ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 119582
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山・別山(別当出合〜南竜〜白山・お池巡り〜南竜〜別山〜チブリ尾根)

2010年07月17日(土) ~ 2010年07月19日(月)
 - 拍手
GPS
56:10
距離
27.4km
登り
2,193m
下り
2,618m

コースタイム

●7月17日(土)
8:15別当出合〜9:05中飯場9:20〜11:15甚之助避難小屋12:30〜12:55南竜道分岐13:15〜13:40南竜山荘〜野営場

●7月18日(日)
5:45南竜ヶ馬場野営場〜6:35アルプス展望台6:45〜7:35白山室堂8:00〜8:50御前峰9:25〜10:40大汝峰11:35〜巻き道合流点〜12:40百姓池〜13:25白山室堂13:50〜14:05エコーライン合流点〜15:10南竜山荘〜野営場

●7月19日(月)
5:45南竜ヶ馬場野営場〜6:55油坂ノ頭7:10〜9:45別山10:50〜11:05御舎利山〜12:35チブリ尾根避難小屋12:55〜15:40猿壁堰堤16:00〜16:25市ノ瀬
天候 3日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
市ノ瀬の駐車場(無料、計750台収容)を利用。
別当出合までは片道400円のシャトルバスを利用。
別当出合の登山口
2004年01月01日 06:52撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
1/1 6:52
別当出合の登山口
2011年05月29日 16:31撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/29 16:31
甚之助避難小屋の近くで休憩
2010年07月17日 11:35撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 11:35
甚之助避難小屋の近くで休憩
赤兎山、大長山方面。
南竜道分岐より。
2010年07月17日 12:57撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 12:57
赤兎山、大長山方面。
南竜道分岐より。
別山。
南竜道分岐より。
2010年07月17日 12:58撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 12:58
別山。
南竜道分岐より。
南竜道分岐からは楽なトラバース道。
2010年07月17日 13:07撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 13:07
南竜道分岐からは楽なトラバース道。
シナノキンバイ
2010年07月17日 13:09撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 13:09
シナノキンバイ
何でしょう?
ご存じの方は教えてください。
2010年07月17日 13:14撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 13:14
何でしょう?
ご存じの方は教えてください。
南竜ヶ馬場が見えてきた。
2010年07月17日 13:20撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 13:20
南竜ヶ馬場が見えてきた。
2010年08月02日 09:20撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
8/2 9:20
ハクサンコザクラ
2010年07月17日 13:33撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 13:33
ハクサンコザクラ
何でしょう?
ご存じの方は教えてください。
2010年07月17日 13:34撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 13:34
何でしょう?
ご存じの方は教えてください。
野営場手前の雪渓。
2010年07月17日 14:00撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 14:00
野営場手前の雪渓。
南竜の湿原近くの木道。
2010年07月17日 15:47撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 15:47
南竜の湿原近くの木道。
クロユリ。
南竜の湿原にて。
2010年07月17日 15:56撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 15:56
クロユリ。
南竜の湿原にて。
南竜のテント場
2010年07月17日 16:06撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/17 16:06
南竜のテント場
2日目。
2010年07月18日 05:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 5:51
2日目。
南竜を出る。
良い天気だ。
2010年07月18日 05:55撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 5:55
南竜を出る。
良い天気だ。
アルプス展望台より北アルプスの展望。
2010年07月18日 06:36撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 6:36
アルプス展望台より北アルプスの展望。
御嶽山と中央アルプス
2010年07月18日 06:37撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 6:37
御嶽山と中央アルプス
別山
2010年07月18日 06:38撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 6:38
別山
ハイマツの海が広がる
2010年07月18日 07:09撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 7:09
ハイマツの海が広がる
御前峰。
展望歩道の分岐手前にて。
2010年07月18日 07:11撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 7:11
御前峰。
展望歩道の分岐手前にて。
クルマユリ
2010年07月18日 07:25撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 7:25
クルマユリ
室堂より御前峰を見上げる
2010年07月18日 07:36撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 7:36
室堂より御前峰を見上げる
ナナカマドと室堂平、別山
2010年07月18日 08:08撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:08
