上高地〜唐松岳まで6泊7日女子ソロキャンプ。親不知まで行きたかったの巻
- GPS
- 80:46
- 距離
- 102km
- 登り
- 8,466m
- 下り
- 7,862m
コースタイム
- 山行
- 2:14
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:18
- 山行
- 12:37
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 13:05
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 10:48
- 山行
- 13:51
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 17:03
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:54
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 12:12
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 5:18
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 全般的に天気悪し。16日、20日のみ朝日が見れた! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
20日、帰りアクセスは、唐松岳から下山することになったため、リフト2つ&ゴンドラ(15キロ以上だったので荷物代をとられた!こっちのほうが白馬駅に近い)を乗継ぎ徒歩で白馬駅まで。15:49分の南小谷〜糸魚川〜親不知駅まで徒歩1時間で観光ホテル駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
毎日ガスガスと雨に悩まされた。逆に天候が悪くて暑すぎずスルーハイクにはよかったかも。船窪岳は初めていく山でロープ、鎖、梯子で緊張しすぎたのとアップダウンが多くてか力を入れすぎ左ひざを痛めた。針の木谷を遡行するときは暑い時だったのでじゃぶじゃぶと水に入れて気持ちよかった。八峰キレットの通貨の日は岩が濡れていてさらに膝を痛めていたため緊張した。今回天候が悪かったからか雷鳥が嫌というほどたくさん見られた。聞くところによると天候不良の日のほうがたくさん見られるということです。 |
その他周辺情報 | 宿泊施設情報→14日:横尾山荘テント泊700円 お水無料!広いテント場。 15日:三俣山荘(雨がひどく乾燥室が立派であたたかな山荘に素泊まり5800円!快適!常夏の威力を持つストーブがすごいっ!働きたいぐらいええ山荘でした。テント泊者にも優しくテ小屋の中の自炊室や宴会場所も使えたり、岡山大学の医学部の方のミニ講座もある。)お水無料!携帯充電サービス利用した1時間100円。16日:烏帽子岳小屋テント泊800円 お水は雨水1ℓ200円 小屋からテントへは3分ぐらい。 17日:針の木小屋テント泊。700円 お水1ℓ200円。小屋からテントは目の前。 18日冷池小屋テント泊。700円。今回のテントで一番小屋から遠い!テント場まで10分もかかるため夕食も水分少な目で。ただ景色はよく剣の山並みがよく見える!使い捨てじゃない札をくれてテント撤収の時かえさなあかんの?と思ったら小屋のスタッフが17時ごろテントに来て回収する。 水500mlかったら80円という微妙な値段でした 19日五竜小屋テント泊。週末ということもあり大賑わい。1000円と今回一番お高い!テント場は小屋の目の前。携帯充電サービス利用1時間100円 水1ℓ100円 |
写真
感想
上高地〜栂海新道までをちょっと無理して8泊9日ぐらいで行けるかなと思って計画した。実際は、天候不良&膝の故障で6泊7日で唐松岳までとなった。唐松〜あとはまたの機会に! 13日:仕事終了後車で兵庫県から北陸道を通り親不知へ。
14日:くもり。栂海新道の親不知観光ホテル前の駐車場へ車をデポ。1時間歩いて親不知駅へ。新幹線、電車、バスを乗り継ぎ上高地バスターミナル。到着は14時過ぎ。横尾山荘まで。途中大きなおサルが普通なかんじで道路をのしのし横切って行った。
