椹島〜聖岳〜上河内岳（椹島ロッジ前泊）

2016年08月08日(月) ~ 2016年08月11日(木)

• GPS: 81:34
• 距離: 34.1km
• 登り: 3,158m
• 下り: 3,346m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:41
• 合計: 10:06

3:58 椹島ロッジ
4:54 4:54 聖沢登山口
7:15 7:21 聖沢吊橋
8:48 8:52 造林小屋跡
10:05 10:06 乗越
11:44 12:14 滝見台
14:04 聖平小屋

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:48

5:26 聖平小屋
5:30 5:30 聖平小屋分岐
5:55 5:55 薊畑分岐
7:06 7:06 小聖岳
8:40 8:43 聖岳
9:15 9:40 奥聖岳
10:07 10:35 聖岳
11:39 11:55 小聖岳
12:44 12:44 薊畑分岐
13:10 13:10 聖平小屋分岐
13:14 聖平小屋

3日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:02

6:05 聖平小屋
6:10 6:11 聖平小屋分岐
8:27 8:32 南岳
9:46 9:57 上河内岳
12:07 茶臼小屋

4日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:39
• 合計: 7:24

6:03 茶臼小屋
7:54 8:05 横窪沢小屋
9:29 9:35 ウソッコ沢避難小屋
10:54 11:05 ヤレヤレ峠
11:27 11:28 畑薙大吊橋
12:17 12:17 畑薙ダムゲート前
12:50 13:00 畑薙第１ダム
13:27 臨時駐車

天候

8/8〜8/11　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

新静岡IC→県道27号井川湖御幸線→県道189号三ッ峰落合線→県道60号南アルプス公園線→富士見峠→井川→畑薙夏期臨時駐車場に駐車、無料。
東海フォレスト送迎バスに乗車、施設利用券3000円。
　（指定の山小屋の1箇所以上に、素泊まり以上で要宿泊）

トイレ　畑薙夏期臨時駐車場　簡易トイレ
　　　　てしゃまんくの里（井川田代地区、静岡県道路休憩施設、24時間利用可）
　　　　富士見峠駐車場（静岡県道路休憩施設、24時間利用可）

コース状況／危険箇所等

整備された登山道、分岐には道標あり。赤テープ、赤ペンキマークあり。

その他周辺情報

椹島ロッジ　一泊夕食付　8000円（施設利用券3000円を使用、残額支払い）
聖平小屋テント場　１人700円
　　トイレ　水洗、別棟、ペーパーあり。
　　水場　テント場と小屋の前、給水施設、無料。
茶臼小屋テント場　１人700円
　　トイレ　別棟、ペーパーあり。
　　水場　小屋脇、給水施設、無料。
　　　　　テント場より一段下、湧水、給水ホースあり、無料。

