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Yamareco

記録ID: 953365
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳ー大日三山縦走

2016年08月31日(水) ~ 2016年09月02日(金)
 - 拍手
akira_neri その他1人
GPS
56:00
距離
32.7km
登り
2,570m
下り
4,038m

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:35
合計
4:55
10:20
85
13:05
13:15
15
13:30
13:35
10
13:45
14:00
20
14:20
14:25
50
15:15
剣山荘
2日目
山行
8:10
休憩
2:25
合計
10:35
4:50
20
剣山荘
5:10
5:15
40
5:55
6:00
25
6:25
6:30
5
6:35
6:45
15
7:00
7:30
35
8:05
8:10
15
8:25
8:30
40
9:10
9:15
10
9:25
10:05
25
10:30
10:40
50
11:30
10:35
105
別山分岐
12:20
12:45
15
内蔵助山荘
13:00
90
14:30
雷鳥沢ヒュッテ
3日目
山行
7:05
休憩
2:05
合計
9:10
5:50
100
雷鳥沢ヒュッテ
7:30
7:55
65
9:00
10
9:10
9:20
10
9:30
9:40
5
9:45
9:50
80
11:10
12:10
25
12:35
55
13:30
0
13:30
13:45
75
15:00
称名滝駐車場
天候 【31日】晴れ
【1日】晴れのち曇り
【2日】晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【31日】
東京駅(北陸新幹線かがやき501号)6:16→富山駅8:26
電鉄富山駅(立山地方鉄道)8:42→立山駅9:31
立山駅(立山ケーブルカー)9:40→美女平駅9:47
美女平駅(立山高原バス)10:00→室堂10:50

【2日】
称名滝バス停(称名滝探勝バス)15:00→立山駅15:15
立山駅15:20→電鉄富山駅16:23
富山駅(北陸新幹線かがやき532号)17:26→東京駅19:44
コース状況/
危険箇所等
●室堂→別山乗越→剣山荘
室堂バスターミナルから雷鳥平キャンプ場までは石の舗装路で歩きやすい。
雷鳥坂の登りは急登の一本道。
ガレた箇所もあるので浮石での転倒に注意。

別山乗越から別山山頂までは30分ほどでたどり着く。
剱岳、立山の展望が素晴らしい。特に北峰からの眺めが良い。
別山乗越まで戻り剣山荘までは進行方向に常に剱岳が望めるので
気持ちが盛り上がる。

●剣山荘→剱岳
山荘から一服劔までは鎖場が2箇所あるが腕慣らし程度。
一服劔からは前劔が一望できる。
そこから武蔵のコルまで下ると前劔への登りが始まる。
ガレた急登なので浮石に注意。
大岩の鎖場を抜けると稜線に出る。
前劔頂上への道は見落としがちなので注意が必要。
(頂上側に出ないと下りで使うトラバース道に出ます)

頂上を過ぎると橋と水平に設置された鎖場に出る。
(この辺りから緊張感が増します)
その後しばらく行くと平蔵の頭に出る。
登りと下りの鎖場があるので注意して進む。
平蔵のコルを過ぎるとカニのたてばいが現れる。
(ホールドはしっかりしているので落ち着いて登れば問題ない印象)

カニのたてばいを過ぎれば山頂は間もなく。
山頂からの展望は抜群。

下山後すぐに難所カニのよこばいが現れる。
最初のステップが見えないので難しいが思い切り足を延ばせば何とかなる印象。
よこばいから鎖場と梯子の急な斜面が連続するので注意。

その後平蔵の頭、前劔の門の鎖場と緊張する場面は続く。
前劔を越え大岩付近のガレ場までは転倒の危険性があるので慎重に。

武蔵のコルまで下りてくれば、安心できる。
一服劔を越え山荘までは間もなく。

●剣山荘→別山分岐→真砂岳→室堂
剣山荘から劔澤小屋までは岩ゴロの道を歩く。
劔澤小屋は石垣で囲まれ堅牢な様子。
小屋から10分ほど登るとキャンプ場に着く。
(剱沢警備派出所がある)