ナナカマドと室堂平、別山
イワツメクサ
2010年07月18日 08:16撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:16
イワツメクサ
ハイマツの実
2010年07月18日 08:20撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:20
ハイマツの実
御前峰山頂部。
2010年07月18日 08:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:48
御前峰山頂部。
室堂平、別山。
2010年07月18日 09:24撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 9:24
室堂平、別山。
北アルプスの眺め。
手前は三方崩山。
2010年07月18日 08:50撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:50
北アルプスの眺め。
手前は三方崩山。
剣ヶ峰。
奥には富山平野、富山湾も見える。
2010年07月18日 08:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:51
剣ヶ峰。
奥には富山平野、富山湾も見える。
大汝峰。
左手前は油ヶ池、右手前は紺屋ヶ池。
2010年07月18日 08:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 8:51
大汝峰。
左手前は油ヶ池、右手前は紺屋ヶ池。
西の眺望。
2010年07月18日 09:32撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 9:32
西の眺望。
御前峰から北へ、ジグザグ道を下りていく。
2010年07月18日 09:35撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 9:35
御前峰から北へ、ジグザグ道を下りていく。
油ヶ池。
2010年07月18日 09:45撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 9:45
油ヶ池。
油ヶ池と御前峰(左奥)。
2010年07月18日 09:55撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 9:55
油ヶ池と御前峰(左奥)。
翠ヶ池と北アルプス
2010年07月18日 10:02撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 10:02
翠ヶ池と北アルプス
コイワカガミ
2010年07月18日 10:09撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 10:09
コイワカガミ
大汝峰へ向かう。
2010年07月18日 10:18撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 10:18
大汝峰へ向かう。
道が分かれる血ノ池周辺。
2010年07月18日 10:27撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 10:27
道が分かれる血ノ池周辺。
大汝峰
2010年07月18日 10:43撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 10:43
大汝峰
大汝峰より御前峰、剣ヶ峰を望む。
左手前は翠ヶ池。
2010年07月18日 10:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 10:48
大汝峰より御前峰、剣ヶ峰を望む。
左手前は翠ヶ池。
大汝峰山頂部。
2010年07月18日 11:37撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 11:37
大汝峰山頂部。
ミヤマタンポポ。
大汝峰山頂部にて。
2010年07月18日 11:38撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 11:38
ミヤマタンポポ。
大汝峰山頂部にて。
七倉山、四塚山。
奥に加賀の平野部。
2010年07月18日 11:42撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 11:42
七倉山、四塚山。
奥に加賀の平野部。
ミヤマキンバイ
2010年07月18日 11:53撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 11:53
ミヤマキンバイ
四塚山と七倉山。
巻き道より。
2010年07月18日 11:59撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 11:59
四塚山と七倉山。
巻き道より。
一周して戻ってきた大汝峰の下にて。
左前は御前峰。
2010年07月18日 12:21撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 12:21
一周して戻ってきた大汝峰の下にて。
左前は御前峰。
雪渓と大汝峰。
2010年07月18日 12:35撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 12:35
雪渓と大汝峰。
百姓池
2010年07月18日 12:37撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 12:37
百姓池
チングルマとコイワカガミ。
2010年07月18日 12:41撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 12:41
チングルマとコイワカガミ。
花畑
2010年07月18日 12:46撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 12:46
花畑
ハクサンシャクナゲ
2010年07月18日 13:08撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:08
ハクサンシャクナゲ
ゴゼンタチバナ
2010年07月18日 13:12撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:12
ゴゼンタチバナ
室堂も近くなってきた。
2010年07月18日 13:15撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:15
室堂も近くなってきた。
水屋尻雪渓上部と御前峰。
2010年07月18日 13:21撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:21
水屋尻雪渓上部と御前峰。
室堂の南から白山室堂と御前峰。
2010年07月18日 13:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:51
室堂の南から白山室堂と御前峰。
イワギキョウ
