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Yamareco

記録ID: 1228816
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

アルプス最後の百名山制覇へ! 涙雨の南アルプス南部縦走

2017年08月14日(月) ~ 2017年08月17日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
34:35
距離
47.7km
登り
5,341m
下り
5,518m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:12
休憩
0:23
合計
5:35
8:15
13
8:28
8:51
96
10:27
10:27
133
12:40
12:40
70
13:50
13:50
0
13:50
2日目
山行
7:11
休憩
3:10
合計
10:21
5:00
47
5:47
5:47
53
6:40
6:44
29
7:13
7:20
66
8:26
9:00
6
9:06
9:10
6
9:16
9:30
0
10:10
11:37
25
12:02
12:02
65
13:07
13:07
10
13:35
13:35
70
14:45
14:45
36
3日目
山行
9:04
休憩
0:42
合計
9:46
6:14
119
8:13
8:13
7
8:35
8:47
47
9:34
9:44
46
10:30
10:40
32
11:12
11:12
141
13:33
13:33
59
14:32
14:32
46
15:18
15:18
24
15:42
15:44
7
15:51
15:59
1
4日目
山行
7:48
休憩
0:25
合計
8:13
5:15
5
聖平小屋
5:20
5:22
71
6:33
6:33
38
7:11
7:11
197
10:28
10:45
69
11:54
11:54
66
13:00
13:00
21
13:21
13:27
1
13:28
ゴール地点
3日目以外ログは手書き
天候 1日目 曇り時々晴れ
2日目 風雨
3日目 雨
4日目 霧雨→曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙臨時駐車場に駐車(無料)
行き:東海フォレストバス臨時便 臨時駐車場6:50発→椹島7:55着(東海フォレスト系列小屋泊を条件に3000円支払う ※支払い金は小屋宿泊料金に充てられる)
帰り:井川観光協会バス 畑薙大橋13:50発→臨時駐車場14:10着
コース状況/
危険箇所等
臨時駐車場で登山届を提出
帰りは下山届を出しました
下山に使った茶臼小屋〜ウソッコ沢間は九十九折れになったかなりの急登です
雨で土が濡れていると滑りやすいので注意が必要
その他周辺情報 畑薙臨時駐車場より車で5分白樺荘で入浴(大人:510円)
井川オートキャンプ場向かいのおでん屋さんで軽く食事 美味しい静岡おでんでした
駐車場に6時到着
椹島行き臨時便に乗ることが出来ました
2017年08月14日 06:35撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 6:35
駐車場に6時到着
椹島行き臨時便に乗ることが出来ました
椹島に到着
準備を済ませ出発です
2017年08月14日 08:13撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/14 8:13
椹島に到着
準備を済ませ出発です
椹島から林道を歩く事15分
登山口に着きました
2017年08月14日 08:28撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 8:28
椹島から林道を歩く事15分
登山口に着きました
登山口を入ってすぐに滝があります
2017年08月14日 08:32撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/14 8:32
登山口を入ってすぐに滝があります
涼しい
2017年08月14日 08:32撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/14 8:32
涼しい
吊橋を渡ります
2017年08月14日 08:38撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 8:38
吊橋を渡ります
そこそこの天気
2017年08月14日 09:39撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 9:39
そこそこの天気
一旦林道に出て再び山道へ
2017年08月14日 09:56撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 9:56
一旦林道に出て再び山道へ
先は長いですがそんなに暑くもなく涼しいくらいなので順調に進んでいます
2017年08月14日 10:22撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 10:22
先は長いですがそんなに暑くもなく涼しいくらいなので順調に進んでいます
美しいブナ林の中を歩きます
2017年08月14日 10:25撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 10:25
美しいブナ林の中を歩きます
きのこがあちこちに生えてます
2017年08月14日 10:42撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 10:42
きのこがあちこちに生えてます
被写体がない困った時のきのこ撮り
2017年08月14日 10:55撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 10:55
被写体がない困った時のきのこ撮り
清水平という水場のある場所に着きました
2017年08月14日 11:19撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 11:19
清水平という水場のある場所に着きました
ついでに水も補給
2017年08月14日 11:20撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 11:20
ついでに水も補給
清水平で昼食
前日に自分で作っておいた竹輪のキュウリ巻きを食べます
2017年08月14日 11:27撮影 by  NEX-C3, SONY
9
8/14 11:27
清水平で昼食
前日に自分で作っておいた竹輪のキュウリ巻きを食べます
と、ミニどん兵衛
2017年08月14日 11:34撮影 by  NEX-C3, SONY
4
8/14 11:34
と、ミニどん兵衛
清水平を後にします
2017年08月14日 11:41撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 11:41
清水平を後にします
白いキノコがありました
2017年08月14日 11:50撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 11:50
白いキノコがありました
白いキノコの成長後?
2017年08月14日 11:58撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 11:58
白いキノコの成長後?
2017年08月14日 12:21撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 12:21
登るにあたり目安になる看板
2017年08月14日 12:36撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/14 12:36
登るにあたり目安になる看板
見晴台にやってきました
2017年08月14日 12:39撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 12:39
見晴台にやってきました
一旦登山道から離れ一登りすると立派な展望台がありますが、今日の展望は立派ではありませんでした
2017年08月14日 12:40撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/14 12:40
一旦登山道から離れ一登りすると立派な展望台がありますが、今日の展望は立派ではありませんでした
6/7
2017年08月14日 13:09撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 13:09
6/7
駒鳥池に着く
2017年08月14日 13:51撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 13:51
駒鳥池に着く
池に近づいてみます
2017年08月14日 13:53撮影 by  NEX-C3, SONY
5
8/14 13:53
池に近づいてみます
ここらあたりで右足膝の上あたりが筋肉痛になりだしペースダウンする
2017年08月14日 14:29撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 14:29
ここらあたりで右足膝の上あたりが筋肉痛になりだしペースダウンする
あとちょっと
2017年08月14日 14:43撮影 by  NEX-C3, SONY
8/14 14:43
あとちょっと
ようやく今日の宿泊千枚小屋に到着
2017年08月14日 14:44撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/14 14:44
ようやく今日の宿泊千枚小屋に到着
今夜はテント泊
設営を完了し炭酸で一服
2017年08月14日 15:33撮影 by  NEX-C3, SONY
6
8/14 15:33
今夜はテント泊
設営を完了し炭酸で一服
個人的な山泊での楽しみの一つ山メシ作りに取り掛かります
1品目はミニトマト、キュウリ、竹輪、大葉を使いちょっとした前菜と副菜を作りました
残った1本の竹輪を魚の切り身に見立てて炒めた温竹輪と茹でて冷水で締めた冷竹輪の2種を作り、ミニトマトを使いトマトソルトソースを作り全体に掛けます
下側中央のトマトは中身をソースとして繰り抜いたため、側を器代わりにして塩茹でしたキャベツを細かく刻んで詰め込み最後に刻んだ大葉を添えました


