バス乗り換え場所の仙流荘。始発便は5:30ですが、4時過ぎから列が出来はじめました。やることもないので、我々も4時半ぐらいに並びます。
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バス乗り換え場所の仙流荘。始発便は5:30ですが、4時過ぎから列が出来はじめました。やることもないので、我々も4時半ぐらいに並びます。
定刻より早く、5:15ぐらいからバスが運行を始め、2台目に乗車。バスはカーブを攻めながら?なかなかのスピードで林道を登って行きます。気持ち悪くなる人がいないか心配。
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定刻より早く、5:15ぐらいからバスが運行を始め、2台目に乗車。バスはカーブを攻めながら?なかなかのスピードで林道を登って行きます。気持ち悪くなる人がいないか心配。
北沢峠への到着は6時。後続のバスも続々と到着します。
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北沢峠への到着は6時。後続のバスも続々と到着します。
バス停のすぐそばにある登山口からスタート。
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バス停のすぐそばにある登山口からスタート。
シラビソの林を登って行きます。ところどころに急な部分もあるけど、とても歩きやすい道でした。
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シラビソの林を登って行きます。ところどころに急な部分もあるけど、とても歩きやすい道でした。
○合目の表示があって、いい目安になります。
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○合目の表示があって、いい目安になります。
五合目の藪沢大滝ノ頭が近づくと、針葉樹に混ざって広葉樹も見られはじめます。登山道の雰囲気も明るい感じに。
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五合目の藪沢大滝ノ頭が近づくと、針葉樹に混ざって広葉樹も見られはじめます。登山道の雰囲気も明るい感じに。
マルバダケブキの花畑がありました。
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マルバダケブキの花畑がありました。
木々の間から見ることができた北岳。
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木々の間から見ることができた北岳。
オベリスクが目立つ鳳凰三山も。
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オベリスクが目立つ鳳凰三山も。
スタートから1時間20分で藪沢大滝ノ頭に到着。500メートル登って来たことになるから、なかなかのペースかな? 馬の背ヒュッテ方面への道が分岐するけど、ここはまっすぐ、小仙丈ヶ岳を目指します。
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スタートから1時間20分で藪沢大滝ノ頭に到着。500メートル登って来たことになるから、なかなかのペースかな? 馬の背ヒュッテ方面への道が分岐するけど、ここはまっすぐ、小仙丈ヶ岳を目指します。
背後に甲斐駒ヶ岳が見えるように。
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背後に甲斐駒ヶ岳が見えるように。
空が近くなって、もうすぐ待望の風景が見られそうな予感。
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空が近くなって、もうすぐ待望の風景が見られそうな予感。
そして、ついに森林限界を越えました。素晴らしい青空。ここからが仙丈ヶ岳の本番です。
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そして、ついに森林限界を越えました。素晴らしい青空。ここからが仙丈ヶ岳の本番です。
大きく聳える甲斐駒と鋸岳。その後側には八ヶ岳も。
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大きく聳える甲斐駒と鋸岳。その後側には八ヶ岳も。
麓は雲ができているけど、北アルプスも見渡すことができました。
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麓は雲ができているけど、北アルプスも見渡すことができました。
ガスってしまう前に遠方の山々を押さえておきましょう。立山方面。立山、剱岳と、その右側に針ノ木岳、蓮華岳。
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ガスってしまう前に遠方の山々を押さえておきましょう。立山方面。立山、剱岳と、その右側に針ノ木岳、蓮華岳。
後立山連峰。左から、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、そして白馬三山。
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後立山連峰。左から、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、そして白馬三山。
ハイマツの茂る尾根を登って行きます。
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ハイマツの茂る尾根を登って行きます。
登るごとにパノラマ感が増していきます。甲斐駒の存在感がすごい。
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登るごとにパノラマ感が増していきます。甲斐駒の存在感がすごい。
穂高岳と槍ヶ岳。
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穂高岳と槍ヶ岳。
乗鞍岳。
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乗鞍岳。
登山道に続く人の列。さすがに人気の山、人が途切れることはありませんでした。
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登山道に続く人の列。さすがに人気の山、人が途切れることはありませんでした。
北岳と鳳凰三山の間に、富士山が登場。
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北岳と鳳凰三山の間に、富士山が登場。
藪沢大滝ノ頭から1時間で小仙丈ヶ岳に到着。当然の大パノラマです。
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藪沢大滝ノ頭から1時間で小仙丈ヶ岳に到着。当然の大パノラマです。
南アルプスの女王、仙丈ヶ岳の登場です。均等の取れた緩やかな曲線を描く小仙丈沢カールが美しすぎます。
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南アルプスの女王、仙丈ヶ岳の登場です。均等の取れた緩やかな曲線を描く小仙丈沢カールが美しすぎます。
