【大菩薩嶺(100)】上日川峠〜大菩薩嶺〜介山荘(泊)〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山

2016年07月23日(土) ~ 2016年07月24日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 11.5km
• 登り: 846m
• 下り: 921m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:20

13:20 上日川峠
13:40 13:45 福ちゃん荘
14:30 14:30 雷岩
14:40 14:45 大菩薩嶺
14:50 15:00 雷岩
15:25 15:25 賽ノ河原
15:40 大菩薩峠

2日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:05

6:40 大菩薩峠
7:10 7:10 石丸峠
8:05 8:10 小金沢山
8:40 8:45 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
9:45 ゴール地点

◆トイレ箇所
ロッヂ長兵衛、福ちゃん荘、介山荘にそれぞれトイレ有。

天候

1日目：曇り　2日目：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆駐車場
・ロッヂ長兵衛の無料駐車場を利用。120台程駐車可。
・13時頃到着時には僅かに空きあり。

コース状況／危険箇所等

[上日川峠〜大菩薩嶺〜介山荘]
危険個所無し。
[介山荘〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山]
倒木、木の根等で歩きにくい箇所あり。
[牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜大菩薩湖入口]
急な下りが続くため足元注意。

その他周辺情報

《温泉》
勝沼町のぶどうの丘内「天空の湯」利用。大人1人610円。

写真

7/23 13:18

百名山の入門者向け、大菩薩嶺を山小屋泊で堪能します！スタートは上日川峠から。

7/23 13:42

まずはサクッと福ちゃん荘へ。

7/23 14:16

まぁまぁ登りはありますが、距離が短いので楽ちんです。

7/23 14:27

下の方が晴れていても、2000m近くまで来るとガスが発生してきました。

7/23 14:29

雷岩に到着するやいなや、シュッとした犬？が近づいてくる。ポケモン？

7/23 14:32

なんだ、ただのキツネか。
まじか。

7/23 14:32

明らかに野生を忘れているキツネ。
ばっちりポーズ決めちゃったよ！笑

7/23 14:41

予期せぬ出会いのため、影の薄くなってしまった百名山山頂。

7/23 14:48

どんどん霧が深くなっていくので早々に立ち去ります。

7/23 14:51

大分ガスに覆われた雷岩に戻ってきました。

7/23 14:56

微かに下の街が見えました。

7/23 15:09

標高2000mらしいですが全然実感がなーい。

7/23 15:11

霧の稜線を山小屋まで歩いていきます。

7/23 15:17

たまに右手が晴れました。
全部見えていたらどんな絶景だっただろう。

7/23 15:28

さいの河原も真っ白です！ここまで来れば山小屋はもうすぐ。

7/23 15:43

見えた！本日宿泊する介山荘です。

7/23 15:57

大菩薩峠の標識が、山頂のそれよりも山頂らしいという。

7/23 15:58

築何年でしょう？とても綺麗な山小屋で、中はほぼ旅館です！
日帰り登山客が多い山なので、このシーズンは狙い目です。

7/23 19:22

夕方、夕日が見たいので外へ出てみるも、間に合わなかった！
ガスで見えないなという先入観で油断してました。

7/23 19:25

明日、朝日が見えますようにと祈り、この日は眠りに着きました。消灯は21:00でした。

7/24 4:58

翌朝。な、なんと、すばらしい朝日が！
実は、日の出予想時間にはガスで何も見えなくて諦めていました。介山荘、やってくれるぜ

7/24 5:10

しばらくすると、今度は雲海と広大な巻雲のコラボレーション。

7/24 5:15

ようやく待ちに待った青空が！

7/24 5:33

さらに、うっすらブロッケン現象も！

7/24 5:37

本当に小屋泊にして良かったな、と思えた瞬間でした。

7/24 6:48

朝の木漏れ日の中、南方への縦走出発です。

7/24 6:49

介山荘より南の樹林帯には瑞々しい苔が生い茂っております。

7/24 6:53

遠くには富士山が頭を覗かせていました。結構遠いな。

7/24 7:02

熊沢山を越えると、南西側に展望が広がります。
中央の小金沢山を越えた向こう側まで行きます。

7/24 7:12

笹原の真ん中には石丸峠の分岐。上日川峠へのエスケープになります。

7/24 7:23

大菩薩湖と山梨の街！

7/24 7:23

この稜線では誰ともすれ違いませんでした。二人占め！

7/24 8:07

小金沢山2014mに到着！
登り返しもきつかったけど、集ってくる虫がひたすら邪魔でした！

7/24 8:44

さらに進むと、牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着（ここがそう）。
あとで知ったのですが、なんと日本一長い山名！

7/24 9:15

下りは大菩薩湖へ向かって下ります。
バスで上日川峠へ戻ったのですが、この時間帯のバス、ある意味この旅で一番きつかった 笑

撮影機器：

FUJIFILM X30 富士フイルム

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール

感想

aya_y

百名山入門者向けの大菩薩嶺へ山小屋泊で行ってきました。この山は、登山口である上日川峠が標高1840mで山頂が2057m、つまり山頂までの登りは217mしかありません。（※地図上では1840mとなってましたが、実際は1600m程のようです。失礼しました）

全然日帰りが可能な山なのですが、そこを敢えて小屋泊にし夕日や朝日を狙ってみることにいました。最近の山は結構飛ばして登ってきたためキツくて登頂できない山もありましたが、ここらで原点に帰ってイージー登山です。

1日目は登り始めからすぐにガスが出始め、ほぼ展望無しの稜線歩きに。しかし、他の方も記録にもある通り、大菩薩の山頂付近には”キツネ”が住み着いているようで、今回のように運が良いと近寄ってきてくれるみたいです。夜には小屋の周りを鹿が駆けまわっていたり、本当に自然を満喫できる良い山だと思いました。

山小屋”介山荘”は旅館のように綺麗で、管理人さんの対応もとても良く、快適に過ごせました。周りが曇っていても朝日が見えることが多いという情報の通り、本当に美しい朝日と眼下に広がる雲海もみえて大満足しました。

2日目は、南方へちょこっと縦走して大菩薩湖へ下りました。縦走路はこれまでの道とうって変わって、意外と険しいアップダウンが続きます。開けている場所は多いので、景色に飽きることはありませんでした。大菩薩に登ってただ下りるだけでは物足りない！という方にはお勧めですが、距離はあるのでバス等時刻には気を付けてください。