2010年07月18日 13:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:51
イワギキョウ
弥陀ヶ原へ下る。
2010年07月18日 13:57撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 13:57
弥陀ヶ原へ下る。
エコーラインを進む。
2010年07月18日 14:07撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 14:07
エコーラインを進む。
御前峰を振り返る。
2010年07月18日 14:14撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 14:14
御前峰を振り返る。
チングルマとエコーライン。
2010年07月18日 14:19撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 14:19
チングルマとエコーライン。
チングルマと御前峰。
2010年07月18日 14:21撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 14:21
チングルマと御前峰。
エコーラインから南竜ヶ馬場を見下ろす。
2010年07月18日 14:27撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 14:27
エコーラインから南竜ヶ馬場を見下ろす。
別山(御舎利山)
2010年07月18日 14:38撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 14:38
別山(御舎利山)
夕日
2010年07月18日 19:06撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/18 19:06
夕日
3日目。
南竜の湿地の遊歩道より御前峰を眺める。
2010年07月19日 05:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 5:51
3日目。
南竜の湿地の遊歩道より御前峰を眺める。
イワイチョウ。
南竜の湿地にて。
2010年07月19日 05:52撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 5:52
イワイチョウ。
南竜の湿地にて。
油坂の頭。
一度下って登り返す。
2011年05月29日 16:45撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/29 16:45
油坂の頭。
一度下って登り返す。
雪渓で少し通過しにくかったところ。
2010年07月19日 06:04撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 6:04
雪渓で少し通過しにくかったところ。
急坂で辛そうな1986marilyn。
2011年05月29日 16:45撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/29 16:45
急坂で辛そうな1986marilyn。
素晴らしい青空。
油坂にて。
2010年07月19日 06:37撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 6:37
素晴らしい青空。
油坂にて。
この日も北アルプスが見えた。
2010年07月19日 06:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 6:48
この日も北アルプスが見えた。
油坂の頭より御前峰を望む。
南竜、エコーラインも良く見える。
2010年07月19日 06:51撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 6:51
油坂の頭より御前峰を望む。
南竜、エコーラインも良く見える。
油坂の頭より2276mピーク、御舎利山、別山を望む。
2010年07月19日 06:55撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 6:55
油坂の頭より2276mピーク、御舎利山、別山を望む。
ニッコウキスゲと東の谷。
2010年07月19日 07:06撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 7:06
ニッコウキスゲと東の谷。
黄色い何かの群生地。
2010年07月19日 07:19撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 7:19
黄色い何かの群生地。
天池と2276mピーク、御舎利山。
2010年07月19日 07:22撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 7:22
天池と2276mピーク、御舎利山。
開花前のタテヤマウツボグサ
2010年07月19日 07:33撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 7:33
開花前のタテヤマウツボグサ
何でしょう?
ご存じの方は教えてください。
2010年07月19日 07:36撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 7:36
何でしょう?
ご存じの方は教えてください。
油坂ノ頭から歩いてきた道を振り返る。
御前峰、エコーラインも良く見える。
2010年07月19日 07:47撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 7:47
油坂ノ頭から歩いてきた道を振り返る。
御前峰、エコーラインも良く見える。
また小さな池に出くわす。
手前に咲くのはハクサンコザクラだったか?
奥は御舎利山。
2010年07月19日 08:14撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:14
また小さな池に出くわす。
手前に咲くのはハクサンコザクラだったか?
奥は御舎利山。
ハクサンイチゲ
2010年07月19日 08:23撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:23
ハクサンイチゲ
シナノキンバイ
2010年07月19日 08:24撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:24
シナノキンバイ
ハクサンイチゲとシナノキンバイのコラボレーション
2010年07月19日 08:26撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:26
ハクサンイチゲとシナノキンバイのコラボレーション
ツガザクラ
2010年07月19日 08:27撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:27
ツガザクラ
咲いてないけどコバイケイソウの群落。
2010年07月19日 08:31撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:31
咲いてないけどコバイケイソウの群落。
コバイケイソウ
