地蔵山〜愛宕山 - 梨ノ木谷〜滝谷〜地蔵山〜芦見谷林道〜独標尾根〜愛宕神社〜脇道〜ツツジ尾根
- GPS
- 10:26
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,763m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:26
花を探して写真を撮ったり、急いで駆け気味で進んでいたり、ペースは安定していません。
コースタイムはあまり参考にならないでしょう。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り/小雨/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■清滝バス停〜梨ノ木谷〜サカサマ峠 清滝バス停から舗装路を歩き、大杉谷ルートや月輪寺ルートの登山口をやり過ごすと、沢沿いの林道になります。 倒木が所々にあるものの、通行への支障はあまりなし。 道の浸食が進行している箇所があり、沢に下りて進む方が良いかも知れません。 梨木大神で右に進路を取り、右側の斜面が伐採され明るくなった辺りから傾斜が増すようになります。 傾斜が緩み、沢の水量が減った辺りから何度か渡渉し、その後、沢を離れて少し進むとサカサマ峠に到着です。 道が滑りやすそうな区間があるので、下りで利用の際には少し注意したいですね。 ■サカサマ峠〜竜ヶ岳登り口〜芦見谷川沿い〜沢の合流地点 龍の小屋方面へ少し下ると芦見谷の左俣に出合い、植林帯の沢沿いの道をしばらく進むと林道に合流し、すぐに龍の小屋です。 引き続き沢沿いに少し進むと芦見谷の合流地点で、左俣と右俣の沢を順次渡渉すると、竜ヶ岳の登り口です。 小さなケルンが目印です。 芦見谷川沿いの下りとなり、何度か渡渉しつつ進みます。 倒木などで少し荒れ気味となって来ており、本来の踏み跡を辿りにくくなっている箇所もあるとの印象で、多少のルートファインディングは必要。 水量が多くなると、通行が困難になります。 程なくして左岸のトラバース道となり、狭めの道幅や倒木などに注意して進みます。 その先は林道歩きとなりますが、ここは落石に注意が必要で、大雨後などは歩くのを避けるのが無難でしょう。 10分ほど歩くと、滝谷の沢との合流地点に到着します。 ■滝谷〜竜ヶ岳分岐 芦見谷川を渡渉し、滝谷の沢に架かる橋を渡り、ここから滝谷を遡上します。 一般の登山道ではありません。 明瞭な踏み跡がある区間はあまりなく、ルートファインディングは必須です。 その踏み跡も土砂が崩れ気味で通りにくくなっていたり、倒木が連なっていたりで、通行が難しくなりがちです。 途中に高さ10mぐらいの滝があり、ここは左岸を通って迂回します。 この斜面は踏ん張りが効かない急斜面なので、注意して登ります。 歩き続けて行くと沢の合流地点となり、どちらへ進むのも可能ですが、今回は左俣へ進んでいます。 この先は谷そのものの難易度は下がるものの、倒木が多く、対処が必要。 やがて沢の水は涸れ、程なくして前方が開け、谷の源頭部へ至ります。 やや左寄りに斜面を登って行くと、竜ヶ岳分岐の標識があります。 ■竜ヶ岳分岐〜地蔵山〜芦見峠〜芦見谷林道〜竜ヶ岳登り口〜独標尾根〜愛宕神社 ジープ道を西へ進んで行くと旧スキー場跡の標識があり、右上に進む踏み跡ではなく、その左の踏み跡を進みます。 少し分かりにくい所があるかも知れないけど、基本的には明瞭で歩きやすい道が続き、反射板のあるP917へ至ります。 ここから山頂までも問題なし。 芦見峠までも明瞭な道が続きます。 芦見峠にて右折し、写真129の分岐で中央に進み、芦見谷林道へ下ります。 芦見谷川沿いの林道を上流へ歩いて行き、滝谷との合流地点からは往路で通った道となり、進み続けると竜ヶ岳の登り口へ至ります。 渡渉して、芦見谷の上流方面へ少し進んだ地点で尾根へ進む踏み跡があり、そちらへ。 登り始めは急斜面の岩場となっており、注意が必要。 