写真

8/7 14:57

畑薙夏期臨時駐車場に駐車。15：30発の最終バスで、椹島ロッジに向かいます。

8/7 16:41

一泊夕食付で、宿泊。16：00〜19：00まで、お風呂に入れます。

8/7 16:45

登山靴は、どれも同じように見えるので、洗濯ひもを目印に付けました。

8/7 16:50

今晩のお宿。窓は網戸にしてあり、涼しいです。登山者と下山者は、別の部屋にするようです。

8/7 16:51

ザックは、廊下に置きます。

8/8 3:58

翌朝、まだ暗いうちに出発。最初は、林道歩きなので、問題無し。

8/8 4:55

聖沢登山口に到着。明るくなりました。

8/8 6:01

出合所小屋跡。聖平小屋まで、290分。

8/8 6:19

緑がきれいです。

8/8 6:43

何度も桟橋を渡ります。

8/8 7:09

聖沢吊り橋。

8/8 8:50

造林小屋跡。向い側に、つぶれたトタン屋根がありました。

8/8 10:11

聖岳が見える！

8/8 10:36

水場。登山地図にある「乗越」は、どこだかわからなかった。

8/8 10:52

山腹をトラバースする吊り橋。

8/8 11:07

急下降して、河原に下ります。

8/8 11:20

日当たりが良いので、お花畑になっていました。

8/8 11:43

岩頭滝見台。2本の滝が見えます。

8/8 11:44

滝のはるか上には、聖岳。

8/8 11:44

右側の滝、アップで。

8/8 11:44

左側の滝、アップで。

8/8 12:24

トリカブトが群生しています。

8/8 12:56

せせらぎを横断。

8/8 13:09

再び急下降して、橋を渡り、

8/8 13:38

平坦な道を進み、「←聖平小屋」と書かれた斜めっている橋で、沢を渡り返します。

8/8 13:40

きれいな沢です。

8/8 14:05

聖平小屋到着。受付を済ませ、名物のフルーツポンチをいただきます。

8/8 14:56

今日のお宿。小さな丸木の番号札を付けます。

8/8 14:58

テント場のはずれにあるトイレ棟。水洗です！

8/8 15:03

テント場の中央付近にある水場。そのまま飲めるとのこと。

8/9 5:28

2日目、木道を歩いて、稜線に出ます。

8/9 5:53

薊畑より、聖岳。まだ、薄曇りです。

8/9 7:02

小聖岳。晴れて来ました。

8/9 7:06

聖のお隣には、兎岳。名前とは裏腹に、立派な山容です。

8/9 7:03

茶臼岳や、光岳方面。

8/9 7:07

聖岳に向かいます。

8/9 7:45

砂礫の道をひたすら登る。空が青い！

8/9 8:38

聖岳山頂到着。後方は、赤石岳。

8/9 8:40

もう一つの聖岳山頂標識。

8/9 8:41

向かいには、同じく大きな赤石岳。

8/9 8:42

赤石岳の左端、V字に落ち込んだ所に、赤い屋根の百間洞山の家が見えます。

8/9 8:44

富士山と奥聖方面。

8/9 8:46

上河内岳方面。

8/9 8:46

上河内岳から連なる尾根の末端には、聖平の小屋が見えています。

8/9 8:48

奥聖に向かいます。

8/9 9:00

チングルマは穂になっていました。

8/9 9:10

奥聖山頂と富士山。

8/9 9:29

東尾根の取り付きに立つ大きなケルンと富士山。

8/9 9:13

大きなケルンの後ろに三角点がありました。

8/9 9:11

兎岳〜百間洞の稜線。アップダウンがきつそう・・・。

8/9 9:14

山並みの一番奥、見たことのある双耳峰は竜爪山と安倍東山稜。

8/9 10:05

再び、山頂に戻って来ました。

8/9 10:09

晴天なのに、ひょっこりライチョウ出現！？

8/9 10:10

かなり大きくなったヒナ。でも、一羽しかいませんでした。

8/9 10:52

帰りは、余裕が出来たので、お花の写真をとりながら、戻ります。トウヤクリンドウ、もう秋です。

8/9 10:56

タカネツメクサ。

8/9 11:17

チシマギキョウ。

8/9 12:36

キオンとトリカブトが大群生していました。鹿が食べないそうです。

8/10 6:10

3日目。聖平を後にして、稜線に出ます。今日は、左、上河内岳方面へ向かいます。

8/10 6:29

最初は、樹林帯の中をトラバース気味に進みます。

8/10 7:23

早朝のガスが取れて来た聖岳。

8/10 7:28

ミヤマホツツジ？

8/10 7:42

すっかり青空になった聖岳。

8/10 8:33

南岳山頂到着。頂上付近だけですが、聖〜赤石〜悪沢岳が見えているようです。

8/10 8:34

これから向かう上河内岳。

8/10 8:40

富士山は、雲に隠れそうです。

8/10 8:39

オトギリソウ。

8/10 8:43

マツムシソウ。

8/10 9:21