2017年08月14日 17:13撮影 by  NEX-C3, SONY
11
8/14 17:13
個人的な山泊での楽しみの一つ山メシ作りに取り掛かります
1品目はミニトマト、キュウリ、竹輪、大葉を使いちょっとした前菜と副菜を作りました
残った1本の竹輪を魚の切り身に見立てて炒めた温竹輪と茹でて冷水で締めた冷竹輪の2種を作り、ミニトマトを使いトマトソルトソースを作り全体に掛けます
下側中央のトマトは中身をソースとして繰り抜いたため、側を器代わりにして塩茹でしたキャベツを細かく刻んで詰め込み最後に刻んだ大葉を添えました


続いてメインに取り掛かります
2017年08月14日 17:17撮影 by  NEX-C3, SONY
5
8/14 17:17
続いてメインに取り掛かります
メイン1品目は豚バラ肉にキュウリと大葉を巻いた肉巻きキュウリです
自宅で作っておいた梅ポン酢タレを持ってくるのを忘れて物足りない仕上がりになってしまいました
仕方ないので塩コショウとブラックペーパーで味付け
2017年08月14日 17:29撮影 by  NEX-C3, SONY
10
8/14 17:29
メイン1品目は豚バラ肉にキュウリと大葉を巻いた肉巻きキュウリです
自宅で作っておいた梅ポン酢タレを持ってくるのを忘れて物足りない仕上がりになってしまいました
仕方ないので塩コショウとブラックペーパーで味付け
メイン2品目
豚肉の残り半分を使いキャベツと炒めてユッケッジャンソースを絡め焼肉風に
2017年08月14日 17:48撮影 by  NEX-C3, SONY
7
8/14 17:48
メイン2品目
豚肉の残り半分を使いキャベツと炒めてユッケッジャンソースを絡め焼肉風に
自宅から持ってきた冷ご飯を軽く温め炒めた肉を乗せ仕上げに大葉を降り掛け「ユッケジャン丼」に
卵があれば完成度が上がりましたね
残念ながら〆のデザートはありません・・・
2017年08月14日 17:49撮影 by  NEX-C3, SONY
9
8/14 17:49
自宅から持ってきた冷ご飯を軽く温め炒めた肉を乗せ仕上げに大葉を降り掛け「ユッケジャン丼」に
卵があれば完成度が上がりましたね
残念ながら〆のデザートはありません・・・
夕食を終え小屋周辺を散策
お花畑が広がっています
2017年08月14日 18:21撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 18:21
夕食を終え小屋周辺を散策
お花畑が広がっています
空の青みも見えます
明日雨が降らないといいが・・・
2017年08月14日 18:22撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/14 18:22
空の青みも見えます
明日雨が降らないといいが・・・
トリカブト
2017年08月14日 18:24撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/14 18:24
トリカブト
翌朝出発前運よく富士山が見えました
2017年08月15日 04:38撮影 by  NEX-C3, SONY
5
8/15 4:38
翌朝出発前運よく富士山が見えました
笊ヶ岳方面
2017年08月15日 04:38撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 4:38
笊ヶ岳方面
2017年08月15日 04:49撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 4:49
富士山
今日も登ってる人沢山いるんでしょうね
2017年08月15日 04:50撮影 by  NEX-C3, SONY
7
8/15 4:50
富士山
今日も登ってる人沢山いるんでしょうね
5:00予定より30分遅れで千枚小屋を出発
2017年08月15日 04:57撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/15 4:57
5:00予定より30分遅れで千枚小屋を出発
嗚呼
だんだん山々がガスに隠れてゆきます・・・
2017年08月15日 05:17撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 5:17
嗚呼
だんだん山々がガスに隠れてゆきます・・・
二軒小屋へ下る登山道との分岐
2017年08月15日 05:26撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 5:26
二軒小屋へ下る登山道との分岐
赤い屋根は赤石小屋
最奥に広河内岳
2017年08月15日 05:30撮影 by  NEX-C3, SONY
4
8/15 5:30
赤い屋根は赤石小屋
最奥に広河内岳
2017年08月15日 05:35撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 5:35
2017年08月15日 05:36撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 5:36
2017年08月15日 05:36撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 5:36
右端の聖は殆どガスってます
2017年08月15日 05:37撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 5:37
右端の聖は殆どガスってます
2017年08月15日 05:37撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 5:37
2017年08月15日 05:37撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 5:37
悪沢岳もガスってきました
2017年08月15日 05:41撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 5:41
悪沢岳もガスってきました
千枚岳山頂が見えてきました
2017年08月15日 05:46撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 5:46
千枚岳山頂が見えてきました
千枚岳山頂到着
2017年08月15日 05:47撮影 by  NEX-C3, SONY
4
8/15 5:47
千枚岳山頂到着
北側は蝙蝠岳っぽいのが見えるだけ
2017年08月15日 05:47撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 5:47
北側は蝙蝠岳っぽいのが見えるだけ
OO桔梗
2017年08月15日 05:56撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/15 5:56
OO桔梗
千枚岳〜丸山間の稜線上はお花畑が点在してます
2017年08月15日 05:58撮影 by  NEX-C3, SONY
4
8/15 5:58
千枚岳〜丸山間の稜線上はお花畑が点在してます
2017年08月15日 05:59撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 5:59
2017年08月15日 05:59撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 5:59
2017年08月15日 06:00撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/15 6:00
2017年08月15日 06:13撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 6:13
千枚岳を振り返る
2017年08月15日 06:17撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 6:17
千枚岳を振り返る
2017年08月15日 06:20撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 6:20
だんだんガスに巻かれ霧雨となってきました
2017年08月15日 06:23撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 6:23
だんだんガスに巻かれ霧雨となってきました
悪沢?かと思ったら
2017年08月15日 06:40撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 6:40
悪沢?かと思ったら
丸山でした
風強い
2017年08月15日 06:44撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 6:44
丸山でした
風強い
2017年08月15日 06:46撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 6:46
2017年08月15日 07:00撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 7:00
