南八ヶ岳周回〜硫黄岳・横岳・赤岳〜

2017年02月19日(日) [日帰り]

• GPS: 11:12
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,808m
• 下り: 1,811m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:31
• 休憩: 2:39
• 合計: 11:10

6:05 美濃戸口
6:52 やまのこ村
6:58 7:00 美濃戸山荘
7:35 7:36 堰堤広場
8:17 8:30 赤岳鉱泉
8:33 8:35 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:38 ジョウゴ沢
9:42 9:45 赤岩の頭
10:04 10:07 硫黄岳
10:32 10:48 硫黄岳山荘
11:05 台座ノ頭
11:21 11:26 横岳（奥ノ院）
11:30 無名峰
11:39 11:43 横岳（三叉峰）
11:50 11:53 石尊峰
11:58 12:04 鉾岳
12:07 12:14 日ノ岳
12:19 12:24 二十三夜峰
12:32 12:37 地蔵の頭
12:41 12:43 赤岳天望荘
13:18 赤岳頂上山荘
13:20 13:45 赤岳
13:47 竜頭峰
13:48 13:51 赤岳
13:53 竜頭峰
13:54 赤岳
14:04 14:07 文三郎尾根分岐
14:43 15:33 行者小屋
16:00 16:01 中ノ行者小屋跡
16:36 美濃戸山荘
16:40 赤岳山荘
17:15 八ヶ岳山荘

天候

快晴・強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口バス停のある八ヶ岳山荘に駐車。料金は普通車一日500円。
美濃戸口〜美濃戸山荘間の林道は凍結箇所多数につき、車高の高い4WDかつ金属チェーン装着でないと立ち往生する可能性大。歩きでアクセスする場合、チェーンスパイクよりもアイゼンの方が安全です。（チェーンスパイクでも滑っている方がいました）

コース状況／危険箇所等

【北沢】特に危険はありません。美濃戸までの林道歩きの延長でアイゼン装着したまま歩きましたが、この区間についてはツボ足でも良かったかと思います。
【赤岳鉱泉〜硫黄岳】序盤は樹林帯の急登でおだやかだったが森林限界を超えると強風に曝されます。グローブ、靴など十分な防寒対策を。
【硫黄岳〜横岳〜赤岳】核心は横岳手前のカニのヨコバイと数か所ある急斜面のトラバース。トレースは靴幅分しかないので慎重に。西側の開けた場所では強風。突風であおられないように注意。
【赤岳〜文三郎尾根〜行者小屋】赤岳山頂直下から急傾斜を下る。一部クサリが露出している部分もあるが転滑落は大事故に繋がる恐れあり。慎重に。
【南沢】危険なし。北沢よりも少々アップダウンが多い。

その他周辺情報

天然温泉「もみの湯」大人500円(17時以降は300円）
休憩室もあってゆっくりできます。
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html