そこから別山分岐まで急な登りが続く。
かなりザレているので登り辛い。
その後別山分岐から真砂岳方面へ尾根を歩く。
別山の道はかなり急なので注意が必要。

真砂乗越を過ぎ分岐を内蔵助山荘まで進む。
インスタントではないラーメンを提供している。(700円)
真砂岳山頂を過ぎ大走りから下山。
滑りやすいので注意。

●室堂→奥大日岳→大日岳→称名の滝
キャンプ場奥の橋を渡り奥大日岳登山道を登る。
序盤は気持ちの良い木道から始まる。
短い登りの後、稜線下のほぼ水平の巻道を歩く。
徐々に登山道の角度がキツくなり細かいアップダウンを繰り返し稜線に出たら
奥大日岳山頂は間もなく。(最高地点は通過不可)

奥大日岳から大日岳までの道はいきなり急な下りから始まる。
その後も鎖場や梯子などの難所が続き一気に高度を下げる。
下りきり暫く登ると七福園から中大日岳の山頂に出る。
山頂から大日小屋は下ってすぐのところにある。
大日小屋から大日岳は10分程。
山頂は展望抜群、剱岳から富山湾まで一望できる。

大日平山荘までの下りは岩ゴロで足場のバランスが悪い。
徐々に斜度が緩むと大日平の木道に出る。
水平な道が足に優しい。
大日平山荘では100円で水が補給できる。

山荘を過ぎ暫くは木道が続く。
50分ほど歩くと木道が途切れ牛首の下山道が始まる。
落差日本一の称名滝の脇の道なのでかなりの急坂。
梯子や鎖場、石を削った段差など整備はされているが、斜度がキツイので
転落、転倒に注意が必要。

