ジャンダルム・奥穂高岳・涸沢紅葉

2011年10月02日(日) [日帰り]

• GPS: 12:22
• 距離: 32.3km
• 登り: 2,749m
• 下り: 2,745m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:48
• 休憩: 3:35
• 合計: 12:23

5:13 上高地バスターミナル
5:17 5:18 河童橋
5:29 5:31 岳沢湿原・岳沢登山口
5:59 6:01 7番標識
6:58 7:14 岳沢小屋
8:47 9:16 天狗のコル
10:11 10:49 ジャンダルム
10:51 11:07 ロバの耳
11:08 11:21 馬の背
11:41 11:50 穂高岳
12:04 12:59 穂高岳山荘
13:23 13:28 ザイテングラード
13:38 13:43 パノラマ分岐
13:58 13:59 涸沢小屋
14:01 14:01 涸沢
14:06 14:17 涸沢ヒュッテ
14:31 14:31 Sガレ
14:56 15:05 本谷橋
15:26 15:26 横尾岩小屋跡
15:38 15:38 横尾 (横尾山荘)
16:04 16:04 新村橋(パノラマ分岐)
16:11 16:14 徳澤園
16:48 16:48 徳本口(徳本峠分岐)
16:52 16:52 明神館
17:31 17:31 河童橋
17:36 上高地バスターミナル

天候

晴れ⇒曇り、稜線はガスと強風

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

市営第一駐車場を利用しました。
タクシーの相乗りで、釜トンネルのゲートの開門を待って、上高地入りしました。
4名乗車にて、一人1000円です。

コース状況／危険箇所等

岳沢登山口⇒岳沢小屋
程よい傾斜でよく整備された登山道。
色づきだした木々の中をのんびり歩けて、目の前には、穂高の稜線、振り返ると上高地。

岳沢小屋⇒天狗のコル
コル直下がとても歩きづらく、難路と聞いていましたが、最近は整備が進んでいるようです。
ガレの浮き石に注意すれば、それほど危険な個所はありません。目印も過剰なくらいあります。
奥穂〜西穂のエスケープルートとして、問題なく利用できます。

天狗のコル⇒奥穂高岳
それなりに印もあり、岩もしっかりとしているのですが、
ガスで視界が悪く、どちらに進んでいいのか、分かりづらい個所がありました。

奥穂高岳⇒穂高岳山荘
奥穂高岳山頂からは比較的なだらかな岩陵の下りですが、山荘の屋根が見えると、
鎖が2か所、梯子が2か所あります。
この鎖と梯子を危ない感じで、登り降りをしている人をよく見かけます。

