唐松岳から五竜岳
- GPS
- 15:05
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,750m
- 下り
- 2,051m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:12
天候 | 8/1晴れのち曇り 8/2曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
8/1 ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘まで \1550+荷物¥400 8/2 アルプス平からゴンドラで山麓へ \1000 山麓から八方の湯までタクシー \2100 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方尾根は危険個所なし。 唐松山荘から牛首は鎖場が連続するので注意。難易度はそんなに高くないのだろうけど、慣れていないとビクビクしながらの通過。落ち着けばそんなに断崖絶壁でもなく足を置く場所も多い。 五竜山荘から五竜岳は、五竜頂上付近が鎖場の連続となる。牛首ほどビクビクせず通過できると思う。アスレチック感覚で楽しいが、数m滑落して怪我をした方もいたので、十分注意。 遠見尾根は八方尾根ほど楽ではない。主稜線付近は鎖場が所々に現れる、急な下降だった。 |
その他周辺情報 | 八方の湯が駐車場に隣接していて便利。お湯はぬるぬるで肌がすべすべになりそう。 \800 |
写真
感想
今年の天気はいまいち。上空に寒気が入り天候が安定していないようだ。
最後までどこに行こうか考えていたが、以前、唐松・五竜を計画し、唐松ピストンしかできていないコースを選択。テント1泊で向かうことにした。
八方池山荘までは天気が良さそうな感触だったが、次第にガスが上がり、白馬三山はあっという間にガスに隠れてしまった。牛首の岩場をテント装備で、雨の濡れた中通過するのが嫌だったので、最悪は唐松で1泊かなと考えつつ、唐松に到着。
何とか天気が持ちそうだったので、腹ごしらえをして、雨の降る前に五竜へ向かった。牛首の岩場はあっという間であると思っていたが意外に長く、少し驚いた。思っていたほど恐怖は感じなかったが、岩場はまだまだ修行が足りないようだ。ひいひい言いながらようやく念願の五竜山荘に到着。途中、綺麗な外国のお姉さんに抜かれたが、とても軽やかな足取りだった。
テントを張って、1杯やっていると、雨が降り出しその後はテントでぐっすりzzz。あっという間に2時間以上寝ていたようだ。雨の中小屋の方が夕飯の案内をしていたので、自分も食事の準備に取り掛かった。テントの床外はタプタプしていて雨が相当ひどいのがわかった。
夜中に雨が止んだようで、朝起きると、五竜の姿を見ることができた。食事前に明るくなりだしてから五竜へ向かったが、これが大正解。五竜山頂では雲海に浮かぶ立山・劔を見ることができ、ブロッケン現象を見ることができた。360度山々の景色を見ることができ大満足。遠く御嶽からは立ち上る噴煙が見られた。
五竜までの道はあまり心配していなかったが、アスレチック感覚の岩場が頂上付近で連続していて、ガスの中や雨の中では注意が必要そうだった。実際にテント場まで下りてきたら、上から降りてきた男性1人が数m滑落したそうで、怪我をされたようだ。大事には至らなかったようだが、下山が心配された。
テントが乾く様子もなく、朝食の後、テントを撤収して下山を開始した。遠見尾根は主稜線からしばらくは急な下降で鎖場もあり、八方尾根とはだいぶ様相が異なっていることにびっくりした。それにしてもだらだらと長く、疲れた。
アルプス平に到着して山形から来られた年配の男女1組の方と会話すると、バーナーを忘れたとのこと。貸してあげるとコーヒーを一杯お裾分けいただいた。これから八方まで戻るとのこと、行き先が同じなので麓からタクシーを相乗りさせて頂いた。神城駅まで歩いて電車で白馬まで戻るつもりだったので、助かった。
八方の駐車場で別れてから一風呂浴び、ラーメン食べて帰途へ。
帰り道、北アルプスの山々を眺めていると空には真っ黒な雨雲。雨柱が所々で見られ、あちこちで集中豪雨が降っているのがわかった。今年はやはり天気が安定していないようだ。
ほぼ行程同じですね 五竜の山頂直下ですれ違った方ですね
またどこかでお会いしましょう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する