電車で行く百名山 登り残していた阿弥陀岳へ（八ヶ岳・美濃戸口から桜平へ）

2017年08月23日(水) ~ 2017年08月25日(金)

• GPS: 15:40
• 距離: 19.5km
• 登り: 2,090m
• 下り: 1,719m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:03

距離 7.2km 登り 903m 下り 41m

11:25 美濃戸口
12:22 12:37 やまのこ村
12:39 赤岳山荘
12:46 美濃戸山荘
14:23 14:27 中ノ行者小屋跡
15:28 行者小屋

2日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:43

距離 6.1km 登り 1,063m 下り 744m

6:35 行者小屋
6:46 6:47 阿弥陀岳分岐
7:11 7:17 中岳のコル登山道水場
7:22 7:24 阿弥陀岳北稜
7:27 中岳のコル登山道水場
7:47 7:49 中岳のコル
8:39 8:40 阿弥陀岳
9:15 9:16 中岳のコル
9:38 中岳
10:12 文三郎尾根分岐
10:38 赤岳
10:42 竜頭峰
10:45 10:55 赤岳
11:13 11:14 赤岳頂上山荘
11:51 赤岳天望荘
12:00 12:01 地蔵の頭
12:13 12:16 二十三夜峰
12:28 12:31 日ノ岳
12:37 12:40 鉾岳
12:49 12:50 石尊峰
13:00 横岳（三叉峰）
13:12 13:13 無名峰
13:19 13:25 横岳（奥ノ院）
13:54 台座ノ頭
14:18 硫黄岳山荘

3日目

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:26

距離 6.1km 登り 135m 下り 945m

6:42 硫黄岳山荘
7:06 硫黄岳
8:05 8:06 ヒュッテ夏沢
8:07 山びこ荘
8:32 オーレン小屋
9:19 9:35 夏沢鉱泉
9:56 9:57 桜平
10:08 ゴール地点

観音平から2回、富士見高原から1回登っているので今回は美濃戸口を使いたい。大人の休日の3割引きを利用するには片道201�劼紡�りないので往復にする、、が（これは2日有効で3日間は適応しない！）で二駅先からの購入にしてクリア。
3日目濃霧と強風に東天狗ー渋の湯を桜平にコース変更。
この日赤岳登頂を止めた
女性二人組とご一緒してタクシー7380円を割り勘に！