2010年07月19日 08:40撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:40
コバイケイソウ
後ろは素晴らしい眺望。
2010年07月19日 08:50撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:50
後ろは素晴らしい眺望。
御舎利山も近い。
2010年07月19日 08:54撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 8:54
御舎利山も近い。
花畑の中のジグザグ道にて。
2010年07月19日 09:00撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:00
花畑の中のジグザグ道にて。
ニッコウキスゲ
2010年07月19日 09:04撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:04
ニッコウキスゲ
御舎利山と別山の間にある岩室
2010年07月19日 09:30撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:30
御舎利山と別山の間にある岩室
シャクナゲ
2010年07月19日 09:31撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:31
シャクナゲ
別山へと向かう
2010年07月19日 09:34撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:34
別山へと向かう
別山山頂部
2010年07月19日 09:43撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:43
別山山頂部
北東に白水湖と北アルプスを望む。
2010年07月19日 09:46撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:46
北東に白水湖と北アルプスを望む。
御舎利山、奥に御前峰、大汝峰、七倉山、四塚山を望む。
2010年07月19日 09:45撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:45
御舎利山、奥に御前峰、大汝峰、七倉山、四塚山を望む。
手前にチブリ尾根、中央に越前禅定道の通る尾根、遠くに加賀の平野部を見渡す。
2010年07月19日 09:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:48
手前にチブリ尾根、中央に越前禅定道の通る尾根、遠くに加賀の平野部を見渡す。
別山平には御手洗池も見える。
2010年07月19日 09:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:48
別山平には御手洗池も見える。
三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰。
ガスが迫る。
2010年07月19日 09:49撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 9:49
三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰。
ガスが迫る。
御舎利山分岐より御舎利山へ向かう。
2010年07月19日 11:02撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 11:02
御舎利山分岐より御舎利山へ向かう。
御舎利山
2010年07月19日 11:07撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 11:07
御舎利山
御舎利山からの急斜面はジグザグに下る。
2010年07月19日 11:14撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 11:14
御舎利山からの急斜面はジグザグに下る。
樹林帯に入る。
赤い屋根のチブリ尾根避難小屋が微かに見える。
2010年07月19日 11:33撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 11:33
樹林帯に入る。
赤い屋根のチブリ尾根避難小屋が微かに見える。
キヌガサソウ
2010年07月19日 12:09撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 12:09
キヌガサソウ
御舎利山のガスを抜けるが、御前ヶ峰にもガスが。
2010年07月19日 12:16撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 12:16
御舎利山のガスを抜けるが、御前ヶ峰にもガスが。
チブリ尾根避難小屋近くにて。
2010年07月19日 12:23撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 12:23
チブリ尾根避難小屋近くにて。
チブリ尾根避難小屋
2010年07月19日 12:34撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 12:34
チブリ尾根避難小屋
避難小屋から望む御舎利山の山体。
2010年07月19日 12:54撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 12:54
避難小屋から望む御舎利山の山体。
ササユリが綺麗。
2010年07月19日 13:14撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 13:14
ササユリが綺麗。
ササユリロード。
2010年07月19日 13:14撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 13:14
ササユリロード。
ササの斜面の下方にはダケカンバが見える。
2010年07月19日 13:21撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 13:21
ササの斜面の下方にはダケカンバが見える。
オオバギボウシ。
樹林帯に入る辺りで。
2011年05月29日 16:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/29 16:48
オオバギボウシ。
樹林帯に入る辺りで。
ブナ林
2011年05月29日 16:48撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/29 16:48
ブナ林
天井壁?
2010年07月19日 14:21撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 14:21
天井壁?
どこが見えているか分からないが、山を振り返る。
林道途中の橋より。
2010年07月19日 16:11撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
7/19 16:11
どこが見えているか分からないが、山を振り返る。
林道途中の橋より。

