蛭ヶ岳、檜洞丸
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 2,003m
コースタイム
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間 備考
日陰沢林道ゲート 06:35 1:54 0:00
風巻ノ頭 08:29 1:47 0:00
姫次 10:16 1:53 0:32
蛭ヶ岳 12:41
1日目 移動時間合計:5時間34分 休憩時間他合計:0時間32分
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間 備考
蛭ヶ岳 07:00 1:38 0:09
臼ヶ岳 08:47 1:32 0:00
金山谷乗越 10:19 1:05 0:52
檜洞丸 12:16 0:37 0:00
神の川分岐点 12:53 2:04 0:07
日陰沢林道ゲート 15:04
2日目移動時間合計:6時間56分 休憩時間他合計:1時間08分
2日間移動時間合計:12時間30分 休憩時間他合計:1時間40分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山名 蛭ヶ岳 標高 1,673m 所在地 神奈川県相模原市、足柄上郡山北町 北緯 35°29′11″ 東経 139°08′20″ 登山日時 2010年12月05〜06日 天候 晴 平地移動速度(1日目) 3.47km/H 平地移動速度(2日目) 2.57km/H トレースの説明 トレースの作成方法は基本的に、登山前に山と高原地図、地形図、解説書などを参考に自身で作成した登山ルートと、実際に歩いた時のGPSのトラックをカシミール3Dで地形図上に重ね登山ルートに修正を掛ける。この登山ルートをトレースに変換している、GPSのトラックをトレースに変換している訳ではない。 |
写真
感想
林道ゲートを入り500m位で檜洞丸の登山口を見送り200m行くと左側に大きな標識があるので登山道を姫次に向沢に下っていく。
沢を鉄の橋で渡って対岸の斜面に取り付く落ち葉だらけの道をトラバースしていくと姫次3時間40分と訂正された標識に出合い尾根を風巻の頭に向かう。
道は尾根を忠実に辿り標高を上げていく、標高は稼ぎやすいのだが一息入れる場所がない登り一辺倒の道を2時間弱基地が向きを変えると傾斜が緩み風巻の頭に出る。
休憩舎にテーブルもあり此処で一息入れよう、道も緩い下りで折角稼いだ標高を失うのは惜しいがこの後続く筈の登りへの準備だ。
緩やかな区間が終わると短い距離だが急斜面が現れこれが済むと割合登りやすくなる、一部急なところも有るが尾根の登りに比べればかなりらくだ。
袖平山のガレ場はガレの縁を登るのだが危険は殆ど感じない、唯階段梯子があり霜柱が付いて居るのでスリップには要注意だ。
ガレを登り切ると道は袖平山には行かず肩を巻いて姫次に向かう、袖平山は緩く50mも登ればいいのに何故か登る気になれなかった。
姫次までは平坦に近い道を15分歩けば着き平坦地でテーブルが何個も有る休憩適地だ、此処から見る富士山は邪魔になる山もなく最高に近い。
姫次は標高1,420m位で(最高点は1,433m)蛭ヶ岳まで水平距離では3匐有るが標高差は250mでアップダウンの少ない道を2勸鵡圓、快調に歩いていたせいか原小屋平の水場標識(無かったかも)も地蔵平の広河原への降下点も気づかずに通過していた。
丹沢は山毛欅の多い山と言われているがこの周辺にもかなり多く落葉した木々を眺めながら歩くのも又良い物だ。
快適な散歩が終わると最後の急登が待っていた、蛭ヶ岳を見上げると延々と木の階段らしき物が山頂に向かって伸びて居るではないか。道としての整備状況は確かに良いのだろうけれど私には非常に辛い、桟道はまだしも階段になると段差が通常歩くときの2倍程度有るのを普通のペースで歩かないとリズムが合わないので喘ぎ喘ぎ登る。
息の乱れを納めるため写真を撮影して休憩している自分をごまかす。
