常念岳-蝶ヶ岳 三股から周回


- GPS
- 10:23
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,150m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
天候 | 【天気】 ・晴れ(安曇野側からガスが沸くが、上高地側は晴れ) 【温度】 ・20℃前後 【風】 ・弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・三股の駐車場利用 (平日なのでガラガラ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 ・特に無し 【コースの状況】 <三股〜常念岳> ・登山口奥の分岐で常念岳方向へ ・急登が続く。段差あり、木の根もあり歩き辛い ・標高2200ぐらいのやや平坦な部分は泥濘多い ・途中梯子がありこれを登ると森林限界へ ・森林限界から先は岩場が多い ・浮石が多く、30cmぐらいの岩でも滑りやすい ・前常念から先はまた平坦に ・大天井岳からの道と合流し山頂へ <常念岳〜蝶槍> ・急斜面を下る。岩場なので足元注意 ・安曇野側は崖になっている所がある。 ・P2512から蝶槍の間は、樹林帯や草原 ・この部分は泥濘多い ・標高差約180を登り蝶槍へ <蝶槍〜蝶ヶ岳> ・この区間は再び森林限界 ・傾斜は緩やかで歩きやすい ・蝶ヶ岳ヒュッテの奥に山頂あり <蝶ヶ岳〜三股> ・山頂から山荘に少し戻り、三股・大滝山方向へ ・お花畑の斜面を少し下ると分岐あり ・分岐から先は急な斜面があるが、整備されている ・多少ガレているけど、比較的歩きやすい道 ・まめうちだいら周辺は傾斜が緩い ・泥濘もあるが、木で作った足場があり気にせず歩ける ・沢が現れたら急斜面は終わり ・本沢は吊り橋で超える ・しばらく歩いて登山口へ |
その他周辺情報 | 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 2010年版 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
人生2回目の北アルプスです。
登山を始めた時から、初めての北アはこのコースと決めていたのでやっとで実行した感じです。蝶が好きなので、蝶ヶ岳からと安易な発想ではあるのですが、名前の通り、北アでしか見ることが出来ない蝶がここで見やすいというのも理由の一つ。今回は狙った蝶が4種いるのでそれを求めて歩いてまいりました。
まずは常念に向かいます。周回とすると蝶ヶ岳よりこちらが高いので体力のあるうちに上る作戦です。森林限界を超えたあたりで雲と同じ高さになってしまいガスったり上だけ晴れたりしながらの登山となりました。ただ
ここの岩場に出たあたりから目的のミヤマモンキチョウがたくさん飛んでおり楽しく歩けました。最初は花が少なく四苦八苦しながら撮っていましたが、標高を上げると花も多くなり用意に撮れ良かったです。
大天井岳からの道と合流すると、雲海の上に出たようで目の前に絶景が広がります。先月燕岳から見た景色とはまた違った絵で、吸い込まれてしまいそうな感覚がありました。梓川を登っていつかあの頂まで歩いてみたいですね。
常念岳で軽く休憩し蝶ヶ岳を目指します。標高2600以下となるとガスの中に隠れるそんな状態が続く中歩きます。途中、お花畑があったのですがそこで目当ての蝶らしき蝶が飛んでいます。目当てはクモマベニヒカゲなのですが、近縁のベニヒカゲもいるので区別がつかなく。。。下山の時間もあるのでねばりはしませんでしたが、家に帰って確認するとクモマ〜のような蝶も写っていてもう少し粘ればよかったと今になって後悔しております。
蝶槍の急登を超えてあえて目的の蝶ヶ岳です。
途中、目的の風に乗って飛び回るタカネヒカゲをやっとで撮れ良かったです。最後に蝶ヶ岳山頂で軽く休憩し、絶景を目に焼き付けて下山しました。
先月燕岳に上りましたが、その時は山頂に立っただけですぐに降りてしまいました。今回は稜線を歩き、数時間アルプスの景色を楽しむことが出来、なかなか有意義な時間を過ごせたかなぁと思います。
7月に北アルプス登ったことないので、花は多いし蝶も個体がすれてなく綺麗で羨ましいす。ミヤマモンキのピンクの縁最高
krkdxさん、こんにちは
今回やってで歩いてきました。この時期に夏休みがありますし、人が少なそうなタイミングを見計らっての計画です。
7月にアルプスを登っていないというのはかなり意外ですね。岩も山スキーもやられるのでいろんな時期に行かれているものと思っておりました。
ミヤマモンキは蝶ヶ岳より常念岳の方にたくさんいましたよ
思った以上にうじゃうじゃいたので予想外でした
ピンクの縁取りが綺麗ですよね
気品があるように感じます
aottyさんこんにちは。
良い天気、眺望も蝶も雷鳥も、花も全部OKですね。
槍ヶ岳をこちらから見ると小槍が見えないので違った印象ですよね〜。
この周回はずっと狙っていますが、常念から蝶までのルートが結構きついと聞いたので二の足を踏んでいました。aottyさんも距離の割りには時間がかかっていますので、きつい周回なのでしょうね。
kurihさん、こんばんわ
なかなか良いタイミングで登ることができて良かったです。火曜の方が天気が良いと思っておりましたが、途中で山荘に泊まったという方に尋ねてみると、火曜は天気が良かったが風が強かったとのことでした。風が強いと蝶が飛ばないのでこの日が丁度良かったかもしれません。
小槍初めて聞きました
ネットで調べましたが、小槍に大槍っていうんですね。これまで遠くからしか眺めてこなかったので、まったく知りませんでした。今度、近くに行ったときは確認してみます
kurihさんもこの周回を考えられていたのですね。
常念から蝶槍の区間ですが、樹林帯以外は岩場が多かったですね。平坦な所でも金峰山の頂上みたいな感じです。岩場に慣れていないので時間がかかったと思います。あとは撮りたい蝶がなかなか止まらないので待っていた時間が長かったかもしれません。なにせ初めて撮る蝶だったので。。。
aottyさん、こんにちは
百名山20座登頂おめでとうございます。
北アルプスに登り始めたら、どんどん増えるでしょうね。
これから北アルプスの山々との初対面の感動が楽しめるとは、とてもうすらやましいです。その感動をレコで分かち合わせて下さい。
蝶ヶ岳は山の形から付いた山名だと思いましたが、固有の蝶も多いとは知りませんでした。
今度行ったら探してみます。
ところで、「有名な涸沢カール」と言っている写真ですが、大キレットですね。涸沢は屏風岩の影で見えないんです。
shigetoshiさん、こんばんわ
登山始めてから長くかかりましたが、やっとで20座となりました。
日本100名山については気長にこなしていこうと考えているので、まぁこのペースでいいかなぁと考えております。確かに今後は北アルプスに行く頻度が上がりそうです。楽しみがまた増えました
蝶ヶ岳の由来は白馬岳と同じく、残雪の模様が蝶に見えるからですよね。蝶については蝶ヶ岳周辺の固有種ということではないと思いますが、ここで見やすいということはあるかもしれません。図鑑掲載の採集地を見ると蝶ヶ岳・常念岳・上高地が多い印象です。
涸沢カールについては改めて地図で確認しました。
少し奥まったところにあったのですね。勉強になりました。いつかは上高地から歩いてみたいと考えております。
aottyさん、こんにちは。
前回のレコで、北アとのコメントがあったので、
何処かなあと思っていたらここでしたか!
このコース、大好きなルートで(といいつつここ
6年ほどご無沙汰ですが。。。)前常念岳の手前
で這松と花崗岩の景色になってからのテンションが
上がる気分、今でもリアルに思い出します
ピストンではなく、縦走のよさ。ほんとにその通り
ですね。より心に残る山行になるように思います。
ミヤマモンキチョウですか。こんな色合いの蝶は
見たことがありません。今度気にしてみます。
youtaroさん、こんばんわ
初めての北アはここだと考えていたのでやっとで実行した次第です。フライングで燕岳に登ってしましましたが、このコースは蝶の発生時期に合わせて7月中と決めていたので今回のタイミングとなりました。
youtaroさんもお気に入りのルートなのですね。
前常念が見えるハイマツと花崗岩の景色ですが、私の場合さらにミヤマモンキの食草のクロマメノキが大量にあったのでワクワクしていました。これがないとミヤマモンキは生息できないので。
ミヤマモンキチョウは、遠くから見ると普通のモンキチョウとそっくりですよ。今度、7月後半に歩くことがあれば探してみて下さい
こんにちはaottyさん
ついに!ですよね
念願の蝶から常念(この場合逆か)おめでとうございます。
常念山脈が麓からの雲を断ち切ってくれたようでラッキーですね!
素晴らしい…槍穂を見るには絶好の場所とは聞いてましたが、写真を見て納得です
今度はaottyさんのように逆側から見てみたいです
蝶ケ岳で念願の蝶…今年の夏は幸先良さそうですね
ukkysuzさん、こんばんわ
ついにまずは北アの中で歩いてみたい縦走路を歩くことが出来ました
そうなんです。常念山脈が湿った空気を遮ってくれたようで、これでもかという景色を楽しむ事が出来ました
また新しい蝶を撮ることができました。
今年はこれで70種ぐらい見てますね。
もうすぐ蝶のシーズンは終わりますが、まだチャンスのある蝶はいるので伸ばしていきたいですね。
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