木曽駒ヶ岳 桂小場から、中央アルプス 秋色の絶景天空の稜線歩き
- GPS
- 11:55
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,908m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 11:55
時間は元データと写真で確認し、正確です。
天候 | 晴れのち曇り→時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備行き届いており、特に危険な個所はないように思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
|
---|
感想
行きたかった木曾駒ヶ岳。
当然、桂小場登山口からの登山です。
標高差考えると結構しんどそうですが、山登りはMの要素が重要です(笑)
最初に言うておきますが・・・最高に面白かったです♪
雨、台風続きで山に行けない日々が続いておりましたが、何とか天気の良さそうな日を狙えました。
前夜11時半に京都市を出発。
3時半に桂小場登山口に到着。
4時頃意識不明(仮眠)、5時起床。
5時40分、登山開始です。
整備され、歩きやすい登山道ですが、前日の雨の影響か、細い登山道はヌルヌル滑ってちょっと困る。
それにしてもこの道、いきなりなかなかの坂道やな。
地図によると”ちりめん坂”という名前があるんですね。
野田場という所まで、まあまあハードです。
ここからも、ジワリジワリと歩きやすい道ながら登りはなかなかの印象。
一気に標高上がっていくような印象です。
白川分岐を過ぎて大樽小屋手前、樹林帯の木の隙間から見えた景色。
雲海が拡がってきた。
すげぇ〜!一気にテンション上がり、退屈し始めていた単調な登りだったが、復活。
大樽小屋は既に標高2,070mにあるのか・・・
この後、まだまだ続く登りをグイグイ歩く。
七合目あたり、一気に空が近くなった。
もうすぐ森林限界か。樹林帯抜けられそうです。
紅葉し、秋色に染まった木々の隙間から将棊頭山が見えた。
しかも結構高度が近い。
少しテンション上がるが、既にかなり疲れてきてます(笑)
いやぁ、想定外のハードな登りでしたよ。
間もなく樹林帯を抜け、茶臼山の目の前に出た。
アルプスらしい景色が広がってる。
そして茶臼山の斜め後方には御嶽山がそびえていた。
2年前の9月27日は御嶽山が噴火した日ですね。
その頃はまだ登山してなかった。
駒ヶ岳方面に目をやると、山上、山頂はガッツリ雲が。
これは急がねば。
前日16時のヤマテンの予報では霧と晴れだが、午後からは霧が拡がるとのこと。
将棊頭山、西駒山荘へ向かう道は、稜線ルート(冬道)もあるが、この段階での疲労度と雲の状況から時短優先。
間もなく西駒山荘へ到着。
駒ヶ岳方面は雲の中だが、目の前にはハイマツが拡がる、正にアルプス!という景色が広がっていた。
山荘のベンチで少し休憩を取らせて頂き、ハイマツの合間に白く輝く登山道を歩き始めた。
紅葉とハイマツ。いいねぇ!正にアルプスの山歩き。
ここからは秋色の中央アルプスの稜線を歩き、駒ヶ岳を目指します。
途中、多くの登山者に会いましたが、途中で気付きました。
この人達、ロープウェイで来てはるんや。
意外に行動範囲が広いので驚いたのが印象的でした。
馬ノ背に差し掛かりますが、なかなかの絶景なんですが、あっという間にガスに覆われてしまいました。
真っ白な霧で覆われた馬ノ背。ただ登らなければならない頂きとその傾斜はしっかり見えてます。
ここもなかなかハードやん(笑)
ここでは見た目ほど体力は奪われなかったが、フラフラになりながら、霧で真っ白な駒ヶ岳山頂へ到着です。
霧の中、写真を撮ってもらい、撮ってあげたりしました。
それにしてもこの山頂の光景、まるで観光地やな(笑)
間違いなく他の山の雰囲気とは異なりますね。
とりあえず予定より遅れてる。
昨年よりは確実に体力落ちてるな。
それにしても残念な景色ですね。
霧で真っ白ですわ(笑)
仕方ない、少ない残り時間だけど少し展望待ちしてみよう。
いやぁ、しかし寒いなぁ。
カップヌードル持ってきて良かった。
ダラダラと霧の動きを見つめてましたが、”霧がない”
12時半、そろそろ下山しなければ・・・と思ってたら風が吹き、わずか数十秒の出来事でしたが、中岳が姿を現しました。
しかも2度もです。
反対側の稜線も少し見えた。
下山を急ぐため、さっさと頂上山荘に立ち寄りバッジ購入。
しかしこの頃から少し天候回復の兆し(?)
でも山頂はあまり晴れませんね。
山頂と小屋の分岐から先は馬ノ背へ差し掛かります。
すると稜線から一気にガスが引きました。
駒ヶ岳は?
時々霧が飛んでるようですが、やはりほとんど雲に覆われてます。
行きはガスによる視界不良と登りのためにあまり景色が見えなかったのですが、この尾根(稜線)、高い位置から下りにみると驚く絶景!
行きの西駒山荘から馬ノ背までの稜線も美しかったけど、さっき駒ヶ岳山頂が残念だったからテンションマックスです♪
しかしマジで凄い絶景!
この景色、この稜線歩きだけで本日の登山の元は取ったな(笑)
しかも下りではほとんど人と会わない。
何とこの天空の稜線、ほとんど独り占め状態。
実に静かで、何と贅沢な時間。
アルプスの稜線で静かな山歩きですよ。
携帯電話の電波来てたし、思わず写真に撮って送ったわ(笑)
アカン、足が進みません!
立ち止まっては景色に見入り、写真を撮ってばかり。
昨年、常念岳から大天井岳への縦走路を歩いたが、規模こそ違えど、あの美しさを彷彿させる稜線美に魅了されました。
この稜線は西駒山荘まで続くというオマケ付きで非日常体験を堪能。
西駒山荘で少し休憩。痛くなってきた足を少し休めて出発です。
いよいよこの夢の空間とお別れ。
樹林帯に入った後、今度は疲労困憊と足の痛みで足が進まず。
しかしこのままのペースだと日没ヤバイ。
痛む足でひたすら歩き続け、何とか日没までに間に合った。
いつも思うんだけど、高い山からの下山は辛いね(泣)
ま・・・下山速度が元々遅いんだよね(汗)
桂小場の駐車場には自分の車と、隣に松本ナンバーの車のみ。
明日は天気崩れそう。
台風や雨が続く毎日ですが、山頂は霧で眺望なかったけど、今日は本当に中央アルプスの美しい稜線美を堪能。
来て良かったです。
今日も無事安全な山行に感謝。
そして、最後までお付き合いありがとうございます。
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