天候

曇り　濃霧　強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

都内ーあずさ3号7:08-茅野9:51-バス美濃戸口11:02(930円)
JRあずさ自由席往復8140円(大人の休日3割引き）

桜平 中駐車場（夏沢鉱泉でTELアルピコタクシー0266-71-1181）-茅野までタクシー45分7380円　　　茅野駅12:30あずさー新宿　

コース状況／危険箇所等

登山届　美濃戸口
危険）　同じバスで下りた方が行者小屋への登山道で川にかかる橋の最後に被せてある金属にストックを引っかけ転んで足に（大）怪我をしたそうです。

その他周辺情報

夏沢鉱泉10時より

写真

8/23 11:28

バスで美濃戸口に到着。満員でした。
登山届を出して出発。

8/23 11:32

美濃戸山荘方面へ

8/23 11:41

沢沿いは秋の気配

8/23 11:42

クサボタン　

8/23 11:43

ススキ

8/23 11:56

分かれ道かなと思ったらすぐ合流。
車が10台も帰る。

8/23 11:58

ホタルブクロ

8/23 12:10

ハギの濃い紫

8/23 12:12

切り株がコケに覆われてる動物？君だれ？

8/23 12:27

やまの子村
このベンチで昼食。パンと牛乳

8/23 12:28

ネジリバナ？でもなさそうだけどチドリでもない？

8/23 12:47

水流多いです。

8/23 12:53

美濃戸山荘

8/23 12:54

八ヶ岳
行者小屋で一泊して
阿弥陀岳―赤岳ー横岳ー硫黄岳へ縦走します。

8/23 12:54

南沢へ

8/23 13:16

時々川を越えます。

8/23 13:25

石ごろ

8/23 13:35

南八ヶ岳はコケが多いです。そういえばやまの子山荘でコケの本を売っていました。

8/23 14:10

真ん中から小さな滝になって落ちています。

8/23 14:20

大きな石を支えている小枝は　洒落です。ふふ

8/23 14:21

大きな岩の上に石の祠　二つ

8/23 14:23

丸太の橋は使わず渡る。

8/23 14:26

石ごろも疲れます。

8/23 14:40

イチヤクソウ

8/23 14:42

緑がいい感じ

8/23 14:44

キツリフネ

8/23 14:45

クロクモソウ

8/23 14:46

ダイモンジソウ

8/23 14:54

樹林帯

8/23 15:20

キノコも多かったけど　これ可愛くて

8/23 15:27

先の山が見えてきました。

8/23 15:28

ヘリポートのために広々しています。テントは張れませんって書いてあります。

8/23 15:33

ようやく今日の終着点

8/23 15:36

数人が寛いでいます。

8/23 15:37

綺麗に片付いている小屋でした。
いい小屋と聞いていたので泊まってみたかったのです。

8/23 18:09

夕ごはん　美味しいんです。アツアツのグラタンですよ！パイナップルは生です。

8/24 5:40

朝ごはん5時半　
栄養を考えている献立だとわかります。

8/24 6:07

更衣室もあります。洗面所にはストーブが点いていました。
ちなみに部屋もブースのようになって
詰め込まれることなくゆっくりできました。

8/24 6:35

雨は止みましたが霧の中の出発で
取りやめる方もいました。

8/24 6:36

まだ残っているテントたち

8/24 6:36

カッパとスパッツを付けて出ます。迷ったけど阿弥陀岳へ行くことに。

8/24 6:55

今回の目玉は阿弥陀岳

8/24 7:20

バラバラに出たのか　行く先が違ったのか人がいない。

8/24 7:36

トリカブトも多かった。

8/24 7:36

オトギリソウ

8/24 7:39

コゴメグサた〜くさん

8/24 7:40

オトギリソウ

8/24 7:41

何の花と思って写したのか？

8/24 7:45

急坂に見えないですか？

8/24 7:49

ミヤマセンキュウ

8/24 7:49

阿弥陀岳と中岳の分岐に到着　右阿弥陀岳

8/24 7:54

ハナイカリ

8/24 8:00

阿弥陀岳に登っています。

8/24 8:00

かなり難しい。

8/24 8:04

直登の梯子

8/24 8:04

ハナイカリ

8/24 8:04

シャジン

8/24 8:05

黄色の花の名前　難しいです。

8/24 8:05

ハハコグサ

8/24 8:07

ミヤママンネングサ

8/24 8:08

チシマギキョウ

8/24 8:09

シャジン

8/24 8:16

岩岩々

8/24 8:20

初めてのトウヤクリンドウ

8/24 8:20

岩陰にトウヤクリンドウ

8/24 8:37

阿弥陀岳山頂2805m
誰もいなので自動シャッター。

8/24 8:40

阿弥陀様と。

8/24 8:41

2805m　阿弥陀岳山頂

8/24 8:42

阿弥陀岳山頂

8/24 8:48

濃霧なのでさっさと下山
お一人登ってきました。

8/24 8:51

急なので後ろ向きに

8/24 8:54

途中で間違えたのは一番右から
登ってきたこと。

8/24 8:54

そうそう左を選んで下山

8/24 9:01

トウヤクリンドウも日光がないので閉じています。

8/24 9:07

補助の鎖りを頼ります。

8/24 9:10

ジャコウソウと　黄色の花はミヤママンネングサ

8/24 9:11

滑るので石を歩いてから梯子を使う

8/24 9:11

向きを変えました。

8/24 9:16

中岳への分岐に戻りました。

8/24 9:20

ナナカマドも色づき始めています。

8/24 9:24

ウメバチソウも至る所で咲いています。

8/24 9:26

ウスユキソウはなかなか奇麗なのが見つからない。

8/24 9:31

霧に閉ざされていたけど
花はいっぱい楽しめます。

8/24 9:35

中岳山頂　自撮り

8/24 9:43

チシマギキョウ

8/24 9:43

コマクサが出てきました。

8/24 9:44

歩く道すがら　砂礫の間から健気です。

8/24 9:46

先の山が見えたらいいのになあ。

8/24 9:47

近くに目を落とせば　あちこちにコマクサ

8/24 9:48

トウヤクリンドウ

8/24 9:49

もっと霧が濃かったらコマクサに気付かないでしょうね。

8/24 9:51

葉だけの株も沢山あります。5，6年前より数倍も多いです。

8/24 9:51

砂礫の中にこんなにたくさんのコマクサの株。

8/24 9:52

確かにウマだ！

8/24 9:55

よく芽を出したもの。

8/24 10:01

大きな石がなくなり赤土の道

8/24 10:18

文三郎尾根分岐
赤岳頂上を目指します。

8/24 10:18

霧が濃い

8/24 10:21

ヤツガタケスミレも保護しているんでしょうね。

8/24 10:24

タカネヒゴタイ

8/24 10:31

キレット分岐
ということは5，6年前はここから出てきた？

8/24 10:40

もうひと登りです。

8/24 10:41

足場を探して

8/24 10:54

よいしょこらしょ

8/24 10:58

矢印に誘われて

8/24 11:00

梯子は数えきれないほどあった。

8/24 11:01

イワベンケイ

8/24 11:01

ここを上がると

8/24 11:03

はい　山頂！2899m
赤岳です。

8/24 11:05

やったぞ〜
思いのほか風はない。

8/24 11:06

若者にシャッターをお願いして。
彼らはテン泊で縦走の予定を展望が望めないので下山するという。（翌日強風と濃霧だった！）行者小屋に着いた怪我人の応急処置をしたのはお二人。（山小屋の談話室で遭遇した人が詳細を話していた）山には心強い素敵な若者がいる。

