キタダケソウを見に「北岳」へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,920m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
■1日目(CT2時間35分)
07:25 市営芦安第2駐車場
※6人集まるも定数9人に満たず次の定刻時刻まで待つことに。
09:20 乗合TAXI(定刻出発)
10:12 広河原
10:25 広河原(出発)
11:17 白根御池小屋分岐
14:12 白根御池小屋(泊)
※実行程=3時間47分(休憩、撮影等含む)
■2日目(CT4時間45分)
05:45 白根御池小屋(出発)
08:04 右俣コース分岐
08:34 小太郎尾根分岐
09:25 北岳肩ノ小屋(18分休憩等)
10:25 北岳3193m(55分休憩、ランチ等)
11:33 吊尾根分岐
12:57 北岳山荘(泊)
※実行程=7時間12分(休憩、撮影等含む)
■3日目(CT5時間20分)
05:45 北岳山荘(出発)
06:53 トラバース分岐
07:22 八本歯コル(5分休憩)
09:25 大樺沢二俣(10分休憩)
11:16 白根御池小屋分岐
11:36 広河原
11:50 乗合TAXI(定刻出発)
12:27 芦安駐車場
※実行程=5時間51分(休憩等含む)
※3日目は、2枚のSDカード(2GB)を使い果たし撮影ゼロ。残念無念!。
※ルートは手入力です。
天候 | 1日目:☀ 2日目:☁/☀ 3日目:⛅/☁ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※第1〜3駐車場があり、いずれも徒歩1〜2分以内の位置。トイレは第3駐車場内。(写真参照) ※市営駐車場の詳細図は以下のURL http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/shiei-parking01.pdf/view ■芦安駐車場〜広河原のバス&乗合TAXI http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/h28timetable.pdf ※バスの定時運行に加え、乗客数が定数(9人)になり次第、随時発車するとのこと。 ※運賃は上記URLに記載。運賃一人1100円に加え林道利用協力金として片道1人100円徴収されます。 ※当日の所要時間(芦安駐車場⇒広河原)は36分でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■広河原〜白根御池小屋 白根御池分岐から標高2230m位まで標高差570mの樹林帯の急登、ルートは明瞭。ベンチが2箇所、眺望は鳳凰山程度、木製のハシゴなどあるも特に危険箇所はありません。 ■白根御池小屋〜小太郎尾根分岐 約600mの標高差。所謂草すべりのルート、高山植物がたくさん見れます。ルートは明瞭。高度を上げると左に富士の頭が見えてきます。 ■小太郎尾根分岐〜北岳肩ノ小屋〜北岳 約350mの標高差。ルートは明瞭ですが、肩ノ小屋から北岳までの岩場の通過の際、特に雨天やガス時はペンキマークの確認、深く切れ落ちている箇所の通過には注意が必要でしょう。 ■北岳〜北岳山荘 標高差約310m。「山と高原地図」に「危」マークがあるようにクサリ、ガレ、ザレがありシッカリ三点支持と浮石対処に集中力は必須。 ■北岳山荘〜八本歯のコル 岩稜続きのルートです。木製の桟橋、丸太ハシゴはシッカリ三点支持と集中力は必須。 ■八本歯コル〜大樺沢二俣 標高差680m程。ルートは明瞭。木製丸太ハシゴが多数。ハシゴの通過時は上記同様。併せて短い距離ながら雪渓はアイゼンを着けるほどではないものの集中して足場は確保した方が良いですね。 ■大樺沢二俣〜白根御池小屋分岐 標高差560m。雪渓上には大きな落石痕多数あり要注意!。また、ルート上、大小の石、小さな沢が多数あり特に濡れた箇所の通過は滑らぬよう。また、ペンキマークの確認も怠らぬよう。 ※天候次第で状況は一変すると思われます。登山を安全に楽しむには常に適宜適格な判断が求められるのでは?…と登山を重ねる度に強く思うようになりました。 ※記述は私見ですのでご参考までに。 |
