双六岳(新穂高温泉からピストン)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 1,980m
- 下り
- 1,971m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:10
天候 | 8/5;晴れのち曇り 8/6:曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り;14:45新穂高温泉発 毎日あるぺん号 新宿駅行き ★「断然お得 新穂高往復現地1泊(往路3列シート復路4列シート)毎日あるぺん号2017」:UP日17300円(片道ずつ申し込むより2000円お得) |
その他周辺情報 | 双六小屋 1泊夕食・お弁当付 9600円 中崎山荘奥飛騨の湯 800円 |
写真
感想
去年の燕岳から始まった(?)自称山girls夏山山行。折角なので今年もどこか登りましょう。最初の計画では、笠新道から笠ヶ岳に登り、秩父平・弓折乗越経由での下山というコースを考え早々に予約も手配したのですが、今回初アルプス、初山小屋泊という子がおり、結構きついのではないかと、私も思ったし周りにも言われ迷いました・・。で、熟考、新穂高温泉からの双六岳ピストンなら笠よりはなだらかだし途中に小屋もあるし展望やお花も申し分ないしいいのではないかという結論に達し今回の山行となりました。私個人としては双六岳は数年前に折立から入り、新穂高温泉へ下りた4泊5日の縦走時に登っているので久々です。結果としてこの選択は大正解!!でございました。
<1日目>
毎日新聞社が出している毎日あるぺん号新宿23時発に乗車し夜行バスで新穂高温泉へ。睡眠確保のため4列シートより2000円高い3列シートを購入、リクライニングできロールも下ろせ一応快適ではありましたが、やはり殆ど眠れずうとうと、日中は普通に仕事してたし寝不足は否めないまま5時半過ぎに新穂高温泉に到着。天気予報は曇のち雨とかいまいちでしたが、着くと青空が出ているではないですか。登山指導センターで朝食を摂りいざ出発。のんびり準備してたのでやや遅れを取ったかな。それでも計画書よりは早い6時40分出発です。
途中笠新道の入口がありいきなりの急登が見えます。まぁいつの日かチャレンジしましょ。登山口までだらだら歩きが終わったら登り開始ですがいきなり結構きつい。太陽がさしかなり気温も高くて暑い暑い。こういう時はゆっくり登らないとばてちゃいます。時折お助け風が岩の間から抜けて気持ちいいですがここら辺はきつかったー。初アルプスの子は暑さと急登にやられてて少し心配。。と、秩父沢を暫く過ぎた辺りでハプニング発生。今回、女4名+男1名の5名パーティーだったのですが、1名が足がつってしまい、湿布を貼り芍薬甘草湯を飲ませたものの回復せず、無念のリタイア・・。1人が付き添いで下りて明日の帰りのバスで会おうということになり、ここから先は3名でのアタックとなったのです。いやぁいろいろありますな。ほぼ初心者の2人をなんとか無事連れていかねばと気を引き締めるのでした。
上がるにつれ徐々に雲が出てき、昼食場所の鏡平山荘からは本来なら槍穂がばっちり見える筈で、鏡池に映る逆さ槍を見たかったのですがそれは叶わずでした。それでも太陽が隠れてくれて登るにはは少し楽になったので良かったかなと。鏡平山荘から弓折乗越までの急登を越えたらその後は楽だよと励まします。初アルプスの子はかなりへとへとで口数も少なくいいカメラを持ってきているのに写真も撮らず疲れ切っている様子・・。弓折乗越ベンチでは顔が死んでました(笑)。行くしかないですもんねと、力を振り絞って頂き、くろゆりベンチで雷鳥さんに出会え笑顔が。花見平手前の雪渓も楽しめ乗越以降は楽でした。双六小屋とその向こうの鷲羽岳が見え漸くゴール!おつかれさま〜!よく頑張りました。
眠さがMAXに来ていたようで1人は即行お昼寝タイム、2人は外でワイン、チーズで乾杯。いつも人にワインを上げてもらうので今回は持ってきました(瓶じゃないけど‥)。しかし飲んでくれるはずだった子が下山してしまったので飲みきれず、同じテーブルのおじさまにおすそ分け、お返しにキウイを頂いちゃいました☆
4枚の布団の部屋に通され、混んでるようだったので、布団2枚に3人か?!と覚悟していたのですが、我々3名+単独の女性1名以外に人がこない、やったぁ布団1人1枚ゲット!これは嬉しかったです。しかもなかなかいい布団でこれはぐっすり眠れそう。夕食終わってしばらくしたら7時半前に就寝してしまいました。消灯9時なので周りがうるさいから耳栓をしたら結構がっつり寝られました(^^)
<2日目>
4時起床。いやぁよく寝ました。前日の寝不足があったので尚更。実に快適な夜でした。朝食は4時半からですが、我々はお弁当にして4時半から山頂アタック。勿論荷物はデポです。最初ガスってましたが段々雲が晴れてきて素晴らしい絶景を拝むことができました。山頂からは笠、槍穂、裏銀座の山々、360度の北アルプス絶景が広がり、昨日しんでた子も今日は元気いっぱい、テンションUPで大喜びしてくれました。ほんとによかったな〜〜。後輩ちゃん達が喜んでくれたこと、無事登れたことが私は一番よかったです。カメラ女子が集まったので大撮影会し、大満足で戻りました。双六山頂から小屋までの道は目の前に槍穂が広がりそこに向かって歩く感じで独特の景色です。以前ここを下りたときはガスってて見えなかったので見られて良かったです。
さて朝食のお弁当を食べたら下山です。14時半までにバス乗り場に間に合わせないといけないとお尻が決まっていたので、計画書の時間を見ながら計算しつつ下山。計画書って大事、と今更ながら実感。写真タイムやらかき氷タイムやらあったけどほぼコースタイムで下りられ、無事温泉にも入れ、バスに間に合うことができました。
双六岳、高山植物の宝庫って感じでお花の写真撮りまくりました。メジャーなのは殆どわかってきたので、もう少し名前を憶えたいな。展望も素晴らしいし、いい山だな〜と改めて思いました。
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