ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 919732
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳(チロロ林道よりピストン)

2016年07月17日(日) ~ 2016年07月18日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:56
距離
28.7km
登り
2,696m
下り
2,683m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:07
休憩
2:02
合計
11:09
距離 16.9km 登り 2,044m 下り 1,070m
5:01
24
6:53
7:16
58
8:14
8:30
6
8:36
8:39
41
9:20
9:38
53
10:31
34
11:05
11:07
24
11:31
12:03
46
七ツ沼カール分岐
12:49
12:50
32
13:22
13:41
28
14:09
45
14:54
15:01
27
七ツ沼カール分岐
2日目
山行
5:12
休憩
0:27
合計
5:39
距離 11.8km 登り 652m 下り 1,632m
6:30
6:33
25
七ツ沼カール分岐
6:58
7:02
24
8:07
8:08
26
8:34
3
8:37
8:39
36
9:15
9:26
67
10:58
11:04
38
11:42
ゴール地点
天候 7月17日(日):晴れ→雨・ガス
7月18日(月):ガス
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
●飛行機
行き/7月17日(土) JAL577:13:15羽田発〜14:50帯広着
帰り/7月19日(月) JAL576:20:15帯広発〜21:55羽田着

●クルマ
チロロ林道終点の駐車スペース(10〜15台程度/無料)
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
登山ポストはありませんでしたが、チロロ林道入口のゲートに入林台帳がありました。

【コース状況】
●チロロ林道終点登山口〜ヌカビラ岳
登山口から林道を3kmほど歩くと北電取水施設が現れます。
ここから登山道に入り、大きなハスの葉に覆われた沢沿いのルートをしばらく進みます。
二ノ沢出合を通過すると河原の上を歩くようになり、渡渉の連続となります。
渡渉は大小10ヶ所くらいありましたが、深いところはありませんでした。
標高1100m付近から登山道は沢を離れ、
ヌカビラ岳肩まで高低差およそ800mの急登となります。
標高1380m付近にトッタの泉があり、標高1700m付近から森林限界を超え、
ヌカビラ岳肩直下は岩峰があり、通過する際にハシゴが2ヶ所ありました。
この急登区間ですが、雨が降ると粘土質の土が非常に滑り下りは難儀しました。
ヌカビラ肩からお花畑を進むとほどなくヌカビラ岳へと至ります。
ヌカビラ岳山頂には頂上標はなく三角点があるのみでした。

●ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳〜戸蔦別岳
ヌカビラ岳からは緩やかな稜線歩きとなります。
途中雪渓が残っているところがありましたが、登山道には影響ありません。
小ピークを1つ通過し、鞍部から高低差80mほど登り返すと北戸蔦別岳に到着です。
北戸蔦別岳からは進行方向を90度変えて南に進みます。
背丈ほどあるハイマツ帯をしばらく下ると、稜線の東側に出てお花畑を進みます。
北戸蔦別岳から高低差およそ120m下り鞍部からは岩稜の登り返しとなります。
小ピークを2つ越えて(1つ目は1881ピークで幌尻山荘方面への分岐があります)、
ガレ場を高低差130mほど登り返すと戸蔦別岳山頂へと至ります。

●戸蔦別岳〜幌尻岳
戸蔦別岳からも進路を南に変え、うるさい背丈ほどのハイマツ帯を
高低差およそ180m下ると七ツ沼方面への分岐へと至ります。

ここからしばらくはカールの淵の痩せた稜線を進みますが、
この辺りも場所によってハイマツがうるさい感じでした。
鞍部から幌尻岳の肩まで高低差200mほどガレ場を登り返します。
肩からは緩やかな稜線を進み、小ピークを1つ通過してさらに進むと幌尻岳山頂に到着です。

ちなみに、稜線から七ッ沼カールへのルートですが、
稜線直下はガレ場のけっこうな急斜面となっていて下りは注意が必要です。

 

その他周辺情報 【温泉】
沙流川温泉ひだか高原荘(500円)
【前日】
明日からの登山に備えてジンギスカンで栄養補給。うどんを乗せるのがこのお店流
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【前日】
明日からの登山に備えてジンギスカンで栄養補給。うどんを乗せるのがこのお店流
こちらは羊のホルモン。味噌味が付いています
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こちらは羊のホルモン。味噌味が付いています
うまいんだな、これが
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うまいんだな、これが
北海道に行ったのになぜか有楽町。とても美味しかったので明日のテント用に保冷パックに入れてお持ち帰りにしてもらいました
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北海道に行ったのになぜか有楽町。とても美味しかったので明日のテント用に保冷パックに入れてお持ち帰りにしてもらいました
【7月17日 1日目】
天気は良さそうです
3
【7月17日 1日目】
天気は良さそうです
林道ゲートからスタートです
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林道ゲートからスタートです
千呂露川
ゲートからまずは3kmほどの林道歩き
2
ゲートからまずは3kmほどの林道歩き
(photo komemame)
オニシモツケ
朝の空気が気持ちいい
2
朝の空気が気持ちいい
左手に人工物が見えてきました
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左手に人工物が見えてきました
北海道電力の取水施設です
北海道電力の取水施設です
ここから登山道になります
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ここから登山道になります
前半はなかなかワイルド
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前半はなかなかワイルド
と思ったらシラカバが立ち並ぶ爽やかな場所もありました
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と思ったらシラカバが立ち並ぶ爽やかな場所もありました
巨大なハスの葉に覆われた登山道を辿ります
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巨大なハスの葉に覆われた登山道を辿ります
二ノ沢出合を通過すると河原の上を歩くようになります
2
二ノ沢出合を通過すると河原の上を歩くようになります
そして渡渉の連続となります。
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そして渡渉の連続となります。
深いところはほとんどありません
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深いところはほとんどありません
水流の脇を進みます
水流の脇を進みます
靴は濡らさずに済みました
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靴は濡らさずに済みました
最後は河原の上を進み…
1
最後は河原の上を進み…
標高1100m付近から登山道は沢を離れ急登になります
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標高1100m付近から登山道は沢を離れ急登になります
クルマユリ(photo komemame)
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クルマユリ(photo komemame)
トッタの泉。ここで小休止とテント用に水を補給
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トッタの泉。ここで小休止とテント用に水を補給
振り返ると春別岳かな
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振り返ると春別岳かな
右側の雲に隠れているのがチロロ岳かな
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右側の雲に隠れているのがチロロ岳かな
(photo komemame)
森林限界を超えます
森林限界を超えます
こちらは二岐岳へと続く稜線でしょうか
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こちらは二岐岳へと続く稜線でしょうか
日高の深い山並み
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日高の深い山並み
ヌカビラ岳直下は岩っぽい
ヌカビラ岳直下は岩っぽい
ウコンウツギ(photo komemame)
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ウコンウツギ(photo komemame)
森林限界を超えたところで雨が降り始めます
森林限界を超えたところで雨が降り始めます
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
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ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
シナノキンバイ
シナノキンバイ(photo komemame)
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シナノキンバイ(photo komemame)
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ(photo komemame)
1
ミヤマオダマキ(photo komemame)
レインウェアを着て、ヌカビラ岳の肩へ
レインウェアを着て、ヌカビラ岳の肩へ
正面がヌカビラ岳
正面がヌカビラ岳
カラマツソウ
カラマツソウをアップで(photo komemame)
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カラマツソウをアップで(photo komemame)
ヌカビラ岳山頂に到着。三角点のみ
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ヌカビラ岳山頂に到着。三角点のみ
ヌカビラ岳付近からお花畑が続きます
ヌカビラ岳付近からお花畑が続きます
チングルマの綿毛(photo komemame)
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チングルマの綿毛(photo komemame)
アオノツガザクラ(photo komemame)
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アオノツガザクラ(photo komemame)
エゾツガザクラ
ウサギギク(photo komemame)
ウサギギク(photo komemame)
チシマギキョウ(photo komemame)
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チシマギキョウ(photo komemame)
ムシトリスミレ(photo komemame)
3
ムシトリスミレ(photo komemame)
チングルマとエゾツガザクラ
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チングルマとエゾツガザクラ
ゴゼンタチバナ(photo komemame)
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ゴゼンタチバナ(photo komemame)
チシマフウロ(photo komemame)
4
チシマフウロ(photo komemame)
(photo komemame)
エゾツツジ(photo komemame)
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エゾツツジ(photo komemame)
イワブクロ(photo komemame)
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イワブクロ(photo komemame)
雪渓が残っていました
雪渓が残っていました
ガスが薄くなり北戸蔦別岳の山頂が見えました
3
ガスが薄くなり北戸蔦別岳の山頂が見えました
鞍部にテントがひと張り
4
鞍部にテントがひと張り
エゾノハクサンイチゲ
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エゾノハクサンイチゲ
シャクナゲ(photo komemame)
2
シャクナゲ(photo komemame)
シャクナゲとエゾノハクサンイチゲ
2
シャクナゲとエゾノハクサンイチゲ
ハクサンチドリ(photo komemame)
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ハクサンチドリ(photo komemame)
オトギリソウ(photo komemame)
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オトギリソウ(photo komemame)
ガスの中頂上が見えてきました
ガスの中頂上が見えてきました
ミヤマシオガマ
最盛期でした(photo komemame)
4
最盛期でした(photo komemame)
北戸蔦別岳に到着
4
北戸蔦別岳に到着
山のポーズ
北戸蔦別岳山頂で進路を南に変えて下ろうとした時…
北戸蔦別岳山頂で進路を南に変えて下ろうとした時…
ガスが消えていく気配が漂います
1
ガスが消えていく気配が漂います
北戸蔦別岳山頂より。おー、これから進む稜線と幌尻岳の北カールが見えます
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北戸蔦別岳山頂より。おー、これから進む稜線と幌尻岳の北カールが見えます
北戸蔦別岳山頂より。こちらはヌカビラ岳から歩いてきた稜線
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北戸蔦別岳山頂より。こちらはヌカビラ岳から歩いてきた稜線
北戸蔦別岳山頂より。幌尻山荘方面
3
北戸蔦別岳山頂より。幌尻山荘方面
北カールに見とれるkomemame
北カールに見とれるkomemame
さて、戸蔦別岳との鞍部まで下ります
さて、戸蔦別岳との鞍部まで下ります
稜線を境に東側はガスが上がっています
1
稜線を境に東側はガスが上がっています
うるさいハイマツ
3
うるさいハイマツ
テングクワガタかな
2
テングクワガタかな
ヨツバシオガマ
エゾツガザクラのお花畑。圧巻でした
9
エゾツガザクラのお花畑。圧巻でした
北戸蔦別岳から下ってきた稜線を振り返って
2
北戸蔦別岳から下ってきた稜線を振り返って
ヌカビラ岳から歩いてきた稜線
2
ヌカビラ岳から歩いてきた稜線
鞍部を過ぎると岩っぽくなります
1
鞍部を過ぎると岩っぽくなります
ミヤマアズマギク
2
ミヤマアズマギク
登り返します
ミヤマオダマキがたくさん咲いていました
3
ミヤマオダマキがたくさん咲いていました
本州のものと比べるとデカイ(photo komemame)
5
本州のものと比べるとデカイ(photo komemame)
正面に1881
この辺りは痩せています
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この辺りは痩せています
天気よければいい景色なんだろなー
天気よければいい景色なんだろなー
ヌカビラ岳を振り返ります
2
ヌカビラ岳を振り返ります
(photo komemame)
正面に幌尻岳
肩からひとつ手前のピークは見えていますが山頂はギリギリガスの中
2
肩からひとつ手前のピークは見えていますが山頂はギリギリガスの中
幌尻岳へと続く稜線。素晴らしい!
4
幌尻岳へと続く稜線。素晴らしい!
タカネオミナエシ
1
タカネオミナエシ
眺望あるうちに撮っとかなきゃ!
2
眺望あるうちに撮っとかなきゃ!
北カールが間近です。カールから流れ落ちる滝も見えます
3
北カールが間近です。カールから流れ落ちる滝も見えます
戸蔦別岳山頂が見えてきました
戸蔦別岳山頂が見えてきました
戸蔦別岳に到着
指を使った山のポーズらしいっす
10
指を使った山のポーズらしいっす
山頂より。七ツ沼カールが見えました
5
山頂より。七ツ沼カールが見えました
戸蔦別岳山頂でも進行方向を90度変えて南に下ります
戸蔦別岳山頂でも進行方向を90度変えて南に下ります
七ツ沼カールを見下ろします
七ツ沼カールを見下ろします
気持ち良さそうな場所ですが、クマが怖いな
2
気持ち良さそうな場所ですが、クマが怖いな
カールの淵は痩せています
カールの淵は痩せています
七ツ沼カールの分岐まで下ります
1
七ツ沼カールの分岐まで下ります
雄大な景色
眺望は諦めていたのでちょっと嬉しい
3
眺望は諦めていたのでちょっと嬉しい
(photo komemame)
七ツ沼カールの分岐より。テントひと張り
7
七ツ沼カールの分岐より。テントひと張り
分岐にザックをデポして幌尻岳に向かいます
分岐にザックをデポして幌尻岳に向かいます
このあたりもハイマツがうるさい
このあたりもハイマツがうるさい
カールの淵は切れ落ちています
カールの淵は切れ落ちています
幌尻岳の肩まで高低差200mほど登り返します
幌尻岳の肩まで高低差200mほど登り返します
上部はガレ場
肩からはお花畑の連続
3
肩からはお花畑の連続
緩やかな稜線が続きます
1
緩やかな稜線が続きます
チングルマの群落の中を…
3
チングルマの群落の中を…
進んでいきます
エゾツガザクラだらけ
5
エゾツガザクラだらけ
こちらはツガザクラ
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こちらはツガザクラ
そろそろ山頂が近づいてきました
そろそろ山頂が近づいてきました
幌尻岳山頂に到着
7
幌尻岳山頂に到着
山のポーズ
続いて99のポーズ
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続いて99のポーズ
(photo komemame)
ガスって撮るものないから頂上標を違う角度でパチリ
3
ガスって撮るものないから頂上標を違う角度でパチリ
さて下山開始です
3
さて下山開始です
エゾシマリスがいました(photo komemame)
9
エゾシマリスがいました(photo komemame)
可愛いね(photo komemame)
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可愛いね(photo komemame)
帰りもチングルマ
3
帰りもチングルマ
いっぱい咲いてます
8
いっぱい咲いてます
イワベンケイ
ハイマツでびしょびしょに
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ハイマツでびしょびしょに
尖ってるな
カッポレカッポレ(笑)
1
カッポレカッポレ(笑)
戻ってくるとひと張り増えているのが見えました
2
戻ってくるとひと張り増えているのが見えました
分岐まで戻りました。雨対策にテントのグランドシートでくるんでおいたザックをピックアップ
2
分岐まで戻りました。雨対策にテントのグランドシートでくるんでおいたザックをピックアップ
カールへの下り出しは激下り
1
カールへの下り出しは激下り
雪渓の傍から雪解け水が流れていました
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雪渓の傍から雪解け水が流れていました
カールの底付近はプチ藪漕ぎ
カールの底付近はプチ藪漕ぎ
砂浜のような場所にテントを貼ります
6
砂浜のような場所にテントを貼ります
テントからの眺め
3
テントからの眺め
雪渓にお楽しみを冷やしておきます
8
雪渓にお楽しみを冷やしておきます
まずは前日仕入れたジンギスカン
7
まずは前日仕入れたジンギスカン
焼けました
テント泊の醍醐味
8
テント泊の醍醐味
メインはハンバーグ丼。野菜は玉ねぎ、コーン、ピーマン
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メインはハンバーグ丼。野菜は玉ねぎ、コーン、ピーマン
最後に半熟卵を乗せて
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最後に半熟卵を乗せて
【7月18日_2日目】
ガスガスですが雨は降ってません
1
【7月18日_2日目】
ガスガスですが雨は降ってません
稜線の分岐まで戻ります
稜線の分岐まで戻ります
シナノキンバイ(photo komemame)
3
シナノキンバイ(photo komemame)
(photo komemame)
戸蔦別岳まで登り返します
戸蔦別岳まで登り返します
戸蔦別岳山頂を通過
1
戸蔦別岳山頂を通過
岩場を通過
おもしろケルン
(photo komemame)
エゾツガザクラ密集地帯を通過
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エゾツガザクラ密集地帯を通過
反対より(photo komemame)
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反対より(photo komemame)
北戸蔦別岳までの登り返し
北戸蔦別岳までの登り返し
イワツメグサ
北戸蔦別岳山頂を通過
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北戸蔦別岳山頂を通過
なんじゃらホイ
ヌカビラ岳を通過
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ヌカビラ岳を通過
ヌカビラ岳までの下り。濡れるとちょー滑るんですけど。おかげで足ガクガク
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ヌカビラ岳までの下り。濡れるとちょー滑るんですけど。おかげで足ガクガク
ということでトッタの泉で休憩
2
ということでトッタの泉で休憩
沢沿いまで下ってきました
沢沿いまで下ってきました
前日は雨でしたがそこまで増水しておらずホッとしました
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前日は雨でしたがそこまで増水しておらずホッとしました
すでに靴は濡れているので帰りは渡渉が大胆
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すでに靴は濡れているので帰りは渡渉が大胆
しっとり
この辺りはいい雰囲気1
2
この辺りはいい雰囲気1
この辺りはいい雰囲気2
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この辺りはいい雰囲気2
ようやく前方に人工物が見えてきました
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ようやく前方に人工物が見えてきました
北電の取水施設まで戻ってきました
2
北電の取水施設まで戻ってきました
ここからは林道歩きなのでレインウェアを脱いでスッキリ
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ここからは林道歩きなのでレインウェアを脱いでスッキリ
あれ?青空見えるんですけど…
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あれ?青空見えるんですけど…
下山してから何食べるか話をしながら林道を歩きます
2
下山してから何食べるか話をしながら林道を歩きます
ゲートまで戻ってきました。2日間お疲れさまでした!
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ゲートまで戻ってきました。2日間お疲れさまでした!
【おまけ】
帯広名物の豚丼。まぁフツーに美味しい
14
【おまけ】
帯広名物の豚丼。まぁフツーに美味しい
【おまけ】
その後、帯広の六花亭本店で賞味期限3時間のスイーツ
8
【おまけ】
その後、帯広の六花亭本店で賞味期限3時間のスイーツ

感想

海の日の三連休は幌尻岳に登ることを決めていて、
マイルでの予約ができる2ヶ月前から早々にチケットは確保していました。

週アタマ。
週間天気予報を見ると北海道は晴れマークでテンション上がってましたが、
週末が近づくにつれて予報は悪化。17日はまだしも、18日の天気が良くない。
遠征登山だからこそゆっくりとテン泊したかったのですが、
日帰り用のザックも準備して飛行機に乗りました。
テン泊か日帰りかはギリギリまで引っ張って直前の判断とします。

帯広に到着して、夕方早めにジンギスカンを食べていると、
このお店に次から次へとお客さんがやってきて、
お店で食べるのではなく、肉を買って帰っていきます。
家庭でジンギスカンを食べるのが完全にカルチャーとして根付いている感じでした。
確かにこのお肉、美味しくて安い。
ジンギスカンを食べながら天気の最終確認をすると
18日はなんとか雨は降らなそうな予報だったので初志貫徹でテン泊に決定!
ボクたちも明日の夜のビールの当てに300gほど買って帰ることに。
ああ明日が楽しみだ〜。
その後、スーパーで買い出しをしてからチロロ林道ゲートに向かいゲート前で車中泊。

翌朝。空を見上げると良い天気です。
林道を進み、渡渉を繰り返して、ヌカビラ岳の肩まで急登します。
しかし、森林限界を超えた途端、雨が降り始めました。
「レインウェア着たら雨止む説(勝手につくった)」を信じて先に進みますが、
降ったり止んだりビミョーな天気がその後も続きます。
でも、ヌカビラ岳の手前からお花畑が圧巻で、そこまで落胆はありませんでした。
さらに北戸蔦別岳山頂までくるとガスが取れて、雄大な景色を垣間見ることができ、
まぁ今回はこの景色が一瞬でも見られただけでもヨシという気持ちになれました。

七ツ沼カールとの分岐でザックをデポしてほとんど眺望のない中、
幌尻岳まで往復しましたが、それでもこの山の素晴らしさを感じることができ、
これで晴れだったらどうなってしまうんだろう、といつの日にかの再訪を誓いました。
やっぱり北海道の山はいいわ。

さて、百名山は残り1座となりました。
 

あぁ、とうとう来た、
天気は味方してくれなかったけど、
ぜんぜんよかった。
あぁ、しみじみ嬉しい思い。

幌尻岳は物理的にもそうだけど、
私には遠い遠い山のひとつでした。
前に北海道登山をしたときに、幌尻岳に登ってきたという方が、
「雨で増水して首まで浸かった」と言っていて、
これはとてつもなく厳しく険しそうなところだぞ、
登るには運も必要そうだぞ、と思っていました。

前々日くらいまでの北海道の街の天気予報は、晴れ。
しかし前日になって、天気が悪くなる予報に・・・泣
運が悪いなぁ、まったくもう。。
でももう飛行機とっちゃったし、行くしかない、頑張るしかない。

厳しいと思ってのぞんだせいか、
歩くの自体は、無事にあっさりと、最後まで元気でした。
心配していた渡渉も水没することなくクリア。
天気も悪く眺望は諦めていたので、
その分、お花畑のすばらしさに心踊らせ、
リスやキツネ探しにいそしみ、山そのものを心から楽しんだ感じです。

久しぶりの夏山装備でのテント泊は、
ビールやジンギスカン、他いろいろ担いでいったので、
山ごはんも充実。
総じて大満足の二日間でした。

そして、北海道の味覚もいっぱい堪能して、
よい連休となりました。


おしまい。

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コメント

『99座目』
danyama/komemameさん

お邪魔します。
幌尻岳は、私の認識が正しければ「北海道の百名山で最難関」とされているはず。さすがの御夫妻も未踏だったんですね。
今回は天気がスカッとしなかったようで残念でしたが、本州のその辺の山みたいに「天気悪そ→じゃほか行こう」と、おいそれとは予定変更できませんよね(まして2ヶ月前から航空券押さえているとあっては)。

でも、素晴らしい(っぽい)山というのは十分伝わってきます。danさんがコメントされているように、これで晴れていたらどうなっちゃうんでしょうね(笑)。
にしても、ここのお花畑にはびっくりですね。私めは先日、北岳に行き、お花畑が凄い!と感動してきたばかりですが、幌尻岳のそれを見たら、全然勝負にならんレベルです。

余談ながら、去年筑波山で出会った京都のご婦人が「これで百名山の99座目」とおっしゃるので、「あと1座はどこが残ってるんですか?」と尋ねると「幌尻岳」との答え(笑)。
「あらら、厄介な山を残されましたねぇ」。「そうなんですよ〜」。という会話をした記憶があります。
danyamaさんは逆に幌尻が99座目だったんですね。「最後の1座」のレコ、今から視聴予約?して楽しみに待ってます。
あ、それこそ、まさかの筑波山だったりして??

さらに余談ですが、ジンギスカン料理は、北海道に住んでいた中1〜高2の4年間に家庭で嫌というほど出され(…というのはイメージで、実際は年に5、6回だったと思いますが)、食傷して嫌いになってしまいました(笑)。たまたま数年前、大学の同窓会がジンギスカン店であったので、ン十年ぶりに食べたら普通に美味しかったですけどね
2016/7/24 4:19
Re: 『99座目』
tsukadonさん

こんにちは。
幌尻、最後のほうまで残ってしまって、
気がかりでモヤモヤしていた山でした〜
山頂着いたときはやっと肩の荷が下りた、、ような気分でした。
幌尻ってさいごまで残っちゃうひと多いみたいですね。
アプローチ含め難関なんでしょうかね・・・?
コース自体は実際歩いてみると、難関さはなかったですが
やっぱり渡渉があるから、天気(雨)の影響は受けやすいかもと思いました。

お花畑!そうなんですー、
つかどんさんおっしゃるようにほんとすごくて、オダマキなんて、
いつも見るのよりサイズも大きくて、ザ・北海道規格って感じでした。
しかもこういうところにリスとかキツネが歩いているんですから、
興奮しちゃいます。てんき良くなかったけど
動物や植物たちにはいっぱいいい思い出をもらいました。
すごく普通の書き方しかできないけど、あらためて自然の素晴らしさを実感しました。

ラスト一座、これはいつ行けるかな、、
こればっかりはぜったい天気のいい日に狙いをさだめて
行きたいと思っています!


ところでジンギスカン、お嫌いとは!
私は大大大好き〜なんです。
父が北海道なので、ジンギスカンは幼い頃から食べていましたが、
でも、本州だとなかなか手に入らないので、
私の中ではめったに食べられない「特別なお肉」の位置付けです…笑。
それにしても北海道に住んでいるとやっぱりジンギスカンってよく食べるんですね。
年に5、6回でもかなりの頻度ですよね。しかも家で食べるってさすが北海道!
今回行った帯広の「有楽町」では、
地元の方が途切れることなくお持ち帰り用のお肉を買いに来ていましたし、
スーパーのイオンでは当たり前のようにジンギスカン用の鉄板も売っていたりしました。
ほんと羨ましい限りですー。
こっちにもジンギスカン屋さんあるけど、
お値段もぜんぜん違いますよね、、
あぁ、早くもまたジンギスカン食べたいです
2016/7/24 16:54
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