感想

(文・1986marilyn)
6月初旬に歩いたばかりの加賀の白山に海の日の3連休を利用してふたたび登ることになった。
前回は残雪期、豊富な残雪が残る山稜をひとりで歩いたが、今回は盛夏期、ハイマツの緑と色とりどりのかわいらしい高山植物を求めて、広島のponちゃん、sarushippo、kazumiさん、pupuさん、こーすけさん、名東チームのmattakeさん、さらに東京から参加のみかさん、大阪?から参加のみかさんの友人達と歩くことに。
日程の都合でみんなは2日目に下山するが、mattakeさんと僕は3日目に別山まで縦走することにした。
<コース:別当出合→砂防新道→南竜ケ馬場(ケビン泊)→展望歩道→室堂→白山御前峰→お池めぐり→白山大汝峰→室堂→エコーライン→南竜ケ馬場(テント泊)→別山→チブリ尾根→市ノ瀬>

《1日目》 晴れのち時々曇り

mattakeさんと僕は午前3時に名東区のお宿マリリン前を出発、名古屋ICから名神道に乗り、米原JCから北陸道へ。
福井北ICで下りて、九頭竜川沿いにR416を東へ。さらにR157で「取立山」と「大日山」をつなぐ山稜を越えて白山の麓の町、「白峰」の集落へ。
ここから手取川沿いに県道を南へ進み、集合地点の「市ノ瀬」に6時半?頃に着く。
既に到着していたこーすけさん達の出迎えを受ける。久しぶりにみんなの顔が見られてにそれだけで十分にうれしい。
そのあとすぐにみかさん達も到着。

7時40分のバスで登山口となる「別当出合」へ。20分ほどで着いた。
天気は晴れ。天気予報より回復が早いようだ。
今日は「南竜ケ馬場」までの行程だ。8時15分、「別当谷」にかかる巨大な吊橋を渡って「砂防新道」に取りつく。

大勢の登山者に交じって広葉樹の森の中の急坂を登っていくと、9時過ぎに上の林道に飛び出した。「中飯場」と呼ばれるトイレのある休憩地点だ。水道から出る冷たい水で喉を潤す。

10分ほど休憩してから再び歩き出す。
右手の大きな谷のかなり上の方に「不動滝」と呼ばれる大きな2段?の滝がかかっているのが見えてきた。
かなり距離のある大きな滝をこんな風に見上げる景観は初めてのような気がする。
背後には白山の前衛峰である越美山地の「赤兎山」〜「大長山」の稜線が見えてきた。
登山道は急坂というほどではないが、樹木の背が高くないので、真夏の日差しが容赦なく登山道に照りつけてとても暑い。
さらに重荷も加わってmattakeさんと僕は絶不調に陥り、10分歩いては5〜10分休むという体たらくだ。
11時45分、ようやく「甚之助避難小屋」に着く。
小屋の前はたくさんの登山者でいっぱいだった。水道の蛇口から出る冷たい水に喉をうるおす。
上の方を見上げると既にガスに覆われているようだ。南には大きな「別山」がガスの中に見え隠れしている。
おにぎりなどで腹越しらえを済ませて12時半過ぎに出発。
少し北に水平にトラバースしたあと、右に曲がって登って行くと、13時に「室堂」と南竜ケ馬場の分岐点に着く。
樹々の背はすっかり低くなり展望がいい。足元にはいつの間にかお花がいっぱいだ。
みんなは少し休むと先に行ってしまったが、今日の行程は南竜ケ馬場までのあとわずかで、ここまで来れば急ぐ必要はどこにもない。

mattakeさんと僕はゆっくり休んでから出発した。
高山植物のかわいらしいお花が彩る登山道を、正面に別山を眺めながら、ほぼ水平に進んでゆく。
室堂につながる「エコーライン」との分岐点を過ぎると、山上に広がるオアシス、南竜ケ馬場が見えてきた。
残雪の残る沢を渡り、小さな湿原?の中を歩くと「南竜山荘」に着いた(13時40分)。