その他周辺情報 | ■コンビニ 南アルプス街道(R20)とR12がクロスする交差点「芦安入口」の角に 「ローソン南アルプス街道店」があります。ここから市営芦安駐車場までコンビニは確認できませんでした。品切れ等を考慮しSA,PAなどで早めの購入が安心ですね。 ■🚻 〇埀聴屋詑3駐車場内 広河原インフォメーション棟内&乗合TAXI下車地に仮設🚻×5 G鮑御池小屋(チップ制) に務抔ノ小屋(チップ制) ニ務抻柿顱淵船奪彑?) ※この時期、「二俣」分岐には仮設🚻は有りませんでした。 ■立ち寄り・日帰り温泉 天恵泉白根桃源天笑閣 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-tensyokaku 金山沢温泉 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-kanayamasawa 南アルプス温泉ロッジ・白峰会館 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/lodge ※乗合TAXIのドライバーさんは「金山沢温泉」をお勧めしていましたが、私は少し距離(帰路のR20沿い) はあるものの空いていた上記,鰺用。穴場? ■飲料水 ’鮑御池小屋 小屋前の蛇口から常時無料でいただけるようです。宿泊者には飲料水の他お湯も提供頂けるとのこと。冷たくて美味しかったです。 http://shiraneoike.com/ ∨務抻柿 山荘下、300ⅿの沢からポンプアップされており山荘内外の蛇口から無料で頂けます。(但し、夜間(20時〜翌朝5時?)の間、ポンプアップ休止。)冷たくて美味しかったです。 http://www.minamialps-net.jp/YAMAGOYA/001_kitadake.htm ※自然環境等の変化によっては、給水不可も考えられます。ご利用の際はあらかじめ確認されることをお勧めします。 ■登山届(所轄;山梨県警察署) 私は便利で簡易なWeb(以下のURL)で提出しました。 http://www.pref.yamanashi.jp/police/p_tiiki/sangaku/kousinban-tozankeikakusyo.html |
写真
装備
備考 | 今回、山小屋泊りは数十年ぶり。床の響き、壁越しの会話、イビキなどなど、立地条件等から都会のホテル並みの環境は望めないのが現実。明日のための体力回復には熟睡が一番の薬。自分の心得として他人様にご迷惑にならぬよう最大限配慮。大部屋での耳栓、アイマスクは有効でした。 |
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感想
■北岳の登頂成功と北岳固有種のキタダケソウを直接見れたのは一応目的は果たせたことになるのですが、最良の状況でカメラに納めることができなかったのは大きな反省。事前準備は重要でぶっつけ本番的ではダメですね。再度トライする理由ができました。
■3年前に南ア、北岳登頂を計画。3000m級に耐える体力づくりのため、近場の丹沢山塊中心にトレーニングを繰り返すこと30数回の山行。そして具現化のためこの2ヶ月の間、1山行あたり8時間超の山行実績と直前の巻機山、苗場山、至仏山への登頂を経て今回のトライとなった。
■今回の計画は北岳&間ノ岳の2座のピークハントを目標とし、体力的にあまり余裕のないパートナーと同行することを考慮し1泊2日の予定を2泊3日のソフトな計画として実践に移した。
■2日目までは天候にも恵まれほぼ計画通りに進捗。3日目はザックを山荘にデポし必要最低限の物を持って間ノ岳を往復の予定。しかし、前夜の山荘の天気予報では午前中☁、午後は☔に加え強風が予想されるとのことから予定を変更。雨天時の左股コース(滑りやすい木製階段が連続)及び大樺沢ルートのガレ場、大小の沢渡渉を無事に通過し広河原に着くよう間ノ岳往復を中止する案に急きょ変更した。
※”山は逃げない”そして何よりも安全登山を考慮してのこと。
■今回、悔やんでも悔やみきれない2つの事件!
事件1.SDメモリーカード(2GB)を2枚用意するも、2日目の途中で使い果たしまだまだ撮りたい景色、草花を撮り逃したこと。
事件2.従前のカメラに買い替えてより少し高性能のカメラを携行したのですが、なかなか焦点、露出をうまく機能させることができず”満足のいく作品”をアップできなかったのはとても悔いの残る山行となりました。これを教訓に勉強せねば・・・。
拙いレコにご訪問いただき有難うございました。
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