やがて道が緩やかになり登山口に出る。
そこから称名滝は舗装路を10分ほど歩く。





その他周辺情報 ●剣山荘:一泊二食付10,000円(シャワー施設有り)
●雷鳥沢ヒュッテ:1泊2食 個室2人 11,000円(温泉施設有り)日帰り入浴 600円
予約できる山小屋
新幹線で富山着。
電鉄富山駅から特急で立山までGO!
2016年08月31日 08:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 8:36
新幹線で富山着。
電鉄富山駅から特急で立山までGO!
快晴!
車窓から剱岳や立山連峰の山々が見えます。
2016年08月31日 08:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 8:57
快晴!
車窓から剱岳や立山連峰の山々が見えます。
千垣橋上から常願寺川と芳美橋。
2016年08月31日 09:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 9:19
千垣橋上から常願寺川と芳美橋。
立山からはケーブルカーで美女平まで行きます。
2016年08月31日 09:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 9:37
立山からはケーブルカーで美女平まで行きます。
美女平からバスに乗り継ぎ室堂に到着。
まずは立山蕎麦で腹ごしらえ。
2016年08月31日 10:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 10:58
美女平からバスに乗り継ぎ室堂に到着。
まずは立山蕎麦で腹ごしらえ。
やってきました、立山室堂。
1年ぶりです。
2016年08月31日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/31 11:14
やってきました、立山室堂。
1年ぶりです。
雲ひとつない快晴です。
ミクリガ池も美しい。
2016年08月31日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
8/31 11:21
雲ひとつない快晴です。
ミクリガ池も美しい。
奥大日岳。
2016年08月31日 11:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 11:25
奥大日岳。
奥大日岳、中大日岳が見えます。
2016年08月31日 11:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/31 11:30
奥大日岳、中大日岳が見えます。
立山。
雄山の神社まではっきり見えます。
2016年08月31日 11:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/31 11:31
立山。
雄山の神社まではっきり見えます。
リンドウ池からのパノラマ。
立山三山揃い踏み。
2016年08月31日 11:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 11:32
リンドウ池からのパノラマ。
立山三山揃い踏み。
これから登る雷鳥坂です。
2016年08月31日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/31 11:41
これから登る雷鳥坂です。
劔御前方面へいざ。
2016年08月31日 11:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 11:55
劔御前方面へいざ。
しばらくは緩やかな登りが続きます。
2016年08月31日 12:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/31 12:01
しばらくは緩やかな登りが続きます。
手前に真砂岳。
立山、浄土山。
2016年08月31日 12:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/31 12:35
手前に真砂岳。
立山、浄土山。
室堂が一望できます。
2016年08月31日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/31 12:36
室堂が一望できます。
奥大日岳。
2016年08月31日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/31 12:50
奥大日岳。
ガレて登り辛い箇所もありました。
2016年08月31日 12:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/31 12:58
ガレて登り辛い箇所もありました。
しばらく登ると劔御前小舎が見えてきた。
行程2時間と地図には書いてあったが、1時間ほどで
登り着く。
2016年08月31日 13:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 13:03
しばらく登ると劔御前小舎が見えてきた。
行程2時間と地図には書いてあったが、1時間ほどで
登り着く。
劔御前小舎到着!
2016年08月31日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/31 13:06
劔御前小舎到着!
剱岳が目の前に!
剣山荘へ行く前に別山に登ってみよう。
2016年08月31日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/31 13:06
剱岳が目の前に!
剣山荘へ行く前に別山に登ってみよう。
山頂までは空身で15分ほど。
2016年08月31日 13:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/31 13:18
山頂までは空身で15分ほど。
別山山頂到着!
2016年08月31日 13:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 13:33
別山山頂到着!
山頂から。
内蔵助山荘、針ノ木岳が見えます。
2016年08月31日 13:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/31 13:34
山頂から。
内蔵助山荘、針ノ木岳が見えます。
展望が良いらしい北峰へ向かいます。
2016年08月31日 13:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 13:34
展望が良いらしい北峰へ向かいます。
北峰からの剱岳の眺め。
大迫力!
2016年08月31日 13:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/31 13:44
北峰からの剱岳の眺め。
大迫力!
東方には後立山連峰が見えます。
2016年08月31日 13:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/31 13:45
東方には後立山連峰が見えます。
絶景です。
2016年08月31日 13:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/31 13:45
絶景です。
別山北峰からのパノラマ
2016年08月31日 13:50撮影 by  iPhone8,1 iPhone OS 9.3.5, Apple
1
8/31 13:50
別山北峰からのパノラマ
再び別山。
劔澤小屋、剣山荘も見えます。
2016年08月31日 14:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/31 14:09
再び別山。
劔澤小屋、剣山荘も見えます。
劔御前小舎まで戻り剣山荘へ向かいます。
2016年08月31日 14:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 14:32
劔御前小舎まで戻り剣山荘へ向かいます。
常に目の前には剱岳が見えてるので気分がいいです。
2016年08月31日 15:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/31 15:00
常に目の前には剱岳が見えてるので気分がいいです。
剣山荘到着!
2016年08月31日 15:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/31 15:16
剣山荘到着!
宿泊の手続き済ませ、シャワーで汗を流した後は
待望の生ビールです。
うまい!
贅沢なひととき。
2016年08月31日 15:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/31 15:52
宿泊の手続き済ませ、シャワーで汗を流した後は
待望の生ビールです。
うまい!
贅沢なひととき。
剣山荘の夕食。
食後、剱沢警備派出所の方が登山中の注意点を説明してくれました。