その後は落葉で踏み跡がはっきりとしないけど、尾根を辿れば問題なし。 P811の先は歩きやすい道で、幅広の道となった後、本来ならサカサマ峠からの尾根道と合流しますが、今回は少し違う方へ進んだ後、三角点へショートカットで向かっています。 三角点からジープ道へ下り、南下して道なりに進むと、愛宕神社に到着です。 ■愛宕神社〜水尾分かれ〜ツツジ尾根〜保津峡駅 表参道を下って行き、黒門の手前で脇道へ進んでいます。 一般の登山道ではありませんが、歩きやすい道が続き、ハナ売場を少し過ぎた地点で表参道に合流します。 水尾分かれから表参道を少し下ると『清滝』との看板があり、この分岐を右へ進み、ツツジ尾根ルートへ。 後半の急斜面区間などに注意して進むと、荒神峠に到着。 ここで米買道と交差しています。 引き続きツツジ尾根ルートを進み、アップダウンのある道を経て、急斜面区間が少しあり、最後はジグザグ道となり、登山口に到着。 舗装路を少し歩いて橋を渡れば、保津峡駅はすぐそこです。 以上、過去のレコの記述を部分的に改変した上で掲載しています。 |
写真
感想
当初は雨予報の週末となっていて、久しぶりのお休みかなと思い、残念と安堵の間で揺れ動いていましたが、前日の予報では山行は可能そうとなり、予定通りに愛宕山方面へ。
しかし、細かいルート設定はしておらず、何とか前日の夜に決定。
下調べをきっちりとしたいルートも含まれているのだけど、果たされないままに結構な不安と共に当日を迎えました。
下調べと言っても、歩く人は少なそうなので、データの絶対量が限られていそうですが。
以下、いつも通りに長文です。
今年3回目の愛宕山界隈の山行で、今回も清滝バス停からスタートし、梨ノ木谷ルートへ向かいます。
密かに残っているかと期待していたイワナシはすでに花期を過ぎており、がっくりしながら進み、大杉谷ルートや月輪寺ルートの登山口を順次通過。
色々な花を見たりしつつ、梨ノ木谷ルートの林道を進んで行きます。
昨年も同じ時期に歩いており、その時と同様の花を見かけ、同じような写真を撮影します。
梨木大神を過ぎて、右側の斜面が伐採された辺りを歩いていると、シカが警戒音を何度か発し、音のした方を窺っていると、何頭かのシカが斜面を走り去って行きます。
いるとは分かっていたけど、愛宕山界隈でシカを見るのは初めてのはず。
歩き慣れたルートになりつつあり、特に問題なくサカサマ峠に到着です。
いつものようにクリンソウが群生している辺りに寄り道してみると、楽しみにしていたタムシバはすでにピークを過ぎており、花は残り少ない。
クリンソウはつぼみもまだのような感じ。
龍の小屋の前でボタンネコノメソウを撮影していると、後の方から聞こえていた声の主である男女ペアが先へと進んで行かれます。
お二人は竜ヶ岳へは向かわず、芦見谷を登って行かれます。
同じルートでなくてホッとしつつ、もう何度目かの芦見谷川沿いの下りにかかります。
水量は少なめのようで渡渉の選択肢は豊富で、増えつつある倒木や流木の対処の方が面倒になって来ているという印象。
花を探しながらゆっくりと進み、左岸のトラバース道となる辺りからは少し注意して歩き、やがて林道となります。
少し進んだ辺りで対岸の斜面に大量の倒木があり、斜面が崩落しているようです。
岩盤が露出しており、表土の層が思っている以上に薄いのが分かります。
その先では岩盤そのものも崩落しており、見ていて怖さを感じるぐらい。
林道沿いにも斜面が崩落している箇所があるし、落石に注意が必要な道との認識を新たにしました。
程なくして、滝谷の沢との合流地点に到着です。
芦見谷川を渡渉し、竜ヶ岳山頂へと続く尾根を少しだけチェックした後、橋を渡り、ここから滝谷の遡上をスタートします。
歩き始めてすぐにここはどうしようかなというポイントがあり、迷った末に滑りやすそうな右岸をへつって進み、何とかドボンせずに通過。
その後もルートファインディングをしつつ進みますが、そこかしこで咲いている花が日の光を浴びて輝いており、緊張しつつも楽しく登って行きます。