富士山、北岳、間ノ岳。日本の標高 1,2,3位が揃い踏みです。3位の間ノ岳は奥穂高岳と同率です。
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富士山、北岳、間ノ岳。日本の標高 1,2,3位が揃い踏みです。3位の間ノ岳は奥穂高岳と同率です。
北岳から塩見岳まで続く南アルプスの主稜線。
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北岳から塩見岳まで続く南アルプスの主稜線。
北方面の眺望。穂高、乗鞍から中央アルプス。その後には半分隠れるように御嶽山。目視では白山も見えました。
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北方面の眺望。穂高、乗鞍から中央アルプス。その後には半分隠れるように御嶽山。目視では白山も見えました。
さて、ここからは山頂に向けて最高の展望ロード。まだまだ登りはありますが。
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さて、ここからは山頂に向けて最高の展望ロード。まだまだ登りはありますが。
伊那谷にガスが湧いてきて、中央アルプスがすでに危ない。こちらも眺望が奪われる前に、山頂に立ちたいところ。
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伊那谷にガスが湧いてきて、中央アルプスがすでに危ない。こちらも眺望が奪われる前に、山頂に立ちたいところ。
本当に見事なカール。南アルプスの女王と言われるだけあって気品に溢れる風景に、ため息が出てしまいます。
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本当に見事なカール。南アルプスの女王と言われるだけあって気品に溢れる風景に、ため息が出てしまいます。
小仙丈ヶ岳からは一旦、少し下って、山頂に向けて最後の登り上げ。
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小仙丈ヶ岳からは一旦、少し下って、山頂に向けて最後の登り上げ。
仙丈小屋への分岐付近。見上げる夏空がどこまでも青く、清々しい気分です。
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仙丈小屋への分岐付近。見上げる夏空がどこまでも青く、清々しい気分です。
振り返ると甲斐駒が雲を堰き止めてくれています。八ヶ岳はガスに飲まれてしまいました。
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振り返ると甲斐駒が雲を堰き止めてくれています。八ヶ岳はガスに飲まれてしまいました。
右手には藪沢カールが広がっています。こちらは少し荒々しい風景ですね。
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右手には藪沢カールが広がっています。こちらは少し荒々しい風景ですね。
いくつか小ピークを越えて(巻いて)、山頂に近づきます。山頂にはたくさんの登山者がいるのが見えます。
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いくつか小ピークを越えて(巻いて)、山頂に近づきます。山頂にはたくさんの登山者がいるのが見えます。
そして、スタートから3時間半で仙丈ヶ岳の山頂に到着しました。
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そして、スタートから3時間半で仙丈ヶ岳の山頂に到着しました。
山頂からの眺望はここまでと大きく変わりませんが、隣の大仙丈ヶ岳へ続く稜線が格好いいです。引き続き、あちらへ進む予定です。
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山頂からの眺望はここまでと大きく変わりませんが、隣の大仙丈ヶ岳へ続く稜線が格好いいです。引き続き、あちらへ進む予定です。
北岳、間ノ岳にも雲が迫っているようです。
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北岳、間ノ岳にも雲が迫っているようです。
雲を押し返している甲斐駒、鋸岳も格好いいですね。眼下には藪沢カールに立つ仙丈小屋も見えます。
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雲を押し返している甲斐駒、鋸岳も格好いいですね。眼下には藪沢カールに立つ仙丈小屋も見えます。
北アルプスも雲が優勢に。
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北アルプスも雲が優勢に。
時間に余裕があるので、予定通りに大仙丈ヶ岳まで足を伸ばします。こちら側は全然、人が歩いていません。静かな山行を楽しむことができます。
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時間に余裕があるので、予定通りに大仙丈ヶ岳まで足を伸ばします。こちら側は全然、人が歩いていません。静かな山行を楽しむことができます。
この稜線は花畑ロードになっています。たくさん咲いていたイワギキョウ。
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この稜線は花畑ロードになっています。たくさん咲いていたイワギキョウ。
タカネツメクサ
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タカネツメクサ
イブキジャコウソウ?(自信なし)
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イブキジャコウソウ?(自信なし)
イワベンケイとミヤママンネングサ
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イワベンケイとミヤママンネングサ
ウサギギク
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ウサギギク
大仙丈ヶ岳への稜線は岩稜帯になっていて格好いい。難しいことはありませんが、伊那側は切れ落ちているので注意して進みます。
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大仙丈ヶ岳への稜線は岩稜帯になっていて格好いい。難しいことはありませんが、伊那側は切れ落ちているので注意して進みます。
鞍部から仙丈ヶ岳の山頂を振り返ります。100メートルほど下ったことになります。こちらから見ると、ちょっと違ったイメージですね。
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鞍部から仙丈ヶ岳の山頂を振り返ります。100メートルほど下ったことになります。こちらから見ると、ちょっと違ったイメージですね。
仙丈ヶ岳から30分ちょっとで大仙丈ヶ岳に到着です。名前に「大きい」と付きますが、仙丈ヶ岳よりも60メートルぐらい低いですね。
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仙丈ヶ岳から30分ちょっとで大仙丈ヶ岳に到着です。名前に「大きい」と付きますが、仙丈ヶ岳よりも60メートルぐらい低いですね。