15日:霧雨。本当は穂高から上がりたかったが天候不良のためルート変更、霧の中、槍沢〜槍の肩の小屋〜双六〜三俣まで濡れそぼりながらの登山。今回1回のみ小屋利用。三俣山荘は、非常に快適!ストーブが充実!岡山大学の医学部の学生のミニ講座も若い人たちの熱心な説明でよかった。その日の講座は「低体温症」震えが出た時点ですでにレベル1防寒グッズを着こむこと。飲み物はカフェインを含むものは体温を下げるとのこと。歩いてると蒸れて暑くなるがどうするかの質問にはアウトドアショップのお客さんが汗をかかないようゆっくり歩くと言っていた。
16日:くもり。三俣山荘から烏帽子岳山荘まで近いのでだらだらと遊びながら歩く。野口五郎岳では雷鳥の親子がいた!いろんな形の岩(モアイ岩、いいね岩、ワニさん岩・・・)や雪渓もあって楽しみながら歩けた。烏帽子岳ピストン。兵庫のトレラン草レースキャノンボールのTシャツを着ていると名古屋から毎年参加しているというキャノンボーラーに出会った。
17日:晴れ。本日の一番のロングコースだということで早い時間に出発したらまさかの2回もおかわりして南沢岳に登っていた。夜が白むころまた烏帽子岳が見えた時うげげげっ〜とショックを受けた。この日の船窪岳は、荷物が18キロぐらいあり、アップダウンが多いうえロープ、鎖、梯子が連続しかなり緊張。この時左膝を痛めた。途中1組だけ逆コースの2人組に出会ったが(たぶん船窪小屋から)まだ船窪の入り口らへんで烏帽子岳はまだかな?と聞いてこられそれまでの難所&暑さから「もうっ!来るんじゃなかった!」的な泣き言を言っておられた。船窪山頂も眺めがええわけでもないし、しかもニセピークみたいなんあるし、玄人好みの山だ。船窪出合から沢を遡行する。沢靴ではないので滑らないようジャバジャバ沢に入りながら進む。沢につかって4日ぶりの行水を楽しんだ。やっぱ夏はこれや!途中沢泊できそうなところはいっぱいあったが我慢して上を目指す。沢の源頭までいくとあとはひたすら針の木小屋目指して登る登る!かなり長い行程になった。針の木は水は有料なので沢からあがる人はこの沢の水をくむとよい。 18日:午前3時より雷雨のため出発を遅らせる。霧雨のち曇り時々雨。針の木から新越山荘まで行ったところで寒さを感じて、そうそう低体温症になったらあかんのやと思ってぜんざい400円を食べあたたまり、ホームセンターで買った手袋をする。あとは、自分のミートテック!準備万端やわと思って小屋に出ると霧雨も小康状態になったりしてあらま。「ズバリ、スバリ岳!」、爺が岳で「婆さんやけど爺が岳」とダジャレ写真を撮ろうともくろむが雷が鳴りだしピークは踏まずにスルー。冷池へ。小屋のストーブのある喫茶室でチューハイで乾杯!寝そうになる。小屋から10分のテント場へ。小屋からテント場まで遠いが眺めはよく剣の山並みを一望できる。 19日:曇り。冷池から鹿島槍〜八峰キレット〜五竜岳と緊張する岩場歩き。左膝がよくなることがなく、登りはいいが下りはかばいながらの行軍。今日の夕飯は大好きなカレー(ドライカレーやけど)と思いながらひたすら岩をよくみて滑らないよう歩く。途中キレットは3人の関西のパーティの方とキレット小屋まで一緒になり少し安堵。5日ぶりに生野菜(トマト!)とプッチンプリンをいただきヨウコ感激!3人組さんには、そんな長いこと歩いて修行かなんかと聞かれた。五竜までもこれでもかというぐらい岩場歩きでした。さんざんキケンなところを歩いたあとキケンと書いた表示があるとこがあり「えっこれまではキケンでなかったん?」と思わず一人つっこみ。五竜岳ピストンのあと小屋まで40分がまた長い。五竜テント場でめでたくドライカレー茶碗2杯分をたいらげた。ご褒美にビールを飲みたかったが1本は多く隣の兄ちゃんに少し飲んでもらってかんぱ〜い! 小屋はかなりの混雑。 20日:晴れ。 遠く富士山、南アルプス、八ヶ岳、妙高の山並みも見渡せた。膝の痛みもありこのあとの不帰キレットで帰れなくなってはいけないので今回の山旅は唐松岳で終わりにすることに。テントを乾かしたりして出発も遅く、ゆっくりのんびり歩き唐松岳山荘へ。唐松岳も以前登ったので見るだけに。小屋前で二人の人と山話で盛り上がる。生ビールを飲んでる兄ちゃんを物欲しそうにみていたのか「一口飲みます?」と神対応!ぐびぐび!いや〜うまかった!「唐松岳で山旅終了!おそ松さまでした」近くの人にテイク4までしぇ〜のポーズを撮り直しさせてもらい旅の最後の写真に!ありがとうございました。