奥穂高岳山荘⇒涸沢
下り始めは「ザイデングラード」呼ばれる、よく知られたルートです。
それほど危険な感じはしないのですが、よく事故が起きています。

涸沢⇒上高地BT
距離にして約16�辧△舛腓辰箸靴織魯ぅ�ングコースです。

写真

10/2 5:09

上高地到着
外気温は2℃

10/2 5:17

漆黒の河童橋を渡り

10/2 5:30

右岸の治山林道脇から登る
天狗のコルまでCTは5時間

10/2 6:03

暑くはないけど、天然クーラー

10/3 18:55

日が昇り、いい感じの道を行く

10/2 6:11

開けて、西穂の稜線

10/3 13:01

振り返り、いつか登りたい六百山

10/3 18:56

岳沢小屋に到着

10/3 18:56

小屋のテラス脇から乗鞍

10/3 18:56

小屋の横を通り
ここから登り始める

10/3 18:56

とんがりの右側を目指す

10/3 18:56

振り返って、お花畑

10/3 18:57

ガレの斜面を登り

10/3 18:57

お花畑を抜け

10/2 8:27

天狗のコルへ

10/2 8:28

右手には、ジャンとロバの耳

10/2 8:50

振り返り、登ってきた
岳沢と天狗沢

10/3 13:03

コル直下のガレ斜面
そんなに悪路でもない

10/3 22:10

天狗のコルに到着
目の前には笠ヶ岳
風がものすごいんですけど・・・

10/3 13:03

強風のなか
西穂方面に向かう単独の方を発見

10/3 13:04

私は奥穂方面へ
まずは急な登り

10/3 13:05

少し登り、振り返る
真ん中あたりが天狗のコル

10/3 13:05

まだまだ登る、風が凄いが
わりと登りやすい

10/3 13:06

少しガスが・・・

10/3 13:07

と思ったら、すでにガスガス
風は相変わらず
「ビュー」とか「ゴー」とか

10/2 10:07

強風とガスで飛騨側の岩肌には霧氷?
これ、濡れているよりたちが悪い

10/2 10:07

手袋がバリバリ、髪の毛もバリバリ
ハイドレーションの水はキンキンで
さらに、少し凍ってシャリシャリに

10/2 10:14

しばらく、強風に耐えて、ガスの中を歩く
そろそろ、お出まししても
いい頃ですが・・・

10/2 10:15

つららを折って遊んでいると

10/2 10:16

一瞬だけガスがはれ、西穂側からの
不格好なジャンダルムが出現するが・・・

10/3 13:10

すぐにガスガスになって、気がつくと
山頂を踏まずに奥穂側に巻いて出てしまった

10/3 13:09

西穂側に戻るのも何なので
こちら側から直登
前の写真の×印の所から登る

10/2 10:27

すんなり登れたが
ここから降りるのは・・・

10/2 10:28

ようやく、山頂到着
山頂は貸切、展望はなし
ガスと風は相変わらず

10/2 10:28

何枚か写真を撮り

10/3 13:09

西穂側に降りると
↑ジャンの文字が・・・
ガスで見落としていた

10/3 13:11

ガスと強風のなか
次のアトラクションのロバの耳へ

10/3 13:11

耳?

10/2 10:47

山頂だけでなく
稜線も貸切

10/2 10:49

振り返り
ロバの耳とその奥にジャン

10/3 13:12

耳周辺は飛騨側に巻く
足場は広いが、風が強い

10/3 13:13

ガスの中から
最終アトラクションが登場

10/3 13:13

↑ウマノセ

10/3 13:14

飛騨側ズルズル

10/3 13:14

風さえなければ
問題ないのですが

10/2 11:27

わぉ〜!
飛騨側が使えません

10/2 11:29

振り返って見る
雪じゃないよ

10/3 13:15

わりと広い背中

10/3 13:15

末端にて
目の前には奥穂がドーン
のはずですが・・・

10/2 11:34

寒さと飢えで幻覚が・・・
道端に「うどん」を発見(笑)

10/3 13:16

防寒は万全、食糧も充分
もうすぐ奥穂の山頂のはず

10/3 13:16

立派なケルン

10/2 11:39

かすかに奥穂の祠が

10/3 13:16

山頂到着
歩いてきた縦走路はガスの中

10/2 11:42

相変わらずの強風で
祠はバリバリ

10/2 11:48

道標にも霧氷

10/3 13:17

下山します
穂高岳山荘直上の梯子と鎖

10/2 12:11

穂高岳山荘に到着
いつもなら、ここで生ビール投入ですが
本日はラーメン食って、まったり

10/3 22:13

下は別世界のよう

10/3 22:13

涸沢に下ります

10/3 22:13

右手に前穂

10/3 22:13

振り返り、涸沢岳

10/3 22:14

紅葉畑に突入

10/3 22:14

ちょっと色がいまいち?

10/3 22:14

奥に北穂

10/3 22:14

こちらは常念

10/3 22:14

常念と屏風の頭と耳

10/3 22:15

もう一度、北穂

10/3 22:15

涸沢槍

10/3 22:15

同じ感じの写真を何枚も撮る

10/3 22:15

小屋からヒュッテとテン場

10/3 22:15

テン場から小屋

10/3 22:15

ヒュッテ横のナナカマド

10/3 22:15

パノラマ新道の予定でしたが
のんびりしすぎて、時間がないので
横尾経由で帰ります

10/3 22:16

先々週に行った横尾本谷右俣

10/3 22:16

アップで黄金平
色づきはいまいち?