踏み跡がはっきりとある区間はそんなにないとの印象で、その本来の道も所々で土砂が崩れて歩きにくい状態だったり、倒木に阻まれていたりで、難易度が上がっている感じ。
とは言え、きちんと注意してれば、これまでの経験で対処できる範囲ではあります。
しばらく歩き続けると、前方に滝が見えて来ます。
直下まで来ると、滝は立派で美しく、高さは10m近くありそう。
しばし見入って撮影も済ませ、周りを窺ってみて、左岸を通って滝を高巻く事にします。
なかなかの急斜面なのに加え、平らな石が散乱していて踏ん張りが効かず、思ったように登る事ができなくて、逆に滑りがちなぐらい。
苦労しつつも登って行くと踏み跡っぽいのがあり、それを辿って行って滝の上流に降り立ち、高巻きを完了。
ここがこのルートで最も気を付けるべき箇所でしょう。
それまでと同様の谷の様相が続き、ドキドキとワクワクを味わいながら進んで行きます。
しばらくすると見覚えがあるような気がする風景となり、足下にはクリンソウ。
昨年の4月に左俣の源頭部から下って来た際に、右俣との合流地点を経て、この辺りまで来ていたんですよね。
という事で、程なくして沢の合流地点に到着です。
この辺りも倒木が多く、随分と荒れてしまっています。
わずか1年でこんなにも変わってしまうかというぐらいで、悲しくなってしまいます。
合流地点を見えなくしていた倒木の枝を良く見ると、つぼみが膨らみつつあり、まだ枯れておらず、生きています。
その後も同様の木をいくつか目にしたし、樹木の生命力の強さを改めて知りました。
少し休んだ後、左俣へ。
この先は谷歩きとしての難易度は下がるけど、倒木が多く、その対処が大変。
以前の姿に戻るのは限りなく難しそうで、落ち込みつつ倒木とのせめぎ合いです。
水の湧き出し口を経て、前方の視界が一気に広がるようになると、源頭部までもう少し。
辺りの雰囲気を楽しみながらのんびりと歩き、源頭部に到着。
まだ春の気配は希薄で、辺りは淡い色合いで統一されています。
「また来よう」と呟き、左寄りに進路を取って斜面を登り、竜ヶ岳分岐に到着です。
約2時間の滝谷の遡上、長かったような、短かったような、何とも言えない気分。
ジープ道に乗り、地蔵山へ。
歩き慣れた道でもあり、満開のアセビを見たりしながら安心して歩を進めます。
龍の小屋の前で会ったと思われる男女ペアが下って来られ、ご挨拶。
P917の反射板の下にて、昼食にします。
風が強く、この後の天候が少し心配。
エネルギーの補給を終え、やや重い足取りで歩き、地蔵山山頂に到着です。
天候次第ではピストンで戻ろうかとも思っていたけど、大丈夫そうなので、芦見峠へ。
西向き地蔵さんに手を合わせ、下山開始です。
少し下って行くと、カタクリが咲いているのが目に入り、この日の目的の一つだったので、心の中でガッツポーズ。
頑張って撮影し、その後も辺りを注意しながら歩いていると、所々で咲いており、葉っぱはそこかしこで見られます。
このまま自生地として残って欲しいと切に思いますね。
順調に下って行き、芦見峠に近付いて来ると、ミツバツツジがたくさん咲いています。
芦見峠に到着、この日の最北の地点です。
芦見峠にて右折し、その先の分岐にて右に進み、ユリ道を少しだけチェック。
機会があれば、このルートの通行可否のチェックもしてみたいとこです。
分岐に戻り、中央に進み、芦見谷林道方面へ。
芦見谷林道に合流し、ふらふらと歩いていると、前から人が歩いて来て、びっくり。
滝谷の沢との合流地点を感慨深く見やり、往路でも通った道を進んで行きます。
竜ヶ岳の登り口を通過し、芦見谷の上流方面へ。
少し進んだ地点から踏み跡に乗っかり、尾根へ。
最初は急斜面の岩場で、注意しつつ登って行きます。
この辺りにはイワカガミが群生しており、開花具合が気になっていたのだけど、つぼみらしきのは硬く小さい状態で、咲きそうな気配は感じられず。
実際にどうなるのかは分かりませんが。
P811には『独標』との標識があり、この尾根は『独標尾根』と呼ぶのが良さそう?