2016年08月31日 17:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/31 17:07
剣山荘の夕食。
食後、剱沢警備派出所の方が登山中の注意点を説明してくれました。
翌日夜明け前。
剱岳へ向かいます。
鹿島槍、五竜岳の美しいシルエット。
2016年09月01日 04:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 4:51
翌日夜明け前。
剱岳へ向かいます。
鹿島槍、五竜岳の美しいシルエット。
八峰キレットから朝日が昇ってきました。
2016年09月01日 05:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 5:18
八峰キレットから朝日が昇ってきました。
30分ほど登って一服劔到着。
目の前に前劔が。
2016年09月01日 05:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 5:13
30分ほど登って一服劔到着。
目の前に前劔が。
武蔵のコルまで下る。
前劔も相当急勾配です。
2016年09月01日 05:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 5:20
武蔵のコルまで下る。
前劔も相当急勾配です。
朝日に照らされた一服劔。
2016年09月01日 05:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 5:23
朝日に照らされた一服劔。
本格的な登りの始まりです。
いきなりのガレた急登。
2016年09月01日 05:41撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 5:41
本格的な登りの始まりです。
いきなりのガレた急登。
大岩の鎖場。
2016年09月01日 05:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 5:43
大岩の鎖場。
鎖をたどって登っていきます。
2016年09月01日 05:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 5:50
鎖をたどって登っていきます。
前劔山頂到着です!
2016年09月01日 05:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 5:57
前劔山頂到着です!
剱岳が見えてきました!
2016年09月01日 05:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 5:56
剱岳が見えてきました!
山行中、花はほとんどありませんでしたが、
チングルマが綺麗でした。
2016年09月01日 06:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 6:00
山行中、花はほとんどありませんでしたが、
チングルマが綺麗でした。
前劔の門手前の難所。
崖を渡る橋が怖い。。
2016年09月01日 06:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 6:03
前劔の門手前の難所。
崖を渡る橋が怖い。。
切り立った崖にかかった鎖場。
気が抜けません。
2016年09月01日 06:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 6:05
切り立った崖にかかった鎖場。
気が抜けません。
平蔵の頭の登り。
登りの方がまだ気は楽です。
2016年09月01日 06:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 6:28
平蔵の頭の登り。
登りの方がまだ気は楽です。
下りの方が緊張します。
2016年09月01日 06:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/1 6:33
下りの方が緊張します。
いよいよ登りの核心部、
カニのたてばいです。
2016年09月01日 06:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 6:37
いよいよ登りの核心部、
カニのたてばいです。
ほぼ垂直の崖を登ります。
整備はしっかりされているので、高度感に飲まれなければ
何とかなります。
2016年09月01日 06:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 6:39
ほぼ垂直の崖を登ります。
整備はしっかりされているので、高度感に飲まれなければ
何とかなります。
登りきりホッと一息。
同行のK君はまだ頑張ってます。
2016年09月01日 06:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 6:43
登りきりホッと一息。
同行のK君はまだ頑張ってます。
たてばいを過ぎれば山頂は間もなくです。
2016年09月01日 06:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 6:57
たてばいを過ぎれば山頂は間もなくです。
山頂到着!
2016年09月01日 07:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/1 7:06
山頂到着!
見渡す大展望。
立山三山の奥には槍や水晶岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳に
薬師岳が見えます。
2016年09月01日 07:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
9/1 7:04
見渡す大展望。
立山三山の奥には槍や水晶岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳に
薬師岳が見えます。
こんな快晴に恵まれて幸せです。
2016年09月01日 07:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/1 7:06
こんな快晴に恵まれて幸せです。
プレートには荒城の月 剱岳三番叟の仕組と書いてあります。
意味は調べてもわかりませんでした。。
2016年09月01日 07:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 7:06
プレートには荒城の月 剱岳三番叟の仕組と書いてあります。
意味は調べてもわかりませんでした。。
2016年09月01日 07:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 7:07
山頂の様子。
平日の早朝ですが結構人が登ってました。
2016年09月01日 07:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/1 7:07
山頂の様子。
平日の早朝ですが結構人が登ってました。
北アルプスの山々。
平らなところは雲の平ですね。
2016年09月01日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 7:23
北アルプスの山々。
平らなところは雲の平ですね。
おお、富士山が。
こんな遠くからでも見えるのですね。
2016年09月01日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/1 7:23
おお、富士山が。
こんな遠くからでも見えるのですね。
見渡す大展望その2
最高の見晴らし。
2016年09月01日 07:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
9/1 7:33
見渡す大展望その2
最高の見晴らし。
朝食の弁当を済ませ下山です。
さらに慎重に。
2016年09月01日 07:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 7:43
朝食の弁当を済ませ下山です。
さらに慎重に。
難所、カニのよこばいです。
2016年09月01日 07:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 7:47
難所、カニのよこばいです。
最初の取り付きを慎重に過ぎれば
何とかなります。
2016年09月01日 07:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 7:49
最初の取り付きを慎重に過ぎれば
何とかなります。
その後すぐに梯子。
2016年09月01日 07:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 7:52
その後すぐに梯子。
鎖場と続き緊張します。
2016年09月01日 07:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 7:54
鎖場と続き緊張します。
遠くにカニのたてばいを登ってるパーティーが見えました。