10/3 22:16

本谷橋に到着
ここで小休止とおしゃべり

10/2 14:56

上高地まではあと13.8��

10/3 22:16

横尾に到着
先々週は満天の星空でしたが

10/3 22:16

徳沢に到着
この後、朝のタクシーに相乗りした方と
偶然会い、上高地まで一緒にハイキング

撮影機器：

EXILIM G EX-G1 カシオ

感想

ron

行ってきました!
中高年登山者が憧れる、ちょっと変わった名前の山へ。

体育の日の連休に、上高地⇒ジャンダルム⇒奥穂⇒北穂⇒涸沢⇒屏風の頭⇒小梨平
で予定していたものを、天気予報につられて前倒ししましたが、ふもとの天気と山の天気は別物でした。

天狗のコルから奥穂への稜線は、強風とガスで展望が利かず、楽しさ半減、難易度アップ。
今度は天気のいい日にきて、展望を楽しみながら歩きたいです。

自宅を0:30に出発し、23:30に帰還・・・いちおう日帰りですね・・・(終)

コメント

cirrus

バリバリのジャンダルム？
ronさん、お疲れさまでした！
攻めましたね

強風でバリバリ？のジャンダルム。すごーく怖そうですが、行った事が無いので凄さが良く分かりません(笑)
しかし、手に汗握るレコでした。凄いです。
(ronさんは、さぞや寒かったでしょうが)

あと、涸沢周辺の紅葉の見ごろはもう少し先のようですね

私は次の連休に、北ア方面をのんびり歩きたいなと思います

ron

とっても疲れましたよ・・・
cirrusさん、こんばんは！

コメントありがとうございました。

とっても疲れましたよ帰りの運転が・・・

寒いのが嫌いなので、過剰なくらいの防寒と濡れ対策をしていきましたが、正解でした。
カイロ一束、雨具上下、ダウン、タイツ、オーバーパンツ等・・・使わずじまいでした。

今回は奥穂〜西穂の縦走路の半分を歩きましたが、道ははっきり、岩もしっかり、
さすがによく歩かれてる道です。
悪天候時はやめた方がいいですけど、体力があれば問題無しです

あと、今年は紅葉がいまいちのようですが、涸沢の紅葉は「腐っても鯛」でした。
今度の連休が見頃ですかね

kintakunte

天気とコースが凄いですね
ronさん、こんばんわです。これは魅力的なコースを歩かれましたね。
しかし、この天候で山行続行は素晴らしい技量と体力をお持ちの様で感心しました。
紅葉の写真がこれまた良いですね、本当にイマイチなのでしょうか？
それと六百山、私も一度登ってみたいと思っていますが、登山道が有るのでしょうか？

ron

晴れた日に歩きたいコースです
kintakunteさん、コメントありがとうございました。

上高地から岳沢経由で奥穂に登るルートは、お気に入りで、
今回は天狗のコル経由で登りましたが、前穂経由でも変わらずいいコースです。

今回は山行を続行しましたが、天狗のコルで撤退するのが正解でした。
悪天候時の稜線歩きは、あまり楽しくありませんから
素晴らしい技量を持った人なら、なおさらここで撤退してます。

紅葉は、色づく前に枯れ始めている葉が目立っていました。
あと、六百山は登れますけど、登山道は無いですよ

hagure1945

う〜ん！
まあ、こういうレコは見せられたくないもんだ。こんなに歩けない爺は目の毒というもんで、爺が爺であることを決めつけられるレコだねぇ〜、ああやだやだ！
もっと年寄りにもいら割のあるレコがみたいねぇ〜、ちゃんと年齢をあきらかにしてくださいよ、これで６０なんて言われたら立場ないもんなぁ〜、ブツブツ

前回の槍のコースといい、このコースといい、面白いところを歩かれてるよね。山歴まだ長くないのに研究熱心で、いいですね

阿rケルうちが花だ 、なんて、年寄りの嫌味を言ったりして・・・、
天狗のコルへの道、多分このコースを歩くことはないかな。でも参考になります。
意欲的な登山に敬服脱帽

またすっばらしいレコ期待してますよ。

ron

中高年登山者
hagure1945さん、コメントありがとうございました。

今年になって、中高年登山者の仲間入りをしました。
まだ、年齢欄に年齢を書くときにちょっと躊躇いがあります

山行自体も楽しいけれど、山行の計画を立てるのも楽しみの一つとなってます。
なかなかまとまった休みが取れずに、忙しない日帰り山行が多いですけど・・・

まとまった休みが取れた時は、テントをしょって、ゆっくりと時間を気にせずに、
の中で過ごしたいと思ってます