変則的な進み方で愛宕山三角点に到着、霞んでいて展望は良くない。
通常のルートを辿って、愛宕神社に到着。
いつものようにお詣りします。
この日の任務は完了となり、後は安全に下山するのみ。
黒門の手前で脇道に進み、疲れた足への負担をできるだけ少なくします。
水尾分かれを経て、分岐にてツツジ尾根方面へ。
雨対応の装備にした方が良さそうなぐらいの雨脚だけど、そのまま進んでいます。
地面が本格的に濡れてしまう前に下山を完了すべく急いで進んでおり、せっかくの見頃のミツバツツジも視界に入るがまま程度になってしまい、何とももったいない。
ひっそりとした荒神峠を通過し、雨に打たれながら進んで行くと、愛宕山がきれいに見えるポイントとなり、いつものように撮影。
急斜面区間の手前ぐらいでボールペンを紛失しているのに気付き、探しに戻るべきかと考えたものの、もう気力は残っておらず、申し訳ない気持ちのまま進みます。
ツツジ尾根ルートの登山口に到着し、下山完了。
保津峡駅に到着し、この日も何とかゴールです。
同時に電車も到着したのだけど、これには乗車できず。
愛宕山の北に位置する地蔵山と竜ヶ岳。
その間に横たわるのが滝谷で、ある意味で、ここが愛宕山界隈の最深部かなと思われる。
昨年の4月に左俣の源頭部から下って行き、合流地点から右俣を登って行きました。
独特の風景が広がっており、この山域の奥深さの一端に触れた山行になりました。
その時には歩かなかった合流地点の先の下流部がずっと気になっており、歩く機会を探っていました。
やや突発的だったけど、実際に歩いてみると、谷には期待に違わぬ光景が広がっていました。
難易度の面で心配がありましたが、それなりに苦労はしたものの無事にクリアでき、これまでの経験を通じて技量が向上しているのを実感できたような気がします。
このレコで谷の雰囲気がどれぐらい伝わるかは分かりませんが、この山域にこんな谷があるのだと知ってもらうきっかけになれば良いかな。
他では、イチリンソウやカタクリなどの花も見られたし、充実した山行となりました。
イチリンソウに関しては、個体数がわずかだった事もあり、EXIF情報は削除しています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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何時もながら長距離の山行、ご苦労様です。10時間も掛かっているのですね。私なら確実にヘッドランプが必要です。
ところで滝谷はその名の通り雰囲気の良い滝が沢山ありますね。また何時か行ってみます。一寸昔、長靴で歩いた頃は谷も歩いたのですが最近は殆ど尾根で谷に足が向いていません。谷のコースを含めるのも面白いですね。参考にさせて頂きます。
夕方ぐらいから雨という予報だったので、早めに切り上げられるようにと考えていたけど、結局は予定をフルにこなしての山行になりました。
花を探してキョロキョロしていたし、撮影枚数も650枚ほどで結構な数になっています。
なので、本来ならこんなに時間のかかるルートではないと思われます。
昨年の4月に滝谷の左俣から合流地点を経て、右俣を登って行くというルートを歩き、何とかその下流を歩いてみたいと思っていました。
でも、情報が少なくて難易度がはっきりとせず、躊躇していました。
小塩山へカタクリの下見に行った際に鵜の子谷を歩き、それなりに谷を歩くのも慣れて来ているように感じたので、思い切って挑戦してみました。
実際に歩いてみると、谷そのものの難易度は思っていた通りぐらいで、僕でも対応できる範囲内でした。
ただ、倒木が多くて、所々で厄介な存在となっていました。
yjinさんは色々な山を歩いておられるので、問題なく楽しみながら歩く事ができるんじゃないでしょうか。
良い感じの滝がいくつもあり、明るい雰囲気の谷なのもあって、どんな風景が待っているのかなと思いながら歩いていました。
以前のように山歩きへ行っておられて、体の具合が良い方向へ向かっているようで、何よりです。
これからも体のケアをしつつ安全に歩いて、yjinさんならではのレコを届けて下さいね。
