飯豊連峰〜夏山ロングで大石から川入まで


- GPS
- --:--
- 距離
- 41.7km
- 登り
- 3,520m
- 下り
- 3,245m
コースタイム
ログ取得せず
計画からの転用のため目安時間
・宿泊地
1日目:カモス峰下550m付近ビバーク
2日目:杁差避難小屋
3日目:門内小屋
4日目:切合小屋テン場
天候 | 1日目・2日目:大雨、暴風、雷 3日目:曇り・暴風 4日目:晴れ時々曇り 5日目:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:川入−山都ST−会津若松ST−バスタ新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コースはよく整備されています ・剣ヶ峰は岩場が続きます |
その他周辺情報 | ・会津若松駅近くの「富士の湯」 400円でいろんなお風呂を楽しめます |
写真
行くか引き返すか迷ってるうちに雨脚が更に強く
この時点でかなり体力を使っている
でも引き返しても林道も落石危険
登っても尾根では落雷の危険
結果ビバーク
標高550付近
夕方には就寝
断続的に風雨にさらされる
翌朝4:30ごろ閃光で目が覚める
すぐに雷鳴
多分1km範囲以内
生きた心地がしない
ほどなくバケツをひっくり返したような大雨
装備
個人装備 |
長袖シャツx3
Tシャツx2
ズボンx2
靴下x3
下着x2
グローブ
ダウン上下
雨具上下
ゲイター
日よけ帽子
下山後着替え(ズボン・長袖シャツ・Tシャツ・下着)
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
食糧
ガスカートリッジ
コンロ
シェラカップ
ライター
地図(25000分の1地形図・山と高原地図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
AMラジオ
予備電池(単3x2・単4x3)
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
虫除けスプレー
ハッカ油
ロールペーパー
保険証
スマホ(GPS記録・電子地図アプリ)
スマホ充電池(合計30000mAh)時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント(ステラリッジ#1)
テントマット
シェラフ(ダウンハガー#3)
シェラフカバー
ナルゲン水筒(1.5Lx2・0.8Lx1)
虫除け帽子
|
---|---|
備考 | ・前日の天気図をチェックせず入山し大雨と暴風、雷にさらされる ・天気予報からすると本来は入山を控えるべきだった ・朝鮮半島から南下する前線は要注意 |
感想
■1日目
夜行バスと朝一のローカル線
タクシーを乗り継いで登山口に
出発してすぐに雨が降り始めた
次第に大雨となり第2橋を渡るころにはずぶ濡れ
土煙が立つほどの大雨となり途中ビバーク
標高550mあたり
登山道、谷あいの風よけ適地を選びテントを張る
正午ころから前線の影響で断続的に大雨と雷
雨が上がった合間に途中で見つけた小さな沢
というか、大量の雨水の通り道で水汲み
17時には就寝
■2日目
朝方、近くに落ちた雷で目が覚める
生きた心地がしない
ラジオで大石ダムの林道に倒木あり、とのこと
ラジオでは色んな気象警報や避難指示が出ている
それでも前線は南下する見込みのため登る決心をする
雨がおさまりテントを撤収
水分を吸った荷物はずっしりと重く
100m登る毎20分休むペース
10:00に登りはじめて17:30に杁差避難小屋到着
清水を汲んでやっと一息
夕陽も出て心の中が明るくなる
■3日目
今日も朝方からずっと暴風雨
晴れるのを待って10時前に出発
これは正解だった
やっと雨のない道行きに
頼母木ではじめて人と話す
小屋番さんの御夫婦、気さくな方
「あなたなら5時までに門内着くよ」
「門内に連絡しとくね」
そこから門内まで前線の名残で結構な暴風が続く
小屋番さんの言う通り5時ごろ門内到着
この夜も強風
ところで頼母木も門内も4G、便利!
■4日目
晴れのち曇り
疲れてきてるが晴れると気分は軽快
門内から頼母木、カイラギ、御西まで
良い天気に恵まれる
素晴らしい稜線で何度も何度も
来た道を振り返る
本峰からはガスで残念だったが
何とか切合まで来れた
これで明日は最終日
長いようで結構短かったなあ〜
ロング縦走では、特に下山前は
下りたくない気分になる
■5日目
3:00起き
テントも乾いた
靴も乾いてきている
食糧も減ってやっと身軽になってきた
最終日、川入に下る道
剣ヶ峰は岩が尾根伝いに突き出している
荷物が軽くなり、三点支持の下りが楽しい
地蔵岳下の清水を汲んで急降下する
下山後、切合のテン場で隣だった男性と
会津若松の日帰り温泉に
歳も同じくらい、山の話で
ゆったりお湯に浸かり
昼ごはんを食べて帰京
>
以上、メモ帳の日記から転載
初めての下越、山形、福島の山
前半は辛い山行となりましたが
東北の緑の美しい山並みと優しい空気感に
すっかりファンになりました
今回、大日が未踏
いつかまた戻ってきます
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