会津駒ヶ岳・中門岳は良かったなぁ 富士見林道・大杉林道は長かったなぁ
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 7:01
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:53
天候 | 1日目〜曇り時々晴れ 2日目〜ガスガスのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
滝沢登山口は満車で路駐状態だった |
写真
感想
会津駒ヶ岳から大杉林道を御池まで歩いてみたい。駒の小屋に泊すれば余裕で歩ける。
という訳で、滝沢の村営グランドに車を置いて登り、御池に下山してバスで戻るプランを計画。
滝沢登山口まで林道歩き(一部ショートカット)。登山届を提出し出発。
名物の階段からはじまるこのコースはとにかく急登が続きつらい。
ひたすらブナ林の中を登り、いいかげん飽きたころやっと水場。気温も高くかなり水を飲んだのでここで補給し、昼メシ食って再出発。
樹相が針葉樹に変わると傾斜もいくぶん緩くなり、そのうちに樹高も低くなって湿原状になった。駒の小屋はもう目の前で、足も速くなる。
駒の小屋で宿泊手続き、一休みして出発。会津駒ヶ岳と中門岳に向かう。
山頂部はほとんど湿原状で木道が続いている。
20分ほどで駒の山頂。立派な標識が立っていた。天気はイマイチで展望も燧ケ岳が時折り見える程度。一等三角点にタッチして中門岳に向かう。
ここからの稜線は素晴らしかった。ゆったりとした湿原状の起伏が続く。ハクサンコザクラもまだ咲き残っていて感激。
のんびりと歩いて中門岳に到着。池のほとりに標柱が立っていて、これはガイドブックなどでよくみる風景そのままだった。最高点はこの先で木道が続いているので行ってみる。最後は木道がループになっていてひと回りして戻る。小さな池塘が点在し、いい風景。
小屋からここまで誰に会わず、こんな素晴らしい風景を独り占め(二人占めか)できるなんて最高の幸せだなぁ。
もっとのんびりしたかったが、もう4時なので戻ることにする。
戻りで眺める風景もこれまた素晴らしいものだった。
今日の泊りは5組ほどで、自炊室で談笑しながら食事。
明日は晴れるといいね。
ところが朝起きると周りはガスの中。何にも見えない。
そんな中、御池に向け出発。いったん大きく下り、あとは小刻みにアップダウンを繰り返しながら進んでゆく。森や小湿原が交互に現れ、なかなかいい稜線で富士見林道と呼ばれているが、ガスで富士山どころか近くの山も見えない。
大津岐峠でキリンテへの道を分け直進。ここから先は大杉林道と呼ばれている。このころからガスが取れ、見通しが良くなってきた。燧ヶ岳に向かって進んでいくが、先ほど以上にアップダウンが多い。
送電線避難小屋で大休止。振り返ると会津駒や大津岐峠など歩いてきた稜線が見渡せた。
最後のピーク大杉岳まではまだ1時間ほど歩かなくてはならず、頑張る。
ここからはほとんど樹林の中の道。緩やかに登り下りを繰り返して行くとあっさり大杉岳に着いた。三角点と斜めの標柱があるだけの何の特徴もない場所だったが、早めの昼食とした。
あとはひたすら御池までの下りとなる。
針葉樹からブナ林に変わってふかふかの歩きやすい道に変わり下って行く。目の前が明るくなったと思ったら、そこが車道だった。
小屋から10キロちょっとあるらしいが、もっと長く感じたこの稜線だった。
今回の山行では、当初は大杉林道を歩くことが目的だったが、何といっても会津駒から中門岳にかけての風景が最高に良かった。余韻が残る山行でした。
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