荒川三山と赤石岳縦走（テント2泊、小屋1泊）

2017年09月03日(日) ~ 2017年09月06日(水)

• GPS: 73:19
• 距離: 28.8km
• 登り: 3,159m
• 下り: 3,151m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:22

距離 10.0km 登り 1,662m 下り 181m

8:16 椹島ロッジ
8:29 8:30 滝見橋
10:40 10:41 小石下
13:06 13:14 蕨段
13:32 13:33 見晴岩
14:42 14:49 駒鳥池
15:38 千枚小屋

2日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:03

距離 6.8km 登り 731m 下り 738m

6:50 千枚小屋
7:44 7:53 千枚岳
9:10 9:11 丸山
9:55 10:19 悪沢岳
11:32 11:33 荒川中岳避難小屋
11:39 11:53 中岳
12:07 12:39 前岳
13:25 13:26 お花畑（荒川前岳南東斜面）
14:40 14:53 荒川小屋
14:53 宿泊地

3日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:09

距離 7.0km 登り 727m 下り 789m

6:22 宿泊地
7:12 7:13 大聖寺平
8:58 9:00 小赤石岳
9:13 9:23 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:46 9:52 赤石岳
10:20 11:00 赤石岳避難小屋
11:11 11:12 赤石岳
11:27 11:33 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:27 12:38 北沢源頭
13:58 13:59 富士見平
14:31 赤石小屋

4日目

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:39

距離 4.8km 登り 33m 下り 1,452m

5:49 赤石小屋
7:52 7:53 カンバ段
9:26 椹島ロッジ
9:28 ゴール地点

天候

9月3日（日）晴れのち曇り
9月4日（月）高曇り
9月5日（火）快晴
9月6日（水）雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙夏期臨時駐車場から椹島まで東海フォレストバス
行き7:00臨時便（定期便は7:30）乗り場で3000円のデポジット支払い（山小屋泊で払い戻し）
帰り10:30　椹島ロッジで先着順に受付（山小屋の宿泊領収書提出要）
詳細は東海フォレストHPで確認すること。
http://www.t-forest.com/alps/

コース状況／危険箇所等

登山ポスト・・・バス乗り場、椹島ロッジにあり
危険箇所・・・特に無し（通常レベルの危険箇所はもちろん有ります・・・転倒や滑落に備えてヘルメットを装着しています）

その他周辺情報

オススメは白樺荘（駐車場から約10分）日帰り入浴510円。食事可、休憩可、宿泊可
http://www.city.shizuoka.jp/000_007108.html

