白馬大雪渓から白馬三山〜不帰キレット〜唐松岳ワンデイ
- GPS
- 12:59
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,888m
- 下り
- 2,293m
コースタイム
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 12:58
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓を真っ暗な深夜に歩くが、雪渓上はルートをときどきロスト(昼間だったらあり得ない)おかげで緊張しある意味良かった?? |
写真
感想
9/16からの3連休は湯俣川からのワリモ沢へ行く予定でしたが、台風の影響を考え、変更を余儀なくなったので、白馬大雪渓にしました。
前日の夜9時からの金スマのTV「睡眠債務」とかが気になっていたので、これを見てから用意しようと思っていたら、うたた寝をしてしまった。1時間ほどですが。準備をし、12時過ぎ自宅を出発、途中行動食をコンビニで購入し、猿倉に。
猿倉駐車場に深夜1時過ぎに到着・・・・・と、そのとき歩き始めた2人の登山者とすれ違った。同じことを考えている人いるのね?と思った。
1時40分ごろ猿倉を出発。 なかなか先の2人の登山者に追いつかないな〜と思いながら、白馬尻に到着。すると2人の登山者がいて食事中でした。ささ、こっちは休まずにどんどん行くよ。 何かの情報ですぐに大雪渓に取り付かないことを聞いていたので、しばらく右岸(下から見て左側)を歩く。 勿論、真っ暗。ヘッドランプは最近購入したペツルの2700円くらいのもの。しかし、今のヘッドランプはすごい。10年以上前に購入した同じくペツルのミオ(こちらは1万円オーバー)と同じくらいの明るさよ。2番目の明るさで、右に左にヘッドランプのライトを照らしながらルートを確認しながら進む。そして、いよいよ雪渓に。勿論、アイゼンは…付けません!! この時期の大雪渓の登りでアイゼンつけたことはありません。 スプーンカット(掘れていることを言う)の平らなところを利用すれば歩けるんです。でも時間的に、つるつるよ。でもでも快適に進む‥‥、いや進まない。なんせルートが分かりにくい。何とかなんとなーくついている泥跡を見ながら進むのだが、時々ルートを外し(だからヘッドランプの右に左になんですが)、クレバス(雪渓の割れ目)をぶち当たる。何m切れ込んでいるんだ?4mくらいありそう。落ちたら終わり??? ルート工作をしながらさらに進むと、またもやクレバスが、今度は段差1mくらいはあるか?これを乗り越す…わけがないよね。そんなん一般登山者にさせるわけない=(イコール)ルートを外した。少し雪渓を降りるが、アイゼンなしの登りはいいとして、下りは怖いね!!何とか左を巻いて、さらに雪渓を登る。 途中、例の2人組のヘッドランプの灯が見えなくなったので、あれ、自分が思いっきりルートを外しているのかな?と不安になり保険で持って来ているGPSを参照した。ルートは外してはいなかった、ただ、左よりは歩いているのは確認できた。
雪渓が狭まってきて、右寄りに登っていくと、左岸よりの登山道に合流した。どうも、やっぱり外していたようで、どうやら途中雪渓を横断し、左岸を行くようだった。 去年、この白馬三山時計周りつまりこの大雪渓を下ったとき、この辺を左岸を歩いた記憶があるので。これでもう大丈夫と思った。
(大雪渓のルートはその年の積雪状況によって異なります。多分今年は、積雪量は多いのですが。クレバスの影響でこうなっているのだと予想します) 2時間ほどの緊張して歩きましたね。これがアブノーマルな登山のことです。良い子の皆さんは真似しないように。(ま、深夜にあること自体異常ですけどね)
ルートがはっきりしている、なんて楽なんだ〜〜〜と思いながらガンガン進む。ガンガンと言いながらも、いつものペースより遅い。このところ運動不足なんだもん仕方ないか。運動不足とは、ほぼ毎日5〜10kmランニングをしていないことを指します)