2017年08月15日 07:01撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 7:01
今度こそ悪沢岳です
2017年08月15日 07:12撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 7:12
今度こそ悪沢岳です
山頂からは薄っすらと小河内岳?方面
2017年08月15日 07:13撮影 by  NEX-C3, SONY
8/15 7:13
山頂からは薄っすらと小河内岳?方面
着きました
百名山70座目悪沢岳
2017年08月15日 07:14撮影 by  NEX-C3, SONY
6
8/15 7:14
着きました
百名山70座目悪沢岳
居合わせた方の撮っていただきました
この後名古屋から来たHさんと知り合い翌日の聖平小屋までご一緒することになりました
2017年08月15日 07:17撮影 by  NEX-C3, SONY
13
8/15 7:17
居合わせた方の撮っていただきました
この後名古屋から来たHさんと知り合い翌日の聖平小屋までご一緒することになりました
稜線歩き
雨は小雨状態です
2017年08月15日 07:47撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 7:47
稜線歩き
雨は小雨状態です
営業中の中岳避難小屋
ここで雨宿りしがてらコーヒーを頂く
2017年08月15日 08:26撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/15 8:26
営業中の中岳避難小屋
ここで雨宿りしがてらコーヒーを頂く
小屋のすぐ裏手には三角点のある荒川中岳があります
2017年08月15日 09:06撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 9:06
小屋のすぐ裏手には三角点のある荒川中岳があります
三伏方面との分岐点
2017年08月15日 09:14撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 9:14
三伏方面との分岐点
前岳に立ち寄ります
2017年08月15日 09:19撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 9:19
前岳に立ち寄ります
荒川小屋に着きました
すでに靴の中は浸水しており靴の中が気持ち悪い
2017年08月15日 10:11撮影 by  NEX-C3, SONY
5
8/15 10:11
荒川小屋に着きました
すでに靴の中は浸水しており靴の中が気持ち悪い
小屋内にて休憩
冷え切った体を温めるべく甘酒を頂いたり、カップ麺を食べながら居合わせて方たちとしばし山談義
2017年08月15日 10:35撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/15 10:35
小屋内にて休憩
冷え切った体を温めるべく甘酒を頂いたり、カップ麺を食べながら居合わせて方たちとしばし山談義
荒川小屋を出発Hさんには先に行ってもらいしばらくソロで赤石を目指します
2017年08月15日 11:37撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 11:37
荒川小屋を出発Hさんには先に行ってもらいしばらくソロで赤石を目指します
大聖寺平
容赦なく雨が降り続きカメラのレンズも濡れたり曇ったり
2017年08月15日 12:02撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 12:02
大聖寺平
容赦なく雨が降り続きカメラのレンズも濡れたり曇ったり
小赤石の手前でHさんと千葉から来た山ガールさんに追いつき一緒に小赤石に着きました
2017年08月15日 13:07撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 13:07
小赤石の手前でHさんと千葉から来た山ガールさんに追いつき一緒に小赤石に着きました
大倉尾根との分岐点
2017年08月15日 13:17撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 13:17
大倉尾根との分岐点
そしてアルプス百名山最後の赤石岳(71座目)の山頂に着きました
2017年08月15日 13:35撮影 by  NEX-C3, SONY
4
8/15 13:35
そしてアルプス百名山最後の赤石岳(71座目)の山頂に着きました
ようやく17年がかりでアルプスの日本百名山を制覇
しかし全身びしょ濡れ+身体の冷えで余韻に浸る間もなく、百間洞山の家への到着時間も有る為急いで赤石岳を後にしました
2017年08月15日 13:36撮影 by  NEX-C3, SONY
11
8/15 13:36
ようやく17年がかりでアルプスの日本百名山を制覇
しかし全身びしょ濡れ+身体の冷えで余韻に浸る間もなく、百間洞山の家への到着時間も有る為急いで赤石岳を後にしました
一旦赤石岳避難小屋に寄り、ここから百間洞山の家までコースタイム2時間15分
16時前に宿泊の受付をしないととんかつが食べれないので、Hさんの宿泊代を預かり先に進みます
2017年08月15日 14:11撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/15 14:11
一旦赤石岳避難小屋に寄り、ここから百間洞山の家までコースタイム2時間15分
16時前に宿泊の受付をしないととんかつが食べれないので、Hさんの宿泊代を預かり先に進みます
赤い石が一面覆ってます
2017年08月15日 14:17撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 14:17
赤い石が一面覆ってます
雨にも負けず風にも負けずとんかつ目指してまっしぐら
2017年08月15日 14:41撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 14:41
雨にも負けず風にも負けずとんかつ目指してまっしぐら
百聞平
2017年08月15日 14:45撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/15 14:45
百聞平
ここを下れば小屋は近い
2017年08月15日 14:58撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 14:58
ここを下れば小屋は近い
登山道が沢になってる
2017年08月15日 15:13撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/15 15:13
登山道が沢になってる
テント場も水溜り
2017年08月15日 15:14撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 15:14
テント場も水溜り
とんかつ、いや小屋が見えた
2017年08月15日 15:16撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/15 15:16
とんかつ、いや小屋が見えた
到着♪
避難小屋13:50出発
山の家15:20着
やるときゃやります
2017年08月15日 15:21撮影 by  NEX-C3, SONY
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到着♪
避難小屋13:50出発
山の家15:20着
やるときゃやります
そして念願の夕食にありつく✨
揚げたてとんかつは衣はカリッと中は柔らかく厚みもありとても美味しかったです
お米や味噌汁、蕎麦も美味しい!
今日1日の苦行が報われた気持ちになりました
2017年08月15日 17:19撮影 by  F-03H, FUJITSU
11
8/15 17:19
そして念願の夕食にありつく✨
揚げたてとんかつは衣はカリッと中は柔らかく厚みもありとても美味しかったです
お米や味噌汁、蕎麦も美味しい!
今日1日の苦行が報われた気持ちになりました
行程3日目百瞭胸海硫箸鮟佝
雨は降ってません
丁度同じくして甲斐駒から光岳へ向け縦走されているソロの男性とお話をする
2017年08月16日 06:05撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/16 6:05
行程3日目百瞭胸海硫箸鮟佝
雨は降ってません
丁度同じくして甲斐駒から光岳へ向け縦走されているソロの男性とお話をする
大沢岳は左へ進む
2017年08月16日 06:15撮影 by  NEX-C3, SONY
8/16 6:15
大沢岳は左へ進む
森林限界を超え周囲は開けますが視界は良くない
2017年08月16日 06:24撮影 by  NEX-C3, SONY
8/16 6:24
森林限界を超え周囲は開けますが視界は良くない
九十九折れの急登が続きます
2017年08月16日 06:25撮影 by  NEX-C3, SONY
