至仏山（上り、至仏山への木段で耐風姿勢〜オアシス山頂〜下り、吹き荒む風雨）

2018年07月29日(日) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 10.3km
• 登り: 856m
• 下り: 839m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:08

7:25 鳩待峠
8:14 8:30 山ノ鼻
11:10 11:10 高天ヶ原
11:50 12:20 至仏山
13:10 13:10 小至仏山
13:37 13:37 笠ヶ岳分岐
13:43 13:43 オヤマ沢田代
14:33 鳩待峠

登山前　：トースト、牛乳、バナナ（戸倉🄿で食べました）。
行動中　：辛塩新梅干し、お煎餅、プチシュー。
水　　　：500ml×5（1000ml消費しました）。
ランチ　：お稲荷さん4個、小型羊羹、その他水菓子類。　

天候

雨〜曇り〜雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路　
自宅3時45分→入間ic3時55分→鶴ヶ島jc4時05分→藤岡jc4時33分→赤城SA4時57分〜5時02分→沼田ic5時08分→鎌田5時26分→菅沼5時50分〜6時00分→鎌田6時25分→戸倉第1🄿6時40分。
※菅沼まで行ってしまい、無駄な時間を浪費しました。直行なら約2時間です。
ジャンボタクシー　980円（発券機で購入）
🄿6時55分→鳩待峠7時15分。

帰路　
クラウンのタクシー　980円（窓口で購入）
鳩待峠14時50分→🄿15時05分。
戸倉第1駐車場料金　1000円
🄿15時20分→鎌田15時30分→沼田ic16時03分→赤城SA16時07分〜27分→花園ic17時05分→299号秩父17時37分→飯能18時15分→家18時45分。
※高坂から1時間の渋滞を避ける為、秩父経由で帰りました。
往復:高速＆有料代4000円、ガソリン代3300円。385�辧�

コース状況／危険箇所等

濡れた木道、一部ヒシャゲタ木段にご注意です。
至仏山への登り、特に樹林帯は、ほぼ水道道路でした。

写真

7/29 7:17

鳩待峠です。

7/29 7:18

正面から入山し左の登山道から戻って来ます。

7/29 7:22

山頂はガスの中です。

7/29 7:25

登山口です。
グリーンマットで足下の土を落としました。

7/29 7:26

少し青空も。
閑散としていました。
台風恐るべしです。

7/29 7:37

ここも寂しいです。
それでも、お二人、ファミリー、団体さんがいらっしゃいました。
雨が落ちています。

7/29 8:00

第一熊鐘、鳴らしました。
雨です。

7/29 8:03

第二熊鐘、石で打ちました。
雨です。

7/29 8:04

雨に濡れています。

7/29 8:10

マルバタケブキからも雨水が落ちています。

7/29 8:11

モミジカラマツ、シシウドも濡れそぼっています。
木道は気が抜けません

7/29 8:11

川上川です。

7/29 8:12

静かな川上橋です。

7/29 8:13

ミズナラにも届きそうです。

7/29 8:14

寂しい、山の鼻と化しています。
雨、止んできました。

7/29 8:34

尾瀬ヶ原への道と別れ
至仏山を目指します。
期待できそうなお天気に成ってきました。

7/29 8:35

ほとんど緑、色彩の乏しい湿原に
コバギボウシ

7/29 8:36

オゼミズギク

7/29 8:37

山頂はガスです。
行くてを暗示しています。

7/29 8:38

かろうじて
キンコウカ

7/29 8:38

ちらほらです。

7/29 8:40

今は、この子が主役です。

7/29 8:41

緑の湿原にトウウチソウ

7/29 8:42

ミソガワソウ

7/29 8:43

オゼヌマアザミ

7/29 8:44

湿原が終わって登山口です。

7/29 9:09

階段池塘です。

7/29 9:12

ホソバミネウスユキソウ

7/29 9:14

なかなか森林限界を超えません。

7/29 9:15

ニッコウキスゲがまだ残っていました。

7/29 9:16

この地点だけでした。

7/29 9:24

ミヤマホツツジ

7/29 9:28

樹林帯もあと少しに成りました。
雨降っていません。

7/29 9:29

沢筋のようです。

7/29 9:32

置き場がないので
エイッ、ヤー、バシャンです。

7/29 9:32

登山道の可愛い飾りです。

7/29 9:32

お花見しながら通過です。

7/29 9:33

チガヤ、ネバリノギラン、ノイチゴ、ササに成りました。
もう少しで樹林帯突破です。

7/29 9:36

尾瀬が原から燧ケ岳が見えてきました。

7/29 9:42

ミヤマオトギリ

7/29 9:46

ぐっと開けてきました。

7/29 9:47

丸く成って自己保身しています。

7/29 9:57

ミネカエデ、アカマツ、ミヤマハンノキ、ナラ、ソバナと湿原です。

7/29 9:57

白根山は見えません。

7/29 9:58

ソバナ

7/29 10:04

7/29 10:08

オゼアザミ

7/29 10:15

山の鼻がマッチ箱みたいです。

7/29 10:21

象徴の岩です。短い区間です。

7/29 10:21

鎖に頼らなくても
登れます。

7/29 10:25

美しい眺めです。

7/29 10:25

遥かに会津駒ヶ岳です。

7/29 10:28

ここも鎖に頼らず登れます。

7/29 10:34

木段登場です。

7/29 10:38

スリップしないよう慎重に行きます。

7/29 10:42

池塘、湿原を貫く道がとても綺麗です。

7/29 10:51

ミヤマコゴメグサ

7/29 10:52

とても小さいです。

7/29 10:53

燧ケ岳、湿原、ソバナです。

7/29 11:08

烈風が吹き荒んできました。
耐風姿勢をとりました。
この時期、この至仏山で、まさかとの思いでした。
台風恐るべしです。

7/29 11:08

しゃがみ込んだ
いきがけの駄賃です。
タカネシュロソウ撮りました。

7/29 11:09

ネバリノギラン、ミヤマウイキョウ

7/29 11:10

ミヤマアキノキリンソウ

7/29 11:11

押しつぶされません

7/29 11:26

またまた耐風姿勢です。
イブキジャコウソウが目に入りました。
とても可憐です。

7/29 11:27

タカネトウウチソウとソバナです。

7/29 11:28

イワギキョウ

7/29 11:29

耐風姿勢で見つかりました。
白花イブキジャコウソウ

7/29 11:30

相変わらず強い風です。

7/29 11:42

ジャノメも避難しています。

7/29 11:44

ミヤマニガナ

7/29 11:45

シロバナタテヤマリンドウ

7/29 11:49

山の鼻から3時間20分掛かりました。
20数名の皆様で華やかでした。
暑がりの私は半パン、半ポロで快適でした。
気温17℃。
ダウンを羽織った方もおられました。

7/29 11:50

大きな山容の平ヶ岳、遥かに越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山です。

7/29 11:50

ランチタイムのアゲハチョウ

7/29 11:51

八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳

7/29 12:04

食後のフルーツです。
ブドウ.ミカンゼリー、ミカン、家のブルーベリー。
冷え冷えで美味しかったです。

7/29 12:15

鳩待峠です。
そろそろ帰ります。

7/29 12:16

この景色も沢山見れました。

