飯豊山-大日岳 御沢よりテントで。最高の景色いただきました！！

2018年08月11日(土) ~ 2018年08月12日(日)

• GPS: 30:08
• 距離: 34.1km
• 登り: 2,777m
• 下り: 2,766m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:47
• 休憩: 2:26
• 合計: 11:13

5:17 御沢野営場
5:28 5:28 御沢登山口
7:05 7:05 峰秀水
7:57 8:00 剣ヶ峰
8:07 8:08 剣ヶ峰の水場
8:12 8:23 三国岳
9:16 9:16 種蒔山
9:28 9:49 切合避難小屋
10:11 10:12 草履塚
10:26 10:29 御秘所
11:02 11:09 本山小屋
11:11 12:03 本山小屋テント場
12:09 12:12 本山小屋
12:27 12:29 飯豊山
12:37 12:37 駒形山
13:05 13:06 御西岳
13:09 13:09 御西岳避難小屋
14:07 14:43 大日岳
15:23 15:23 御西岳避難小屋
15:55 15:59 駒形山
16:11 16:12 飯豊山
16:24 16:24 本山小屋
16:30 宿泊地（テント場）

2日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:19

7:05 宿泊地（テント場）
7:26 7:27 御秘所
7:42 7:43 草履塚
8:05 8:15 切合避難小屋
8:26 8:26 種蒔山
9:08 9:31 三国岳
9:36 9:36 剣ヶ峰の水場
9:41 9:42 剣ヶ峰
10:05 10:05 地蔵山
10:24 10:25 峰秀水
11:17 11:17 御沢登山口
11:24 御沢野営場

天候

[1日目(8/11)]晴れときどきガス
[2日目(8/12)]快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御沢(おさわ)野営場に無料駐車場があります。
100台くらい駐車可能。この日は午前0時時点で二割程度の駐車率でした。

コース状況／危険箇所等

●御沢野営場〜横峰〜地蔵山分岐；
野営場から登山口まで200mほど林道を歩いた後、樹林帯の急登です。
標高550mから1450mまで一気の登りです。特に危険個所はありません。
下十五里、中十五里、上十五里、笹平、横峰と少し開けた場所があります。
地蔵山分岐の少し手前に水場があります。
●地蔵山分岐〜剣ヶ峰〜三国岳(三国小屋)；
樹林帯を歩き、展望が開けたら岩稜帯の急登が始まります。
鎖場が二か所ほどありますが、岩場に慣れている人にとっては問題ありません。
剣ヶ峰の水場は枯れているそうです。
●三国岳〜種蒔山〜切合小屋；
細かいアップダウンの稜線歩きです。一か所、ハシゴと鎖場があります。
木陰を歩く箇所は風もあって涼しいです。
切合小屋は無料の水場があります。
●切合小屋〜草履塚〜姥権現〜御秘所〜本山小屋；
少し登ってから、姥権現まで200mほど下ります。ガレ場もあるので注意。
御秘所辺りは細い岩稜帯になります。鎖場もありますが難易度は高くありません。。
岩稜帯を抜けてから本山小屋までは残り標高差200mの急斜面です。
途中、小屋手前にテント場、水場があります。
●本山小屋テント場：
テン場としてはとても広いです。500円/人
水場はテン場から東側へ100mほど降りた場所にあります。
水は細いですが、とても冷たくておいしく、給水にも十分です。
夜から朝にかけて西から強風が吹くので、石積や木陰を狙う方が良さそうです。
●本山小屋〜飯豊山頂上；
これがピーク？というくらいの風貌。安定した稜線歩きです。
ほとんどアップダウンもありません。
●飯豊山頂上〜御西岳(御西小屋)；
飯豊山と駒形山付近は緩やかなアップダウンで足元にゴロゴロ岩。
その後、御西小屋側では草原になります。安定していて歩きやすいです。
●御西小屋〜大日岳；
文平ノ池までは草原の登山道を歩きます。
大日岳手前から急斜面になり、最後のひと踏ん張りが必要です。

●イオンモバイル(docomo電波)状況；
駐車場から全体として良好ですが、同じ場所でも少し歩くと圏外になったりします。
特に、テン場は西側(大日岳側)では圏外が多かったです。