写真

9/3 5:57

畑薙第一ダム夏季臨時駐車場

9/3 5:59

駐車場の最奥にトイレとバス停への通路あり。すぐの所に水場もあります。

9/3 6:54

バスは椹島ロッジ送迎バスに乗車。臨時便7:00に乗れました。

9/3 6:59

畑薙第1ダム

9/3 7:03

平沼ゲート。ここにも駐車場が有りますがバスには乗れません。

9/3 7:59

1時間で椹島ロッジに到着。

9/3 8:02

テント場です。

9/3 8:12

9/3 8:12

9/3 8:15

コインロッカーもあります。

9/3 8:16

9/3 8:16

9/3 8:17

大倉喜八郎さんが徳川幕府から赤石山脈の静岡県部分を譲渡されたのが今に続いています。88歳にして赤石岳に籠で担がれて登頂。あの大倉尾根を籠で・・・スゴすぎ。

9/3 8:28

10分ほど歩くと千枚岳の登山口です。

9/3 8:29

崖の途中に付けられたトラバース道を数分進みます。

9/3 8:37

吊橋を渡ります。

9/3 8:50

なかなかの急登です。

9/3 9:15

巨木がいっぱい。

9/3 9:32

鉄塔下をくぐります。

9/3 9:44

鉄塔からはアスレチック気分で岩場を通過。

9/3 9:44

中部電力の高圧鉄塔巡視路と登山道を兼ねています。

9/3 9:45

岩尾根です。

9/3 9:48

大きな海老フライがありました。

9/3 10:09

林道に出ました。この道を辿っても千枚小屋近くまで行けるそうですが・・・緊急時のみにしましょう。

9/3 10:17

林道から鉄梯子で登山道に戻ります。

9/3 10:39

まだ4時間30分・・・。

9/3 10:58

また林道を横切ります。ほぼ並行しています。

9/3 12:43

9/3 12:58

蕨段。

9/3 13:04

9/3 13:22

この上が見晴台。

9/3 13:26

ガスってなにも見えませんでした。

9/3 14:27

9/3 14:31

100年前は全部伐採されたのですが今は森に戻っています。

9/3 14:31

9/3 14:42

あと1時間！

9/3 14:42

駒鳥池。

9/3 14:55

9/3 15:37

千枚小屋に到着。7時間かかりました。

9/3 15:43

9/3 16:21

テン場はガラガラでした。4張りのみ。

9/3 17:31

食事はすべて小屋でお世話になります。
千枚小屋は和風ハンバーグでした。

9/4 4:37

キレイなログハウス作りです。

9/4 4:38

3階建てです。

9/4 4:45

朝食はアマゴの甘露煮です。

9/4 5:22

こんなに大きな富士山が見られます。

9/4 6:49

絶景の富士山をバックにいざスタート。ほぼ最後尾スタートでした。

9/4 7:09

9/4 7:09

振り返ればいつでも富士山が。

9/4 7:27

ウスユキソウの仲間かな？

9/4 7:29

タカネナデシコ

9/4 7:30

9/4 7:32

タカネマツムシソウ

9/4 7:32

9/4 7:36

9/4 7:47

千枚岳から富士山。

9/4 7:56

次の丸山から3000m超えです。

9/4 8:04

9/4 8:10

アルミの梯子。新しいです。

9/4 8:31

ヘルメットを被りましょう！（南アルプスでは珍しいですが転ばない保証はないのです）

9/4 8:59

丸山（3032m）で。◎

9/4 9:02

悪沢岳への縦走路。だんだん「悪」っぽくなってきます。

9/4 9:20

「悪」の雰囲気が出て来ました。

9/4 9:29

タカネナデシコ

9/4 9:34

9/4 9:41

悪沢岳山頂付近と富士山。

9/4 9:46

先行者の皆さんが休憩中。

9/4 9:51

荒川東岳・悪沢岳（3141m）登頂。日本第6位の高峰。今回の山旅の最高地点です。

9/4 9:58

荒川中岳と前岳

9/4 10:22

雲海を見ながら3000mの縦走路は最高の気分です。

9/4 10:27

トウヤクリンドウ

9/4 10:32

荒川中岳へ。

9/4 10:39

やっぱりヘルメット必要。

9/4 10:46

シコタンハコベ

9/4 11:29

中岳避難小屋

9/4 11:32

塩見岳もよく見えました。

9/4 11:50

荒川中岳（3083m）

9/4 11:54

荒川前岳へ。ここも素晴らしい。

9/4 12:06

荒川前岳（3068m）。荒川三山コンプリートです。

9/4 12:12

三伏峠へ向かう縦走路。に見えないw。

9/4 12:45

南アルプス南北縦走するときには必ずここを通過します。

9/4 12:46

荒川小屋へ下るトラバース道。

9/4 13:22

鹿除け柵。ほぼご一緒したご夫婦。次の赤石岳で百名山達成したんです。

9/4 13:34

まだまだ下る荒川小屋・・・。

9/4 14:06

水場ですが水量は少なかったです。

9/4 14:25

縦走2日目は荒川小屋でテント泊です。

9/4 15:08

今日は5張り。

9/4 15:49

今回はお湯を沸かすだけ。高地では電子着火しませんでした。やはり100円ライターを小屋で購入。

9/4 15:49

田中陽希はこの岩尾根を大聖寺平から直登して行ったんだっけ。

9/4 16:57

名物の荒川カレー。おかわり自由って信じられナーイ！3回おかわりしました。

