白馬大池から白馬鑓温泉へ

2018年08月04日(土) ~ 2018年08月06日(月)

• GPS: 13:20
• 距離: 15.5km
• 登り: 986m
• 下り: 2,200m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 0:37
• 合計: 8:38

距離 7.2km 登り 802m 下り 532m

5:00 白馬大池山荘
5:51 船越ノ頭
6:42 6:48 小蓮華山
9:32 9:58 白馬山荘
10:07 10:08 白馬岳頂上宿舎
10:14 10:17 丸山
12:53 12:54 鑓ヶ岳
13:13 鑓温泉分岐
13:38 天狗山荘

2日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:51

距離 8.2km 登り 196m 下り 1,667m

5:12 天狗山荘
5:54 5:58 鑓温泉分岐
6:24 6:25 大出原
7:54 7:55 白馬鑓温泉小屋
8:36 8:38 鑓沢
8:57 崩沢
8:59 落石沢
9:02 9:05 杓子沢
9:39 9:40 サンジロ(三白平)
10:13 小日向のコル（1824m）
11:00 11:01 中山沢
11:14 猿倉台地（1502m）
11:25 水芭蕉平
12:03 猿倉荘
12:03 ゴール地点

GPSの電池切れを心配してログを保存するためにこまめに起動-停止していたのですが操作ミスで一部が飛んでいます。

天候

8/4　快晴　風弱く
8/5　快晴　風やや強く
8/6　曇りのち晴れ　稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

栂池から入山して猿倉に下りましたが運よく定期バスに間に合いました。八方BTから栂池に行くバスにも待ち時間なしで乗れました。

コース状況／危険箇所等

栂池--白馬大池--白馬鑓の間はよく整備されています。
天狗平のテント場は条件が良くありません。2人用テントは張れますが、4人用テントが張れる場所はいくつもありません。良い点は水が豊富なこととビールが少し安いことくらいです。
鑓温泉上部の鎖場は危険個所です。ステンレスチェーンは錆びないので滑りやすいです。
杓子沢には木橋が架かっていますが、大雨で水量が増えると危険です。悪天時のエスケープルートには不適当です。

写真

8/4 7:10

Bパーティと記念撮影（sima)

8/4 7:34

ヤナギラン（sima)

8/4 7:38

オニシオガマ（sima)

8/4 7:51

Aパーティ。不帰キレットを越えて八方尾根を下るという計画だった。（sima)

8/4 7:51

大池まではBパーティと一緒に行く。（sima)

8/4 9:32

チングルマの綿毛（sima)

8/4 10:45

雪田はアイゼン不要だった。（sima)

8/4 12:25

Bパーティの6人用テント。良い場所が取れた。（sima)

8/5 5:06

天気は良いが風が強い。（sima)

8/5 6:25

ミヤマダイコンソウとハクサンイチゲ（sima)

8/5 6:25

右端は栂海新道の犬ケ岳か？（sima)

8/5 6:39

イワギキョウ。チシマギキョウは少なかった。（sima)

8/5 6:43

まだまだ遠い白馬岳（sima)

8/5 6:55

小蓮華のモニュメントか？（sima)

8/5 8:04

白馬岳から戻ってきた三上さんとすれ違う。（sima)

8/5 8:21

この向こうが白馬岳（sima)

8/5 8:32

タカネツメクサ？（sima)

8/5 8:48

So　Dangerous!!（sima)

8/5 8:49

山頂にて記念撮影。先は長い。（sima)

8/5 8:54

白馬山荘と杓子、鑓方面（sima)

8/5 9:31

レストランで夕日を眺めながら・・・嗚呼、裏山しい。（sima)

8/5 9:55

旭岳。左端の雪田にスキーヤーがいた。（sima)

8/5 9:55

剱北方稜線。毛勝三山とブナグラ谷乗越が良く見える。
44年前に縦走したので懐かしい。（sima)

8/5 9:56

剱岳は爺から見るのが良い。（sima)

8/5 10:13

遠ざかる白馬（sima)

8/5 10:28

左右の花序を見比べてください。（sima)

8/5 10:35

杓子は巻き道を選択。（sima)

8/5 11:19

スカイランニング（上田市に事務局がある）のウインドブレーカーを見て声を掛けた。妙高市にある国際自然環境アウトドア専門学校の学生さん　（sima)

8/5 11:40

きっちり杓子岳の稜線を行く杓子定規なパーティ（sima)

