赤石・悪沢・塩見トリプルピストン(鳥倉InOut)
- GPS
- 24:14
- 距離
- 57.6km
- 登り
- 6,038m
- 下り
- 5,984m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:18
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 7:08
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:10
8h26m(CT14h10m)59.5%
荒川小屋〜赤石岳ピストン
2h06m(CT5h00m)42%
中岳分岐〜悪沢岳ピストン
1h23m(CT3h25m)40.5%
三伏峠小屋〜塩見岳ピストン
4h15m(CT8h45m)48.8%
天候 | <10日> 晴れ→ガス 10〜15度 稜線上で西方風10m前後 <11日> 終始ガス 10〜15度 稜線上で西方風10m超 未明と夕方に土砂降りの雨 <12日> 晴れ 10〜15度 ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はドコモ圏外、トイレ水道あり。 第2駐車場は1キロくらい下。 最終コンビニはセブン松川町役場店。 鳥倉林道の入り口は、標識はあるが分かりづらい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<鳥倉駐車場〜三伏峠小屋> ・最初は2.5キロほどの林道歩き。チャリを使ってる人もいた。 ・三伏峠まで10段階の残距離の標識がある。 ・特に危険箇所なし。 <三伏峠小屋〜荒川小屋> ・小河内岳までじわじわ標高を上げていく。ハイマツ中心の登山道。 ・小河内岳からザレ場の急斜面を下り、森林限界に。以降しばらくは樹林帯。 ・西側が崩落して、ザレている箇所がいくつかあり、通行注意。 ・小河内岳の南斜面と板谷岳の南斜面は急坂。 ・アザミが多生していて、脚を晒していると結構痛い(>_<) ・高山裏避難小屋あたりが縦走区間中の最低標高。ここから再度標高を上げていく。 ・クサリ場を過ぎるとカールの直登区間に入る。標高差600mを一気に。森林限界を超えると、ガレの登山道に。 ・カールを登り切ると大崩壊地の縁を行くガレ場の緩斜面。進行方向右側は現在進行形で崩れている感じで、高所感もあり。 ・荒川前岳を過ぎると間もなく分岐。荒川小屋へガレた急斜面を下る。 <荒川小屋〜赤石岳> ・特に危険個所ナシ。 ・大聖寺平は、超絶だだっ広いが、オレンジ色のペンキマークが非常に目立つので、濃霧時も安心♪ <荒川中岳〜悪沢岳> ・岩稜帯のアップダウン。コルは2900mくらい。悪沢岳までは比較的急坂。技術的には難しくない。 <三伏峠小屋〜塩見岳> ・三伏山に登ると樹林帯。標高2500m弱まで下り本谷山まで距離500mくらいの登り。 ・本谷山から緩斜面を再び標高2500mくらいまで下る。塩見小屋の手前500mくらいの距離は急登。 ・樹林帯は泥濘が多かった…。 ・塩見小屋手前で森林限界。塩見小屋から背丈くらいのハイマツ帯を経て本格的な岩稜帯に。 天狗岩を越えて少し下ると、最後の岩稜急登。標高差150m程度。落石に要注意。 |
その他周辺情報 | <荒川小屋> 一人一泊 700円(幕営料600円+トイレ維持費100円) 水場はテント場すぐ横 ドコモは概ね圏内 <三伏峠小屋> 一人一泊600円 水場が遠い。本当に往復20分かかる。 飲料が充実! ドコモは概ね圏内 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ドイター ACTライト40+10
サブザック:グレゴリー テンポ8
サコッシュ:グラナイトギア ハイカーサシェル
シューズ:アークテリクス ノーバンVT GTX
レインジャケット:ティートンブロス フェザーレインジャケット
レインパンツ:ファイントラック エバーブレスフォトンパンツ
ベースレイヤー:F&M スクリプト ランナーズ
アンダーウェア:オンヨネ:ブレステックPPタンク
パンツ:マウンテンイクイップメント ホリーヘッドグリットショート
タイツ:ノースフェイス ドライ トラウザース
アームカバー ファイントラック アクティブスキン
グローブ:アクシーズクイン ライトシェルウォータープルーフグローブとマッキンリー インナーグローブ
靴下:スマートウール PhDアウトドアライトクルー
バイザー:アークテリクス カルバス
サングラス:スミス バズー
ストック:ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ
インサレーション:パタゴニア キャプリーン ミドルウェイト
テント:ファイントラック カミナドーム1
シュラフ:モンベル ULSSダウンハガー#5
マット:サーマレスト Zライト ソル
ストーブ:SOTO SOD-310
コッヘル:エバニュー Tiマグポット500 カップ:スノーピーク チタンシングルマグ450ml
プラティパス2l
ヘッドランプ:ペツル NAO
時計:スント トラバース
カメラ:オリンパスE-M5
ミニ三脚
ラジオ
ルナサンダル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
手ぬぐい
ナイフ
ポリ袋
ジップロック
ウェットティッシュ
着替え(ジオラインLW長袖・タイツ等)
ゲイター:モンベル セミロングスパッツ(不使用)
iPhone
|
---|---|
備考 | ベースウェイト11kg 水分(当初):アクエリアス500ml×2 行動食:スニッカーズ×8、チョコ羊羹×1 主食:リゾッタ×3、サラダスパゲティ200g,パスタソース,カップ麺×2 間食:カントリーマアム、柿ピー、ミルクスティック、ポテチ その他:マグマ×3、アミノバイタルゴールド×2、アミノダイレクト×3、トップスピードウルトラミネラルタブレット、アリナミン錠剤、胃腸薬、ロキソニン、風邪薬、正露丸 小屋で購入:コーラ350ml×1、コーラ500ml、ポカリ500ml |
感想
遂に南アルプスの深部へ。
当初は畑薙から周回で悪沢岳、赤石岳、聖岳、光岳を踏む計画でしたが、台風5号の影響で東俣林道が通行止めになったことで計画を練り直し。結局は一日で林道が復旧しましたが、天気予報が微妙になり4座の縦走はスケジュール的に無理が出てきそうだったこと、眺望無い中で一気に踏破するのはもったいないということで、歩く機会が中々訪れなさそうな三伏峠〜荒川岳の縦走路を行く計画に変更しました。
鳥倉登山口もアクセスは大変で、林道入り口がよく分からず、ぐるぐるしてしまい、自宅から6時間かけて到着…。睡眠もマトモにとれないままスタートとなりました。
天気は午前中の早い時間帯は太陽が出ていましたが、雲が多く、3000m超のピークは雲隠れしていてガッカリ。
荒川三山への縦走路は、北岳〜農取岳のような縦走路をイメージしてましたが、樹林帯がほとんどでした。苔生していて、お花畑も多く、雰囲気の良い登山道だと感じました。アップダウンはそれほどないものの、結構ダラダラ長いのがツラかったですが。
荒川小屋に着く頃にはガスも濃くなっていましたが、当初の予定通り赤石岳へ。大聖寺平の全容をガスのせいで拝めず、とても残念です。
2日目は、2時くらいから激しい雨が降り始め、その雨音で目が覚めました。4時くらいまで降っていて、当初の予定より出発が遅れてしまいました。
翌日の天気予報もあまり良くなかったので、このまま下りてしまおうか迷いましたが、信越五岳110kも控えているので、悪天でも塩見は踏んでおこうと思い、当初の予定通り三伏峠に泊。
夕方と、夜にも土砂降りの雨で、3日目もダメかと思いましたが、予想に反して晴れ!雲は多かったものの迫力の塩見岳の岩壁を堪能できました。
節目となる百名山50座、晴天で達成でき、感慨深いです。
登ったピークは50になりましたが、再訪したい山は増えるばかり…。当然、悪沢岳と赤石岳はいつか再訪するでしょう。そして、北沢峠から仙塩尾根を歩いて塩見まで繋げてみたいと思いました。
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