会津駒ヶ岳-中門岳【檜枝岐村で過ごす休日 ついでに登ったアイコマはハクサンコザクラ咲き乱れる山上の楽園でした】


- GPS
- 07:54
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:52
天候 | ・曇り時々薄日時々小雨 ・15時過ぎには夕立がありました 共に予報通り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽国道沿いテニスコート駐車場 ・登山口の傍まで車で行けますが、あそこの喧騒が苦手で、私はここに停めるようにしています ・本日は、4時で0台・12時帰着時でも0台 ・登山口直下は4時半で7台程度でした ▽ミニ尾瀬公園 ・道路を挟んだ向かい側に広大な駐車場あり(無料) ・車中泊のメッカでもあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況(2018年7月8日現在) ※残雪の状況はどんどん変化します。直近の情報を入手してください ▽国道⇆滝沢登山口 ・暫く車道を歩き、木製の道標が現れたらそこを左へ。登山道となります ・15分ほど登るとまた車道にぶつかるので、そのまま進めば登山口となります ▽滝沢登山口⇆水場分岐 ・アイコマは水場までが急登です。特に序盤は滑る急登なのでゆっくり行きましょう ・水場は確認していませんが出ているようです。分岐から1分ほど下ったところにあります ▽水場分岐⇆駒の小屋 ・急登は無くなりますが登り一辺倒 ・木道に出たらじきに小屋と山頂が見えます ・木道は傷んでいてとても滑りやすいので、濡れている時は要注意です ・小屋までに残雪はありません ▽駒の小屋→会津駒ヶ岳→中門岳 ・木道を辿ります。傷んでいる傾斜木道が続きます。濡れている時は要注意 ・中門岳へも木道歩きとなりますが、さらに木道が傷んでいます ・本日木道から外れ湿原を歩いている人を見かけました。ストックも平気でついており驚きです。滑って身の危険を感じる箇所なら仕方ないとは思いますが ・駒ヶ岳と中門岳の区間には、残雪により木道が埋まっている所が3箇所ほどあります。アイゼン等は不要なレベル ▽中門岳→山頂巻道→駒の小屋 ・アイコマの巻道も木道ですが、乾きにくく、コケが生えており、更に谷側に傾いた恐怖木道です ・90%以上の確率で転びますので避けた方が無難 ☆登山ポスト 登山口にあり |
その他周辺情報 | ☆登山前後の温泉 ♨深沢温泉 むら湯 ・只見の山深い里にある日帰り施設。「季の郷 湯ら里」とあう宿泊施設を併設 ・茶褐色の源泉掛け流し。ナトリウム塩化物硫酸塩泉。汗が止まらない系 https://www.yurari.co.jp/mura.aspx ♨小豆温泉 窓明の湯 ・今年4月に開業した日帰り温泉施設 ・源泉掛け流しは嬉しいが、以前の窓明の湯を知っている者としては驚き。かなりコンパクトになっていました。源泉掛け流しなのでこのくらいが丁度いいのかもしれませんね ・カッコイイタオルが売っていたので次回購入します https://www.kanko-aizu.com/higaeri/23448/ ☆飲食店等 ▽道の駅 番屋 ・舘岩そばが食べられます。檜枝岐の裁ちそばと比べてしまうとかわいそうですが、水が冷たいので締まっていて旨い。機械打ちっぽいのは残念 https://www.kanko-aizu.com/kau/3213/ ▽道の駅 きらら289 ・南郷のトマトを使用した食事やお土産が豊富 ・トマトチーズラーメンは絶品です ・入ったことはありませんが、温泉もあるようです http://www.kirara289.jp ▽ヤマザキショップ 儀六屋 ・道の駅きらら289への交差点の少し先(只見側)にあるコンビニ ・日本酒、特に希少な「ロ万」の品揃えが豊富です https://www.kanko-aizu.com/taberu/287/ ▽裁ちそば まる家 ・檜枝岐村に来たら絶対に外せないのが裁ちそば ・最近はもっぱらまる家へ。というのもスタンプカードがあり、5食したら盛りそば(900円分)がサービスになるからです ・本日は、昨年の10月にたまったスタンプカードでいただきました http://www.naf.co.jp/maruyashinkan/ ☆その他の観光地 ▽ミニ尾瀬公園 ・時季が合えば、もうここで満足というほど様々な花々を楽しめます ・カフェもあり、有名なサンショウウオジェラートも体験できます http://www.oze-info.jp/spot/minipark/ |
写真
楽しみにしていたアルカディアですが、ご覧の通り(犬もいません)
見た感じの印象ですが、もう営業しないのではないでしょうか・・・これほどの名店、悲しすぎます
檜枝岐村ではアイコマの木道整備寄付金を募っています
1口1万円で特製Tシャツをもらえます
私も当然参加しました
https://ameblo.jp/aizukomagatake/entry-12343361122.html
以前の日帰り施設「小豆温泉 窓明の湯」とは比べ物にならないほど予想以上にこじんまりとしていました
掛け流しだし、このくらいが丁度いいのかな?