その他周辺情報

●下山後のお風呂；「いいでのゆ」
http://www.sobanosato.jp/spa/
大人(中学生以上)500円、子供(小学生)300円、幼児無料
リンスインシャンプー、ボディソープあり、ドライヤーあり、鍵付きロッカーあり、
露天風呂あり、食事やお土産が買える総合施設です。

写真

8/10 19:55

前日の蔵王から福島県へ向けてGo!
途中、山形県民のソウルフード？をいただきます。。

8/10 23:37

川入方面へ

8/10 23:50

しばらく走ると、御沢野営場の駐車場へ。車中泊します。

8/11 4:39

4:20起床。
車用網戸のおかげで快眠でした！

8/11 5:00

朝食にパンを胃袋へ。

8/11 5:12

山の日にしては空いています。

8/11 5:13

のんびり準備してGo!

8/11 5:18

こちらで届け出をします。

8/11 5:20

用紙に記入。

8/11 5:20

登山口はこちらから。

8/11 5:22

気温は25℃ほど。
歩いていると暑いです。

8/11 5:28

林道を少し歩くと、登山口へ。

8/11 5:28

登山口初っ端から急斜面が始まります。

8/11 5:35

あまり心の準備してなかったのでゼーゼー・・

8/11 6:13

少し展望がきく場所も。
しかし暑い雲がかかっています。

8/11 6:22

6:20 上十五里。
このようなえぐれた道が多いです。

8/11 6:32

急登に気をそらすために花でも。。

8/11 6:40

とにかく一歩一歩。
アブの案内人に導かれながら・・

8/11 6:44

6:44 笹平。
名前からすると、少し平らになるのか？？

8/11 6:51

全然平らになりませんでした・・
引き続き急登に喘ぎます。

8/11 6:57

旧看板が落ちていました。
どこからかのルートとの合流点でしょうか。

8/11 6:59

花は心なしか、大きく感じます。

8/11 6:59

とにかく花や植物に癒されます。

8/11 7:01

周囲は白いが。上空の空は青いです。

8/11 7:11

また展望が開けました。
こういう場所は風も通って気持ち良いです。

8/11 7:14

7:14 地蔵山手前の水場。
暑いので冷たい水にホント生き返りました。

8/11 7:25

7:25 地蔵山分岐。
樹林帯の急登はここで一息つきます。

8/11 7:27

三国岳が見えました。
ピークには小屋も見えます。

8/11 7:35

さぁ頑張りましょう〜。

8/11 7:52

ここからは岩稜帯へ。
太陽を遮るものも少なくなります。

8/11 7:54

少し登って振り返り。
ガスの動きも速いです。

8/11 7:55

少々際どい場面もありますが、順調な岩登り。

8/11 7:56

鎖場もありますが、鎖に頼るほどではありません。

8/11 7:58

7:58 剣ヶ峰

8/11 8:02

また鎖場。

8/11 8:04

細い岩稜は続きます。

8/11 8:06

岩に咲く花には癒されますね。。

8/11 8:10

こんな手掛かりも。。

8/11 8:12

岩をこなすと、見えてきました。

8/11 8:13

8:13 三国小屋に到着。

8/11 8:21

ご主人と少し談笑したら次へ。
ガスはきっと晴れるでしょう。

8/11 8:24

足元の花を見ながら。

8/11 8:34

ハシゴの場面が一か所ありました。

8/11 8:36

快適な尾根歩き・・
とまではいきません。微妙なアップダウンが足にきます。

8/11 8:37

20分ほど歩いて、来た方を振り返り。
小屋も小さくなりました。

8/11 8:54

8:54 七森。
三国小屋から切合小屋までの1/3くらいです。
意外と来てなかった・・

8/11 8:56

この先はまだまだ・・
奥の飯豊山が少しだけ見えてきました。

8/11 9:05

また岩稜帯があります。
遮るものがないので暑い・・

8/11 9:07

そんな時は花を。

8/11 9:14

9:14 種蒔。
こんどは三国から切合までの2/3くらい。

8/11 9:16

あとは緩やかな尾根歩きです。

8/11 9:24

また花。

8/11 9:24

8/11 9:27

三国小屋から1時間ちょっと。
ようやく見えてきました。

8/11 9:28

9:28 切合小屋。

8/11 9:40

ここで二回目の朝食とします。
（賞味期限切れてますがね・・）

8/11 9:46

小屋には水場もあって快適。
思う存分水浴びします。

8/11 9:49

20分ほど休んだらGo。
ハチさんがリンドウを覗いていました。

8/11 9:51

空が青くなってきました。
展望がとてもよくなります。

8/11 9:55

本当に気持ち良いルートです。

8/11 10:09

木々のトンネルは日陰にもなって一息つきます。

8/11 10:11

10:10 草履塚。
飯豊山のガスが晴れました。

8/11 10:16

雪渓も多く残っています。

8/11 10:20

せっかく登ってきたのに、100mほど下ります。

8/11 10:21

10:21 姥権現。
あと300m登り返しです。

8/11 10:23

さぁあとひと踏ん張り！

8/11 10:26

最後の核心でしょうか。
岩場が登場です。

8/11 10:28

先行者さんの後に続きます。

8/11 10:32

岩稜帯を抜けると、飯豊山がバーン。
まだまだ遠い・・

8/11 10:39

青と緑のコントラストが素敵です。
まるで牧草地帯です。

8/11 10:43

お花畑の向こうに雪渓と、今日行くつもりの大日岳。

8/11 10:54

それにしても、なかなか着かない・・

8/11 10:54

来た道を振り返る。
稜線美がイイネ！

8/11 10:56

ついに見えました！

8/11 10:57

10:57 テント場を通過。
今のところ、1張のみのようです。

8/11 10:57

水場はこちらにあるようです。

8/11 11:00

あとは順調に歩き続けて、、

8/11 11:02

11:02 本山小屋に到着〜。
駐車場から6時間弱かかりました・・

8/11 11:03

中でテントの手続きをします。

8/11 11:09

バッヂも購入。

8/11 11:15

少し戻ってテント場へ。

8/11 11:22

やっと肩の荷を下ろします。
景色重視のこちらに張ります。

8/11 11:50

こんな感じ。

8/11 11:56

サブザックに最低限の荷物を入れ込みます。

8/11 12:13

向かうルートを確認。
大日岳は暑い雲に覆われていますが、行くしかありません！

8/11 12:19

まずは飯豊山へ。
小屋から20分ほど歩いて、、

8/11 12:21

12:21 飯豊山頂上へ。
百名山は久々の更新で57座。

8/11 12:23

近くにおられた若いグループに撮っていただきました！

8/11 12:25

三角点はこちら。

8/11 12:28

これから行く道。
とても歩きやすそう！楽しみ！

8/11 12:30

12:30 大日岳へ向けてスタート。

8/11 12:40

しばらく歩くと、辺りは一変。草原のような景色に。

8/11 12:47

大日岳へ向かって。

8/11 12:55

雪渓を見ながら涼しげに歩きます。

8/11 12:59

それにしても、まだ結構残っているもんですね〜
これでも例年よりだいぶ少ないらしいですが。

8/11 13:05

30分ほど歩き続けると、見えてきました。

8/11 13:09

13:09 御西小屋。
飯豊山から大日岳への中間点です。
45分くらいなら快調です。

8/11 13:10

では、大日岳方面へ。

8/11 13:18

大日岳のガスはなかなか晴れませんね・・

8/11 13:29

トリカブトが咲いています。

8/11 13:31

お花畑状態です。

8/11 13:31

これは何だろ？？船のスクリューのような・・

8/11 13:43

ちょうど、稜線がガスを遮っているようです。

8/11 13:45

喜多方方面の街が見えています。

8/11 13:47

大日岳取りつきまで来ました。
ここまで順調かと思ったら、急登が始まります。

8/11 13:51

あまり足が残っておらず、暑さも重なってヘロヘロ・・

8/11 14:01

テッペンは晴れたりガスったり。
急登にゼーゼー言いながら一歩一歩。

8/11 14:03

それでもなんとか頑張って、、

8/11 14:09

ついに見えた！

8/11 14:08

14:08 大日岳山頂に到着です！
飯豊連山最高峰！やったー！

8/11 14:12

クールダウン兼ねて大休憩します。

8/11 14:34

稜線上のガスは晴れないが、十分な景色です。

8/11 14:36

最後にもう一度、山頂標識を。
14:43 Uターン開始。

8/11 14:54

来た道を戻ります。
急斜面も、下りならラクチン。

8/11 14:57

喜多方方面。

8/11 15:04

大日岳直下を降りました。
はるか向こうに御西小屋が見えています。

8/11 15:19

あとは歩きやすい道を歩いて、、

8/11 15:22

15:22 御西小屋。

8/11 15:28

スッカリ晴れてきました。
グリーンとスカイブルーが気持ち良いです。

8/11 15:36

草原を飯豊山方面へ戻ります。

8/11 15:43

青と緑と白と。
自然の美しさに惚れ惚れします。

8/11 15:51

疲れが出てきました。。
あとひと踏ん張り！・・と思ったら、、

8/11 15:56

手前のピーク(駒形山？)でした・・

8/11 16:06

いよいよ本当の最後の登りをこなして、、

8/11 16:12

16:12 再度の飯豊山へ。

8/11 16:12

大日岳のガスもだいぶ晴れてきましたね。

8/11 16:28

16:28 テン場へ帰着。
大休憩も入れて、4時間半ほどで戻れました。

8/11 16:37

水を汲みに行きます。

8/11 16:44

水場は例年よりもだいぶ少量なんだそうです。
でも冷たくておいしい！！

8/11 17:41

二回目の水場訪問。
これだけ入れるのに、10分くらいかかりました。。

8/11 18:05

日の入りまで時間があるので、洗濯したりしてノンビリ。

8/11 18:26

ついに日が沈みそうです。

8/11 18:32

ダイヤモンド飯豊山！
（ちょっとズレてますがね。。）

8/11 18:35

福島県側にも行ってみます。
静かに雲海が広がっています。

8/11 18:40

本山小屋へ上がると、まだ日の入りの最中でした。

8/11 18:40

ついに本当の日の入りを迎えます。

8/11 18:45

今日一日さようなら。ありがとう！

8/11 19:09

明るいうちにテントに戻って、、

8/11 19:10

テント内は15℃くらいで、少々寒いくらいです。

8/11 19:12

テントの窓から外をチラチラ。
今夜は星空も期待できそう。

8/11 19:35

晩飯は中華丼。

8/11 20:48

おやすみなさい！21時就寝。。

8/12 4:18

2日目の朝。4:00起床。
既に空は明るく、皆さんも起きています。

8/12 4:20

昨日は見えていなかった蔵王山から太陽が上がるようです。

8/12 4:51

4:50 もうすぐ。

8/12 4:51

アップで。
神々しい雰囲気です。

8/12 4:52

見えてきました。

8/12 4:53

4:53 ご来光。

8/12 4:55

一気に明るく、暖かくなってきます。
朝日連峰と蔵王連峰の競演。

8/12 4:56

大日岳も今日は遮るものはありません。

8/12 5:09

素晴らしい雲海と太陽の競演！

8/12 5:09

昨日は見えていなかった景色を堪能です。
朝日連峰。

8/12 5:10

連峰の奥に月山と、、

8/12 5:10

鳥海山の姿。

8/12 5:10

朝日連峰と鳥海山と月山を。

8/12 5:11

逆光ですが、蔵王連峰。
一昨日はあそこを走りましたね。。

8/12 5:13

だんだん空も青くなってきました。

8/12 5:14

福島県側の山々も。
磐梯山が特に映えます。

8/12 5:14

アップで。

8/12 5:15

もうどこを撮っているかも忘れました。

8/12 5:15

テン場と磐梯山。

8/12 5:18

何度でも朝日連峰。

8/12 5:23

大満喫したので、テントへ戻ります。

8/12 5:35

気温は10℃ほど。
風があって少々寒いです。

8/12 6:14

贅沢に朝食にしましょう。

8/12 6:17

昨日、ハイカーの方にいただいたカップヌードルをいただきます。

8/12 6:48

それでは、テント撤収。。
名残惜しすぎますが、帰り支度しましょう。

8/12 6:53

会津の山々は訪れたことないので、いつか行ってみたいです。

8/12 6:53

蔵王山もきっとまた来ますね！

8/12 6:53

テン場、最高のロケーションでした！

8/12 6:55

なかなか帰りの一歩が出ません。。
7:05 下山開始。

8/12 7:19

昨日歩いた稜線を振り返りながら帰ります。

8/12 7:26

昨日来た道を戻ります。

8/12 7:28

新潟県側の峰々。
（同定はできず。。）

8/12 7:40

何回でも振り返り。
大日岳〜飯豊山の稜線。

8/12 7:43

木々に囲まれたトンネルを通って、、

8/12 7:50

切合小屋が見えてきました。

8/12 7:57

ホント、今日は快晴です。
良い日に来ました。

8/12 8:01

8:02 切合小屋。

8/12 8:09

昨日より青い空に酔いしれます。

8/12 8:13

続けて下山しましょう。

8/12 8:29

遠くに三国小屋が見えます。

8/12 8:36

最後に朝日連峰を振り返る。

8/12 8:52

小屋まで細かなアップダウンをこなします。

8/12 8:54

この辺りはコエゾゼミなんですね。

8/12 9:08

9:08 三国小屋に到着です。

8/12 9:30

いよいよこの景色ともお別れ。
名残惜しく、クールダウンもかねて大休憩。

8/12 9:31

9:31 では、三国小屋を後にしましょう。

8/12 9:36

ガスの中、岩稜帯を降りていきます。

8/12 10:01

岩稜帯を降り切りました。
少し余裕があるので、ルートを外れて地蔵山のピークへ。

8/12 10:04

山頂標識のようなものはなく、小さなお地蔵さんがおられるだけでした。。
頭をなでなでしてお祈りさせていただきました。

8/12 10:05

地蔵山からは少しの展望あり。

8/12 10:12

元のルートに戻ります。

8/12 10:31

昨日来た道をガンガン降ります。

8/12 11:13

ガンガン降りまして、、

8/12 11:16

やっと見えました。

8/12 11:17

11:17 登山口に到着。

8/12 11:17

あとは少し歩いて、、

8/12 11:23

駐車場が見えました。

8/12 11:25

11:25下山完了〜
メチャ気持ちよかった〜。

8/12 12:10

いいでのゆで2日間の汗を流します。

8/12 12:50

お土産は、山都の桃とキュウリです。

8/12 15:18

黒埼PAにて昼飯。

8/12 19:05

有磯海SAで晩飯。

8/13 6:52

久しぶり〜。
キュウリ美味しいかな？？

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL3 オリンパス

装備

個人装備

ＧＰＳ(1) ストーブ・ライター(1) レインスーツ(1) 携帯電話(2) ツエルト エマージェンシーシート(1) 救急セット(1) 防寒着 着替え(1) デジカメ(2) 携行食(2) 地図 コンパス(1) ドリンク(2) ヘッドランプ(1) テントセット(1) シュラフ(1) アイゼン(1) 予備電池(1) サブザック(1) スパッツ(1)

感想

Mahito

東北の旅（出張ですが。。）集大成は飯豊山へ。
そういえば、100名山も2年以上も更新してなかった。。

前日の蔵王山から約130km。
途中、上山温泉でさっぱりして前日夜のうちに登山口となる御沢キャンプ場へ。
山の日で混むかと思ったが、ほとんど駐車しておらず、好きな場所にとめて車中泊。
窓を網戸にすると、気温23°でそこそこ涼しく。
もう最近は後部座席に寝転ぶだけでも寝れるようにもなりました。。

翌朝。4時起床。
少し明るくなった駐車場では、皆さん起きて準備しておられます。
隣になった尾張小牧ナンバーのご主人としばし談笑し、5:20スタート。

久しぶりの百名山。明るい登山道にワクワクしながら。
・・が、、思いもよらぬ、一気の急登に苦しめられます。しかも、暑いしジメってるし・・
さらには、山の案内人のごとく、大きなアブさんが周囲をグルグル・・
まだ慣れないうちから三重苦にやられます。「もうやめたい・・」

そういえば、ルートは予習してきたが、急登とか標高とかチェックするの忘れた・・
後で見てみると、550mから標高差900mも一気に登るんですね・・シラナカッタ・・

急登に休み休みしながら。でも休むとアブさんがぺったりしてくるので歩き続け・・
標高を上げると、午前中ガスという予報通りミストに包まれ、風も程よくあって少し快適に。
意外と険しい岩場を上がると、8:12三国小屋へ。スタートから3時間かかりました。
小屋のご主人としばし談笑。ガスってはいるが、雲に動きがあるのでこれからに期待します。

三国小屋からは標高の変わらぬアップダウン。細かな起伏が意外とキツイ・・
それでも、尾根歩きになると、展望が開ける場面が多くなります。
太陽に照らされると暑いが、ときどき現れる木々のトンネルでは涼しい風に癒されます。

意外と長く感じた切合小屋には9:30。ここいらで飯豊山本山の姿がバーン。
十分なグリーンの雄姿に見とれます。さすが百名山。やっぱり来てよかった。。
切合でご一緒した方々とも自然に笑顔で談笑します。

さぁあと少し。頑張りましょう。
ここまで来ると、姥権現へ100mの下りがとても勿体なく感じます・・
姥権現から岩場を抜けると、そこからは白山の室堂〜御前峰のような感じの登り。
少し上がっては、形の変わらないてっぺんの姿を見上げ、また歩いては見上げ・・
11:02本山小屋着も、この40分ほどの登りがホント長く感じました。

テント泊の手続きをし、少し下ったテン場にはまだテントは1張りのみ。
その主、川崎から来たという方と少しお話しながら。半袖短パンの姿はまるで南国のよう。
しかし連峰最高峰となる大日岳の情報も聞き、意外とタイム的に余裕がないことを知ります。

サブザックに必要なものを詰め込み、12:05 飯豊山〜大日岳へ向けてGo!
まずは本山小屋から20分ほどの飯豊山へ。
思ったよりもシンプルな山頂。百名山は久しぶりの更新で57座目です。

ここでも、朝5時に出て大日往復6時間以上かかったというグループに脅されます。。
確かにここから見る壮大な大日岳の武骨な表情は、道のりが予測できないほど遠く感じます。
しかし、同じくトレランの人が約3時間で往復したというので、そっちも参考に。

飯豊山頂上の先は今までとは違った草原のような道が広がります。
白山〜釈迦岳を周回したときや、谷川岳馬蹄型を歩いた時と似ていて気持ち良い。
大きな雪渓から吹く風も心地よく、地図上は中間地点の御西小屋までは45分ほどで超順調。

「これなら1時間半くらいで着けちゃうんじゃないの？」・・しかし甘かった・・
タイム的にはそれくらいなんだが、大日岳の直下の登りがツライ。。
急ぎ足で来たからか、一歩がなかなか進まず、後頭部から照り付ける太陽にも完敗・・
半分クラクラになりながら、14:07 ついに大日岳へ。ここが飯豊連峰の最高峰です。

展望は残念ながら厚い雲がかかり、360°の大絶景！とまではいきませんでしたが、
喜多方方面の街の景色や新潟側の展望はよくきき大満足。
遅い昼飯を食べながら。クールダウンしながら30分以上も長居してしまいました。。

目標に到達したあとはUターンも順調に。10数張りに増えたテン場に戻ったのは16:30。
まるで平地のBBQ場のような賑やかさをみせるテン場はここの人気を感じさせるものでした。

テントに戻った後は、特に何もすることないので小屋へ行ったり景色を撮ったり。
特に夕焼けの少しずれたダイヤモンド飯豊山。
前回北岳の時は見る気もなかった夜空を見上げてみると、満天星空。天の川も見れて大満足。
稜線に張ったテントには容赦なく爆風が吹き付けましたが、21時頃からぐっすり寝れました。


2日目。4:00起床。
既に白んできている空は本日の快晴を予感させます。
気持ち良いご来光が期待できそうだったので、本山小屋まで上がって拝む準備。
既に皆さん、カメラを構えて待っています。

4:50 昨日登った蔵王山からご来光。朝日連峰の奥には月山や鳥海山の姿もクッキリ。
一気に明るく、暖かくなり、そして名残惜しくなります。
なにせ、昨日ガスだった大日岳もはっきりクッキリ。今日登る人がうらやましい。。

しかし、本日中に京都の自宅に帰らなければならないので、テント撤収。
後ろ髪ひかれながら、快晴の稜線を振り返りながら、4時間半。一気の下山となりました。
下る最中も100人近くの人とすれ違ったんではないでしょうか。


今回の東北出張が決まってから行きたいと決めていた飯豊山。
天気はすごく心配でしたが、結果的には二日間とも晴れて大感謝。
最高の夏休みスタートとなりました！！