大源太山 上越のマッターホルンと七ッ小屋山 謙信ゆかりの道を周回
- GPS
- 07:44
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■トイレは無いので高速PAかコンビニ又はキャンプ場のトイレを借りる。 ■林道は道幅が狭いためすれ違い困難。待避スペースはあるが駐車場に入りきらなかった車両が停まっている場合がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■旭原登山口から大源太山への登りで早々に現れる2カ所の渡渉で、対岸へ渡したガイドロープをつたいながら、水面上の石を登山靴で渡って水に濡れることはなかったが、滑って足が濡れることもあるので、替えの靴下くらいは用意したほうが良さそう。後半は急登が続き、鎖とロープが多く現れる。 ■山頂は狭く10名程度でいっぱいになる。眺望は大変良く巻機山から谷川岳、遠くに苗場山を望む。 ■七ッ小屋へ向かう大源太山の山頂直下は急峻で、鎖とロープに頼りながら下るが、ロープも痛んでいて安心して体を預けられない。足場の確保も難しい危険箇所である。 ■七ツ小屋山の山頂は緩やかでぼんやりとしたピーク。 ■七ッ小屋山からは草原のゆるやかな稜線歩きの「謙信ゆかりの道」を辿る。 ■シシゴヤノ頭からはつづら折れの下りが続く。 ■上り登山道との合流後は、最初の沢をもう一回渡渉して登山口に至る。 ■この時期は羽虫が多く発生しているので虫除け対策は重要。 |
その他周辺情報 | ■「駒子の湯」 小説「雪国」のヒロイン駒子にちなんで名前が付けられた南魚沼郡湯沢町の町営共同浴場。 大人500円でシャンプー、ボディソープ備え付け。 |
写真
感想
5月の二王子岳は久しぶりの登山で膝痛と筋肉痛で大変だった。夏休み登山に向けて足を鍛えておかねばならないので、少し厳しめの山を選んだ。
上越のマッターホルン又は東洋のマッターホルンと呼ばれる大源太山は、ピラミダルな山容で、その一面は切れ落ちた急峻な崖である。とんがった三角錐の見た目どおり山頂付近は急登だった。
旭原登山口を出発してから渡渉が2カ所ある。どちらも対岸へ渡したロープを手掛かりに、水面に出ている石の上を渡っていく。水に濡れた石も滑ることは無く、登山靴でも大丈夫だった。ただ、2番目の沢では渡った先の道をすぐに見つけられなかった。沢に対して直角方向ではなく大きく右側にテープがあった。
視界が開けてくると次第に急登となる。山頂手前の岩場は鎖とロープが連続するが、足場はしっかりあったので危険は感じない。
山頂は10名ほどが居られる程度であまり広くは無い。この時期は羽虫が多く発生して、風も無かったので虫がまとわりついてきて長く居られない。食べ終わったら先を急ぐ。
七ッ小屋山へ向かう大源太山の山頂直下が核心部で、急峻で足場も良くない。鎖とトラロープが設置されているが、ロープは痛んで途中でちぎれているところもある。足を置くところも満足に無くて崩れているところもある。ここは注意して進んだ。
山頂直下の下りをなんとかクリアすると、登り返しが待ち構えている。ここを越えれば七ッ小屋山のなだらかな稜線となる。
清水峠との分岐あたりからはさわやかな草原の稜線歩きだった。蓬峠との分岐を過ぎたシシゴヤノ頭までは、ほぼなだらかで歩きやすい稜線が続く。
シシゴヤノ頭からはつづら折れの下りが続いた。気を付けてはいたが、また膝痛が出てしまった。二王子ほどひどく無かったが、これからのシーズンに向けてもっと鍛えねばならない。
長い下りを終えて、上りの登山道と合流。最初の沢を渡って登山口に到着した。
すでに多くの登山者は帰っていて、駐車場にはほとんど車は無かった。
雪が解けたこの時期はブユなど羽虫が多い。今回は額を1カ所刺されただけで済んだが、トンボが出てくるまでの間は虫除け対策は重要だ。
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