避難小屋を過ぎ、村営頂上小屋を見えだしたころ夜明け・・・・ああ、あのうたた寝1時間が・・・ って、睡眠時間1時間もアブノーマルな登山ですけどね。
白馬山荘付近で、日の出(雲ではっきりしなかったけど)を終えて降りてくる人とすれ違う。白馬岳山頂に着くと、太陽が雲の上から出るのを待つ人で20人くらいいたでしょうか??近くにいた人に撮影してもらっ手自分でもその後自撮りしてとっとと降りましょ。
本当なら下り、ガツンがツン行くところですが、抑えて速足程度で進む。杓子岳には1時間かかった。 昔(5〜6年前かな?)最速で白馬三山を回ったときは、たしか白馬岳から白馬鑓まで1時間だったから、・・・「、まいいか。多分一般登山者ペースですが、ま、いいです、よしとしましょう。
白馬岳でとった写真をFBにアップするが、白馬鑓ヶ岳山頂に着くと、知り合いが約30分前に到着とな。 Mさん、キレット方向なのかな?確認できないが、きっとそうだろう?そうに違いないと勝手に思い込み、今なら追いつくか?とばかり、本日の登山予定を変更し、不帰のキレット越え唐松まで行くことにする。唐松岳小屋のGさんにも会いに行こう。
天狗山荘を過ぎて、緩い下りが長いのね。わかってはいるが気持ち的に辛い。そして、足場の悪い激坂下り。降りると不帰の1峰、そして核心部2峰北峰の登りが始まる。所要所は鎖があるから大丈夫です。高度感あるんだけど下見ないで済むような感じだから怖くないです。最後、空中水平梯子を越してピークだったような気がしたが(記憶違いかな??)梯子がない。最後、よいしょと乗越して北峰のピークに着く。ここからはもう安心よ。
三峰で若い女性登山者とあいさつを交わし…そのまま話し込んじゃった。30分も。まこれで休憩にもなるし・・・。彼女たち、来週槍に行くそうで、なんと槍山頂予定日が同じ。ひょっとしたら自分も行くので、合流できたらいいねとなった。その後、2人と一緒に唐松岳、そして唐松山荘に。
山荘に着くと、ちょうどGさんが外にいて、こちら側に向かって歩いているじゃアーりませんか!!軽くハグ。1年ぶり。
Gさんに三峰から一緒に歩いて来た2人が泊まる予定のことを告げると、Gさんが2人に説明。 今台風が来ていて(これは誰もが周知なこと)今下山しなければ、明日は下山できないかも?明日ばかりでなく、明後日も強風が吹くだろうと、とのこと。彼女たち泊まる予定でしたが、下山することに。そしてお昼食べてから降りるというので、ここで彼女たちと別れる。
私は、鑓温泉下山を八方根下山と変更したけど、車は猿倉にある。舗装道に出てから猿倉に戻るのにどんだけ時間かかるのか?ま、ゆっくりでも歩けばつくからいいんだけど・・・・・と思っていると、トレラン仲間のAさんと山荘前で遭遇。彼は唐松山頂を踏んでいないので、ならばと先に私は降りだした。
案の定、丸山ケルンの下でAさんに追いつかれたが、追走する脚力なし。1ケルンからリフトを利用した。もう一つリフトを利用し、黒菱の駐車場に着くとAさんは着替え終わって待っていてくれた。猿倉に送ってもらった。ありがとう。
Aさん、Gさんお二人ともありがとう。 Gさんとは、今までに誰もしたことがないプレゼント(歩荷のこと)はどう?と聞くと、スイカは何人からもらったことあるとのこと。スイカじゃないとしたら・・・・、藪漕ぎ登山をやってみたいので、藪漕ぎ&地図読みの企画と相成った。
ちなみに、Aさんにはゆいがのラーメン一ぱい無料券(10回のスタンプ済のもの)をあげようと思ったが、家に置いて来たの思い出した!!Aさんも藪漕ぎ企画でいいというので、そのうちトレマンさんのメンバー企画しますと相成った。
猿倉まで送ってもらったが、きっと眠くなるに違いない!と予想していたが、水分を取ったら意外と眠くならないので、仮眠しないと長野の帰路に着くことにした。
教訓・・・・真っ暗な大雪渓は良くない・・・・(=その緊張が良かったかも??)
登山道を歩いていたので、地図を見ること全くナッシング。だからこそ、大雪渓の緊張は良かったかも。 でも真似しないでね。
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