8/5 11:48

トウヤクリンドウ（当薬竜胆）（sima)

8/5 12:34

白馬鑓にてパチリ（sima)

8/5 13:34

天狗平は雪解けが遅いのでウルップソウが咲いていた。（sima)

8/5 13:36

天狗平のテン場は条件が悪い。ここで幕営する人は手練ればかり。（sima)

8/5 16:47

夕方になってガスが切れた。（sima)

8/5 16:47

風が強かったのでストックにロープを結び付け石をのせてアンカーにした。石に直接ロープを結ぶとフライシートに引っ張られて石が飛び上がり直撃を受ける危険がある。カボチャ大の石が最も危険。（sima)

8/6 5:17

建築途中の山小屋。基礎にテントを張らせてほしいと頼んでみた。（sima)

8/6 5:35

アオノツガザクラ（sima)

8/6 5:56

強風のため鑓温泉コースに変更する。（sima)

8/6 6:21

ライチョウの親子を見た。「あまり遠くへ行っちゃダメよ」とヒナに言い聞かせるようにないていた。（sima)

8/6 6:23

チングルマ（sima)

8/6 6:57

クルマユリ（sima)

8/6 7:04

ハクサンコザクラ（sima)

8/6 7:22

鎖場は7か所、ストックはザックに収納（sima)

8/6 7:35

チョウジギク（丁子＝クローブ）初めて見た。（sima)

8/6 7:39

鎖場を過ぎてもまだまだ油断禁物（sima)

8/6 7:46

鑓温泉が見えてきた。（sima)

8/6 8:35

温泉の下部の状態（sima)

8/6 8:36

涼しそう？（sima)

8/6 8:40

ミヤマオダマキ（sima)

8/6 9:00

杓子沢には頼りない橋が架かっているが、増水時は渡れないかも？（sima)

8/6 10:32

ハクサンシャジン（sima)

8/6 11:51

長い道だった。ここまで来れば一安心。（sima)

8/6 12:08

体力の世界からお金の世界へ（sima)

撮影機器：

Canon PowerShot G15 Canon

感想

sima

当初計画は白馬大池から唐松岳（不帰キレット）でしたが、強風のために鑓温泉コースにエスケープしましたが、このコースは危険個所が多いことを再認識しました。

今回の山行では食料の軽量化を意識しました。
普通のスパゲッティを水に漬けてから（2時間以上）茹でるのは小さなコッヘルで調理でき、安くて燃料も節約できるのですが最後は飽きてしまいました。また、100gずつ結束されたものは良くありません。1kg入りを購入して例えば50gずつセロテープで結束すれば食欲・体調に合わせて加減しやすいと思います。1食100gが標準ですが、飽きると70-80g程度しか食べることができませんでした。また、残った茹で汁はポタージュスープに利用しました。

行動食はタンパク質補給を考えて尾西のアルファ米と缶詰（イワシの蒲焼など）を食べましたが、塩分の濃い「ワカメご飯」には減塩の「まぐろフレーク・はごろも煮（パウチ）」などが良いと思いました。

何度も登ったことがある白馬三山ですが、若いときに見た山容より大きく、高く、長く見えました。稜線を目で追いよく歩けたなとも感じました。歳に逆らわず、無理せずに山登りを続けたいと思いました。

kinu

2年ぶりの白馬大池、整然とテントが並びマナーの良さを感じます。日中はかなり暑く熱中症に気を付けて水分をしっかりとり、無事にに着けてホットしました。山の夕食に焼肉を食べたのは初めてでボッカ隊に感謝です。明日から縦走のために沢山いただきました。翌日は、白馬岳経由天狗山荘まで、白馬鑓ケ岳の大きさを実感しました。一日歩いた道のりを振り返り、人間の足も大したものだと思いました。3日目に今回の目的不帰コースへ行く予定でしたが、出発時は強風で体がもっていかれそうになり不安感いっぱい、simaさんがすぐに止めて下山と言ってくれたので内心ほっとしました。下山道の鑓温泉の登山道も初めてだったのでこちらも楽しみ下りました。小屋までの登山道は難所でしたが鎖があり安心して下れました。途中、勝手に白馬鑓カールと命名して花と雷鳥と残雪など美しい景色に出会えました。小屋から猿倉までの道のりは疲れも出て長く感じました。途中でリュックに引っ掛けていたヘルメットが落ちたのに気づかず下山してしまったことが、悔やまれます。😢