受付の横に缶ビールを見つけたので何のためらいもなく1本あける。冷えてはいなかったが最高にうまい1本だった。
今夜泊まるケビンは南竜ケ馬場の一番端にある。
小さな沢を渡り、雪田を登ると広いテント場に出る。この先に僕たちの泊まるケビンがあった。
時刻はまだ2時半前なので、別山へのルート上にある湿原の方へ散歩に出かける。
湿原の北側には白山南面の大きな台地の山腹が広がり、その先に白山の山頂が少しだけ頭を出していた。
木道の両側にたくさんのお花が花を咲かせていて、黒ユリを見つけたときには歓声があがった

時刻はまだ2時半前なので、別山へのルート上にある湿原の方へ散歩に出かける。
湿原の北側には白山南面の大きな台地の山腹が広がり、その先に白山の山頂が少しだけ頭を出していた。
木道の両側にたくさんのお花が花を咲かせていて、黒ユリを見つけたときには歓声があがった

夜中トイレに起きると、雲がほとんどなくて、きれいな夜空が広がっていた。
満点の星空に天の河がはっきりとわかった。こんなにきれいな星空を見たのは久しぶりで興奮してしまった。

《2日目》 晴れ

今日はいい天気になりそうだ。
各自朝食を簡単に済ませる。
別棟のケビンに泊まっていたみかさん達は暗いうちに既に出発したようだ。
今日は「展望歩道」から室堂を通って「白山御前峰」にまず登る。それからお池めぐりをしながら「白山大汝峰」に登る。
男性軍はmattakeさんと僕の今夜のためのテントを張るので、女性軍には先に出発してもらった。
男性軍は5時45分頃に出発し、展望歩道にルートを採る。
朝のさわやかな空気を感じながら、湿原の中に続く木道を進む。振り返ると南竜ケ馬場の眺めが素晴らしい。
登山道は灌木帯に入り、東側の崖沿いに登ってゆく。樹間から東に中部山岳が見え始めた。

6時半過ぎに「アルプス展望台」に着く。女性軍は先に行っているようだ。
その名のとおり展望は抜群だ。北アルプスをはじめ、「乗鞍岳」、「御嶽山」など中部山岳がすべて一望のもとだ。
さらに登ってゆくとほどなく傾斜がゆるやかになり、ハイマツの広がる「室堂平」の一角に着く。

6月初旬に登った「平瀬道」を合わせて、広大な台地につづく登山道を西に進むと室堂に着いた(7時30分)。


先行していた女性軍と合流、大休憩ののち、8時に御前峰の山頂に向けて出発。
何度もだんだん目の下になってゆく別山と室堂平を振り返りながら登ってゆく。


8時50分に白山御前峰の山頂(2702m)着。6月5日に続いての第2登だ。
今日も快晴、360度の大展望だ。東の飛騨側には素晴らしい雲海が一面に広がっていた。
足元には白山大汝峰との間に美しい山上湖も見える。
前回6月の時は残雪のため、池めぐりも大汝峰登頂も果たせなかったが、今日は大丈夫だ。


9時25分に山頂を後にする。北アルプスのような稜線を北に向かい、火口に向かって急坂を下ると火口の底にある「油ケ池」に着く。
とても静かで落ち着けるところだ。


さらに北にコブを越えて進むと東側の崖の上にある「翠ケ池」に着く。
美しい緑色の池の向こうに北アルプスが見えるという素晴らしいところだ。



西にコブを越えて「皿ノ池」の脇を通り、北に進路を変えて大汝峰に向かう。
岩混じりの急坂を登りきると傾斜が緩やかになる。
これから下山するというみかさんとすれ違いに挨拶を交わす。


10時40分に白山大汝峰の広い山頂(2684m)に着いた。
あまりの気持ちよさに思わず歓声を上げる。
御前峰に比べると人が少なく、穏やかでとてもゆっくりできる山頂だ。
東側は雲海の上にさらに雲が湧いていて北アルプスはもう見えなかったが、御前峰と剣ケ峰、翠ケ池をはじめとする山上湖の眺めが素晴らしい。
山頂の北側からは白山の北に続く諸峰、富山県の人形山などもよく見えた。