2016年09月01日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 7:55
遠くにカニのたてばいを登ってるパーティーが見えました。

平蔵の頭の登り。
行きとは違うルートを通ります。
2016年09月01日 08:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 8:04
平蔵の頭の登り。
行きとは違うルートを通ります。
頭を登って下ります。
ここも気は抜けません。
2016年09月01日 08:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 8:09
頭を登って下ります。
ここも気は抜けません。
前劔の門。
下山ルートはここを登ります。
番号がふってあるので分かりやすいですね。
2016年09月01日 08:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 8:25
前劔の門。
下山ルートはここを登ります。
番号がふってあるので分かりやすいですね。
前劔で決めポーズ(笑
2016年09月01日 08:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
9/1 8:35
前劔で決めポーズ(笑
前劔を下ります。
ここまでくれば一安心。
2016年09月01日 09:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/1 9:10
前劔を下ります。
ここまでくれば一安心。
下山するとヘリコプターが山荘に物資を降ろしてました。
2016年09月01日 09:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 9:25
下山するとヘリコプターが山荘に物資を降ろしてました。
一服した後は早々に劔澤小屋に向かいました。
小屋で剱岳限定バッチを購入。
2016年09月01日 10:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 10:31
一服した後は早々に劔澤小屋に向かいました。
小屋で剱岳限定バッチを購入。
小屋からの剱岳。
絶景!
剣山荘では山頂は見えないのです。
2016年09月01日 10:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 10:30
小屋からの剱岳。
絶景!
剣山荘では山頂は見えないのです。
劔沢キャンプ場から。
こんな贅沢な展望が拝めるテン場はいいですね。
2016年09月01日 10:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/1 10:47
劔沢キャンプ場から。
こんな贅沢な展望が拝めるテン場はいいですね。
楽しい山登りでした。
ありがとう剱岳。
2016年09月01日 11:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/1 11:01
楽しい山登りでした。
ありがとう剱岳。
テン場から別山分岐まで登ります。
この登りは距離は短いが相当ハードで
疲労がかなり蓄積されました。
2016年09月01日 11:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 11:04
テン場から別山分岐まで登ります。
この登りは距離は短いが相当ハードで
疲労がかなり蓄積されました。
登りきり室堂方面を見ると。。
雲がかかってきてます。
2016年09月01日 11:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
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登りきり室堂方面を見ると。。
雲がかかってきてます。
ひとまず真砂岳を目指します。
2016年09月01日 11:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
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ひとまず真砂岳を目指します。
山頂に行く前に内蔵助山荘でお昼休憩にします。
2016年09月01日 12:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 12:16
山頂に行く前に内蔵助山荘でお昼休憩にします。
ラーメン!
うまい!
2016年09月01日 12:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
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ラーメン!
うまい!
真砂岳山頂。
2016年09月01日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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真砂岳山頂。
立山方面は雲に覆われてます。。
2016年09月01日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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立山方面は雲に覆われてます。。
展望が期待できないので大走りから下山です。
2016年09月01日 13:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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展望が期待できないので大走りから下山です。
イワギキョウ
2016年09月01日 13:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 13:25
イワギキョウ
雷鳥平に到着。
立山は完全に雲の中です。
2016年09月01日 14:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/1 14:05
雷鳥平に到着。
立山は完全に雲の中です。
本日は雷鳥沢ヒュッテに宿泊。
豪華な夕食。シチューが絶品でした。
施設は古いが、温泉は素晴らしかったです。
(24時間利用可能)
2016年09月01日 17:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/1 17:31
本日は雷鳥沢ヒュッテに宿泊。
豪華な夕食。シチューが絶品でした。
施設は古いが、温泉は素晴らしかったです。
(24時間利用可能)
翌朝。
雷鳥沢ヒュッテ玄関前。
2016年09月02日 05:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 5:44
翌朝。
雷鳥沢ヒュッテ玄関前。
今朝も快晴!
2016年09月02日 05:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 5:49
今朝も快晴!
本日は大日三山を縦走して下山予定です。
2016年09月02日 05:59撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/2 5:59
本日は大日三山を縦走して下山予定です。
登山道は気持ちの良い木道から始まります。
2016年09月02日 06:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/2 6:01
登山道は気持ちの良い木道から始まります。
立山方面から朝日が昇ってきました。
2016年09月02日 06:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 6:23
立山方面から朝日が昇ってきました。
奥大日岳。
奥の突き出たところが山頂です。
(最高地点は登山不可)
2016年09月02日 07:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/2 7:02
奥大日岳。
奥の突き出たところが山頂です。
(最高地点は登山不可)
奥大日岳山頂。
剱岳が目の前に見えます。
2016年09月02日 07:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/2 7:30
奥大日岳山頂。
剱岳が目の前に見えます。
ここで朝食の弁当を食べました。
2016年09月02日 07:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 7:32
ここで朝食の弁当を食べました。
奥大日岳からのパノラマ。
2016年09月02日 07:42撮影 by  iPhone8,1 iPhone OS 9.3.5, Apple
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9/2 7:42
奥大日岳からのパノラマ。
弥陀ヶ原方面もいずれは歩いてみたいです。
2016年09月02日 07:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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弥陀ヶ原方面もいずれは歩いてみたいです。
遠くに中大日岳、大日小屋、大日岳が見えます。
