バットレス展望台のボーコン沢ノ頭〜北岳


- GPS
- 09:35
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 1,867m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田→アルキ沢橋(5:30発バス;820円) 帰り:広河原→奈良田(16:40発バス;1130円) 河口湖IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
・アルキ沢橋〜ボーコン沢ノ頭は破線ルートですが、 踏み跡も概ね明瞭でテープもたくさんあるので、実線に近い感じです。 ・最新の山と高原地図では池山御池の右側を登山道が通っていますが、 2011年版では左側を通っているように表示されていました。 実際は右側を通っていたので、やはり最新の地図のチェックは必要でした。 |
写真
感想
3連休の初日は天気にやられた不完全燃焼の山行となりましたが、
連休最終日に絶好の登山日和がやってきました。
帰りの渋滞が気になるものの、このチャンスを逃す手はありません。
今回は北岳及びバットレスの展望台として名高いボーコン沢ノ頭を目指します。
八本歯のコルからのピストンが一般的かもしれませんが、
未踏の池山吊尾根から目指すことにしました。
3連休の北岳とあって車が停めれるのか心配でしたが、
前日までに帰った方がいて、運よく第一駐車場に停めることができました。
奈良田発の始発バスも1台で余裕で収まる人数で、ちょっと拍子抜け。
アルキ沢橋で降りたのは、私以外は釣り人だけでした。
池山吊尾根は単純標高差で約2000mありますので、最初は抑え気味にスタート。
標高1900mまではこれでもかというぐらい急登が続きます。
避難小屋付近で一旦なだらかになりますが、
城峰及び砂払への登りと急登の第2波、第3波がやってきます。
砂払で森林限界を超え、待ち遠しかった絶景が広がります。
眼前に間ノ岳と農鳥岳、振り返ると鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、富士山が展開してます。
しかし、北岳はボーコン沢ノ頭に隠れ、まだ姿を見せません。
そして北岳及びバットレスはボーコン沢ノ頭で突然姿を現します。
北岳は見る角度で姿を変える山ですが、
さすがボーコン沢ノ頭からは堂々と男性的な姿をしています。
こんな景色を独り占め、穴場の絶景ポイントでした。
ボーコン沢ノ頭から八本歯ノ頭までは快適な稜線歩きで、
八本歯ノ頭ではさらにバットレスが眼の前に聳えてます。
好みの問題かと思いますが、個人的にはボーコン沢ノ頭の距離感が気に入りました。
八本歯ノコルで大樺沢からのルートと合流し、本日初めて人と会いました。
ここからは高山植物が一気に増えて、さすが北岳といった所です。
6時間弱をかけてたどり着いた北岳は、これまでで最も静かでした。
3連休の最終日はこんなものなのでしょうか。
14時のバスには間に合いそうもないので、ターゲットを16時40分の終バスとし、
山頂でのんびり過ごしました。
下山も展望と高山植物を楽しみながら、いつもよりゆったりと下ります。
終日夏山らしい天気に恵まれ、連休初日のうっ憤を晴らせました。
帰りの中央道は予想通り大渋滞でしたが、
うまく渋滞区間を避けて3時間半弱で帰宅できたのは上出来でした。
予想以上に素晴らしかったボーコン沢ノ頭は百高山となり得る標高があり、
展望も文句のつけようがないピークですが、
唯一の欠点は北岳側から見た時の存在感のなさでしょうか。
それでも池山吊尾根から突如北岳とバットレスが見えた時の感動は大きかったです。
何回か北岳に登っている方にはお勧めの絶景ポイントでした。
hirokさん、こんばんは。
梅雨明けと同時にアルプスへの山行き。
チャンスを逃さないところがさすがです。
(月曜日はhirokさんは中央アルプスと予想しましたが、外れてしまいました)
稜線に出てからの景色が素晴らしいです。
しかも、山がでかい。
花を前景とした山の写真、いい感じです。
2000mの標高差の苦労が報われるということですね。
こういうルートを、日帰りでさくっといけるのはいいですね。
なかなかアイデアがなく、いつも参考になります。
sat4さん、こんばんは
終わりよければ全てよし、ということで、連休初日のことはすっかり忘れ、
山を満喫した3連休となりました。
順番からすると中アだったのですが、
あちこちに中央道の渋滞予測が出ていたので、一般道でも帰りやすい南アを選択しました。
今回のルートはお勧めできますね。
破線ルートは道迷いのリスクを減らすべく、原則登りに使うことが多いですが、
この程度であれば、下りでも問題なく歩けると思います。
ただ登りで使った方が、ボーコン沢ノ頭での感動が大きいかなあ。
池山吊尾根のコースタイムは緩めだったので、是非チャレンジしてみて下さい。
北岳は花の種類、量ともにとても多いので、写真撮りたい放題ですね。
岩場の斜面に咲いていることが多いので、
背景に山を入れることができるのも大きなメリットです。
hirokさん コンにちは
いやー翌日は晴れていて気持ちよさそうな感じ
このルートは非常に長いのにさすが!日帰りとは驚き
それより、「ひっち」さんここにもいるとはね〜
これが一番のビックリオッサン
これは伝説の人になりつつあるな!
