志賀高原トライアングル周回60km(岩菅山、切明温泉、野反湖、三壁山、赤石山、寺子屋峰)
- GPS
- 60:40
- 距離
- 58.4km
- 登り
- 4,593m
- 下り
- 4,573m
コースタイム
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:20
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:19
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 10:14
天候 | 10月7日:晴れ 10月8日:くもり時々雨 10月9日:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはないので前夜車中泊は志賀第1トンネルから600mほど走って右手にある大沼池登山口駐車場を使用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:なし(長野県の指定登山道になっているので登山届の提出が必要です。登山口にポストがないので、コンパスなどインターネットでの提出になります。今回コンパスが使いづらかったので、初日の宿泊地「雄川閣」さんに登山届を預かってもらい、下山後無事であることを連絡しました。) http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/smartphone/tozankeikakusho.html (↑長野県指定登山道について) ●ルート全体を通して非常に滑りやすい条件がそろっています (粘土質、根曲がり竹、ぬかるみ、木の根etc) ●一の瀬〜岩菅山以外の区間は基本的にマイナールート及び携帯の電波が通じにくい為、トラブルがあった時の対応が難しくなります。単独登山要注意です。今回出会った人は、烏帽子岳の先でコース整備をしてくれていた作業の方たちと、東館山ゴンドラ手前で草刈り作業の方一人のみです。 ●野反湖〜志賀高原間は、背丈2.5m程の笹薮の藪漕ぎも多く、熊の生息地でもあるので、熊鈴やラジオなどなるべく熊と鉢合わせしないような工夫が必要です。 |
その他周辺情報 | ●切明温泉 雄川閣(夕食+朝食お弁当 ¥8000) http://www.miy.janis.or.jp/~yusenkak/ (登山届を快く預かってくれました。食事も美味しいし、お風呂もいいですよ!) ●野反湖キャンプ場(バンガロー4人用 1棟¥6500) http://lakenozori.web.fc2.com/ (バンガローの内部はシンプルできれいです。コインシャワーもあるし快適に過ごせます。) ●下山後の温泉:志賀高原内及び湯田中に外来入浴可能な温泉有 |
写真
感想
♪志賀高原トライアングル周回60km(岩菅山、切明温泉、野反湖、三壁山、赤石山、寺子屋峰)♪
前々から気になっていたルートがある。志賀高原から人気の岩菅山を経由し切明温泉へ、そこから野反湖を通り志賀高原に戻ってくるという、地図で見ても大きなトライアングルだ。このルート、トレランの大会にも使用されたというが、地図上では破線になっている箇所もあり難儀そうな道だ。
今回、金曜に代休が取れたため、行動に余裕が持てることと、この時期は志賀の紅葉がきれいなので、このルートを歩くことにした。
★Day1(志賀高原一の瀬→岩菅山→切明温泉)
岩菅山までは比較的簡単に登れるので、日々多くの登山者で賑わっているようだが、裏岩菅山から先の切明温泉までは、歩く人はほとんどいない。手持ちの2010年山と高原地図では破線となっている(現在スマホ版高原地図では実線に変更されているが・・・)。
烏帽子岳までは景色もよく楽しい稜線歩きができるが、この先から悪路となり難易度が上がる。少し前に台風が通過したばかりの為、登山道は激しくぬかるみ、根曲がり竹や木の根がツルツルと滑り、しかも道がたえず傾いているので、スキーでいうとずっとエッジをかけ続けている状態になる。こんな悪路が切明温泉まで延々と続き、体力的にも精神的にも疲れる。
途中、コース整備をされている関係者の方々に出会ったが、こんなマイナールートでも整備をしていただけることはありがたいことです。感謝。
★Day2(切明温泉→野反湖キャンプ場)
地図には「小黒部的」と書かれていて水平歩道が10kmほど続く本日のルート。紅葉に期待したがそれよりも木々の緑がきれいなのが目立つ。3日間のうち唯一ストレスなく歩ける区間だが、東電避難小屋まで想像以上に長かった。
そして、ここから先が急登アップダウンの連続(一部渡渉あり)。途中野反湖が見えてくるが、見えてからが長かったので、野反湖駐車場に到着したときはホッとした。事前の予報では一日雨だったが、今日一日雨に降られなかったことはラッキーだ。野反湖の食堂で昼食をすませたのちキャンプ場へ移動しバンガローの手続きをし、あまりにも汗だくだったのでコインシャワーを利用しさっぱりしたところで、冷たいアイスをいただき至福の時間。
★Day3(野反湖キャンプ場→赤石山→志賀高原一の瀬)
日の出前から降り出した雨の中、本日は志賀高原まで戻る。雨は途中から土砂降りになり、のちに小雨になった後は風が強まり気温が急激に下がった。
立ち止まると身体が冷えるのでとにかく歩き続ける。どこからクマが出てきてもあかしくないようなこのルート(実際クマの糞は何回も目撃!)、どうかクマさんと鉢合わせしませんように。
1日目と同様の悪路をひたすら歩き赤石山に到着。ここまで戻ってくれば既に志賀高原エリア内、一の瀬まではもうそんなに時間はかからないと思われたが、金山沢頭手前で足が前に出なくなってしまう。そう、ここまでほぼ飲まず食わずできたので、いわゆる「しゃりバテ」を起こしていたのだ。雨の日の栄養補給は難しいな〜。
東館山ゴンドラ降り場はシャッターが空けてありトイレが使用できるようになっていた。本来この時期の週末はゴンドラ営業中のほずだが、朝からの大雨で運休になったのだろう。ともかく、ここで寒さをしのいで食べ物を口にすることができた。ありがたいことだ。
元気が出てきたので高天ケ原ゲレンデを駆け下って無事に車まで戻る。長い3日間がやっと終わった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人