2016年09月02日 07:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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遠くに中大日岳、大日小屋、大日岳が見えます。
山頂直下はいきなりの難路。
滑ります。
2016年09月02日 08:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 8:12
山頂直下はいきなりの難路。
滑ります。
アップダウンが結構あります。
2016年09月02日 08:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 8:30
アップダウンが結構あります。
中大日岳が近づいてきました。
2016年09月02日 08:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/2 8:40
中大日岳が近づいてきました。
七福園到着。
この辺りは平らで気持ちの良いところです。
2016年09月02日 08:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/2 8:55
七福園到着。
この辺りは平らで気持ちの良いところです。
木道で整備されてます。
2016年09月02日 08:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 8:57
木道で整備されてます。
パノラマ
2016年09月02日 08:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/2 8:58
パノラマ
薄くなった標識は逆さまですね。
中大日岳山頂です。
2016年09月02日 09:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
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薄くなった標識は逆さまですね。
中大日岳山頂です。
大日小屋到着。
2016年09月02日 09:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
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大日小屋到着。
小屋前からの風景。
剱岳が目の前に見える贅沢な景色です。
2016年09月02日 09:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/2 9:15
小屋前からの風景。
剱岳が目の前に見える贅沢な景色です。
小屋から10分ほど登り大日岳山頂へ。
2016年09月02日 09:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/2 9:29
小屋から10分ほど登り大日岳山頂へ。
大日岳からのパノラマ
2016年09月02日 09:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
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大日岳からのパノラマ
富山湾も見えます。
2016年09月02日 09:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
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富山湾も見えます。
大日小屋まで戻り大日平まで下山です。
2016年09月02日 09:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
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大日小屋まで戻り大日平まで下山です。
下山道は不揃いの岩だらけで歩き辛かったです。
2016年09月02日 10:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 10:21
下山道は不揃いの岩だらけで歩き辛かったです。
これは。。噂のカエンタケかと思いましたが。
ベニナギナタケかもしれません。
2016年09月02日 10:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 10:46
これは。。噂のカエンタケかと思いましたが。
ベニナギナタケかもしれません。
大日平まで下りてきました。
2016年09月02日 10:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
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大日平まで下りてきました。
平原が広がる気持ちの良いところでした。
2016年09月02日 10:59撮影 by  iPhone 6s, Apple
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平原が広がる気持ちの良いところでした。
木道が足に優しい。
2016年09月02日 11:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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木道が足に優しい。
背後には下ってきた大日岳。
2016年09月02日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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背後には下ってきた大日岳。
大日平山荘でカップラーメンをいただく。
2016年09月02日 11:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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大日平山荘でカップラーメンをいただく。
しばしの休憩後再び木道を行く。
2016年09月02日 12:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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しばしの休憩後再び木道を行く。
これだけ長い木道だと整備、保全活動も大変だと思います。
ありがとうございます。
2016年09月02日 12:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
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これだけ長い木道だと整備、保全活動も大変だと思います。
ありがとうございます。
木道がいきなり途切れる。。
2016年09月02日 12:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
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木道がいきなり途切れる。。
ここから牛首の下山道の始まりです。
一気に道が急になる。
2016年09月02日 12:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
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ここから牛首の下山道の始まりです。
一気に道が急になる。
この崖と同じ斜面なんで角度は当然キツイです。
2016年09月02日 12:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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この崖と同じ斜面なんで角度は当然キツイです。
猿ガ馬場を抜けると斜度も徐々に緩くなります。
2016年09月02日 13:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
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猿ガ馬場を抜けると斜度も徐々に緩くなります。
登山口に出る。
お疲れ様でした!
2016年09月02日 13:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
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登山口に出る。
お疲れ様でした!
落差日本一の名瀑、称名滝を見学。
2016年09月02日 13:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/2 13:43
落差日本一の名瀑、称名滝を見学。
バス停付近のレストランでビールを注文。
下山後のビールは一際うまい!
ありがとうございました。
2016年09月02日 14:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/2 14:02
バス停付近のレストランでビールを注文。
下山後のビールは一際うまい!
ありがとうございました。