富士山側の開けた笹の斜面を登ると傾斜が緩みようやく山頂に出る、蛭ヶ岳の山頂は広く開けわづかに富士山側に傾いた斜面には多くのテーブルが設置され絶好の富士山展望台であり又休憩場所でもある。
まづはベンチに座り厭かずに富士山とか周辺の山々を眺める、今日は天気が非常に良く南の水平線の辺りの他には雲は全くない快晴でこの様な晴天に恵まれたことはあまりない。
今日は蛭ヶ岳小屋泊まりなのでビールやウイスキー水つまみ等を調達してベンチに戻り、少し飲んでは写真を撮影又飲んでは山々を眺め日が暮れるまでアルコールと展望を楽しむ。
2日目
最初の下りが意外に歩き難い、始の方は例によって木の梯子階段で周辺に雑木などが増えてくると岩の道に成るのだが薔薇の様な棘のある小木が鬱陶しい。
夕べから炭水化物あまり取っていないせいか何となく力が入っていない感じがする、一旦下って登りに掛かると力が入らないのがはっきりする、たった50m登るのに大分体力を使った気になる。
道は南に方向を変え臼ヶ岳に向かう蛭ヶ岳が左方向に見える様に成る、この辺りも山毛欅を始とする落葉樹が多く少し邪魔ではあるが蛭ヶ岳の格好良い姿が見られる。
臼ヶ岳は山頂を通らず手前を右に直角に曲がり神ノ川乗越に向かって標高を下げていく。
神ノ川乗越には水場が有る様だが水場の標識は見あたらない、この辺りから小さなアップダウンが数えるのも嫌になるほど連続する。
金山谷乗越は可成りの悪場で、歩き難いと言う意味ではなく掛かっている鉄の橋が不安定に見え落下する不安が有ると言う意味合いでだが。
此処からは檜洞丸への標高差300mの登りに成る、もうシャリバテの状態に成っているが稜線なので風が吹き抜け休憩に適したところが見あたらない。
風が緩いところは平でなく平な所は風が吹き抜ける、我慢して重い足を持ち上げるも全然道ははかどらない。
もう周りの景色など目にも入らずのそのそと歩くこの様なときに限って偽の頂上が何度も現れる、青ヶ岳山荘が見えたときには堪らずに昼食休憩とした。
まあ考えてみれば檜洞丸の山頂は結構木が多く展望があまり楽しめないが、青ヶ岳山荘ならば蛭ヶ岳がよく見えるのでこっちの方が良いかも知れない。
ある程度元気を回復して人登りで檜洞丸山頂へ、此処は5日前に来ているので軽く通過し熊笹ノ峰を越え神の川分岐点に出る。
神の川へは割合急な尾根を直線的に下っていく、山毛欅などの雑木林の中で快調に下るこの調子なら登山口まで1時間30分というのも頷ける。
所がそうは問屋が卸しませんでした、1,021m点を過ぎ道が北向きに変わった辺りの檜杉の植林帯に入ると強烈な悪路となりました、路面に岩が多数現れ水流に削られたであろう段差は木の根に掴まって後ろ向き下りざるを得ないところさえ有りました。
ようやく上部の林道にたどり着くのに1時間25分位掛かる、距離的にはまだ40%位残っている計算になります。
林道下の道を覗くと可成り悪そうな様子です、林道を行くこともちらっと考えました広河原の登山口を見てみたいのもありました。でも時間も気になるので山道を行くことにします、でもこの道悪いのはほんの始めだけ後は快調に下り林道下部の登山口に到着。
tadachannさん、はじめましてです。
私も同じ日に丹沢の塔ノ岳ですが、登っていました。
ダントツに天気が良かったので、この日のことは鮮明に覚えています。
一泊で蛭ヶ岳〜檜洞丸羨ましいです!のんびりお酒、最高ですね!
自分も檜洞丸にはてこずった経験がありますが、あの辺りは杉が無く、山深く、で独特の雰囲気があると思いました。
まだ蛭ヶ岳まで行ったこと無いのですが、来月辺りに行ってこようと思っております。
この日のように天気が良い日を狙って行ってきます。
ではでは、失礼しました〜。
mocamboさん、ありがとうございます。
丹沢の塔の岳に登っておられたとのこと、天気が良かったですね。
私も来月塩水峠から丹沢山蛭ヶ岳往復あたりを計画中です、お会いできると良いですね。
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