記録ID: 1538696
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
【百名山】蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜旭岳〜白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜小蓮華岳
2018年07月18日(水) ~
2018年07月20日(金)
新潟県
富山県
長野県
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 34:34
- 距離
- 48.4km
- 登り
- 4,345m
- 下り
- 4,353m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:15
距離 14.0km
登り 1,468m
下り 790m
2日目
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 12:02
距離 16.3km
登り 1,852m
下り 1,164m
3日目
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 12:07
距離 18.1km
登り 1,051m
下り 2,414m
天候 | 7/18 max 33.5 min 22.9(長野) 7/19 max 34.2 min 23.5 7/20 max 34.9 min 24.9 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●7/18(水) 蓮華温泉〜朝日岳 鋸〜甲斐駒、下山後、中一日、休養して、蓮華温泉で車中泊。体力が本当に大丈夫なのか、不安になるが、朝一、出発。 ルートは、五輪尾根を登りとした。ルートは、多少長いが、登りで水場がある方が絶対嬉しいから。 また、結果論だが、五輪尾根の方が圧倒的に雪渓が多い。全部登りになるので、楽。反対周りの人の方が多いようだが、イマイチ、理解できない。 あと、2日目は、鉱山道経由で下山するという選択も可。 まずは、下りから入る。そして、湿原だが朝露注意!ずぶ濡れになりそうだったので、カッパを着用。スパッツがあった方がいいとは思うが、ここしか要らないんだよね。 途中、沢に迷い込む。マーキングに注意が必要。 白高地沢では、この日の3パーティが集結。岩手から単独男性、地元のご夫婦のパーティと会話を交わす。 この後、五輪高原までの350mの登り返しが、本日の核心。かなり暑苦しい。 だが、三角点を過ぎると、湿原が現れ、水がジャバジャバのパラダイスとなる。ニッコウキスゲも咲き、期せずして、ベストシーズンにここに来たことを痛感する。 水場は、この後、山頂直下まで、こまめに現れる。樹林帯を過ぎると、雪渓トラバース地帯へ。 アイゼンなしで、十分渡れる。もちろん、予備で持っていた方がいい。あと、まさかとは思うが、アイゼンがないと渡れないレベルの方は、来るべきでない。 吹上のコルに来るころには、ガスが上がって、山頂方面が見えない。 期待の山頂では、岩手の方がガスが上がるのをずっと待っていたらしい。ほどなく、地元のご夫婦も上がって来る。 ガスも上がりそうにないので、ほとんど3組同時に下山開始。 朝日小屋の食事は、期待通り、美味しかった。 ●7/19(木) 朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜旭岳〜白馬山荘 水平道が使えないので、また、朝日岳の山頂を目指す。朝一は、360℃の展望を楽しめた。 小桜ヶ原では、ミズバショウ、リュウキンカ、コザクラなど、春の花が楽しめた。出口の水場は、通年出るらしい。大変ありがたい。 雪倉岳への登りは、快適。山頂で、展望を楽しむ。避難小屋には、トイレがあって嬉しい。 そして、鉢ヶ岳のトラバースの雪渓で、水が得られるのは、嬉しい。 三国境で、地元のご夫婦に別れを告げ、白馬岳を目指す。 白馬岳登頂は、3回目。これから、登る旭岳がドーンと構えている。 白馬山荘で、部屋で休憩するが、ちょっと頭が痛い。軽く休んで、出発する。 荷物が軽くなって、足取りが軽い。取付きがイマイチ、分かりづらいが、尾根伝いを歩けば、OK。 快適な岩稜歩きの先には、待望の山頂が。山頂の岩に登って、下山。 だが、帰りの登り返しがきつい。暑いのもあるが、ちょっと熱中症気味かも。 500円の冷えたポカリスエットがありがたかった。 ●7/20(金) 白馬槍ヶ岳〜杓子岳〜白馬岳〜小蓮華山〜蓮華温泉 早朝に白馬槍ヶ岳を目指すが、周囲はガスガス。取りあえず、杓子岳の山頂をスルーして、白馬槍ヶ岳を目指す。 登りでは、オダマキが咲いていて、ハイテンション。そして、期待の山頂では、360℃の大展望。 11年前、唐松岳〜白馬岳縦走をした時は、ガスガスのため、山頂をスルーしてしまったが、来た甲斐があるというものだ。 次は、杓子岳へ。山頂付近の稜線は、快適そのもの。山頂から見た白馬岳は、一番イケメンに見えると思う。 そして、白馬山荘で一休み。下山にかかる。 得意のはずの下山がイマイチ、ペースが上がらない。まあ、今回はゆっくりペースでいいという計画なので、ゆっくり歩くことにした。 下山後は、そのまま蓮華温泉に宿泊。どうやら、山小屋と同じシステムらしい。飛び込み対応も可のこと。 ゆっくり休んで、次に備える。 |
写真
装備
個人装備 |
オスプレイ ホーネット46(BW8.5kg(水なし))
モンベルティトンブーツ
GPS(etrex20)
ココヘリ
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感想
初日は、ゆっくりペースで疲れも残さないで、いい感じであったが、2日目、白馬山荘到着後、頭が痛い。
そんなにひどくなかったので、旭岳を往復したが、帰りに時間がかかりすぎたのは、バテている証拠。
3日目、白馬鑓往復は、軽装にも関わらず、ペースが上がらない。結局、下山のペースも上がらず。
登りのペースはともかく、下山でペースが上げられないのは、おかしい。やはり、暑くて、熱中症だったのかも知れない。この暑さで、行動時間10時間オーバーは、ちょっときついのかも。
CT通り歩けないのは、ほとんど初めての経験なので、今後、どうするか考えないとならない。
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コメント
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同じ読み?で、今回のコース中この2座だけが完全に富山県側
というのは面白いですね
山の巨大要塞・白馬山荘は自分も泊まりました
昼前にチェックインして、午後に三山縦走して
その間にある旭岳も、ひそかに百高山だったんですね
自分が入山したのは10月2週目で、もう白馬も小屋締め間近で
スカイプラザでケーキ食べられなかったのが悔しかったです(笑)
黒い白馬鑓と白い杓子岳のコントラスト
小蓮華山は新潟最高峰でしたっけ?
この辺りは近々再訪するので、白馬村にはまたお世話になるかも?
本場のウルップソウは、道東で見たウルップソウと格が違うなあ
自分も最初に白馬岳に登ったのは、10月頭でしたが、草紅葉が見事でした。山岳的景観なら、その時期が圧巻なのに、ほとんど人が歩いていないのが、不思議でした。
小蓮華山は新潟最高峰です。都道府県最高峰は、着実に登っていますが、於茂登岳をどうするかは、頭を痛めております
ウルップソウの群落は、見事なので、満開の時期に見たい気はするのですが、個人的には、オダマキの方がワクワクするので、まあ、いいかみたいな感じはありますね。
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