感想

8月31日
6時16分発北陸新幹線に乗り込む。 富山までは2時間ちょっと。あっという間だ。
週末に予定していた山歩きだったが、台風の影響を考えて日にちをずらした。
急な変更にもかかわらず、同行のk君も何とか行ける事になったので良かった。
富山からは鉄道に乗り換え立山まで特急で。
車窓から剱岳、立山が見える。台風一過の今日は快晴だ。
立山からは美少平までケーブルカー、その後はバスで室堂まで。
お昼も近くなってきたので、バスターミナル内の立ち食い蕎麦で山菜蕎麦を食べる。
その後、外に出ると見事な展望。
目の前に立山連峰が広がり、テンションも一気に上がってくる。
硫黄の匂い漂う室堂平を後にして雷鳥坂を剱御前小屋まで登る。
身体は軽い。
コンディションの良さは深夜バスで来るのと大違いだ。
雷鳥坂は地図上で2時間ほどの行程と書いてあったが、1時間ちょっとで小屋まで着く。
このまま本日の宿泊地、剣山荘直行すると到着が早すぎるので別山を往復することにする。
別山山頂は剱岳の好展望地。
特に北峰は見事な見晴らしだった。
二人で写真を何枚も撮る。

その後、剣山荘まで下りシャワーで汗を流しビールを飲みながら明日の剱岳登頂に思いを馳せる。
寝室は布団二枚のスペースに1人位。
平日のシーズン末期にしては登山客が多い方だと思った。


翌朝4時50分、快晴、剱岳登頂開始。
ヘルメットを被ると自然と気が引き締まる。
期待と不安が入り混じる山行だ。
山荘から一服剱まで歩くと朝日が八峰キレットから昇って来た。目の前の前剱が光り輝く。
武蔵のコルまで下り、前剱のガレた岩場を慎重に登る。

前剱山頂までの道は目印が薄くなってる箇所があり何度か間違えかける。
実際前を行く登山客は山頂を踏まずに下りに使うルートを行ってしまった。

前剱まで来ると剱岳山頂が姿を現わす。
迫力のある山容、荒々しい岩肌に緊張感が増す。高度感のある鉄橋、足を踏み外すと大変なことになる鎖場のトラバース道を抜け、平蔵の頭をやり過ごす。
そしていよいよ登りの核心部、カニのたてばいだ。
前を行くベテランクライマーが剱岳ビギナーに色々と登りのコツを教授している。

彼らが登った後はいよいよ自分達の番だ。
手掛かりはしっかりとある。
三点支持を心掛けゆっくり確実に登る。
高度を増す事に怖さより楽しさが込み上げてくる事に自分自身でも意外に感じた。

途中、足の置き場に悩む箇所もあったが、何とか登りきる。同行のk君は下でまだ格闘中だ。覗き込むとすごい角度。

そこからも急な登りは続くが山頂はもうすぐ。足取りも自然と軽くなる。
山頂到着!
見渡す大絶景。
二人で喜びを分かち合う。
登って来る登山客は笑顔というよりホッとした表情だったのが印象的だった。
山頂でしばし景色を堪能した後は山荘で用意してもらった弁当を食べる。贅沢な時間。