9/4 18:04

富士山みながらラジオ体操。

9/5 4:56

富士山が真正面に見えるテン場。

9/5 5:00

朝食はシャケでした。

9/5 5:12

富士山が見える食堂。すばらしいです。

9/5 5:22

9/5 6:25

9/5 6:31

バイバイ荒川三山。

9/5 6:35

ホシガラス

9/5 6:41

小赤石岳の肩からの稜線と富士山。

9/5 6:55

大聖寺平へ続く気持ちいい道。風が冷たかった。とても低いハイマツが強風域だということを証明しているようです。

9/5 7:14

大聖寺平。

9/5 7:13

小渋川（大鹿村方面）への分岐。

9/5 7:13

昨日歩いた荒川三山。

9/5 7:20

雲一つない。小赤石岳の肩へ。

9/5 7:46

チングルマ

9/5 7:55

この日は中央アルプス、北アルプスまできれいに見渡せました。素晴らしい。

9/5 7:59

ハイランドしらびそ。

9/5 8:28

小赤石の肩でポカリ補給。

9/5 8:34

3000mの稜線漫歩。ゆっくり歩きます。

9/5 8:36

まだ咲いててくれた天空のお花畑。

9/5 8:36

疲れを忘れてしまう。

9/5 8:38

まさにjapanなんですよ！

9/5 8:49

ゆっくりゆっくり噛み締めるように。

9/5 8:58

9/5 8:59

小赤石岳（3081m）

9/5 9:06

いよいよ南アルプスの盟主・赤石岳に向かいます。

9/5 9:12

大倉尾根・赤石小屋への分岐

9/5 9:21

すこし荷物をデポしていきます。

9/5 9:40

9/5 9:44

ついに登頂しました。

9/5 9:50

赤石岳（3020m）山頂です。よく頑張りました。

9/5 9:55

赤石岳避難小屋で休憩＆まったりします。

9/5 9:58

山登れ！酒飲め！

9/5 10:24

旧日本軍の飛行機の残骸。赤石岳の東側カールに多数散乱しているそうです。

9/5 10:46

北岳からずーっと見えてる！

9/5 10:48

赤石岳南峰にはお団子標識がありました。

9/5 10:49

9/5 10:52

9/5 10:57

7月に登った聖岳。次は縦走したい。

9/5 11:05

小屋番の榎田さん。この人知らない人って殆どいない。「俺の顔はフリー」ってw。

9/5 11:11

1時間以上山頂で過ごしました。名残惜しいけど・・・また来ます！

9/5 11:35

9/5 11:38

なんて花かな？すっごくかわいい。

9/5 11:44

急です。

9/5 12:39

砲台型休憩所。テント張れそう。

9/5 12:45

赤石小屋への道もなかなか険しい。

9/5 13:02

9/5 13:03

やはり雲がわいて来ました。

9/5 13:33

富士見平にある日本陸軍用機墜落の慰霊碑。

9/5 13:52

やはり10時までに登頂したい。ガスにまかれます。

9/5 14:24

ついたー、赤石小屋

9/5 14:25

今日は小屋泊。夜半から雨予報でした。

9/5 16:37

寝袋持参のため寝具不要で申し込むと別館（2016年新築の冬期小屋を兼ねた建物）に案内されました。広々使えて快適でした。

9/5 17:01

夕食は豚の生姜焼きと豚汁。美味しかったです。

9/5 17:31

9/5 17:44

ヘリポートから赤石岳を指差す。行って来たどー！

9/6 5:05

朝食は赤出しとニギスの干物。三河湾産です。前オーナーが愛知県の方だったからだそうです。

9/6 5:39

さぁ、雨の中下山します。10:30のバスに間に合うかな？
今日もほぼ最後尾スタートでした。

9/6 5:50

9/6 6:29

イブキトラノオ

9/6 6:33

歩荷返し。意外と短かったです。

9/6 6:48

9/6 7:49

カンバ段

9/6 8:09

あと一息。バスには間に合いそう。

9/6 8:12

9/6 8:49

9/6 9:17

最後の階段。

9/6 9:19

お疲れさまでした。

9/6 9:20

9/6 9:25

9/6 9:58

ロッジでバスを待つ余裕がありました。

撮影機器：

PENTAX K-5 II PENTAX

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テントマット シェラフ ヘルメット

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル テント

備考

電子着火できず100円ライターを荒川小屋で購入（やっぱり100円）
長袖のメリノウールシャツ（もう秋でした）

感想

fyuya

昨年から計画していた南アルプスの盟主、赤石岳・荒川三山を縦走しました。
2泊か3泊かで迷いましたが主な山を一番いい時間に通過しようと思ったので3泊4日の余裕のある計画にしました。
行程に余裕ができたのでテント泊縦走にもチャレンジ。
運良く天候にも恵まれ快適な3000mの稜線漫歩を堪能しました。
人気の山域ですが9月に入っての平日だったので混雑もなくすれ違う人も数えるほど。ゆっくり歩くことができました。
アプローチに時間がかかる南アルプス南部ですが山小屋の設備は素晴らしく快適で何日でも過ごしたくなるほど。急いで回る必要はありません。できれば3泊をお勧めします。絶景を堪能できるはずです。