ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 918250
全員に公開
トレイルラン
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳縦走トレラン(赤岳、蓼科山)

2016年07月16日(土) ~ 2016年07月17日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
33.0km
登り
3,689m
下り
3,501m

コースタイム

1日目
山行
10:05
休憩
0:00
合計
10:05
3:58
78
5:16
74
6:30
22
6:52
50
7:42
60
権現小屋
8:42
75
9:57
24
10:21
45
11:15
22
11:37
16
11:53
21
12:14
27
12:41
8
12:49
21
13:10
53
14:03
黒百合ヒュッテ
2日目
山行
8:06
休憩
0:00
合計
8:06
4:29
3
黒百合ヒュッテ
4:32
56
5:28
12
高見石小屋
5:40
0
6:59
25
7:24
19
7:43
36
縞枯山荘
8:32
43
9:15
17
9:32
87
10:59
96
天候 16日:雨のち曇りときどき晴れ間
17日:曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:毎日アルペン号が観音平まで出てる。到着予定は4:20

04:35 観音平出発予定
-----------------------------------------------------
登山口から駅まで

※時間があえば乗るバス
蓼科山登山口
(11:30/12:50/15:40/16:50)

蓼科温泉プール平(下山後の温泉)
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/onsen/tateshin.htm

帰りのバス
蓼科温泉プール平はバスの路線が2本交差するポイントなので、ここで温泉に寄ってからバスに乗ったほうが帰りやすい

プール平ー茅野駅 36分
(12:05/13:25/16:15/17:25)
5月3日〜5月6日運行、7月19日〜10月26日の土曜日・日祝日運行、7月26日〜8月24日運行

https://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/tateshinaround2014.pdf