開山祭に参加していないのに、とは思いましたが、毎年登っている山だしまあいいかと
しかも、窓明山の開山祭は最初で最後と言われており、このバッジも大変貴重になるかもしれません
感想
当初1人で、何も考えずに檜枝岐村で過ごす予定でしたが、直前になってmoricocoも付いてくることに。
これで、どこかの山に登らなくてはならなくなりました。
南会津に入り「道の駅番屋」に立ち寄ると、明日は三ツ岩岳の開山祭ということが判明。候補1に。
しかし、あまりガッツリとは歩く気はなく、沼山峠からの尾瀬沼・尾瀬ヶ原周回を候補2に。
それさえも歩き過ぎではないかということで、実はまだ入ったことのないミニ尾瀬公園のみというのも候補3として浮上。
そこらへんを候補に、只見の名湯「深沢温泉 むら湯」に入ったり、「道の駅きらら289」のチーズトマトラーメンを食しながら検討を重ねる。
なかなか決められずに、檜枝岐村の道の駅尾瀬檜枝岐に移動する最中、突然会津駒ヶ岳が浮上。
予想以上に天気も良さそうだし、慣れ親しんだ、適度に歩ける山ということで、急遽アイコマに登ることとなりました。
ちなみに移動中小豆温泉を通過しましたが、前泊組もおり、混雑が苦手な私としては三ツ岩岳はないな、と。この山は静寂が良く似合う。
※実際は予想よりもかなり人が少なく、200人程度だったそうです。それでもこの山としては多過ぎですが。
翌朝、日の出前にスタート。
小雨がぱらつく時間もありましたが、基本曇りで時々日も射す登山日和。
通算14度目の会津駒ヶ岳となりましたが、山上のお花畑と池塘は何度訪れても見事です。
ハクサンコザクラも雪が溶けたところから群生を形成しており、しばらくは楽しめると思います。
下山後はいつも通り裁ちそばを堪能。
そして、初のミニ尾瀬公園へ。
ここの駐車場は、車中泊で10回以上はお世話になっています。
一つの公園内でこれほどまでたくさんの花々を観ることができるとは、今後も季節を変えて訪れたくなりました。
南会津、只見、そして檜枝岐村に来るととても落ち着いた気持ちになれます。
山とあわせて、これからも定期的に訪問することとなるでしょう。
最後になりますが、今回の豪雨で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
いつも穏やかな尾瀬も、2011年の豪雨により尾瀬ヶ原が水没したことを思い出すとともに、改めて自然の脅威を思い知らされました。
豪雨で、多くの被災された方々にお見舞い申し上げます。
そんな大変な事になっているとは知らず、土日の雨予報が曇りに変わったので、1人車中泊に出掛ける予定だったkazuにくっついて(新しい靴の試し履きも兼ねながら)久し振りの福島県檜枝岐村へ行って来ました。
kazuにとって車中泊=1人宴会+お酒の買い出し。私も行く事になり、慌てて準備してバタバタと出発。出発当初は、日曜日に尾瀬周回しようかと話していましたが、道の駅番屋で「三ツ岩岳の開山祭」がある事が分かり(忘れていた)そちらへ行こうかと悩んだり、ミニ尾瀬公園へも行ってみたいとなったり、お天気やコースタイムを考えたりして、結局ハクサンコザクラを見に会津駒ヶ岳+ミニ尾瀬へ行くことになりました。
昨年の冬以来の会津駒ヶ岳。雪解けの地塘の周りには、目的のハクサンコザクラやイワイチョウ、チングルマなどなど可愛らしい花々が咲き始め、長い冬から目覚めたカエルの鳴き声も加わり、賑やかになっていました。地塘はやっぱり良いです。
気になったミニ尾瀬公園は、1周約40分。山野草など見所が多く、面白くてついつい長居してしまいます。お花の多い時期に改めて再訪したいと思いました。
バタバタで出発して、肝心なレインウェアとお金を忘れ、駒の小屋で泣く泣く買い物を諦め、キッチキチの予算で動きましたが、平穏無事に山行できることを改めて有難いと思いました。
Kazu405さん、こんにちは。
静かなアイコマ&中門、いいですね!人が多すぎるのは閉口しますが、少なければ少ないで寂しいものですよね…
それはそうと、アイコマ14回目、中門11回目というのは凄いです。愛がハンパない。
私も、土砂降りの日でしたが、駒の小屋の前に広がるハクサンコザクラとチングルマの群生を思いだしました。中門岳にはいけなかったので、いつかスカッーと晴れる日を狙って、大池に映る青い空と白い雲を見に足を運んでみようとおもいます。
裁ちそばも、inputさせて頂きました。
harehareyamaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
東京在住にも関わらず、アイコマも14回目となりました。
アイコマ自体というよりも、檜枝岐村・尾瀬周辺の雰囲気がとても好きで、あそこに行くとリフレッシュできることが一番の理由です。
勿論アイコマ自身も、残雪期の稜線歩き、初夏のブナの新緑、秋の紅葉と池塘、積雪期のラッセルと、どの季節も実に素晴らしい姿を見せてくれるので通っていることは間違いありませんが。
檜枝岐の見どころは尽きませんし、裁ちそばの美味さもまた魅力的。
今後も通い詰めることになりそうです。
檜枝岐フリークとして、レコを参考にしていただけたら光栄です!
こんばんは、Kazu405さん。
自分は候補1にいたのですが・・・
お隣の山でしたか。
木道の延びる中門岳への稜線は
ここ一番の醍醐味ですよね。
曇天でも周囲の山並みが見渡せて
気持ち良さそうです
人も少ないと少し得した気持ちに?
そして村で過ごす時間も充実されていますね。
なかなかできませんが・・・
自分も時間に急かされない山旅をしてみたいです。
wakasatoさん、こんばんは。
wakasatoさんか、FREさんが三ツ岩に登られる可能性はかなり高いと思っており、またバッジ収集家にとっては開山祭は魅力的ではありました。
しかし、夜半に既に小豆温泉駐車場で野営している方々で一杯の光景を見て諦めることにした次第です。
静かな時期に歩きたい山です。
アイコマは予想外にガラガラで、天気は悪くはなかったのですが、皆さん三ツ岩に流れたのでしょうか?
何度歩いても飽きることのない稜線。何度訪れても新鮮味のある檜枝岐村。今度は晩秋のガラガラな時にゆっくりと過ごしたいと思いました。
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