v−gさん、こんにちは。
またまたの長距離、長時間の山行きお疲れさんでした。
滝谷の遡上はなかなかのアドベンチャーで上まで行けてよかったですね。
素晴らしい滝もあり、これからの季節は良さそうですが、私にはちょっと無理みたいです。もうちょっと行きやすかったら人気出そうなところですが、秘密の場所の方がいいでしょうねー。
もう新緑なので、雪のない愛宕山にもいかなければと、いつも思っているんですが〜。花のある方にばかり向かってしまいます、楽なもんで。
はい、今回も10時間以上かかってしまい、何だかんだで疲れました。
復路で芦見谷川の岩伝いに歩いていた際、何でもないような所で足がガクンとして尻もちをつくよう倒れてしまい、そのままゴロンと後ろに一回転しそうになりました。
そうなっていたら、川の中へドボンだったので、ヒヤリとしました。
その時までは気付いていなかったけど、ああ、疲れが思っている以上に溜まっているんだなという感じでした。
滝谷は思っていたよりも雰囲気の良い谷で、歩いてみて良かったです。
倒木が多いせいで、本来の難易度よりも上がってしまっていますが、危険と言うよりは面倒という感じでしょうか。
大小の滝があり、この界隈の他の谷よりも花がたくさんあるし、魅力のある谷だと思います。
ただ、それなりにハードルが高いのは確かでしょうね。
MtMrSsさんがおっしゃるように、あまり人が歩かないままの方が良さそう。
来月になるとクリンソウも見頃を迎えるだろうし、実際にどれぐらい咲いてくれるのかは分からないけど、それ狙いで訪れてみるのはどうでしょう。
行きたい所は色々とあるはずで、あれこれと考えるのもまた楽しかったりしますよね。
いつもながらの健脚振り、凄いですね。
仮称注記のあった「独標尾根」ってあるんですね。このルートは知りませんでした。芦見谷の右俣は結構通る方ですが、今度行ったときに取付き見に行って来ます。
つつじ尾根の開花情報もありがとうございます。もう咲いているんですね。
そろそろ「愛宕講」の時期でしょうか?お札と樒を各家庭に配られる町内会代表で首無し地蔵近くの駐車場がいっぱいになるかと。
家にもお札の申込用紙が回覧板で廻ってきておりました。
イチリンソウの件も了解です。知らせたい気もありますが保全の事を考えると・・・
準絶滅危惧種のアカゲラを見掛けたポイントも内緒にしています。あんな鳥、滅多お目にかかれないかと。(珍しくなかったりして?)
この時期になると長時間の山行も可能なので、どうしても長めの予定になりがちです。
同じ距離を歩くにしても、初めての道だと気疲れも加わりそうだけど、愛宕山界隈は過去に歩いた事のある区間が大半なので、色々と想定しやすいですよね。
今回の山行では、滝谷、地蔵山の北斜面のカタクリ、独標尾根の北端のイワカガミの三点を確認すべく予定を組みました。
愛宕山の北側にはいくつかの谷筋が南北に走っていて、いずれも緩やかな傾斜で流れているようで、これによって生じている尾根もなだらかなアップダウンを描いて歩きやすくなっていますよね。
この独標尾根もそんな感じで、歩きやすいですね。
去年の4月には逆向きに歩いていて、この日はタムシバが残っているかなと期待していましたが、もう終わりかけという感じでした。
この界隈では貴重と思われるイワカガミもあるし、歩いておいて損はないかな?
愛宕講の事は良く知らなかったです。
京都の家庭の台所に欠かせない存在なのは知っているけど、今でも組織立っての信仰の対象になっているんですね。
ふとした場所で愛宕山の常夜灯を見かけたりするし、歴史のある山という事でしょうね。
貴重な生物の保護に関しては、それぞれに考えがありそうで、なかなかに難しい。
個人的には人の目に触れた上で生息し続けるのが理想かなと考えていますが、理想通りに事が運ぶという保証はなく、不特定多数が目にするネット上では詳細までは分からないようにしておくのが通例のようなので、それに倣っている感じです。
アカゲラは見た事がないですね。
コツコツ突く音も大きいんでしょうね。
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