8/24 11:17

真教寺尾根分岐

8/24 11:20

すぐ赤岳頂上山荘　
右手にはこんもりした寛げる岩場があるけどだ〜れもいない。

8/24 11:21

県界尾根分岐

8/24 11:26

横岳へ向かいます。

8/24 11:32

横に滑りそう。

8/24 11:43

チョウノスケソウの葉が岩に群生してびっくりした。
花は少ないけど。

8/24 11:44

風を凌いで　休憩

8/24 11:56

赤岳天望荘　珍しく下の集落が見える。

8/24 11:56

お風呂はたまらない魅力だけど先へ行く。

8/24 11:58

ウメバチソウ

8/24 12:02

たまに薄日

8/24 12:03

風もたいしたことなく進めます。

8/24 12:05

地蔵の頭　登ってくる人も見えない。

8/24 12:10

ウメバチソウとコゴメグサ

8/24 12:13

ここに小さな花が咲いているよ。

8/24 12:22

これのこと？ウメバチね！

8/24 12:23

集中　シュウチュウ

8/24 12:26

根っこも負けず

8/24 12:27

イワカガミに秋の気配

8/24 12:31

長い鎖場

8/24 12:32

ハハコとジャコウソウとウメバチソウ

8/24 12:32

登っています。

8/24 12:36

カワラナデシコは雨に弱い。ガンバロウ〜

8/24 12:36

ジャコウソウがいい色！

8/24 12:37

真ん中だけ色が違うのはこれから咲く？

8/24 12:37

タイツリオウギ

8/24 12:38

ピンクで可愛い。ボウフウ

8/24 12:41

イワベンケイ

8/24 12:42

写真を撮っていたらTが消えた。呼んでいると前から来たお嬢さん二人が回り込んで先に行ってますと教えてくれた。

8/24 12:43

こんな岩陰にシャジン

8/24 12:44

Tみ〜つけた！

8/24 12:46

たぶんTは花どころじゃないな。

8/24 12:47

コゴメグサでいっぱい

8/24 12:51

おやおや　わんちゃんじゃないですか！

8/24 12:55

カワラナデシコとウメバチ

8/24 12:55

ウメバチソウの純白

8/24 12:55

トウヤクリンドウを真上から📷

8/24 12:58

チョウノスケソウ

8/24 12:59

岩いわ岩のルート
岩好きだな〜

8/24 13:00

ウルップソウが八ヶ岳にあったとは知らなんだ。

8/24 13:00

細いけど

8/24 13:01

ヨツバシオガマ

8/24 13:03

幾つ目の梯子かな。

8/24 13:03

お〜雲が切れるか！

8/24 13:05

保護されているウルップソウ

8/24 13:07

三又峰

8/24 13:20

また梯子

8/24 13:23

チョウノスケソウ　ぎっしり
北岳で見たのはもっと大きかったと思うけど。

8/24 13:24

君　綺麗だね。

8/24 13:24

イワヒゲ　不思議この花が咲くなんて。

8/24 13:32

横岳2829mに来たぞ〜
誰もいない。

8/24 13:42

みな　風が吹いて霧だから下山したのかな。

8/24 13:44

うお〜　こっちっも正規ルートなの？
でも左に行こう？

8/24 13:44

こっちこっち

8/24 13:46

なかなかだね〜。

8/24 13:46

う〜ん　時間的にどうかな？

8/24 13:48

ゆっくり行こう。

8/24 13:50

チシマギキョウが応援。

8/24 13:50

時々　下が見える。晴れればいいなあ。

8/24 14:01

硫黄岳が近いんでしょう。コマクサが増えてきました。
横岳過ぎて硫黄岳山荘に続くコマクサ畑の辺りは強風で飛ばされそうでした。

8/24 14:23

硫黄岳山荘到着
CTより1時間半もオーバー。

8/24 14:24

硫黄岳の周りの保護林も4.5年前よりずっと広範囲になってそれ以外の場所のコマクサも断然増えてびっくりしました。

8/24 14:24

泊まってみたかった硫黄岳山荘

8/24 17:46

夕食　これに煮魚が付きました。