ランチタイムのあとこれから下山するこーすけさん達と別れて、mattakeさんと僕は北に向かって11時40分に山頂を後にした。
ハイマツの海の中を「四塚山」と「七倉山」を正面に見ながら下ってゆく。
すれ違う人も少なく静かで素晴らしい眺めだ。


鞍部に着いたところで大汝峰の西側の裾を廻るトラバース道に入る。
白山の西面に広がる大きな斜面と渓谷、そして振り返ると「四塚山」と「七倉山」の眺めが素晴らしい。


鞍部に戻って南に進み、室堂には遠回りになるが途中にお花畑があるというルートに入ると「百姓池」という小さな池の脇を通る。
下り坂を少し行くと登山道の左側の緑の斜面にお花がいっぱいに広がっていた。


お花畑が終わるとハイマツとシャクナゲの中に平坦な道がつづく。
白山南面の大きな雪渓を横切ると室堂へ着いた(13時35分)。
それにしても今日も暑い。思わずきんきんに冷えたなっちゃんを飲まずにはいられなかった。


13時50分に室堂を後にして南竜ケ馬場に戻るためにエコーラインに入る。広大で平坦な台地上の湿原?に続くとても気持ちのよい木道を進む。


振り返ると白山が実に雄大な姿を見せていた。南竜ケ馬場に下る手前には小さいが美しいお花畑もあり目を楽しませてくれる。
登山道はやがて下り坂になり、明日の目的地である別山とそれにつづく尾根道を眺めながら南竜ケ馬場へ急いだ。


15時10分に南竜山荘に着く。
テント場は色とりどりのテントで一杯になっていた。
簡単な夕食を済ませ、夕焼けを見てから早々に眠りに着いた。


《3日目》 晴れ

今日はいよいよ別山までの縦走と登頂後に長大な「チブリ尾根」の下りが待っている。
テントの撤収にかかる時間を考えてまだ暗いうちに起床する。
外に出てみると白山につづく暗闇の斜面に点々と明かりが見える。既に暗いうちから登り始めている人が何人もいるようだ。
朝食を素早く済ませてテントの撤収にかかる。テントはこーすけさんに借りたものだが大量の朝露でビショビショだ。乾かす間もないのでそのままザックに突っ込む。水分のおかげでザックがさらに重くなる。

5時45分に南竜ケ馬場を出発する。
湿原を抜けて、「赤谷」へ向けてくだる。途中雪渓が登山道に覆いかぶさっているところがあり、通過に少し難儀する。


赤谷を渡るといよいよ「油坂」の登りにかかる。南竜ケ馬場から見るとたいへんな急坂に見えていたが、途中までジグザグに道が切ってあるので登りにくくはない。上部には残雪が登山道を隠していて、間違ってスリップでもすれば左側の谷底まで一気に滑り落ちてしまうだろう。今年のGWにこーすけさんが残雪でいっぱいのこのルートを歩いているがさぞかし危険な場所であったにちがいない。

慎重にここを抜けるとひと登りで「油坂の頭」に着いた(7時過ぎ)。
北には雄大な白山、南には別山に続くデコボコの稜線、東には雲海と巨大な「別山谷」とその支谷の展望が素晴らしい。


10分ほど休んでから縦走路を進む。
東側は所々で切れ落ちていて慎重に通過する。ハイマツの海はなくなったが、登山道の脇のあちらこちらに高山植物がかわいらしいお花を咲かせていた。


7時半前に昔、石室があったという「天池」と呼ばれるお花に囲まれた小さな稜線上の池に着く。
やせた尾根が続いていたのに、突然尾根が少しだけ広くなって、おまけに水を湛えた池まであるなんて実に不思議なところだ。