(9:23/12:03/13:23/15:23/16:33)
※16:33は土日祝日のみ
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1385440384648/files/zikokuhyo.pdf
-----------------------------------------------------
コース状況/
危険箇所等
ガレとぬかるみが多く、まったくといっていいほど走れない。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
雨です。明るくなりはじめたのと装備を整えるために止まったためパシャリ
2016年07月16日 05:16撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 5:16
雨です。明るくなりはじめたのと装備を整えるために止まったためパシャリ
2016年07月16日 05:16撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 5:16
笠ですねー。ここらへんで雨が止む。
汗による蒸れが一番の敵なので、半袖に
2016年07月16日 06:30撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 6:30
笠ですねー。ここらへんで雨が止む。
汗による蒸れが一番の敵なので、半袖に
若干の晴れ間が見えるね。青年小屋
2016年07月16日 06:52撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 6:52
若干の晴れ間が見えるね。青年小屋
あれが権現岳かな
2016年07月16日 07:30撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 7:30
あれが権現岳かな
南アルプスが見える
2016年07月16日 07:37撮影 by  iPhone SE, Apple
2
7/16 7:37
南アルプスが見える
やたら咲いてた。
2016年07月16日 07:37撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 7:37
やたら咲いてた。
権現小屋
2016年07月16日 07:42撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 7:42
権現小屋
山頂がどこか分からなかった。
2016年07月16日 07:45撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 7:45
山頂がどこか分からなかった。
ながーーーい梯子
2016年07月16日 07:54撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 7:54
ながーーーい梯子
稜線も見えてきた。
2016年07月16日 08:22撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:22
稜線も見えてきた。
2016年07月16日 08:32撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:32
えーと、あれ。こまくさ
2016年07月16日 08:42撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 8:42
えーと、あれ。こまくさ
小屋のすぐそばにいっぱい咲いてた
2016年07月16日 08:42撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 8:42
小屋のすぐそばにいっぱい咲いてた
キレット小屋
2016年07月16日 08:42撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:42
キレット小屋
険しい道が多いね
2016年07月16日 09:03撮影 by  iPhone SE, Apple
2
7/16 9:03
険しい道が多いね
2016年07月16日 09:30撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:30
2016年07月16日 09:30撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 9:30
富士山だけが雲の上に出てますね
2016年07月16日 09:41撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 9:41
富士山だけが雲の上に出てますね
赤岳頂上山荘
2016年07月16日 09:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:57
赤岳頂上山荘
山頂からもパシャリ
2016年07月16日 09:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:57
山頂からもパシャリ
赤岳についたぞー!
2016年07月16日 09:58撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 9:58
赤岳についたぞー!
あ、こんなものが
2016年07月16日 09:58撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:58
あ、こんなものが
撮ってもらいました
2016年07月16日 10:00撮影 by  iPhone SE, Apple
2
7/16 10:00
撮ってもらいました
あっちに向かいます。
2016年07月16日 10:11撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 10:11
あっちに向かいます。
行者小屋だね
2016年07月16日 10:21撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 10:21
行者小屋だね
3,4年ぐらい前に初めて赤岳に登ったとき。ここに泊まりました。天望荘
2016年07月16日 10:21撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 10:21
3,4年ぐらい前に初めて赤岳に登ったとき。ここに泊まりました。天望荘
振り返れば赤岳が綺麗に見える。
2016年07月16日 10:24撮影 by  iPhone SE, Apple
4
7/16 10:24
振り返れば赤岳が綺麗に見える。
晴れたり、曇ったり
2016年07月16日 11:06撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:06
晴れたり、曇ったり
まったく走れない。。。
2016年07月16日 11:15撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:15
まったく走れない。。。
硫黄岳山荘
2016年07月16日 11:37撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:37
硫黄岳山荘
風が強い。ここらへんは若干走れる
2016年07月16日 11:53撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 11:53
風が強い。ここらへんは若干走れる
爆裂火口壁というすごい名前がついた噴火後。
2016年07月16日 11:56撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:56
爆裂火口壁というすごい名前がついた噴火後。
すごいえぐれてます・・
2016年07月16日 11:58撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 11:58
すごいえぐれてます・・
小屋が向かい合わせになっている。珍しいところ。
山びこ荘はモモンガを餌付けしていて、朝見れるらしいので、泊まりたかったのだけど、今回は縦走を優先
2016年07月16日 12:14撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:14
小屋が向かい合わせになっている。珍しいところ。
山びこ荘はモモンガを餌付けしていて、朝見れるらしいので、泊まりたかったのだけど、今回は縦走を優先
ここらへんも若干走れます
2016年07月16日 12:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:41
ここらへんも若干走れます
風がつええ
2016年07月16日 12:43撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:43
風がつええ
2016年07月16日 12:49撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:49
2016年07月16日 13:10撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:10
2016年07月16日 13:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:39
ここが天狗の奥庭ですねー。まったくタイムが縮まらないですねー
2016年07月16日 13:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:39
ここが天狗の奥庭ですねー。まったくタイムが縮まらないですねー
2016年07月16日 13:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:39
2016年07月16日 13:48撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:48
この後、14:03に黒百合ヒュッテに到着。
写真をまったく忘れておりました。
2016年07月16日 13:48撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:48
この後、14:03に黒百合ヒュッテに到着。
写真をまったく忘れておりました。
翌朝は4:30から
2016年07月17日 04:29撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 4:29
翌朝は4:30から
まだ道はぼんやり。ノーライト
2016年07月17日 04:32撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 4:32
まだ道はぼんやり。ノーライト
2016年07月17日 04:53撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 4:53
厳しい道。一回こけた。
2016年07月17日 05:05撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:05
厳しい道。一回こけた。
高見石小屋。手前の道を丸山のほうへ
2016年07月17日 05:28撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:28
高見石小屋。手前の道を丸山のほうへ
すぐに到着。
それにしてもこういう立て札が多いなあ
2016年07月17日 05:40撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:40
すぐに到着。
それにしてもこういう立て札が多いなあ
2016年07月17日 05:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:57
丸山の森はこんな感じ
2016年07月17日 05:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:57
丸山の森はこんな感じ
こっちのほうが分かりやすいかな。
2016年07月17日 05:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:57
こっちのほうが分かりやすいかな。
綺麗な道だ。
2016年07月17日 06:10撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:10
綺麗な道だ。
1日ぶりに見る道路。特にそんな感動はない。
2016年07月17日 06:10撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:10
1日ぶりに見る道路。特にそんな感動はない。
2016年07月17日 06:11撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:11
公衆トイレに寄ってから、登山道に戻ります。
ここが晴れているからといって
2016年07月17日 06:17撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:17
公衆トイレに寄ってから、登山道に戻ります。
ここが晴れているからといって
山が晴れているとは限らない
2016年07月17日 06:18撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:18
山が晴れているとは限らない
木道は嫌い。でもスイスイ進む
2016年07月17日 06:22撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:22
木道は嫌い。でもスイスイ進む
2016年07月17日 06:40撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:40
茶臼山
2016年07月17日 06:59撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 6:59
茶臼山
縞枯してますねー
2016年07月17日 07:06撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:06
縞枯してますねー
ということは山頂がちかい?
2016年07月17日 07:07撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:07
ということは山頂がちかい?
そのとおり!
2016年07月17日 07:24撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:24
そのとおり!
ガスってきてる。道が結構湿っているので足をとられて、ここでもこける
2016年07月17日 07:29撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:29
ガスってきてる。道が結構湿っているので足をとられて、ここでもこける
やっとマシな道に出たかなー
2016年07月17日 07:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:39
やっとマシな道に出たかなー
ロープウェイ方面に。ここもちょっと走れます。
2016年07月17日 07:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:41
ロープウェイ方面に。ここもちょっと走れます。
綺麗なところに建ってますねえ
2016年07月17日 07:43撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:43
綺麗なところに建ってますねえ
なんか観光地の要素が強いのか
2016年07月17日 07:48撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:48
なんか観光地の要素が強いのか
坪庭
2016年07月17日 07:50撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:50
坪庭
稜線が見える。あっち方面だね
2016年07月17日 07:51撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:51
稜線が見える。あっち方面だね
2016年07月17日 08:14撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:14
北横岳ヒュッテ。ここらへんの山荘は要予約が多いね。
2016年07月17日 08:19撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:19
北横岳ヒュッテ。ここらへんの山荘は要予約が多いね。
風がつええ
2016年07月17日 08:28撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:28
風がつええ
2016年07月17日 08:32撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:32
若干走れます
2016年07月17日 08:46撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:46
若干走れます
いや無理か
2016年07月17日 08:55撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:55
いや無理か
急に開けたと思ったら池が。亀甲池です
2016年07月17日 09:14撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:14
急に開けたと思ったら池が。亀甲池です
2016年07月17日 09:15撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:15
走れる!と思いきや
2016年07月17日 09:25撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:25
走れる!と思いきや
湿地帯らしく。水はけが悪い。
当然、防水ではないトレランシューズはぐっしょり
2016年07月17日 09:30撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:30
湿地帯らしく。水はけが悪い。
当然、防水ではないトレランシューズはぐっしょり
2016年07月17日 09:30撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:30
ここを蓼科のほうへ
2016年07月17日 09:32撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:32
ここを蓼科のほうへ
さすが100名山。道がおもしろい
2016年07月17日 09:54撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:54
さすが100名山。道がおもしろい
水も流れてきます
2016年07月17日 09:58撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 9:58
水も流れてきます
途中からカッパ必須の雨が。山頂は風が強いです。
たぶん強すぎるため。ちょっと下の蓼科山頂ヒュッテのところに立派な看板がありました
2016年07月17日 10:55撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 10:55
途中からカッパ必須の雨が。山頂は風が強いです。
たぶん強すぎるため。ちょっと下の蓼科山頂ヒュッテのところに立派な看板がありました
こっちが本当の山頂。やはりボロボロです
2016年07月17日 10:59撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/17 10:59
こっちが本当の山頂。やはりボロボロです
この後、さらに雨が強くなり、カッパの下も着ましたが、トレランでこのスタイルは蒸れが半端ないため、速度がガクンと下がります。
2016年07月17日 11:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 11:39
この後、さらに雨が強くなり、カッパの下も着ましたが、トレランでこのスタイルは蒸れが半端ないため、速度がガクンと下がります。
ここが登山口
2016年07月17日 12:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 12:41
ここが登山口
やー。疲れました。バスがちょうどの時間だったので、ここで終了
2016年07月17日 12:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 12:41
やー。疲れました。バスがちょうどの時間だったので、ここで終了
バスの乗客に親切に教えてもらい、ここが乗り換えで良いとのことで、バスを待っています。
2016年07月17日 13:02撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 13:02
バスの乗客に親切に教えてもらい、ここが乗り換えで良いとのことで、バスを待っています。
用水路の水も綺麗だね
2016年07月17日 14:47撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 14:47
用水路の水も綺麗だね
高速バス乗り場
2016年07月17日 15:00撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 15:00
高速バス乗り場
下界は晴れてる!暑い!
2016年07月17日 15:07撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 15:07
下界は晴れてる!暑い!
帰りのJR。蜘蛛が巣を張ってました
2016年07月17日 21:13撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 21:13
帰りのJR。蜘蛛が巣を張ってました
撮影機器:

感想

1週間前ぐらいから天気予報を見ておりましたが、雨だったり晴れだったり、くもりだったり。いまいち安定しません。ということは曇りなのでしょう。そして下が曇りなら山の上は雨。
だからといって予定を変えるようなことはしません。


【観音平ー編笠山ー権現岳ー赤岳】
着いたのは予定よりも結構早い4時前。直前の甲斐駒の登山口に着くときにぼんやりと起きていたのですが、3時半を回ってゲイター、カーフカバー、心拍計を用意します。直前のサービスエリアについたときにコンタクトをつけておけば良かったです。これは反省。到着まで寝ます。

到着して結構雨降っています。そして暗いです。
気温はそんなに高くもなく、低くもないですが、雨なのと朝なのでカッパを上下つけて出発。すぐに暑くなり。カッパの上を脱ぎ、折り畳み傘をさしつつ行きます。押手川の分岐まで頑張りましたが、疲れてきたのでカッパとストックに切り替えます。

やっぱ朝は調子が上がらないのと、眠いです。

編笠山までは我慢の時間です。

編笠山に着くと雨が特になくなってきたのでカッパの上下を脱ぎます。
青年小屋までは大きい石を渡り歩きながらの下りです。歩きにくい。

権現岳の分岐に行くまでに段々晴れ間が多くなってきました。
遠くのほうでは富士山が雲の上に出てるのが見えます。
サンシェードをバイザーにくっつけます。日射病が怖いですからね。
権現岳からキレット小屋を通り、赤岳への道は特別しんどいってことはないですが、細かいアップダウンが続くのでまったく時間が縮められていない気がします。

時計はざっくりとしか見ていないので、補給の感覚もざっくりです。
とにかく荷物を軽くしたいので前日に買っておいたおにぎりを食べます。
しかし心拍数が上がっていると、とにかく固形物が入っていかないので、ポケットに入れて、ちょいちょいパクつきながら進みます。

赤岳の登りはしんどかったあ

でも、晴れになったので赤岳からの展望はバツグンでした。
まあすぐに進んじゃいますけどね!


【赤岳ー横岳ー硫黄岳ー夏沢峠ー黒百合ヒュッテ】
赤岳がこの縦走中、一番高い山でしたのでちょっとコースは楽になるかなと思いきや、以前道は険しいです。

途中濡れていたものをピンで留めて干しながら進みます。

が、横岳に進んだところでグローブの半分を落としたことに気づきます。
どこで落としたのか分からないですが、さすがに戻る気がしないです。
防水ミトンもあるので、しょうがないですが諦めます。

硫黄岳山荘を横目にすぎるころ、またも曇ってきました。
硫黄岳からの下りは爆裂火口壁が見えるのですが、ガスってます。
と思っていたら一瞬晴れました。
すさまじくえぐれてます。

ここを下るところも若干走れるところ。夏沢峠には山びこ荘とヒュッテ夏沢という2つの山小屋があるところ。なかでもこの山びこ荘はモモンガを餌付けして、毎朝来るらしいので泊まりたかったのですが、今回は縦走を優先です。

箕笠山まではとてもいい道だけど、上りなので走れない。
しかし山頂を過ぎるとまたもやアップダウンが続く険しい道
根石岳、東天狗岳を過ぎて、西天狗岳にも寄ってみようかと計画段階では考えていましたが、このガスのなかでは行っても行かなくても変わらないでしょう。

あとは天狗の奥庭と呼ばれる石を渡り歩いて黒百合ヒュッテに。

ということで1日目はここで終了。
黒百合ヒュッテ・・・・というかこの八ヶ岳はそんなに山屋という感じの人が多くありません。受付に行くと布団の案内は16時半ということでコーラを買って、カップラーメンと豚汁を沸かして食べます。汗まみれの服装から就寝用の暖かい服に着替えます。そんなことをしていたら16時半。自分の位置が決まるともう正直かなり眠いです。

ただここで眠ってしまうと真夜中に起きてしまいますので、それは我慢。
小屋にある本を読んだり、携帯に入っている本を読んだりして、19時。
もういいだろということでアイマスクをして眠りました。
イヤホンとアイマスク、マスクさえあれば雑談の声が多少大きくてもなんの問題もないです。


【黒百合ヒュッテー麦草峠ー縞枯山ー北横岳】
翌朝は3時半に起きて、ご飯を食べてすぐに出発です。
やっぱりガチな人はそんなにいないのか。
出発する4時半ぐらいまで誰も起きてきませんでした。

黒百合平からは中山、高見石小屋、丸山と続きますが、昨日と同じようにガレた道が多く、時間が短縮できません。そうでない道も大きくぬかるんでおります。

うーん、北アルプスなどと違った意味で時間を短くするのがきついですね。

麦草峠につくと24時間ぶりに道路を見ました。
車も入ってきますからここから入る人、帰る人も多いでしょう。

でも自分はここはただの中間地点。
無料の公衆トイレだけ寄って、すぐに出発。
ただ晴れ間が多く見えたので、サンシェードをしたのですが、ここから天気は徐々に悪くなっていきます。

縞枯山付近は本当に縞枯現象が多く見えますが、道は今までそこまで変わりません。

途中の四辻に出てロープウェイへの道に進むと、かなり整備された道が。
観光地化が進んでいるってことですね。
道ゆく人は誰一人なし。坪庭を通って北横岳へ。

風がどんどん強くなりますが、森林限界を超えるのは山頂付近のみだけなので、基本半袖半パン姿は変わりません。


【北横岳ー蓼科山ー蓼科登山口】

下りの道の加減も変わりませんが、左ひざ裏が痛くなってきました。
こけたときに痛めたのか、この気を遣う道がいけないのか。
ただちにどうにかしないといけない痛みではないので、たまに揉みながら進みます。
どうやら大きく筋肉が縮むときに痛いようで水平のときは痛くありません。
まあそこまで気にしなくていいでしょう。

急に視界が開けた池が見えてきて、そこが亀甲池。
そして道もよくなります。が、走れたのはほんの少しだけ。
滝ノ湯川沿いの道にいくと湿地帯なのか、あちこちに水たまりができて、これがトレランシューズだと曲者。なにせ防水ではありませんから。

天翔寺原の分岐から蓼科山へ。

今回の縦走のメイン。
隠れ100名山ハンターとしては未知の山、蓼科山に行きたかったのですが、ただ単純にいってもすぐに終わってしまうということで今回の山行にまで広げたんです。

この登り、大きいガレ場を渡り歩いて登るんですが、水のとおり道でもあるため、またも水たまりを作り、石は苔むしているというなんともテクニカルなところ。さすが100名山といったところですね。
途中、将軍平に着く前に雨が結構降ってきたので、上だけカッパを来ます。

登りではほぼ人に合わなかったのですが、将軍平につくと結構な人の数、ここから山頂までの道もかなり混雑、、、渋滞しています。
あとから知ったのですが、ゴンドラリフトがあるほうの登山口が一般的みたいですね。だからここでかちあったわけだ。