kazuhagiさん、こんばんは
kazuhagiさんの雨の祈りも山梨中西部までは届かなかったのか、
それとも前日の山行で、すっかり怨念が晴れたのか、
連休最終日は夏山らしい天気に恵まれました
3連休なので、池山吊尾根を下山してくる人と会うかなあと思っていましたが、
八本歯ノコルまでは誰一人会いませんでした。
ある意味独り占めできて、贅沢なルートとも言えますが。
そんなマイナーなルートに「ひっち」さんは出没してますね。
まだ真新しいサインでした。
次回はどこで会うことやら
hirokさん、こんばんは!
行かれるとは思っていましたが、案の定でしたね
恵まれないオッサンの境遇を無視し、天候に恵まれた山業三昧とは
羨ましさを通り越し、嫉妬心を感じるな〜!
それ程、完璧な登山日和でしたね。
夏の高山特有の空気感、ナイスショットの数々から漂ってきます。
このルート、時間との勝負になりますね
自分の歩行力を把握していないと、最終に乗り遅れそう
まあ、hirokさんには、すこぶる余裕な距離ですけど。
いつか歩いて見たいルートです。
tailwindさん、こんばんは
tailwindさんに「遊び過ぎ」と言われるのは久しぶりかも
最近はあまり遊んでいなかったということですかね
この日は完全に夏山でした。
それでも北岳の頂上はとても涼しく、
甲州市が37℃と報じられていたのが信じられないくらいでした。
クーラーの要らない高山は最高のリフレッシュになりますね
池山吊尾根の登りのコースタイムは甘めに設定されてます。
15分ほど避難小屋な付近で道を探してうろうろしましたが、
それでも十分にコースタイムを短縮できました。
普通のルートから登る北岳は堪能されているでしょうから、
百高山に選ばれてもおかしくないと感じたボーコン沢ノ頭経由のルート、
是非チャレンジしてみて下さい
hirokさん、こんにちは
海の日の北岳、というと、一年で最も込む日、のはずなのですが(私は痛い目にあったことがあります)、空いていたとさは以外ですね。
前の2日の天気が悪かったからでしょうか。
ボーコン沢の頭、私もお気に入りの一つです。昔、GWに、あまりの展望の良さに、予定を変更してこの山頂に幕営したことがある位です。
この時期に静かで天気が良い北岳を堪能できて、とてもうらやましい限りです。
shigetoshiさん、こんばんは
私も3連休の北岳は高山植物もピークなので、
相当混雑しているのではないかと心配していたのですが、
季節外れの平日のような静かな一日でした。
唯一、人とたくさんあったのは、白根御池からの下りで、
下って帰路に着く人、これから登ってくる人と大勢会いました。
直前まで予報があまり芳しくなかったからでしょうか。
さすがshigetoshiさん、GWにボーコン沢ノ頭に行っているのですね。
北岳は南側から見る姿も鋭くて好きなのですが、
ボーコン沢ノ頭からの姿は男性的で重厚な感じです。
雪を被った姿もきっと格好いいのでしょうね
hirokさん、こんにちは。
ボーコン沢ノ頭ですか。かなり前に池山吊尾根を考えた
ときに認識したピークでしたが、完全に忘れていました
そのときは冬に考えたルートでしたが、今はもう全然。。。
夏に考えます。
芦安からのバスにあまり良い思いがなく、それ以来足が
向いていない北岳ですが、やはりよいですねえ。
花の多さはさすがです。
渋滞区間を避けるテク、中央道ではなかなかうまい
方法がなく、連休最終日は突っ込めません
3時間半はすばらしすぎ
youtaroさん、おはようございます
池山吊尾根はほぼ実線と思えるルートでしたが、途中一人も会わず、
静かな山を満喫できる尾根でした。
急登が多いですが、youtaroさんにも満足いただける尾根かと
ボーコン沢ノ頭に飛び出した時の北岳の姿は感動です
やはりここはバスがなくなる冬に考える方が多いのですね。
ヤマレコを見ても夏と冬の比率がそれほど変わらなかったです。
奈良田からのバスは行きも帰りも1台のみで、しかも空席たくさん。
広河原から芦安・甲府行きが3台出てパンパンだったのとは対照的でした。
ただ奈良田方面は乗合タクシーはないので、バスの定刻発車のみしか当てになりません。
夏はほぼ毎週のように利用する中央道ですが、
渋滞距離によって3パターン迂回路を用意してます。
今回は最もヘビーなパターンだったので、
都留IC→旧秋山村経由(雛鶴トンネル)→相模湖ICへ。
これだと圏央道利用のyoutaroさんでも使えるのでは
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