再びやせ尾根を進み、大きなコブの急坂をジグザグに登りきると、またお花に囲まれた小さな池に出た。


尾根を東側に乗り越っすと東側がこれまでの崖ではなく、ゆるやかな緑の斜面に変わり、お花に囲まれた小さな池がまた現れた。


ここら先は痩せ尾根の上に続く登山道ではないようだが、アップダウンはいくつもあるようだ。
所々にお花畑が広がる緑の稜線をゆっくりと休憩しながら進む。
重荷の上にこの暑さと果てしなく続くようなアップダウンに体力に劣る僕はすでにヘロヘロだ。


9時半に別山の手前のピークである「御舎利山」と別山の鞍部に着く。もう別山は目の前だ。

二つの山頂をつなぐハイマツ混じりのゆるやかな稜線をわずかに下って登ると、9時45分に別山山頂(2399m)に着いた。

縦走路はさらに南の「三ノ峰」(2128m)に続いているが、ここから大きく高度を落とすために、縦走路と別山の南斜面の大きな谷の眺めがとても素晴らしい。山頂に着いてからしばらくすると南側からガスが上がってきて南側の展望を塞いでしまったので僕たちは幸運であった。

1時間ほどラーメンで昼食をとりながら白山山頂からの雄大な眺めを楽しんだ。しかし最後にチブリ尾根の長い長い下りが待っているので、名残り惜しいが10時50分に山頂を後にする。


縦走路を進んでいると西側からガスが湧いてきて、御舎利山に着く頃にはすっかりガスに包まれしまった。

11時10分に山頂を後にして長い長いチブリ尾根の下りにかかる。ハイマツの海の中、石ころでガラガラの滑りやすい直登路を下ってゆく。
尾根が広くなるとハイマツが消えて、灌木の茂る山腹をジグザグに下る。


やがてルートは尾根を外れて左(南)側の山腹へ(「山と高原地図」のルートの表記は間違っている!)。
右手の尾根上に見える岩稜の部分を山腹道で通り過ぎるとルートは再び尾根上に戻る。広く緩やかな尾根道の下りに変わるとやがて平坦な所に立つ「チブリ尾根避難小屋」に着いた(12時35分)。



20分ほど大休止してから再び下りにかかる。
背の低い樹林帯の中の平坦な登山路をしばらく進むと、突然尾根の左(南)側斜面に草原が広がるところに出た。
登山道の両側にはピンク色の大きな山ユリ?ササユリ?がいっぱい咲いていて驚かされた。
こんな素晴らしいお花畑があるなんで知らなかったのだ。



草原の下方にはダケカンバの森が広がっていた。
尾根道はいったん下りになるがまた平坦な道になる。
ブナが現れるようになると登山道は尾根を外れて、右(北)側の山腹をくだってゆく。
白山有数のブナの森と言われるだけあって実に規模の大きい森だ。
ゆっくり楽しみたいところなのだが、途中でハチを驚かしてしまったのか、しつこく付きまとわれてじっくりと楽しむことができなかったのが残念だった。しかしおかげで駆けるように下ったのでコースタイムをかなり短縮できたのは不幸中の幸いか。


途中の水場で冷たい沢の水を飲み、一休みしてから再び歩き出す。
ここからがまた長かった。暗い樹林帯の中をどこまでもトラバースが続くのだ。
15時40分に林道にようやく飛び出す。


精も根も尽き果てたので再び腰をおろしてしまう。しばらくしてから思い直して重い腰を上げて残りの林道をくだり、16時25分に「市ノ瀬」にたどりつくことができた。

こうして僕たちの長い長い白山〜別山縦走の素晴らしい山旅は終わりました。
今回の山旅で白山の雄大な景観に改めて感動させられるとともに、
別山への縦走路とチブリ尾根に予想をはるかに超えるたくさんのお花が咲いていたのは驚きでした。
そして夢は白山以北の縦走路、別山より南の縦走路へと広がっていくばかりです。
一緒に歩いたくれたみんなありがとう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1249人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら