登山者の浪漫!栂海新道 穂高から繋いでしまおう北アルプス大縦走
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 126:53
- 距離
- 149km
- 登り
- 14,004m
- 下り
- 15,460m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:00
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:35
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:10
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:00
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:00
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:31
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:12
天候 | 毎日ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:親不知〜糸魚川@日本海ひすいライン 糸魚川〜大宮@新幹線 |
その他周辺情報 | 親不知観光ホテル |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
◆計画
夏がきた。夏休みがきた。
今年は6月末に梅雨が明け毎日晴天続き。下界にいるときに天気が続くと、自分が上に行ったときに雨の周期が来ないかと不安になる。しかし、夏休みは8月上旬と決めていたので待つしかない。1週間前になんとなく天気図と長期予報から北アルプスの天気が良さげに思えたので、本格的に準備を始める。そういえば、今年はまだ日帰り登山しかしていなかった…。大丈夫か。
休みは10日間ほど。上高地から朝日小屋まで分割だが、後立山側から歩いたことがあるので、なるべく未踏のルートをとるように計画。ポイントにしたのは以下。
・奥穂に登ること。
・雲ノ平に行きたい
・夏の静かな阿曽原温泉に行きたい
・栂海新道から日本海へ
というわけで、雲ノ平から薬師〜立山、剣沢雪渓降りて、阿曽原温泉泊、後立山に這い上がって栂海新道から日本海、9日間で計画した。停滞などあればもう1日は使える。
ウルトラライトハイキングを参考に昨年揃えた軽量装備で行く。朝晩は自炊で、昼ごはんは小屋頼みの作戦。岩場も雪渓もあるけどトレランシューズで。ザック重量は水抜き10.2kg。まずまず。
出発はさわやか信州号を利用。大宮発が満席だったが、空席がでて予約できた。初めての夜行バスで眠れるか不安もあったが、隣席が空席だったのと、耳栓アイマスク装備で思ったよりも眠れた。耳栓アイマスク装備はテント場にでも大活躍、明るいうちに就寝していたので。今後も忘れずに持っていこう。
◆DAY1(上高地〜岳沢〜奥穂〜南岳小屋)
初日は岳沢登って南岳小屋までで計画。初日無事たどり着けるかで自分のペースをはかりたかった。いかんせん本格的な縦走はまる1年ぶり。縦走装備でどのくらいのペースで歩けるのかがまるでわからなかった。天気も快晴で好スタート、奥穂まで4時間かからなかった。これは行ける!北穂で大休憩、カレーをいただく。この日は韓国の登山者がとても多かった。聞こえる話し声は韓国語のみ。大キレットでも韓国ツアーの団体とすれ違いかなり待たされた。焦ることはない、ペースは順調、慎重にゆっくり行きましょう。大キレットの鞍部が特にザレザレで石を落としそうで怖かった。南岳小屋に無事到着、槍まで行けそうだが、テン場が空いていない気もしたので予定通りここまで。ツェルトの張り方を思い出しながら設営。やることもないので早めに夕食にし18時前に就寝。
◆DAY2(南岳〜槍〜双六〜三俣〜鷲羽〜雲ノ平)
3時起床、寝ているときもかなり寒かった。期間中で1番寒かった。食欲はない、いつものこと。フリーズドライにゅうめんを流し込み出発。槍ヶ岳山荘に6時過ぎについて焼きたてパンを探すがない、もう少しで焼きあがるとのこと。待てずにおいてあったバナナマフィンを購入して食べた。槍の穂先はパス、登っている人はたくさんいたが穂先渋滞は無いように見えた。ここから双六までが長い。双六小屋でカルビ丼に惹かれた。時間は早いが食事休憩。こんな早い時間から食事提供助かります!カルビ丼は若干失敗した感もあったが…。好調ペースなので、双六岳と三俣蓮華岳も踏んでいくことに、もちろん鷲羽も。三俣山荘でもう一度ランチ、軽めにうどんをいただく、疲れた身体には食べやすく良かった。三俣は布団1枚に2人とアナウンスされていた…。途中地図を持ってこなかったというお姉さんに会う、水晶から高天ヶ原に行くそうだが無事行けただろうか。雲ノ平の水はジャブジャブでていてキンキンに冷えていて美味しい。ついでに手ぬぐいで全身吹いて、頭も洗って、足のアイシングも。午後も陽が出ていたので衣類を乾かす。この日も明るいうちに就寝。昨日もそうだが、テン場が混んでいなくて静かで助かる。
◆DAY3(雲ノ平〜薬師岳〜スゴ〜五色ヶ原)
この日はスゴ小屋までの予定で計画していた。でもこれまでのペースだと余裕が出そう、体調もまだ良好なので五色までいくことに。少し早めに出発しヘッデンスタート。今までトレッキングポールをツェルトの支柱としてしか使っていなかったので使ってみる。慣れていないのと、苔むした岩場の下りのような道が続き転倒。右手のひらから出血。酷い痛みはないが真っ赤な血をみると不安になる。薬師沢で綺麗に洗浄して絆創膏。これ以降トレッキングポールの使用をやめる。太郎小屋から薬師の間は人が多い。薬師から北薬師が遠い、コースタイム間違ってないかな…。スゴ小屋で昼食、独特の雰囲気のある小屋だった。サフランライスの本格的カレーが美味しそうだったが、あっさりめにまたうどんをいただく。刺すような日差しで越中中岳までの登りがとにかくきつかった。塩飴と水分補給を意識的にした。なんとかコースタイム17.5hやり切れた!五色山荘でおにぎりを売っていたのでいただいた。五色のテン場は山荘から少し離れているが、トイレにセンサーライトがついていたり、使い捨てパンツが無料配布されていたり、洋式トイレには便座カバーがついていたりとなんかすごかった。水は沢水で要煮沸と書かれていたがそのまま飲用した。
◆DAY4(五色〜立山〜剣沢雪渓〜仙人峠〜池ノ平小屋)
今日も元気に出発。足裏ケアしているせいか、まめや靴擦れなどもなくペースが維持できている。龍王岳手前で今回初めて雪渓の上を歩く。たいした斜度もないので適当に歩いていたらめちゃ滑る。朝だから固めだったのもあるか、今日のメイン剣沢雪渓が不安になる。龍王岳通過して快調に進んでいたら、なんか雄山と離れて進んでいることに気がつく、龍王岳から室堂の方へ進んでいた。10分ほど進んで気が付いた、危ない。一ノ越山荘でアイスが売っていたが、今日はまだヒートアップしていないのでやめておいた。携帯の電波が取れたので天気情報収集。台風@サンサンが近づいていて水〜木曜日あたりで影響が出そうだ。どうしよう…。悩んでもしかたない、まずは進むしかない。火曜日に祖母谷に一旦降るし、そこで再度検討しよう。雄山の登り、人は思ったほど多くない。雄山ピークはパスしてとりあえず三山から真砂、別山。別山から剣沢キャンプ場に降りるルートがあるようだが見つけられず、剣御前小屋にきてしまった。剣沢降りて、いよいよ雪渓スタート。チェーンスパイクに、ストック装備で行く。やはり爪の長さがないので効きが弱く頼りない感じだが、降りるだけなら問題ない。たとえ滑っても止まらないような斜面ではなかった。でもメッシュシューズのため靴がびちょびちょ(^_^;)平蔵谷や長次郎谷を見学しながら下っていく。しばらくすると滝に出てロープが張ってあった。左俣側に巻道があるが気がつかず、右俣から行こうとしてしまう。岩に昇って降りられるか探るがなんとも際どい。通常ルートではないよなぁ…。どこかに巻道があったかなぁと思っていると、後続のお二人がきて道を教えていただく。わかるとなんでこれに気がつかないんだという感じに目印のリボンがぶら下がっていた。そんなもんです。真砂沢ロッジでお昼、ランチメニューはないためカップうどんをいただく、今日もうどんw道間違えの興奮を抑えるため長めの休憩を入れる。三の沢にも巨大な雪渓が、今度はきちんと確認して対岸の目印に向かって進む。二股吊り橋までは、下ノ廊下を思わせるようなヘツリがあったりと疲れている体にはこたえた。黒部ダムに行くために剣沢の激流を対岸に渡れるようだが、どこら渡るのかわからなかった。仙人峠までが最後の急登。この日も暑く足が上がらない。三の窓、小窓の雪渓を眺めつつ峠を詰める。仙人峠からは木道が敷かれていたが、最初だけだった。その後はトラバース気味のルートを進み小屋へ。小屋に入ると日が差さない真っ暗い部屋に主人?の方が座っていてびっくりしたwフルーツの缶詰が売っていたので購入。白桃激ウマだったので、朝食用にもう1缶購入した。剣沢で助けていただいたお二人とも一緒になり、ご飯前にしばし話しをさせていただいた。翌日北方稜線に行くそうだ。夜パラっと雨が降ったが本降りにはならなかった。
◆DAY5(池ノ平〜仙人谷〜阿曽原〜祖母谷温泉)
池の平の小屋の方に祖母谷は無理だと言われたので今日も早めのスタート。仙人池ヒュッテに立ち寄り、逆さ剣を堪能。その先仙人谷にもまだまだ残雪が残っていて、今日もまた雪渓歩きに。夏道とミックスのため、夏道に戻る箇所を逃さないように慎重に歩を進める。かなりわかりづらいルートだったがなんとか仙人温泉までたどり着いた。雲切新道が急坂と書いてあり、さらに困難な道かとビビっていたが、道は安定していてしっかり草刈りもしてあって問題なし。関電の施設内を通過、この施設が好き。こんな秘境の地に巨大施設&だが人気がない。施設探検もすぐ終わり阿曽原を目指す。途中鎌を持った方とすれ違い、蜂の情報をきく。阿曽原で休憩しようと思ったが、小屋の方がいなくトイレと水分補給で仕方なく先へ。温泉もまた今度。途中足袋を履いたお二人に出会い蜂情報を聞くと、確認してきたのでもう大丈夫とのこと、一安心。折尾谷はまだ雪渓が残っており、出口から少し高巻く必要があった。どこまで高巻くのかルートの見極めが難しい。志合谷に着きヘッデン準備、昨年秋に来た時にヘッデン持ってこなかったおじさんがいたことを思い出した。無理でしょ!またまた探検気分で進む。足元は川のように水が流れており、靴を濡らさないように進む。が無理だった。途中くるぶしまで浸かる箇所があり完全水没😢少し進んで休憩がてら足を乾かす。靴に穴開きソールが剥がれかけボロボロだ。そういえば5年以上前に購入したシューズだったことを思い出す、ゴールまで持つかな…。欅平は観光地だ、着くなりいきなりレストランに直行wやはり山では生きられない人間だと気づかされる。唐揚げが異常なほど美味しく感じた。海鮮丼、たこ焼き、肉まん、中華団子と食べまくったw下山したようなもんだ。携帯電波も通じたので天気情報収集。明日はなんと持ちそうだが、やはり木曜日に台風の影響が出そうな予報だ。当初の計画は祖母谷から唐松に上がって北上だったが台風の日に不帰キレットはないなと、そこで天気のもつ明日のうちに清水尾根から白馬、朝日小屋まで進み、翌日は台風雨かもしれないが一気に栂海をくだる計画に変更。残り2日間かなりのシビアなコースタイム&行程になるため、テン泊を諦め小屋泊まりに、台風もきてるし(^^)ということで。欅平の公衆電話から祖母谷温泉、朝日小屋、ついでに親不知観光ホテルの予約をとる。朝日小屋のゆかりさんにとても心配されて、夕食だべるなら15時までに到着だよと念をおされる。やるしかない。朝日小屋の夕食は以前テント泊した時からずっと気になっていた。祖母谷はもう山小屋ではない、温泉あるし個室だし。5日ぶりのお風呂、最高に癒された。ご飯が最高に美味しい、お昼あんなに食べたのに3杯おかわりした。
◆DAY6(祖母谷〜白馬岳〜水平道〜朝日小屋)
3時起床、作っていただいたおにぎりをいただく。おかみさんの優しさを感じる。外に出ると曇っているが雨はなし。路面も濡れていない。標高差2000m登るしかない!真っ暗スタートなので道を間違えないように慎重に。序盤がとにかく急登だった。1500m付近から雲を抜けて雲海&快晴に、テンション上がりやる気がみなぎる。清水岳の前後はお花畑が広がっており、剣、雲海、お花畑と最高の景色を堪能。稜線が近づくと風が強くなる、涼しいというよりも寒いほどだ。白馬山荘までおよそ6時間、お昼前だが大休止。スカイレストランで食事がいただけると思いきやランチは11時から。おでんとコーラでお腹を満たす。電波がとれたので天気チェック。やはり明日は雨か。でも今日は天気予報が外れ?て最高の天気、今日の快晴を楽しもう。雪倉への稜線が好きだ、巨大なお花畑もある。白馬過ぎて風も落ち着く。途中の水場で休憩、なんとか15時前には小屋につけそうだ。水平道はあまりいい記憶がなかったので直登するか迷ったが、整備中との情報もあったので水平道に。入り口付近で木道整備が進められていた。その後も新設された木道の上を快適に進む。本当の水平道に生まれ変わるようだ。後半は危ういトラバースもあり難儀な道だったが14時すぎに小屋着。小屋に入ると「祖母谷からお疲れさま」とゆかりさんから。台風接近でキャンセルが相次ぎ、宿泊客がとても少ないのでわかったと。NHKの撮影隊と小林千穂さんが朝日小屋に泊まっていた。時間もあるので荷物の整理と入念にストレッチ、明日も怪我なく終われるように。同室の方が栂海新道を登ってきたという方だった。ルート&水場の情報を丁寧に教えていただく、大変助かりました。お楽しみの夕食、最高に美味しい。ビールもいただき、またまたご飯3杯おかわりした。明るいうちに布団に入るが最終日の興奮もありなかなか寝付けず、夜中に一度トイレに行きついでに外に出ると、満点の星空が広がっていた。テンション上がる⤴⤴
◆DAY7(朝日小屋〜栂海新道〜日本海)
2時半に起床。同室の方の迷惑にならないようにと着替えだけして荷物を部屋の外に出す。談話室に逃げ込み朝食と最終パッキング。3:10スタート。外に出ると満点の星空。テンションさらに上がる。風は強いが歩行に影響はない。朝日岳までいいペース、あとは下るだけかと思いきやそんなことはなかった。アップダウンを繰り返し繰り返し、上りもたくさんある。朝日岳過ぎるとだんだん風も落ち着き、最終日も暑さ全開。天気予報もまたまた外れて快晴&雲海の登山日和天気に。見当をつけておいた黒岩平で水補給。じゃぶじゃぶな水場だった。犬ヶ岳ついて栂海山荘で休憩、昨日購入したます寿司をいただく。まじで美味しい。冷凍モノとは思えない美味しさ。もっとたくさん購入すべきだった。朝露で靴がびっしょりだったので靴下交換。標高が下がると暑さも増して体に堪える。短いスパンで休憩をとる。途中ででっかいザックの青年とすれ違う。逆ルートで上高地まで行くとのこと、ザックの重さは35kg越え@食料17kgとのこと頑張れ!!白鳥小屋はガスの中だった、長めの休憩をしたかったが暑さと虫が寄ってくるため、長居はせず出発。水が少なくなってきて、シキ割の水場が気になり出す。昨日教えていただいた情報では細いがしっかり出ているとのことで当てにしていた。地図上の”シキ割”付近を慎重に見ながら進むが見当たらない。少し登り返したりもした。もう少しくだった場所に水場はあった。一安心。500mlためるのに数分必要なほど細い。ペットボトル満タンに溜めてがぶ飲みして生き返った。坂田峠までの道が悪い急坂で、足が限界というか靴も限界。坂田峠から下は安定した登山道だったがとにかく暑い、全身汗でびしょ濡れだし日本海で泳ごうかと思い始める。こまめに休憩を入れ登山口へ。一気に下り日本海へ。荒波を見た途端、泳ぐのは無理だと悟った(^_^;)靴ごと海に入りゴール!!長い長い縦走が終わった。
予約していた親不知観光ホテルにチェックインしお風呂へ直行。冷房の効いた部屋で荷物の整理をしながら夕食を待つ。夕食後すぐに就寝し、10時間以上眠った。朝風呂に入り、朝食を食べ親不知駅まで送ってもらう。糸魚川から新幹線で大宮へ。携帯で記録をまとめていたら直ぐに着いた。
達成感よりも大きな目標を失ってしまった感がが強い。次の目標は…。朝日小屋で出会った栂海新道を上がってきた方に、山岳会の名刺をもらった。そっちか。
食事風景ばかりでとても面白かったです。
普通は稜線通しだと思いますが、谷越えコースで凄いです。
最後のホテルの食事風景がないのが少し残念です。
値段の割には美味しかった記憶があります。
私たちは降りてきていきなりチェックインしようとしたら「まだ海岸に行っていないでしょう。」と咎められ、渋々行ったことを思い出します。
雪の上の両足と波打ち際の両足の写真。最高です。
夏休みの休養も兼ねている(?)ので、途中の阿曽原、祖母谷でのんびりしたかったのでこんな計画になりました。
始まってみるとゆっくりどころかマキマキペースで、台風も来て急かされて、でも濃密な7日間でした。
ホテルの食事は、充実したお刺身盛り合わせと焼き魚、煮魚と白えび天ぷらと、タコのしゃぶしゃぶ…海の幸モリモリで大満足お腹いっぱいでした。
ホテルの方も流石わかってますね笑
チャレンジャー好きです。
メジャーコース避けてませんか?
いえいえ大真面目ですw
メジャーピークは大体登ったので、未踏ルート繋いだらこんな感じになりました。人も少なく素晴らしいルートでした。オススメです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する