上河内岳の肩到着。

8/10 9:30

ザックを置いて、山頂を目指します。誰か立っているようです。

8/10 9:37

聖〜赤石〜悪沢岳。

8/10 9:46

上河内岳山頂到着。

8/10 9:54

上河内岳山頂から、南部のビッグ3。今日は、雲が出てくるのが早いです。

8/10 10:39

肩に戻り、縦走再開。奇岩竹内門を通過。

8/10 10:43

振り返って見た上河内岳。

8/10 11:05

登山地図で「亀甲状土」と書いてある平坦な草原。

8/10 11:06

振り返って見た上河内岳。ここからは、ピラミッド状に見えます。

8/10 11:38

夏空！

8/10 11:49

茶臼岳と下降点が見えて来ました。

8/10 11:53

茶臼小屋に向かいます。

8/10 11:57

ハイマツの海。

8/10 13:31

リンドウが咲き始めています。

8/10 12:58

茶臼小屋到着、賑わっています。

8/10 13:16

トランスジャパンアルプスレース（TJAR）の経過が張り出されていました。

8/10 15:16

茶臼小屋は、TJARのチェックポイントになっていました。スタッフのテント。

8/10 15:28

小屋脇の水場。

8/10 15:45

テント場下にある湧水の水場。

8/10 15:43

今日のお宿。

8/11 4:31

4日目、最終日。

8/11 5:08

テント場から、富士山が見えます。

8/11 5:10

小屋のテラスで、富士山とご来光。

8/11 6:05

茶臼小屋を後にします。左下の建物は、トイレ棟。

8/11 6:06

雲海がきれいです。

8/11 6:08

富士山の見収め。

8/11 6:14

樹林帯をひたすら下ります。

8/11 6:34

樺段。

8/11 7:00

水呑場。

8/11 7:00

チョロチョロ出ていました。

8/11 7:03

倒木ベンチ。

8/11 7:15

大無間山の見える所に、木のベンチあり。

8/11 7:54

横窪沢小屋到着。

8/11 7:55

TJARの応援看板？が、あります。

8/11 7:57

休憩しただけですが、冷たい麦茶をいただきました。

8/11 8:06

横窪沢を渡ります。

8/11 8:12

登り返して、横窪峠。

8/11 8:36

中の段。木のベンチがあります。

8/11 9:13

階段で、急坂を下ります。

8/11 9:18

吊橋で沢を渡り、

8/11 9:21

ウソッコ沢小屋到着。

8/11 10:31

トラバース気味にゆるやかに登り返して、

8/11 10:46

ヤレヤレ峠到着。

8/11 11:03

薄暗い林内に、フシグロセンノウの朱色が目立っていました。

8/11 11:26

畑薙大吊橋を渡ります。

8/11 12:04

グリーンのきれいな畑薙湖。

8/11 12:19

炎天下の林道を歩き、沼平ゲート到着。

8/11 12:32

畑薙ダム。

8/11 13:26

無事、駐車場に帰って来ました。満車！！

撮影機器：

μ TOUGH-6000 オリンパス

感想

seishika

今年の夏休み第2弾は、南アルプス南部のビッグ3の内、登っていない聖岳を目指します。
台風5号が発生して、どうなることか心配しましたが、幸い、東の海上にそれて、南アには影響が無いようです。

山中はテント泊にするので、椹島ロッジに前泊して、送迎バスに乗車する権利を確保します。

翌朝、まずは、聖平小屋を目指します。
聖沢の登りは、緩、急、水平、ちょっと下りと変化があり、一息つけるので、登り易いです。
聖平小屋は、広くて平らなテント場、豊富な水、驚異の水洗トイレと3拍子揃っていて、とても居心地の良い所です。

今回の本命、聖岳は、いつも遠くから見ていると、優美に見えますが、どっしりとした男前の山でした。
聖平連泊なので、山頂でゆっくり過ごすことが出来ました。

3日目は、上河内岳を越えて、茶臼小屋までです。
茶臼小屋は、トランスジャパンアルプスレース（TJAR）のチェックポイントになっていて、応援のために、登って来ている方もいるようで、大賑わいです。
テントを張った後は、稜線の下降点まで登り返して、ゆっくりお昼にし、最後の南アの稜線と展望を満喫しました。

4日目最終日、TJARのスタッフの方が、トップの望月選手（13番）は、4時に聖？？と話しているのを聞きながら、下山開始。
7時過ぎに大無間山の見えるベンチの少し手前で、後ろから追い付いてくる方がいたので、脇によけて振り返ったところ、ゼッケン13！！
「えっ！？」と思っている間に、お礼を言われ、疾風のように下って行きました。
元気そうに見えましたが、見事、新記録で、4連覇達成です。

念願の畑薙大吊橋を渡り、炎天下のロードを歩いて、臨時駐車場に戻りました。
おかげさまで、好天に恵まれ、無事に行って来ることが出来ました。