8/16 6:25
九十九折れの急登が続きます
2017年08月16日 06:47撮影 by  NEX-C3, SONY
8/16 6:47
ガスが動き赤石岳方面が現れます
2017年08月16日 06:56撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/16 6:56
ガスが動き赤石岳方面が現れます
2017年08月16日 06:58撮影 by  NEX-C3, SONY
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赤石岳方面
2017年08月16日 07:11撮影 by  NEX-C3, SONY
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赤石岳方面
大沢岳がシルエット状に映ります
2017年08月16日 07:19撮影 by  NEX-C3, SONY
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大沢岳がシルエット状に映ります
雷鳥
2017年08月16日 07:23撮影 by  NEX-C3, SONY
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雷鳥
2017年08月16日 07:23撮影 by  NEX-C3, SONY
8/16 7:23
大沢岳まであと少し
その前にヤセ尾根のガレ場を通過します
2017年08月16日 07:31撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/16 7:31
大沢岳まであと少し
その前にヤセ尾根のガレ場を通過します
北西方面
2017年08月16日 07:36撮影 by  NEX-C3, SONY
8/16 7:36
北西方面
山頂が見えてきました
2017年08月16日 07:46撮影 by  NEX-C3, SONY
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山頂が見えてきました
雨も止んだ大沢岳
6
雨も止んだ大沢岳
中盛山
2017年08月16日 08:09撮影 by  F-03H, FUJITSU
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中盛山
分岐
2017年08月16日 08:19撮影 by  F-03H, FUJITSU
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分岐
中盛丸山山頂
背後に大沢岳
2017年08月16日 08:41撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 8:41
中盛丸山山頂
背後に大沢岳
2017年08月16日 08:42撮影 by  F-03H, FUJITSU
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小兎
2017年08月16日 09:37撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 9:37
小兎
そして兎岳
2017年08月16日 10:39撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 10:39
そして兎岳
歩いてきた小兎岳方面
2017年08月16日 10:40撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 10:40
歩いてきた小兎岳方面
2017年08月16日 10:40撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 10:40
聖を目前にしてアクシデント発生
疲れと高山病による頭痛にかかり始めたことにより集中力が低下石につまずき転倒額を石にぶつける
Hさんの見立てで出血は大したことなくコブが出来た程度で意識もはっきりしていたので何とか続行することができた
同行者がいて助かりました
下山して鏡で額を見てみると・・・旗本退屈男になっていた(T_T)
2017年08月16日 13:15撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 13:15
聖を目前にしてアクシデント発生
疲れと高山病による頭痛にかかり始めたことにより集中力が低下石につまずき転倒額を石にぶつける
Hさんの見立てで出血は大したことなくコブが出来た程度で意識もはっきりしていたので何とか続行することができた
同行者がいて助かりました
下山して鏡で額を見てみると・・・旗本退屈男になっていた(T_T)
9年ぶりの聖岳に到着
10
9年ぶりの聖岳に到着
雨も上がり小聖手前から聖岳
2017年08月16日 14:24撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 14:24
雨も上がり小聖手前から聖岳
どんどんガスが晴れてきます
今夜泊まる聖平小屋も見えます
2017年08月16日 14:52撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 14:52
どんどんガスが晴れてきます
今夜泊まる聖平小屋も見えます
薊畑分岐
2017年08月16日 15:19撮影 by  F-03H, FUJITSU
8/16 15:19
薊畑分岐
聖小屋方面との分岐
2017年08月16日 15:36撮影 by  F-03H, FUJITSU
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聖小屋方面との分岐
2017年08月16日 15:41撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 15:41
小屋に到着受付を済ませ「ウエルカムフルーツポンチ」を頂く
2017年08月16日 16:02撮影 by  F-03H, FUJITSU
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8/16 16:02
小屋に到着受付を済ませ「ウエルカムフルーツポンチ」を頂く
部屋は冬季小屋を案内されました
同泊の方は他5人なので広々と使えました
部屋内で自炊も出来、山談義で楽しい夜を過ごせました
2017年08月16日 19:49撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/16 19:49
部屋は冬季小屋を案内されました
同泊の方は他5人なので広々と使えました
部屋内で自炊も出来、山談義で楽しい夜を過ごせました
最終日の朝はクリームパスタと鯖の味噌煮です
2017年08月17日 04:19撮影 by  NEX-C3, SONY
6
8/17 4:19
最終日の朝はクリームパスタと鯖の味噌煮です
聖平小屋を後に出発
お世話になりました
2017年08月17日 05:11撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 5:11
聖平小屋を後に出発
お世話になりました
しばらくは樹林の中を巻いてゆく
2017年08月17日 05:30撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 5:30
しばらくは樹林の中を巻いてゆく
まだ蕾のリンドウ
2017年08月17日 05:34撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 5:34
まだ蕾のリンドウ
林限界を超えハイマツ帯へ
2017年08月17日 05:58撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 5:58
林限界を超えハイマツ帯へ
トラバースから稜線上に上がった岩頭付近はガレ場のため歩行注意
2017年08月17日 06:13撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 6:13
トラバースから稜線上に上がった岩頭付近はガレ場のため歩行注意
ウサギギク仲良く揃い咲き
2017年08月17日 06:30撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:30
ウサギギク仲良く揃い咲き
色づき始めのナナカマドの実
2017年08月17日 06:37撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 6:37
色づき始めのナナカマドの実
南岳に到着
2017年08月17日 06:41撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:41
南岳に到着
この辺りは花が多いなと思ったら・・・
2017年08月17日 06:42撮影 by  NEX-C3, SONY
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この辺りは花が多いなと思ったら・・・
