泉（本日は宿泊のため未入浴）
♨燧の湯
http://www.oze-info.jp/spot/hiuchinoyu/
♨駒の湯
http://www.oze-info.jp/spot/komanoyu/

☆飲食店等
檜枝岐村といえば裁ちそば
▽かどや（本日食事）
http://tachisoba-kadoya.com/top
▽まる家
http://www.naf.co.jp/maruyashinkan/sobamaruya.stm

☆本日の宿泊施設
▽小豆温泉 花木の宿
・これまで何十回と目の前を通り過ぎており、ずっと気になっていた宿
・ここは檜枝岐村ではなく南会津町です（御池駐車場の駐車料金無料対象外）
・温泉が良かった。日帰りもやっているようですが、おそらく閑散期のみで、しかも15時〜17時
・食事は素朴で質素な田舎料理ですが、福島牛のすき焼き、イワナの塩焼きなども出ました
・会津の日本酒の品揃えが豊富で酔った
http://www.kaboku-aizu.com

写真

6/12 4:16

尾瀬御池よりシャトルバスで沼山峠へ（4時半始発・520円）

6/12 4:34

途中、ブナ平の展望が良いところで一時停止してくれます

6/12 4:51

沼山峠

6/12 5:11

緑のゴゼンタチバナ

6/12 5:26

大江湿原にて

6/12 5:30

振り返ると朝日が眩しい

6/12 5:33

ワタスゲロード

6/12 5:39

そして燧が見えた

6/12 5:40

6/12 5:40

スミレ

6/12 5:43

ハクサンチドリ？

6/12 5:51

真ん中が有名な3本の樹

6/12 5:52

6/12 5:53

尾瀬沼に映る逆さ燧

6/12 5:57

6/12 6:38

尾瀬沼南岸は少し荒れています

6/12 6:51

ゴゼンタチバナ

6/12 6:55

アカモノ

6/12 6:58

残り少ない水芭蕉

6/12 7:01

タテヤマリンドウ

6/12 7:03

ワタスゲ

6/12 7:04

小沼湿原

6/12 7:04

ヒメシャクナゲ

6/12 7:14

6/12 7:15

2015年9月に全焼した沼尻休憩所跡

6/12 7:25

本日は初のナデッ窪ルートで燧を目指します

6/12 7:39

オオバミゾホウズキ

6/12 7:52

なかなか歩きにくい道が続きます

6/12 8:08

コミヤマカタバミ

6/12 8:18

サンカヨウ

6/12 8:26

途中振り返り尾瀬沼の見下ろす
奥は日光の山々

6/12 8:43

6/12 8:47

キヌガサソウ

6/12 8:55

8合目

6/12 8:59

ミネザクラ

6/12 9:16

ミヤマキンバイ

6/12 9:18

俎�瑤謀�着

6/12 9:17

ミヤマキンバイとミノブチ岳と尾瀬沼

6/12 9:18

平ヶ岳の展望が良い

6/12 9:23

柴安�堯鋪�ヶ岳山頂）を目指します

6/12 9:34

直下に10mほどの雪渓があります

6/12 9:36

久々の燧ヶ岳山頂！

6/12 9:40

尾瀬ヶ原と至仏山

6/12 9:52

左より
平ヶ岳・中ノ岳・越後駒ヶ岳

6/12 9:52

左奥は巻機山

6/12 10:17

コメバツガザクラ

6/12 10:26

会津駒ヶ岳を眺めながら御池に向け下山

6/12 10:39

御池ルートには200mほどの雪渓があります

6/12 10:56

イワナシ

6/12 10:59

チングルマ

6/12 11:08

チングルマ（第2形態）

6/12 11:01

熊沢田代の眼鏡池塘が近づいてきました

6/12 11:10

池塘越しの越後の山々

6/12 11:12

ワタスゲと燧ヶ岳

6/12 11:13

ヒメシャクナゲとタテヤマリンドウ

6/12 11:14

6/12 11:18

シャクナゲ

6/12 11:24

広沢田代が見えます

6/12 11:32

6/12 11:39

散ったサンカヨウ

6/12 11:41

ハリブキ

6/12 11:44

オオカメノキ

6/12 11:46

タテヤマリンドウ

6/12 11:46

ワタスゲロード

6/12 11:50

チングルマロード

6/12 11:57

広沢田代

6/12 11:58

イワカガミ

6/12 12:00

ベニサラサドウダン

6/12 12:05

ミツバオウレン

6/12 12:07

ムラサキヤシオ

6/12 12:09

6/12 12:26

オサバグサ

6/12 12:36

水芭蕉の葉っぱ
デカい！

6/12 12:37

御池駐車場に帰着
結構疲れた

6/12 12:38

12時半の駐車場はこんな感じ

6/12 14:43

檜枝岐村の六地蔵にお参り

「かどや」さんへ

わっぱ特盛そば（わっぱ2枚）

6/12 13:38

そば定食
はっとうが付きます

これが裁ちそば
凄い技術を要するとのこと

6/12 14:15

6/12 14:18

6/13 16:29

行きつけの酒屋にて
山の駅御池より安かった

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

SO-02G Sony

感想

Kazu405

西那須野塩原インターから約100km。
対向車さえいなければもう目をつぶっても運転できるほど慣れ親しんだ道。
道の駅番屋を過ぎた辺りで、「帰ってきたなぁー」感がシミジミと溢れてくる。
檜枝岐村は自分にとってそんな心の故郷なのです。
今回は（檜枝岐村ではないけど）2泊でゆったりと付近の山を散策です。

まずは定番の尾瀬燧ヶ岳。
御池ピストンではつまらないしキツイので、沼山峠から尾瀬沼一周し、初のナデッ窪ルートで燧ヶ岳を目指します。

久々の沼山峠からの湿原歩き。
早朝ということもあり人も少なく、朝靄立ち込める尾瀬沼をゆっくりと散策。
天気は予想以上で、尾瀬沼に映る逆さ燧が見事。

昨年全焼してしまった沼尻休憩所で小休止し、ナデッ窪ルートに取り付きます。
昨年同時期には雪がビッチリと付いていたというナデッ窪。本日は皆無。
今年の水不足が今から心配です。

山頂からは尾瀬ヶ原とその先の至仏山、右手には平ヶ岳と越後の山々。
思った以上に天気ももってくれて、日本の原風景をゆったりと堪能できた山行となりました。

下山後は檜枝岐村定番の裁ちそばを頂きます。本日は「かどや」さんにて。
宿泊は檜枝岐村ではないけど、酷道352の南会津町「小豆温泉 花木の宿」。
会津牛とイワナの塩焼き、そして地酒を堪能しながら、静かな夜を過ごせました。