写真

2/19 6:04

朝6時、八ヶ岳山荘を出発。

2/19 6:04

既に駐車場はこの状態。

2/19 6:34

美濃戸までの林道を歩きます。路面カチコチ。いくら4WDでもチェーンがないと厳しそうです。

2/19 6:53

途中ショートカットに失敗して少し無駄足踏みました（汗

2/19 6:54

こちら赤岳山荘の駐車場。アクセス厳しいんで空いてるかと思いきや、朝7時でもこの状態。

2/19 6:58

こちら美濃戸山荘。北沢と南沢の分岐点の前に建っています。

2/19 6:59

約一年ぶりの八ヶ岳。テンション上がります！！

2/19 6:59

今日は北沢から行きます。

2/19 7:35

美濃戸から林道を35分歩いて堰堤広場へ。

2/19 7:46

北沢に沿って奥へ。
トレースばっちりで難なく歩けます。

2/19 8:11

おおー金色に輝く横岳の稜線！

2/19 8:17

堰堤広場から約40分。アイスキャンディーのそびえる赤岳鉱泉に到着。

2/19 8:19

この時期でもバリバリ営業してる山小屋があると安心できますね。一息ついて硫黄岳へ向かう。

2/19 8:38

大迫力の阿弥陀岳。

2/19 9:21

樹林帯の急登を延々登ります。

2/19 9:25

標高が上がると樹氷が一層白くなって青空に映えます。

2/19 9:36

森林限界を突破するといきなりの急登！

2/19 9:36

メチャメチャ風が強い！

2/19 9:36

赤岳〜横岳の稜線。

2/19 9:42

赤岩の頭。

2/19 9:43

目指す硫黄岳山頂。

2/19 9:43

北八ヶ岳方面。綺麗な円錐形の蓼科山とその向こうに霧ヶ峰かな。

2/19 9:43

北アルプス遠望。

2/19 9:43

蓼科山、前回行ったときはガスガスの強風で眺望ゼロだったのでいつかリベンジしたいな。。。

2/19 9:44

今日歩く予定の稜線。いけるかなあ。。。

2/19 9:44

とりあえず硫黄岳の山頂を目指す。

2/19 10:05

10:05硫黄岳山頂です。冬に来たのは今回初めてです。

2/19 10:04

北八ヶ岳方面。そういえば天狗とか北横岳とかはまだ行ってないなあ。。。

2/19 10:04

その先には霧ヶ峰、美ヶ原かな？

2/19 10:06

北東方面。噴煙モクモクの浅間山。

2/19 10:06

大迫力の爆裂火口。吸い込まれそうになります。

2/19 10:07

ひろーい山頂。夏山シーズンなら憩いの場所ですが、猛烈な風で立ち止まるのも辛い状態。

2/19 10:07

エビの尻尾メチャ長っ💦

2/19 10:07

爆裂火口をもう一度。

2/19 10:08

阿弥陀岳。この時期は自分の技量では無理な山。

2/19 10:12

赤岳への稜線。凍てつく風に曝されて手足の指先が凍傷になりそうなんで硫黄岳のみで撤退しようかとも思いましたが、南斜面にまわり込んで少し落ち着いたので予定通り決行。

2/19 10:33

硫黄岳のなだらかな南斜面を下ると硫黄岳山荘。さすがにこの時期は営業してません。

2/19 10:34

小屋前の憩いのスペースが完全に埋まってます。

2/19 10:47

硫黄岳を振り返る。

2/19 10:47

台座ノ頭。また強風に曝されるのを覚悟して登っていきます。

2/19 11:12

台座ノ頭に登りきりました。
前方にそびえるのは横岳の奥ノ院。

2/19 11:17

中央アルプスかな。

2/19 11:17

ドキドキのカニの横ばいを通過して横岳山頂へ。

2/19 11:25

11:25横岳到着！

2/19 11:25

🗻も綺麗に見えてます。

2/19 11:26

残るは赤岳のみ。

2/19 11:37

赤岳〜阿弥陀の美しい稜線。

2/19 11:38

富士山。肉眼だともっとくっきり見えるのですが。

2/19 11:39

浅間山。

2/19 11:59

横岳通過後のトラバース。
緊張感たっぷり。

2/19 11:59

青いなあ。

2/19 12:00

トレースは靴の幅くらいしかないので皆さん慎重に通過してます。

2/19 12:08

赤岳がだんだん近づいてきます。

2/19 12:33

地蔵尾根分岐。ここから先は去年も歩いたルートです。

2/19 12:33

お地蔵さまの顔が大変💦
氷落とそうとしたけどカチカチで取れず。。。

2/19 12:42

すぐに赤岳天望荘へ。

2/19 13:16

そして最後の登りをバテバテになりながら何とかこなして頂上山荘。

2/19 13:16

すぐそこが赤岳山頂です。

2/19 13:16

我ながら、この稜線をよく歩いたもんだね。

2/19 13:23

寒いのでバラクもメットも取れませんが記念に一枚。

2/19 13:27

頂上の祠。

2/19 13:27

権現岳の向こうには南アルプスの山々。

2/19 13:27

富士山もボチボチ見納めかな。

2/19 13:46

竜頭峰分岐。ここからが文三郎尾根ルートの核心。

2/19 13:46

ひょー！激下り💦

2/19 14:06

何とか通過して中岳分岐まで来ました。

2/19 14:06

あとはここを下るのみ。

2/19 14:07

赤岳山頂方面。

2/19 14:07

八ヶ岳オールスターズ！

2/19 14:42

行者小屋まで降りてきました。
もう安心！それにしても左のはデカいテントやなあ！

2/19 14:43

風もおさまってポカポカの小屋前。

2/19 15:18

行者小屋前から振り返る赤岳。
今日も楽しませてもらいました。

2/19 15:18

そして歩いた稜線。
風が強かったけど歩いてよかった！

2/19 14:43

ダイヤモンド阿弥陀！

2/19 15:44

帰りは南沢から。歩きやすい。

2/19 16:35

16:35美濃戸山荘へ帰着。

2/19 16:39

赤岳山荘の駐車場もさすがにこれだけ減りました。

2/19 16:55

最後の〆の林道歩きを無事にこなして美濃戸口へ。

2/19 17:14

17:14戻ってまいりました！
一日たっぷり楽しめたなあ。

2/19 17:14

お疲れさまでした！

撮影機器：

HTL23 HTC

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンロ コッヘル ライター 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト ストック カメラ アウター手袋 予備手袋 アイゼン ピッケル ガスカートリッジ ヘルメット

感想

tonzablow

晴れ予報の週末、思い立って八ヶ岳へ。去年は赤岳〜硫黄岳への縦走を計画するも赤岳へ登る途中でリーシュがすっぽ抜けてピッケルを滑落させる失態をしてしまい地蔵尾根から撤退しましたので、今年こそはとリベンジです。今回は硫黄岳から赤岳へ廻る逆ルート。天気は良かったのですが風が強く、手先や足先の冷えが気になりました。保温のしっかりした冬靴を買おうと思いつつ買えてなかったので、これを機に入手したいと思います。

コメント

にか

あらスライドしてましたね…
まさか 　スゴイですね私はとても同行する気にはなりませんが…
冬装備で気づかないのは残念でした、山頂少し奥気味に居ませんでしたかね？
私以上にお疲れ様でした(^▽^)/(笑)

tonzablow

マジですか💦
超ビックリ(ﾟoﾟ;数分ですが赤岳山頂でニアミスしてますね！おっしゃるとおり冬装備で完全武装してましたのでお互いに気付かないのも無理ないですね。それにしても昨日は最高の眺めでしたね！そんな中、赤岳鉱泉に泊まって旨いもの食べたなんて羨ましいなー。私は今日仕事でしたよ(*_*;
またご一緒しましょう！