7/29 12:17

左、巻機山、牛ケ岳
まだ穏やかな上空です。
下山します。

7/29 12:20

タカネナデシコ

7/29 12:21

ミヤマウツボグサ

7/29 12:22

タカネシュロソウ、イワノガリヤス

7/29 12:24

チシマギキョウ

7/29 12:24

イブキジャコウソウ

7/29 12:25

ミヤマウイキョウ

7/29 12:25

タカネツメクサ

7/29 12:26

ホソバツメクサ

7/29 12:27

マンネンスギ

7/29 12:28

ネバリノギラン

7/29 12:30

ミヤマウイキョウ、ネバリノギラン

7/29 12:31

タカネトウウチソウ

7/29 12:34

コメツツジ、チングルマ、アキノキリンソウ、ミネウスユキソウ

7/29 12:40

イブキジャコウソウ

7/29 12:40

ウメバチソウ

7/29 12:43

アキノキリンソウ

7/29 12:45

ネバリノギラン

7/29 12:45

ヨツバシオガマ

7/29 12:52

奈良俣ダムとならまた湖
貯水量は増えたのでしょうか。
所沢もお世話になっています。

7/29 13:02

ウメバチソウ

7/29 13:04

チングルマ
雨が強く成ってきました。

7/29 13:11

小至仏山です。
至仏山から50分掛かりました。
この後強風と、よこなぐりの雨です。
上下1枚ですので、濡れるにまかせ下ります。

7/29 13:37

お花畑を鑑賞する余裕はありませんでした。
皆様に続きました。
笠ヶ岳分岐通過しました。
樹林帯に入って少しほっとしました。

7/29 13:43

オヤマ沢田代通過しました。
雨を感じなく成りました。

7/29 13:55

キンコウカとガリヤス

7/29 14:01

残り2�劼叛�りました。
ガスと強風から完全に開放されました。

7/29 14:17

残り1�劼箸覆蠅泙靴拭�

7/29 14:20

カメラから水滴を拭いました。

7/29 14:20

試写しました。

7/29 14:33

ほっとしました。

7/29 14:33

到着しました。

7/29 14:34

至仏山から2時間15分掛かりました。
小至仏山からは1時間25分でした。

7/29 14:35

乗車券980円、ソフトクリーム400円購入し、
タクシー乗車場に向かいました。
なんと、楽々クラウンでした。

7/29 15:06

私のを含めて6台でした。
花火大会で入庫制限してました。
本日午後から平日限定で鳩待峠まで行けるそうです。
即満車になるそうです。ドライバーさんからのご案内です。
家路につきます。

7/29 17:33

我が埼玉県の名峰、武甲山です。
石灰岩の採掘で痛々しいです。
所沢まで1時間少々です。

撮影機器：

COOLPIX A300 ニコン

COOLPIX B700 ニコン

感想

590kurumadaiku

　台風の余波がより少ない山へと思い、至仏山、日光白根山を目指し、雨があがった所沢を3時45分出立しました。
　関越高速でもほとんど止んでいました。鎌田では、尾瀬方向の空は、一部青空が見えていました。白根山も確認しようと菅沼に向かいました。丸沼高原付近では木の葉や枯れ枝が、所々120号線を醜くしていました。菅沼🄿に到着しましたら、篠突く雨で車から出られませんでした。登山道方向も雨雲が垂れ込め視界はほとんどありませんでした。10分程待機しました。回復の見込みも無さそうでしたので、ここを撤退し至仏山へと踵を返しました。戸倉まではアッという間に到着出来ました。駐車場は花火大会の関係で、日帰り車のみということもあって、10数台のみでガラガラでした。ジャンボタクシーも直ぐに乗ることが出来ました。
　登山者さん数人の鳩待峠は、とても静かな空気が流れていました。山の鼻に向かって下り始めたら、やや強い雨になりました。木々のおかげであまり濡れないですみました。山の鼻から至仏山登山口までの湿原も緑一色で数える程の植物だけでした。樹林帯の急登は清流のせせらぎでした。樹林帯が終わり、振り返ると、広大な尾瀬ケ原、ゴツゴツの燧岳、遠く会津駒ヶ岳を見ることが出来ました。お花を探しながら、のんきに登って行く先に、魔の手が忍び寄っているとは、つゆほども思えませんでした。それは高天ヶ原ぐらいからでした。吹き飛ばされそうな烈風でした。普段あまり使わないポールで吹き曝しの木段で立ち止まり、時に、しゃがみ込んで耐えました。約40分間の激登でした。山頂もと覚悟をして辿り付きました。あにはからんや、至仏山のてっぺんは天国でした。多くの皆様で華やかな山頂で、私もランチ休憩をとりました。そして下りです。小至仏山に纏う怪しげなガスが瞬く間に広がり、やや強い雨となりました。南東が開けた所からは、強風も加わり、細心の注意を強いられる事となりました。オゼソウもあったかなかったか、いつものようにキョロキョロと、とても出来ませんでした。笠ヶ岳分岐で、かろうじて一枚撮ることができました。早く樹林帯、樹林帯はまだかとつぶやきながら下りました。げんきんなもので、標高の下がった樹林帯からは、雨も感じられなくなりました。鳩待峠が視界に入ったときは、感激の極みでした。ビチョビチョになった半パン、半ポロは、いつの間にか乾いていました。乗車券と共に求め、乗車場まで食べながらの花豆ソフトの美味しさは格別でした。帰りの車は、なんと最高のコスパ、クラウンでした。
　閑散とした駐車場を後に家路につきました。赤城SAは行楽客でごった返していました。途中標示で、疲労倍増する渋滞が1時間と出ましたので、花園、秩父、正丸峠と進路をとりました。ほぼ想定の時間に帰宅出来ました。
　夕食後、SAで購入した赤城牛乳を飲みながら利根郡産グレープロールクッキーをいただきました。烈風や雨の貴重な体験ができました。そして何よりも増して、色とりどりの美しい高山植物が目の前に浮かんで一層満足感を増してくれました。