中央アルプスはガスで隠れて、断片的にしか見えません。
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中央アルプスはガスで隠れて、断片的にしか見えません。
ここは塩見岳まで続く長大な「仙塩尾根」の入り口。いつか歩いてみたいような、みたくないような…。
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ここは塩見岳まで続く長大な「仙塩尾根」の入り口。いつか歩いてみたいような、みたくないような…。
北岳と間ノ岳にも雲が湧き立ってきました。
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北岳と間ノ岳にも雲が湧き立ってきました。
大仙丈ヶ岳でランチ。凍らせて持って来た、デザートのゼリーが美味しかった。
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大仙丈ヶ岳でランチ。凍らせて持って来た、デザートのゼリーが美味しかった。
ランチの間にだいぶ雲が多くなって来ました。再び稜線を伝って仙丈ヶ岳に戻ります。左側に延びている尾根は地蔵尾根。伊那側から登るクラシックルートです。
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ランチの間にだいぶ雲が多くなって来ました。再び稜線を伝って仙丈ヶ岳に戻ります。左側に延びている尾根は地蔵尾根。伊那側から登るクラシックルートです。
仙丈ヶ岳の南東側に広がる大仙丈沢カールは雄大です。
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仙丈ヶ岳の南東側に広がる大仙丈沢カールは雄大です。
岩陰にひっそり咲くタカネツメクサ。
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岩陰にひっそり咲くタカネツメクサ。
タカネニガナとイワギキョウ
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タカネニガナとイワギキョウ
イワオウギ
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イワオウギ
ミネウスユキソウ
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ミネウスユキソウ
イワベンケイとイワギキョウのつぼみ
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イワベンケイとイワギキョウのつぼみ
ミヤママンネングサとイブキジャコウソウ
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ミヤママンネングサとイブキジャコウソウ
仙丈ヶ岳の山頂は、まだたくさんの登山者で賑わっていました。
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仙丈ヶ岳の山頂は、まだたくさんの登山者で賑わっていました。
喧噪を避けるように、山頂を素通りして仙丈小屋の立つ藪沢カールに下ります。
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喧噪を避けるように、山頂を素通りして仙丈小屋の立つ藪沢カールに下ります。
ミヤマダイコンソウ(たぶん)
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ミヤマダイコンソウ(たぶん)
チングルマ
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チングルマ
チングルマの果穂
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チングルマの果穂
ミヤマシシウド
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ミヤマシシウド
仙丈小屋の前から見上げる藪沢カールと仙丈ヶ岳。下山は馬の背ヒュッテを経由して、藪沢大滝ノ頭に戻ります。
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仙丈小屋の前から見上げる藪沢カールと仙丈ヶ岳。下山は馬の背ヒュッテを経由して、藪沢大滝ノ頭に戻ります。
小屋の下の水場は、細いけどちゃんと出ていました。もう少し季節が進むと厳しくなるかも。
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小屋の下の水場は、細いけどちゃんと出ていました。もう少し季節が進むと厳しくなるかも。
カラマツソウ
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カラマツソウ
仙丈ヶ岳がどんどん遠ざかります。
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仙丈ヶ岳がどんどん遠ざかります。
柵で保護されている花畑がありました。
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柵で保護されている花畑がありました。
馬の背ヒュッテを過ぎて、藪沢の上流部を渡ります。藪沢ルートは残雪で通行止と聞いていましたが、規制ロープは外されていたので通れるようになったのかも。
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馬の背ヒュッテを過ぎて、藪沢の上流部を渡ります。藪沢ルートは残雪で通行止と聞いていましたが、規制ロープは外されていたので通れるようになったのかも。
クルマユリ
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クルマユリ
シナノキンバイ
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シナノキンバイ
1週間ぐらい前のレポでは雪渓となっていた箇所ですが、雪解けが進み、わずかに残る程度。問題なく渡れます。
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1週間ぐらい前のレポでは雪渓となっていた箇所ですが、雪解けが進み、わずかに残る程度。問題なく渡れます。
藪沢大滝ノ頭で朝来た道に合流したら、あとはひたすら下り。2合目には長衛小屋へのショートカット路の分岐があります。途中でさらに北沢峠にも分かれるこの道は、直進ルートと異なり登り返しがなく、傾斜も緩やかなのでオススメです。
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藪沢大滝ノ頭で朝来た道に合流したら、あとはひたすら下り。2合目には長衛小屋へのショートカット路の分岐があります。途中でさらに北沢峠にも分かれるこの道は、直進ルートと異なり登り返しがなく、傾斜も緩やかなのでオススメです。
北沢峠よりやや広河原側で林道に出て、今回の山行は終了。
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北沢峠よりやや広河原側で林道に出て、今回の山行は終了。
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