8/24 19:08

部屋の2階から誰もいないので📷

8/25 5:42

朝食5時半
キャベツとニンジン、ネギの千切りと和えた納豆
我が家でも真似して食べてみた。

8/25 6:47

夜半　風ビュービュー
濃霧の中硫黄岳山荘を出発
予定通り東天狗に行けるのか　変更して桜平へ下りるかまだ決着つかず。

8/25 8:00

8時夏沢ヒュッテ
あまりの強風のため小屋からここまでカメラは出せませんでした。
硫黄岳登り下る間　飛ばされそうでした。

8/25 8:12

夏沢ヒュッテには130名の中学生の団体がいて出るところ。先に行けず暫し立ち休憩
皆さん　今日の硫黄岳を断念している。もう風なし。

8/25 8:39

オーレン小屋　いつか泊まってみたい。
ここまで登ってきた人にあの強風は想像できないでしょう。

8/25 8:41

ビランジなの？

8/25 9:06

夏沢峠からは嘘のように風が止む。
合羽を脱ぐ。コケで美しい森が広がる。

8/25 9:26

夏沢鉱泉
温泉は10時からでした。残念。
タクシーは11時に駐車場「中」とのこと。
どれくらい歩くのかなあ。

8/25 10:03

桜平に到着
「中」駐車場って　地図にはないので
キョロキョロ

8/25 10:03

マイカーの人は左に進む。
中駐車場は去年できたばかりだった。すれ違いのスペースに駐車されるので増やしたそうです。ここより10分ほど下でした。
11時15分前にタクシー来て茅野駅へ7380円。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

感想

lily616

気象庁の山の天気予報に行きたい山の名前を入れて検索すると
23日から25日八ヶ岳OKだ！
やっと夏山に行ける。計画表と山小屋申し込みJRの切符が整ったのは
いつものように前日。
だけどだけど八ヶ岳に来ていた皆ががっかりしたように時に雨、常に濃霧、強風。
今回のテーマは登り残してある阿弥陀岳と行者小屋、硫黄岳山荘を利用することです。
東天狗を経て黒百合ヒュッテ、渋の湯へ下山の予定でしたが
3日目の強風に夏沢峠からは　桜平へ下山と変更しましたが主要な縦走ができたのでやっぱり八ヶ岳はおもしろかったなあというのが感想です。

追記　2014年9月白馬から鹿島槍・爺が岳縦走の時出会った女性と行者小屋で偶然再会しました。一緒に撮った写真を見ることがあって覚えてくださっていたとのこと。こんなことがあるのも山ですね！

コメント

chasse

八だ~♡
lily616さん　こんにちは〜

憧れの八ヶ岳！　いいですね〜
赤岳に硫黄岳に横岳〜名前はいっぱい知っているけれど
一度も登ったことのないお山~
行きたいけれど行けてない(^_^;)
素晴らしいお山ですよね~
早く行きたい山域ですね！

lily616

Re: 八だ~♡
chasseさん　コメントありがとうございます。
山が無くなるとしたらここだけは残してもらいたいと思うほど好きな山です。
コースによってこんなに違うかと思いました。前回は水がなく大変でした。
美濃戸口から入ると水は豊富だし硫黄までこんなに短かったかなと思うくらい( ´艸｀)（亀足が言うか！）

山と高原の地図のＣＴはほかの地図より早目だと思います（我らの問題？）
日帰りしちゃう人もいますけどね。
八ヶ岳が待っていますよ。
是非 晴れの日に登ってくださいね。
　

ery100

強風の中、頑張られましたね
lily616様
　天気予報、なかなか予想通りにはいかないですね、今年は特にそう感じます。強風と雨の中、楽では無いコースをよく歩かれましたね、素晴らしい！
　いつもながらに花の名前をよくご存じなのには驚きです。
私なんか、お花畑を見てもなまえを知っているのはわずかなので、lilyさんの花の知識には感心しきりです。
　お疲れ様でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ery100

lily616

Re: 強風の中、頑張られましたね
ありがとうございます！
てっきり青空の中歩くと勇んで出かけたので残念ではあったけどなぜだか満足の山でした。たぶん濃霧、強風でも降られなかったからでしょうね。
テルテル坊主でも吊るしたい気分ですね！
秋に期待して、、、。