30分ほど山頂でゆっくりした後は、緊張の下りが待っている。下りの方が事故は多いと聞くので、登り以上に気を引き締める。

しばらく下ると有名なカニのよこばいが現れる。最初の足場に皆悩むと聞いてたので、緊張して臨んだが身体を起こし、思い切り足を延ばすと何とかなった。
その後は注意して梯子と鎖場を下る。

遠方にカニのたてばいを登っているパーティーが見える。全景が見える角度からの方がたてばいの凄さがわかる。

下山は行きとは違うルートを辿り下っていく。
山荘でもらった詳細地図がとても役にたつ。

前剱を越え、一服剱まで戻ればもう安心だ。
気持ちも少しずつ緩んでくる。

山荘ではヘリコプターが荷を降ろしていた。
外のベンチはそのため残念ながら使えなかった。

その後、デポしたザックをとり剱澤小屋を経由して別山分岐まで登る。
この道がなかなかの急登で、剱岳登頂で疲れた足を容赦なく痛めつける。
k君も相当疲れてるようだ。

分岐まで出ると立山は雲の中に隠れていた。
剱岳にも徐々に雲がかかってきている。
とりあえず真砂岳方面に歩く。
お昼も過ぎていたので内蔵助山荘に寄りラーメンを注文する。
インスタントでないラーメンが胃袋に染み込む。山で食べるラーメンは5割増しで美味い。

その後、真砂岳まで進み立山方面を見るがやはり雲は晴れず。。
このまま登っても展望が期待出来ないのと、疲労もかなり溜まっていること事を理由に大走りから下山する事にする。

足の踏ん張りが効かず、滑る下山道に苦労をする。
宿泊地は色々検討した結果、雷鳥沢ヒュッテにする。施設はかなり古いが温泉は疲れた身体に最高だった。

夕食はシチューが美味しくごはんとともにおかわりをする。

翌朝は予定時間より40分ほど遅れて出発。
やはり昨日の疲れが抜けてないようで寝坊をした。
今日は大日三山を縦走予定。
曇っていた空も晴れ渡り、気持ちの良い山歩きが出来そうだ。

雷鳥平のキャンプ場を過ぎ、よく整備された木道を歩く。眼下に見える室堂に朝日はまだ届いていない。
奥大日岳の最高点は巻いて、三角点のある山頂に登頂。五人程先行者が景色を楽しんでいた。
剱岳を眺めながらここで弁当を食べる。
西側には中大日岳、大日岳が見える。

山頂直下はいきなりの急坂になっていた。
どこまで下るんだ?ってほどザレた道を下っていく。その後登り返しを幾つかやり過ごすと七福園に出た。
先行していた若者二人が岩場で休んでいる。
ここから大日小屋は20分ほどだ。
小屋でドリンクとバッチを購入した後ザックをデポして大日岳山頂へ向かう。
山頂での見晴らしは奥大日岳より良く感じた。

ここからは一気に大日平まで下山。
足元の不安定な石ごろの中、長い坂を下っていく。結構な速度で下りているはずなのだが、後から追いついて来た七福園の二人組みに抜かれる。
やはり若さには勝てず。

大日平山荘に到着。
周りは気持ちの良い木道が設置されている。
先ほどの若者たちと年配の女性四人組がベンチに腰掛けていた。
ここでカップラーメンを注文。
想定時間よりもかなり早かったので、ここでゆっくりと休憩する。
自販機で買った炭酸水が喉にガツンときて美味い。思わず二本飲む。
水分をとにかく欲するので軽く脱水状態だったのかもしれない。

山荘を出て、しばらく歩くと木道がプツリと途切れる。どうやらここから牛首の下山道らしい。予想していた通りの急坂。
梯子や鎖場を慎重に下りる。

猿ガ馬場の標識を過ぎると斜面もやや緩やかになり少し楽になる。
長い下りを我慢して歩くと車のエンジン音が聞こえてきた。
登山口まで出ると、この山旅も終わりだ。
称名滝を見て帰ろう。

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