山頂につくと物凄い風
そういえばなにかで蓼科山は風が強いと見たことがあります。
独立峰といえば独立峰なのでしょうが、そこまで隣の山と離れているとも思えないから地形が風を受けやすいのかな。
立派な看板があったのは山頂よりちょっと下
本当の山頂にあったのは風雨にさらされまくってボロボロになっている標識でした。


下山は女神茶屋がある蓼科山登山口へ
人がこちらは少ないようで選択は正しいですね。
しかし雨が本格的に強くなり、途中で下のカッパも装備します。
ひざ裏は相変わらず痛いし、さらにスピードダウンです。

しかしそれにしても気になるのはバスの時間
本数が少ないので計画当初はあわよくば乗ろうとだけ考えていたのですが、雨でなえてきたので、結構本気で乗りたいです。
ただいつもは地図とGPSと時間読みでなんとなしに到着時間は予想できるのですが、この装備で歩きにくいところだとその予測もいまいち。地図とGPSも濡れることを懸念してバッグの中です。

しかし時間は次のバスが車であと30分ぐらいなので、ペース決めの必要もあり、見ました。

これは微妙な距離
でもなんとか間に合いたいということで、あとの道がぬかるんでいたものの、かなり良い道だったので全部走りました。

ということでげざん!
バスの来る15分前にはついていました。

茅野駅についてから1時間後の高速バスを予約して、着替えます。
駅から高速バスの停留所まで20分歩かなければいけないので、途中のコンビニに寄り、豆乳、いちごオレ、ガリガリくん、パン、お茶を買って、準備万端。この高速バス、つい座って新宿まで行けるし、電車より安いのでつい選択してしまったのですが、よくよく考えれば高速バスには渋滞がセットでした。

それでも当初18時に新宿着の予定が20時半前到着できたので、そんなに激しい渋滞でもなかったのでしょう。


将来的には今回のコースをツェルト泊でいくのが目標です。
装備が甘かったので色々詰める必要があると思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1974人

コメント

やってまいましたね
八ヶ岳全山+蓼科山制覇オメデトウございます。
これを一日でやられているレコも見ますが、どうしても夜間が絡んでしまっているので、sugajirouさんのこの行き方が安全面を考えてもモデルプランのように思いますね。いずれにしても健脚でなければ無理ですが・。

確かに南八ヶ岳の核心部は岩場が多くてなかなか速く行けませんよね〜。
行動時間二日で18時間ですか、無理すればワンデイも行けそうな気がしますが、一日でやっつける事が目標に出来ないと苦行でしかないのでそこは価値観でしょうか。
黒百合に宿泊とか、まったりした時間を過ごせられているのは何か羨ましく感じました。さて次の全山はどちらでしょうか?
お疲れ様でした!
2016/7/18 17:33
Re: やってまいましたね
八ヶ岳は時間が短縮しにくい道な反面、小屋が多く、逃げ場所に事欠かないという点とアクセスが良いので徐々にステップアップしていきたいですね。

でもやっぱ厳しい山なので徐々にですね。
2016/7/19 21:56
全山
行ったかー。GWに行ったばっかりだけど、俺はコンディション悪くて1回行者に下りちゃったからちょっとルート違うか。1dayはできなくはなさそうだけど、楽しめるかどうかが問題だ。
2016/7/25 0:46
Re: 全山
rockwellさんはまだ残雪期だから、自分のほうが楽でしたね

1dayはツェルト泊を覚えてからかなー。やっぱり18時間連続で動ける体じゃないし。
道も半分寝ながらだと厳しい道ばかりだし!
2016/7/25 22:15
素晴らしい
いつかワンデイやりたいコースです。
が、八ヶ岳は一切登ったことがないから、まずは危険箇所を明るいウチに一度下見してからですね。
体力も付けないとだし。
2016/7/26 21:13
Re: 素晴らしい
八ヶ岳は南八ヶ岳と北八ヶ岳に分かれていて、南は厳しく、北は優しいって感じで聞いていたんですが、まあまったく走れないですね。
2016/7/26 21:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら