花の夏山・山の日は超満員の立山へ


- GPS
- 07:18
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 838m
- 下り
- 840m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:19
22:11 自宅発、高速に入る前にコンビニで食料調達
2016.08.11(木)
00:56 杉津PA、173.5km、01:15 発
02:15 尼御前SA、252.8km、仮眠、02:58 発
04:46 立山駅着、385.7km
05:33 立山ケーブル駅切符売り場は長蛇の列、07:10発の切符となる
08:10 室堂着、08:17 スタート
09:15 一の越山荘
10:18 立山一等三角点(2991.6m)
10:38 雄山頂上(3003m)、ご祈祷を受ける
11:17 立山最高峰・大汝山(3015m)
11:35 大汝山休憩所
11:53 富士の折立登り口、今回はパス
12:30 尾根筋でランチタイム
12:50 真砂岳登り口、迂回して下山ルートへ
14:19 浄土橋
14:55 雷鳥荘
15:14 みくりが池温泉
15:18 みくりが池
15:35 室堂到着、15:50 室堂発、美女平で待ち時間発生 17:20発
17:38 駐車場着
19:20 小矢部川SA、夕食休憩
20:12 徳光SA、490.7km、仮眠、22:30 発
23:22 北鯖江SA、仮眠、01:50 発
20160812(金)
03:20 多賀SA
05:26 自宅着 771.7km
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはないが、ガレ場も多く3000m峰なのでそれなりの注意は必要 |
その他周辺情報 | 山小屋、ホテルなどの施設はすべて営業中と思われる |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
初めての山の日は全国的に天気も良さそうだが、帰省ラッシュのピークでもあるのでどこに行こうか迷ってしまう。白山に行ってみたいと思っていたが、この時期日帰りでは体力的に無理なのは明白、娘も行くと言っているので標高差のない立山に決定。昨年10月の初冬にも縦走しており同じコースを回ろうと思って出発。自宅を出発したのが前夜の10時過ぎになってしまい出遅れ気味の上に、途中で中途半端に仮眠を取ってしまったので、結局熟睡しないまま立山駅に到着。駅近くの駐車場は5時前で既に満車で、川沿いの臨時駐車場のような所に誘導される。
立山ケーブルの切符売り場に行くと既に長蛇の列で、かなり長い間並び、しかも購入できた切符は7:10発。それでも10分間隔で連続運転しているからこの時刻で行けるんだろうと半分諦め。通常美女平で30分ほどのバス待ち時間が発生すると思うのだが、今日はバスもフル稼動のようで、ケーブルで着いた客をどんどん運んでいる。結局8時過ぎに室堂に到着し、当初のもくろみと大きくは遅れなくて済んだ。
室堂は当然超満員で、雄山方向にも浄土山方向にも沢山の登山者が登っていくのが見えている。浄土山経由での縦走もしてみたいが今回は本格登山初参戦の娘も居るのでオーソドックスに一の越に向かう。室堂平は花が一杯咲いているので、写真を撮りながらのゆっくり登山。今日の天気は晴れてはいるが雲が多く陽がガンガン照りつけるということはない、冷たい風もかなり吹いているので、夏山登山としては珍しく下山するまで一度もタオルで汗を拭くということがなかった。一の越山荘の前では沢山の登山者が休憩を取っていたが、ここはパスして先を急ぐことにする。ここから山頂まではほとんどが岩ガレで、滑り易そうな箇所も所々有るのでなかなか気が抜けない。途中一箇所だけ広くなって平らな所があるが、ここまで来ると周りの風景もかなり違ったものになり、山に登ったという気分を味わえる。
雄山頂上に着き、立山一等三角点で記念撮影した後、本当の山頂である雄山神社に向かう。前回登った時は既にシーズンオフだったため素通りで登れたが、今は入山料というかご祈祷料というか1人当たり500円を支払い、一定の人数ずつ山頂に案内され、全員ご祈祷を受ける。
次に大汝山への縦走路に入るが、かなりきつい傾斜地をトラバースしていくので滑らないよう注意を払う。大汝山頂上に立つと雄山とはまた少し違った感じで室堂方面と黒部湖方面の景色が堪能できる。富山の方角は低い位置に雲海が広がっているが、周辺の山々ははっきり見渡すことが出来、非常に綺麗だ。ここで折角なので娘とのツーショットを撮っていただく。
帰りの混み具合が心配なので、前回登った富士の折立と真砂岳はパスして周回路を通り早めに下山して称名滝へ行くことにする。他の登山者も帰りを心配しているのか富士の折立や真砂岳に登っていく人は半分も無さそうな感じだった。富士の折立からは険しい岩ガレの道をかなり下り、細い尾根筋に入る。ここは風も強く長く留まると寒いくらいだが非常に景色も良いので今日はここの途中でランチタイムとした。
真砂岳を迂回し下山道に入ると今度は延々のザレ場が続く。どこもかしこも滑り易いという感じで、これでもかこれでもかといつまで経っても続いている感じだ。途中一箇所だけ平になっている所が有り、ここで小休止。ここから少し下りた所にたった2輪だけまだチングルマが咲いていた。数種類のリンドウも沢山咲いて目を楽しませてくれるが、相変わらず下山道は厳しい。
前回は気がつかなかったのか、シーズンオフは取り払われているのか知らないが、キャンプ場に行くのに沢を渡ったが、今回は橋が見えたので橋の方角へ進む。橋のたもとで渓流に手を入れると冷たくて非常に気持ちがいい。しかし暫く手を浸けていると痛くなってくるほどの冷たさだ。スイカを入れておいたらよく冷えるだろうな等と話をしながら橋を渡る。キャンプ場は色とりどりのテントがあふれかなり混み合っている。明日も天気が良さそうなのできっといいキャンプになることだろう。
キャンプ場からは雷鳥荘を経由してみくりが池温泉まではまたかなりの登り返しがある。標高差にしたら大したことないのだろうがここが今回一番こたえた。地獄谷から出る有害ガスの測定器が数カ所設置されているが今日は全て調整中のカバーがかぶっていた。
室堂からのバスはどんどん出発しているようで、あまり待ち時間無しで乗ることができたが、ケーブルの方はバスに乗る時渡された整理券の番号待ちで結局40分ほど待つことになった。ケーブルの方も今日は10分間隔でフル稼動状態なので輸送能力はこれが限界なのだろう。折角早く帰ろうとしたが結局駐車場に着いたのは5時半過ぎで称名滝は諦めて帰ることに。
途中何カ所かのSAで休憩や仮眠を取りながら帰ったが、徳光ハイウェイオアシスに入ったら何か異様な雰囲気。駐車場の中を携帯を見ながら歩き回る人が何百人も居そうな感じ。ポケGOに夢中になっているらしく、娘もここはすごいと言って飛び出していった。暫く仮眠していたがなかなか出発させてもらえないので、また暫く外で時間つぶし。こんなSAは初めて見た。走り出して暫くするとまだ眠たさが残っているような感じなのと、ハイウェイ情報で米原から先が帰省ラッシュの渋滞らしいので、再度北鯖江SAに入り、しっかり熟睡。結局自宅に着いたのは夜が明けてからの5時半近く。総走行距離770km超のロングドライブとなった。
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