2017年08月17日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:43
雷鳥ファミリーに出会います
2017年08月17日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
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雷鳥ファミリーに出会います
親鳥♂
2017年08月17日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:43
親鳥♂
なかなか良い角度から撮れません
2017年08月17日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:43
なかなか良い角度から撮れません
子雷鳥と追いかけっこ
2017年08月17日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:43
子雷鳥と追いかけっこ
この後子雷鳥は飛んでゆきました
2017年08月17日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 6:43
この後子雷鳥は飛んでゆきました
2017年08月17日 06:45撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 6:45
上河内岳の方に到着
ザックをデポして山頂へ
2017年08月17日 07:10撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 7:10
上河内岳の方に到着
ザックをデポして山頂へ
すでにソロの男性の方が登って行かれました
2017年08月17日 07:10撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 7:10
すでにソロの男性の方が登って行かれました
肩から10分足らずで二百名山上河内岳に到着
2017年08月17日 07:18撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 7:18
肩から10分足らずで二百名山上河内岳に到着
ソロの男性の方は山頂からさらに北側に歩かれてます
2017年08月17日 07:19撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 7:19
ソロの男性の方は山頂からさらに北側に歩かれてます
上河内岳を後にし茶臼岳に向かう
2017年08月17日 07:38撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 7:38
上河内岳を後にし茶臼岳に向かう
草原を通過
2017年08月17日 07:58撮影 by  NEX-C3, SONY
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草原を通過
ナナカマドの実も赤く色づく
2017年08月17日 08:05撮影 by  NEX-C3, SONY
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ナナカマドの実も赤く色づく
草原から一登りすると稜線上に乗る
2017年08月17日 08:14撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 8:14
草原から一登りすると稜線上に乗る
茶臼分岐に到着
ザックをデポして茶臼岳へ
2017年08月17日 08:19撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 8:19
茶臼分岐に到着
ザックをデポして茶臼岳へ
この辺り広々としたザレ場にでます
2017年08月17日 08:27撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 8:27
この辺り広々としたザレ場にでます
今回の山行最後のピーク茶臼岳に到着
最後は三百名山で締めくくる
自分より先行して聖平小屋から出発したソロ男性がみえた
2017年08月17日 08:35撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 8:35
今回の山行最後のピーク茶臼岳に到着
最後は三百名山で締めくくる
自分より先行して聖平小屋から出発したソロ男性がみえた
こちらは立派な石柱があります
2017年08月17日 08:38撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 8:38
こちらは立派な石柱があります
分岐に戻る手前で百瞭胸海硫箸僚佝時に出会ったソロの男性と再会
光岳を登頂し無事に下山されることを願った
2017年08月17日 08:51撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 8:51
分岐に戻る手前で百瞭胸海硫箸僚佝時に出会ったソロの男性と再会
光岳を登頂し無事に下山されることを願った
稜線から少し下ると茶臼小屋があります
2017年08月17日 08:58撮影 by  NEX-C3, SONY
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稜線から少し下ると茶臼小屋があります
水も豊富
2017年08月17日 09:03撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 9:03
水も豊富
2017年08月17日 09:29撮影 by  NEX-C3, SONY
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長い急坂を下ると横窪沢小屋に着いた
2017年08月17日 10:28撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 10:28
長い急坂を下ると横窪沢小屋に着いた
ラムネで一服
2017年08月17日 10:37撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 10:37
ラムネで一服
小屋を出発、橋を渡り横窪峠へ向かう
2017年08月17日 10:48撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 10:48
小屋を出発、橋を渡り横窪峠へ向かう
吊り橋を渡る
2017年08月17日 11:52撮影 by  NEX-C3, SONY
1
8/17 11:52
吊り橋を渡る
連日の雨のせいか水量か多く轟音を立てて流れてゆきます
2017年08月17日 11:52撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 11:52
連日の雨のせいか水量か多く轟音を立てて流れてゆきます
ウソッコ沢小屋
中で登山者の方が食事されてました
2017年08月17日 11:54撮影 by  NEX-C3, SONY
2
8/17 11:54
ウソッコ沢小屋
中で登山者の方が食事されてました
吊り橋を渡って対岸へ
2017年08月17日 12:28撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 12:28
吊り橋を渡って対岸へ
沢から離れ斜面を一登りでヤレヤレ峠到着
2017年08月17日 13:00撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 13:00
沢から離れ斜面を一登りでヤレヤレ峠到着
この地域一帯はこの花が良く咲いているようです
2017年08月17日 13:04撮影 by  NEX-C3, SONY
3
8/17 13:04
この地域一帯はこの花が良く咲いているようです
最後のトラバースがとても長く感じた
2017年08月17日 13:09撮影 by  NEX-C3, SONY
8/17 13:09
最後のトラバースがとても長く感じた
そしてフィナーレとなる吊橋を渡ります
2017年08月17日 13:22撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 13:22
そしてフィナーレとなる吊橋を渡ります
揺れるし横から風が吹くわでビビった・・・
2017年08月17日 13:25撮影 by  NEX-C3, SONY
4
8/17 13:25
揺れるし横から風が吹くわでビビった・・・
渡り切り一安心
この後10分ほどでバスが来た
2017年08月17日 13:27撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 13:27
渡り切り一安心
この後10分ほどでバスが来た
おまけ
千頭駅にて
2017年08月17日 17:19撮影 by  NEX-C3, SONY
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8/17 17:19
おまけ
千頭駅にて
撮影機器:

感想

去年行けなかった荒川・赤石岳にようやく登ることが出来ました。
今回は思い切って3泊4日荒川・赤石岳プラス百高山に入っている、千枚・大沢・兎・上河内も抑えようとアプローチも長い事から一気に済ませようと計画を立てました。
前日までの天気予報が良くなく一時は好天率の高い飯豊山への転進も考えましたが、4日間なんてまともな日程を作れるのはこの時期一回しかないチャンスのため雨を覚悟の上で決行することにしました。
畑薙夏季臨時駐車場から東海フォレストのバスに乗ると他にも沢山登山客が乗車し椹島へ向かいます。
1日目の予定は無理せず千枚小屋まで。1年ぶりのテント泊装備ということで慣れないザックの重みに耐えながら長い樹林帯が続く山道を登る。
雲が多く陽射しも少なめなので思ったほど暑くなく体力の消耗を抑えられる。途中同じバスに乗り合わせた方々と追い抜いたり追い越されたりを繰り返す。また下山される方たちともよくすれ違った。
見晴台まで来たが残念ながら先の峰々はガスに覆われており見ることが出来なかった。
駒鳥池を過ぎると小屋も近いが急登が続き右ひざの上の辺りの筋肉が攣り始めるが何とか小屋にたどり着いた。到着時間もほぼ計画通りで一日目の行程を終えた。
小屋で受付を済ませテントを設営、山メシ作りをゆっくりと楽しんだ。
筋肉痛となった個所は湿布がなかったので代わりに雪山装備の残り物のカイロがあったため一晩充て続けていたら翌日は何ともなかった。

2日目、朝は雲は多いものの富士山や笊ヶ岳をはじめとした東方面の山々を見ることが出来、幸先よくスタート今日は主稜線を縦走するためまずは千枚岳へ。
高度が上がるにつれ視界も広がるが、逆に麓からガスが上がってくるのも確認できた。千枚岳に着き北側の眺望を確かめるも塩見は見れず蝙蝠岳のみ見えた。
千枚岳を後にし悪沢岳へ向かう途中で雨が降りだす。一時的な雨で済んでほしかったが、この雨は翌日の未明まで降り続き足取りを重くした。
悪沢岳(3141m)登頂。区切りのよい70座目の百名山。ここで後から来た名古屋のソロの男性Hさんと出会い2日間行動を共にすることとなる。
中岳へはザレ道を下って行き登り返す。登りきると避難小屋が立っておりここで雨宿り。小屋内でコーヒーを頂き他にも休まれている方も見えたのでご主人も交えて山談義。
その後も雨風の中、中岳・前岳・荒川小屋に着く頃には衣類の中まで濡れ靴内もぐしょぐしょに。ここで大休止。小屋の食堂で甘酒を頂いたりカップ麺を食べたり冷えた体を温めようとするが震えが止まらない。
結局一時間強居てしまい宿泊予定の百瞭胸海硫箸泙任療着時間が厳しくなってきた。ここの小屋は16時までに受付をして夕食を頼まないととんかつが食べれないのでそれまでに着く必要がある。
出発の準備に手間取りそうなのでHさんに先に行ってもらい後を追いかけて小赤石手前で追いつく。
赤石岳に到着。日本アルプスに鎮座する日本百名山27座を乗鞍岳を皮切りに17年かけて達成することが出来ましたがそんな余韻に浸る間もなく小屋の到着を優先に山頂を後にします。
今夜はHさんと同じグループで申し込む事を前提に自分が先に下り小屋へ向かいます。体は冷えててもスタミナは残っているので快調に下り15時20分に小屋に到着、2人分受付をしますが、夕食に関しては本人がこの場にいないとダメということで仕方なく待つことにします。その間ストーブで暖を取りながら冷えた体を温めたりして待つこと30分、15時55分ごろにHさんが到着し無事に夕食をオーダーすることが出来ました。ちなみに間に合わなくても他のメニューは注文することが出来ます。

3日目起床時には雨は上がっており他の登山者は次々と出発してゆきます。
今日は聖平小屋までの予定。当初の計画では茶臼小屋泊りまでの計画でいましたが前日に計画変更しました。
私たちも遅れ気味に6時にスタート、まずは大沢岳を目指しますが山の中腹辺りから雨が降りだします。岩峰の大沢岳、ご飯を盛ったような山容の中盛丸山、小兎岳、そして兎岳と言葉で書くのは簡単ですがアップダウンの繰り返して進んでゆきます。途中大学のワンゲル部と思われる若い子やソロの女性、親子・・・色んな方たちとすれ違いました。
一旦兎岳避難小屋で軽く食べ再出発、しかしまだここで行程の半分で聖平小屋まではまだ4時間もかかります。聖岳までは大きく下って登り返す意地の悪いルートとなります。
前日に比べれば風は無風で雨も降ったりやんだりですがそれでもすでに全身ずぶ濡れ辛抱の稜線歩きは続きます。
ようやく聖岳山頂一歩手前まで詰め寄った時ケガをします。
斜面から平坦地に変わった時ちょうど足元にあった石を越えようと足を運ぶもうまく運べず体が前に傾き始めストックで支えるも背中のザックが重しとなり額を石にぶつけました。
気も動転し仰向けになり額に手を当てていると血が付いてるように見えました。起き上がろうにもザックが重くて立てない。何とかベルトを外しHさんの手を借りて起き上がります。Hさんも冷静に対応してくれて額の方は擦り傷程度でコブが出来た程度。あと左手の親指の付け根を軽く擦りむき出血しました。少し休んで落ち着きを取り戻し雨も降っていたので手当はせず登山を再開します。
その後聖岳に着くまでの間不甲斐ない自分に涙が止まらなくなりました。
そして9年振りの聖岳に到着、周囲は誰もいません。山頂に着いたときには雨も止んでいました。この先は下りだけですが1時間はかかります。ゆっくりとしたペースで下って行くとだんだん周りの景色が見えだし空には陽射しも見えました。
そして無事に聖平小屋に到着、3日目の行程を終えました。
雨は再び17時ごろから降りだし深夜まで降り続きました。

4日目、Hさんは最終目標の聖岳を登頂を果たしたため聖沢へ下山です。
自分は昨日のケガも大事には至らず、目標を果たすため茶臼岳へと足を進めます。
歩き始めから霧雨が続きます。
まずは上河内岳へは山腹を北東側へと巻きながらやがて稜線上に出ます。ところどころ植物もあり快適な道が続く。南岳を越えたトラバース道のお花畑の中雷鳥親子に出会う。
上河内の肩に着き空荷で上河内岳を往復、バスの時間もあるので先を急ぐ。
だんだん下って行き稜線を外れ広々とした亀甲状土の草原を通過再び登り返し広々としたザレ場の茶臼分岐点に着く頃には霧雨も止み少し青空も見えた。分岐点からは空荷で三百名山茶臼岳を往復、ザックを回収し茶臼小屋へ。
茶臼小屋で息を整え下山開始急坂を下りながら横窪沢小屋その先もさらに激急坂が続き足の裏が痛くなり始めペースも次第に落ちて行く。
13時50分に畑薙大橋を出発するバス便を予約している為時間に合わさなければ1時間半の林道歩きを強いられる。
ウソッコ沢避難小屋を通り過ぎ沢から離れると山道の登りに入り長いトラバースをへてようやく畑薙大橋にたどり着く。
長い吊橋は個人的に絶叫マシン並みの恐怖を感じた。通るのは1回だけでいい。
バスには間に合い再びHさんと合流。その後も温泉・食事までご一緒した。

因みにHさん、下山中に前を歩いていた登山者の滑落に遭遇、滑落された方は急斜面に生えたたった1本の木に引っかかている所を救出されたそうです。逆に木のないところ落ちていたら・・・谷底へ100mあまり滑落の可能性もあったわけです。
こうやって身近な所で事故が起きたり自分も運が悪ければ登山どころではなかったので、改めて登山は危険なスポーツだなと再認識しました。
人生の中で他の事でもそうですがあまり調子に乗りすぎると痛い目に遭うことよくあるので気を付けないといけませんね(気を付けても避けられない事もありますが)

百名山のアルプスはこれで一区切りしましたが、残りの百名山もぼちぼち進めて、岐阜百山を片付けたら百高山中心に過去に登って眺望のなかった百名山も絡めて再訪したいと思います。



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コメント

アルプス制覇おめでとうございます!
syousanさんお久しぶりです
南アを回られたんですね〜
少し前に行った聖がなつかしいー
あいかわらずの素晴らしい料理の写真を見ていたら
なんと転倒・・・
御無事で何よりです
お互い安全登山で山を楽しみましょう
岐阜100山制覇を楽しみに待っております
(当方ただいま46座です)
2017/8/19 11:13
Re: アルプス制覇おめでとうございます!
ueharuさんお久し振りです
去年果たせなかった荒川・赤石に登ることが出来ました
実はueharuさんの聖岳のレコで「ウエルカムフルーツポンチ」の存在を初めて知り3日目の行程の楽しみの一つとなっていました
山旅で疲れた体に甘みと喉越しの良さが気持ちまで生き返らせてくれます
山の目標と食い気を大事にしながらこれからも頑張って行きます
2017/8/20 8:19
祝・トンカツ
こんにちは。
2日目に抜きつ抜かれつさせて頂いたガール(とはとても言えませんが・・)です。
雨の寂しい道中、お二人に声をかけて頂いて励まされました。ありがとうございました。
お二人とも無事トンカツに間に合われたのですね。(笑)気になってたので、ほっとしました。
次回は、聖〜光方面にも行ってみたいですが、記録を読ませて頂くと荒川三山辺りよりも更にきついコースのようですね。次回は、天気の良い時に行きます。(笑)
では、岐阜百名山(?)&日本百名山制覇も頑張って下さい!
2017/8/19 15:23
Re: 祝・トンカツ
Meme315さんコメントありがとうございます
Memeさんも無事に下山されて何よりでした
こちらもあの状況の中なんとか(百瞭兇悄忙間に間に合わすことが出来ました
またほんの少ししかご一緒できませんでしたが山での出逢い楽しめました
聖から光までは人少なく派手さはありませんが静かな山旅を楽しむことが出来ます。今度は の日に是非歩いてみてください
また良かったら今後のレコ ものぞきに来てください
2017/8/20 9:27
Re[2]: 祝・トンカツ
返信ありがとうございます。では、勝手ながらフォローさせて頂きます。次の山旅レポートも楽しみにしています!
2017/8/22 19:49
祝 ハードルート・多数登頂達成
syousan、こんばんは!

レポ待ちに待ってました! 笑

このルートを一発で全部回ってしまうなんて、本当に凄いですし、当然そのハードさ故にいろいろなことが起こりますが、それも山の一部ということで、本当におめでとうございます。

コースタイムを見ると、負傷された3日目が、やはり明らかに苦闘の跡が見え、まずは無事に下山・帰宅されたことがなによりですが、その苦しみの中で当日を乗り越えられ、さらに翌日も予定のルートを踏破された頑張りに、山男の真髄が見えるような気がします。

これほどハードなルートを計画されていながらも、美味しい山飯を準備されているところもさすがだと感心させていただいています。

アルプスの百名山は終了ということですが、日本百名山達成に向けての遠方遠征・岐阜百山の達成、そして目標にしていらっしゃる悪天百名山の再訪など、今後ともご活躍を楽しみにさせていただきます。

本当におつかれさまでした!!
2017/8/19 21:19
Re: 祝 ハードルート・多数登頂達成
espritさんこんにちは
余りにも年数のかかりすぎた(笑)アルプスの百名山ようやく終結しました
去年のespritさんのレコの赤石岳からの美しいご来光が強烈に印象に残っており、触発されて去年の同時期に計画するも腰痛で頓挫、あれから1年待って行程も思い切って延長して天候には恵まれず不運(不覚)もありましたが最後まで決めた目標をあきらめず十分にやり切った感がありました
山飯作りも型にとらわれず自分の思いのまま伸び伸びと作って食べて楽しむスタイルは自分の個性だし、山というフィールドの上で(場所にもよりますが)なくてはならない楽しみの一つとなっております
百名山にしても百高山にしてもespritさんの後を追うばかりですが、今後も目標あっての登山なので頑張りたいと思っております
2017/8/20 9:59
いや〜お疲れ様でした
荒川三山と赤石岳おめでとうございます!
3泊4日のロング疲れたんじゃないですか。
でもそれ以上に充実したんでしょうね
3日目のケガ。不甲斐ないなんて。
誰にでも起こりうることと感じて拝見しました。
そんなこと言ってたら僕なんて毎日泣いてないていけないです
残りの日本と岐阜の百名山頑張ってくださいね!
お疲れさでした〜!
2017/8/20 19:59
Re: いや〜お疲れ様でした
タムさん、コメントありがとうございます
今回は気合を入れて4日間日程を組みましたがこれが限界、色んな意味で
ケガも軽傷で済み運も良かったです
残りのW百山も頑張ります
2017/8/22 6:38
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