ここで山旅が終わり!ポケットには昨日最後の夜だからと奮発して封を切ったカイロが。カイロの熱さのようにこの続きは必ずいったるで〜という熱い思いを込めて八方尾根からこの続きの山並みに声をかけた。
リフト&ゴンドラ〜徒歩で白馬駅まで。途中で、「せんじゅ」というカフェでケーキ&コーヒーをいただいた。白馬駅〜南小谷〜糸魚川〜親不知〜徒歩で1時間で車のデポ地にたどりつき旅を終了。途中SAでなんか食べようとしたが自分が腐女子?(使い方違う?であることが気になりどうも食べられない。高速をおり富山の魚津「満天の湯」で1週間の汚れとさよならした。0:00まであいている温泉(750円やったかな?)で食事も比較的安くラストオーダーも10時過ぎやったと思う。
21日:鳥取砂丘&山陰海岸ジオパークによってヒッチハイクの青年と一緒に三田に帰った。はあ、長い旅だった。 コースタイムの8泊目がなぜかできてしまい修正の仕方がわからない。( ノД`)シクシク…
コメント
この記録に関連する登山ルート
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完璧です。
(記念写真は)
行程半ばは残念でしたが、そのパワーなら来年は確実です。
期待しています。
ありがとうございます!
今回歩いてる時も栂海新道については
虻がおおいとか、
アップダウン多くて修行のような道とか
暑いとか
いろいろお話をききました。
秋にトライするのがいいかもしれませんね!
靴を飛ばす写真はとれませんでしたが
テイク4ぐらいの写真をのせました!
おそ松さまでした(笑)
yokosakaさん、初めまして。
烏帽子から新越乗越は、北アの中でも人影まばらな、ひっそりとした山域。マイナーな稜線ですが、アトラクション満載で、アップダウンがめちゃきつい。船窪小屋は、飛ばさずに、刻んで進んだ方が良かったかもしれません。栂海新道は、暑い夏より、紅葉の秋がベストシーズンか?またのチャレンジを期待しています。
並外れた体力と精神力は、トレランで培われたキャノンボーラー魂全開って所でしょうか?ガッツ、あふれるレコをありがとうございました。
はじめまして!
kickeyさんもキャノンボーラーでしょうか?私は、過去三回パワーに出場しました。最近は出ていませんがお祭り的なゆるい感じが好きです。
船窪は、小屋までいくとまた同じ道をとおらなあかんと思ってるのと少し無理してレコわ見ると二日でみなさん行ってはるところを一日でいきました。
船窪小屋、いい小屋みたいですね。小屋泊してみたいです。
栂海新道みなさんのお聞きすると涼しくなってからのほうがよさそうなかんじですね。
私は、縦走ハイカーです。(ランはしません)。
ただ、加藤文太郎を敬愛し、地元神戸の六甲全山縦走路はトレーニングで何度も歩いています。六甲縦走キャノンボールランは、独特の雰囲気で面白そう。パワーの部って、往復(112km)ですよね。素晴らしい!ウルトラマラソンをやる人に、山で、たまにお会いしますが、私にとっては雲の上の存在ですね。いくらでも歩ける(走れる?)馬脚に憧れます。
船窪小屋は、ランプの宿で、北アのはずれに在るにも拘らず、リピータが集う温かい小屋だと思います。料理のおもてなしに、夜はお茶会と他の小屋とは違う体験ができると思いますよ。
「栂海新道の核心部は、坂田峠を下りてから、下界は35度だからね。」と、朝日小屋の女将さんに教えてもらいました。夏に行くなら、ナイトハイクで涼しい午前中に進まないと、暑さにやられると思います。
小屋泊まりも良さそうですね。
船窪やし朝日の小屋も良さそうですね。
加藤文太郎、私も好きで加藤文太郎山の会という会にも入っています。
10月に浜坂三山をめぐる行事がありますがよかったらご参加ください
http://www.hamasaka.com/wpblog/?p=1548
ぜひご参加ください!
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