根名草山・鬼怒沼山:湯元温泉から大清水へ紅葉縦走、半袖隊長、関東100完登&燧ヶ岳まで赤線連結
- GPS
- 27:54
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,148m
- 下り
- 2,446m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:06
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:44
合計距離: 13.74km /最高点の標高: 2319m /最低点の標高: 1413m
累積標高(上り): 1317m /累積標高(下り): 1399m
★EK度数:33.905=13.74+(1317÷100)+(1399÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
【二日目】歩くペース 0.8〜0.9(速い)
合計距離: 12.89km /最高点の標高: 2116m /最低点の標高: 1190m
累積標高(上り): 917m /累積標高(下り): 1146m
★EK度数:27.79=12.89+(917÷100)+(1146÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
【二日間通算】歩くペース 0.7〜0.8(速い)
もし本行程を日帰りで歩いたと仮定したら
(⇒EK度数はあくまでも日帰り山行の“えらい・きつい”を数値化したもの)
合計距離: 26.64km /最高点の標高: 2319m /最低点の標高: 1190m
累積標高(上り): 2261m /累積標高(下り): 2556m
★EK度数:62.03=26.64+(2261÷100)+(2556÷100÷2)
→→→判定「●EK60〜70未満 忍者!達人!」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
【参考文献】
分県登山ガイド08 栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月版)
15鬼怒沼山:日本一高所にある湿原を訪ねる
技術度★★☆☆☆体力度★★☆☆☆
16根名草山:奥日光から静寂の尾根歩き
技術度★★☆☆☆体力度★★☆☆☆
天候 | 【初日】曇り (稜線上は霧で濡れた枝葉から滴がポタポタ小雨模様) 【二日目】晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
地元駅始発0458代々木上原駅05000535北千住駅05460631南栗橋駅063208:07東武日光駅JR日光駅08:3710:05湯元温泉BS (注)1700円/IC可、JR日光駅で9割着席、東武日光駅で満席、竜頭の滝で少し下車、赤沼で多くが下車、終点までは10名弱 【復路】 大清水BS15:1019:30(予定)バスタ新宿新宿駅地元駅 …関越道の週末行楽渋滞のためバスタ到着は約20分遅延 (注)4100円/高速バスのため事前予約し大清水売店で乗車券を購入 ttp://kan-etsu.net/publics/index/17/&anchor_link=page17#page17 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 ⇒際だった危険箇所(岩場のへつり、鎖・ロープの急登降、ナイフリッジなど)があるわけではないが、相応の倒木があり、 )が下記い鉢А覆い困譴皺爾蝓砲個人的にはきつかった。 ‥鮓飢浩槇誘眄再重仍蓋 延々と長い道路(R120)歩き(約5km/標高差約350m)。歩道はないのでクルマに注意。中ッ曽根を国境平に上がり金精山を越えて金精峠に至る道もあるが、深いササで覆われ難ルート化しており、時間がない場合は素直に道路歩きの方がよい。 金精峠登山口⇒金精峠 標高差は約180mほどだが岩場が連続し、ハシゴやロープ設置個所は多数。足場は確りあるので、登りより下りに使う方が厳しそう。 6眄再就猷浩凜岳⇒根名草山 確りした道形の歩きやすい道となる。温泉ヶ岳まで約300m登った後は緩やかな起伏で根名草山に通じている。温泉ヶ岳山頂は縦走路から外れておりピストンするが、途中、倒木が道を塞いでいるので捲くかすり抜けるかは個人判断。山頂から根名草山方向に下るオレンジドット線があるが、今は廃道化したようで踏み跡を探すのも困難で、素直に戻るしかない。温泉平に至るササが繁殖した捲き道で路肩を踏み外さないように要注意。踏み外せばそのまま滑落する。念仏平避難小屋はきれいに管理されており休憩適地。根名草山までは倒木も多いが、捲いたり越えたり潜ったり…なんとかなる ず名草山⇒日光澤温泉 標高差が約940mある淡々とした下り道。根名草山の頂上直下は踏み跡が不鮮明かつ急降下なので滑落注意。日光澤温泉・加仁湯(=手白沢)分岐点まで道標は一切なく心理的に不安になるが、マーキングは相応にあり、間違えそうな枝道もない。最後の最後(温泉まで標高差で100〜150m地点)で、道を塞ぐ大きな針葉樹の倒木の捲き道の踏み跡が分からず、完全にロストしたかとかなり焦った。数分掛けてじっくり検分した結果、倒木の下部(進行方向の右下)を捲く道を見つけてルートに復帰した。 テ光澤温泉⇒鬼怒沼 最初から急登で始まるが、難所には階段・木道・ハシゴ・ロープなどが設置されよく整備された道。今回の中で最良登山道。 Φ甘楙蔵裕甘楙損魁扮復) 鬼怒沼の二つ目の木道分岐点には道標がないが、鬼怒沼山へは右を取る。東電避難小屋の先で大清水からの登山道と出合う。暫くは対応可能な倒木が邪魔するだけだが、鬼怒沼山への取付き地点の目前にある大きな倒木は厄介だ。左斜面へ捲くようにしてルートに復帰した。また取付き地点には道標「鬼怒沼山⇒」があるが、その後の道は分かり辛いのでよく踏み跡を見極めたい。また小規模だが針葉樹の倒木とササが道を隠した地点もあり焦らず正しい道を進むこと。下山は往路を素直に戻るしかないが、じっくり道を見極めながら進まないと間違う可能性あり。 У甘楙蔵擁見山⇒湯沢出合 物見山までの登りは比較的容易な道形だが、その後、湯沢出合までの物見山新道は足場の悪い急坂・段差のある岩場・木の根の難路が続き、息が抜けない。また落葉の下の浮石・枯れ枝・根っ子などでの躓きやスリップにも最新の注意が必要。下った先の湯沢出合での渡渉は増水時には要注意。拙者は折れた丸太橋の下流側の通常ルートではなく上流側を渡渉した(⇒詳しくは地名登録に記載) 湯沢出合⇒大清水 物見山新道の厳しい下りから一転して、緩やかな優しい極楽道に一変する。物見橋からは林道となり、広葉樹の林を抜ければ大清水バス停に到着する。 ★水場:旧念仏平避難小屋跡…汲まなかったが水量あり ★渡渉箇所:‥鯊出合(⇒写真を追加)、その後にひと跨ぎが一ヶ所 ★泥濘状況:_浩凜岳〜根名草山稜線∧見橋から大清水への林道で水溜まりや泥濘区間あり ★蜘蛛の巣 :基本的になし ☆半袖 タイム:―蘰は金精峠まで(稜線上は低温かつ風が強く長袖着用)二日目は全行程 ★半袖 出会い指数:両日ともなし ☆半袖 驚かれ指数:両日ともなし ★入山者:―蘰は遭遇ゼロ 二日目は(1)鬼怒沼まで4組12人(2)鬼怒沼山直下で1組2人(3)大清水への下り(物見山直下)で1組3人⇒湯沢出合渡渉に関し貴重な情報かつ親切な申し出を頂戴する |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:金精峠登山口(拙者はコンパスで提出) ★駐車場:無料・簡易アスファルト敷き、クルマ3台駐車中、詰めれば15台程度は可能か? ★トイレ:なし ★携帯 :稜線では圏外多し(日光澤温泉及び周辺は圏内) ★食料調達処:ファミリマート(地元駅前商店街)、東武日光売店(8-18時/11〜4月) ★酒類調達処:大清水休憩所 ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日光澤温泉 http://www.nikkozawa.com/ 料金:一泊二食8,500円…一人利用、冬季燃料代150円+入湯税150円、お握り弁当500円 |
写真
感想
予てからの懸案だった奥日光(湯元温泉)と尾瀬(大清水)の間を歩いて来た。
電車バス利用の日帰り山行では無理なので、ほぼ中間地点にある日光澤温泉での一泊二日計画である。
今回の主要目的は以下二点であった。
ゝ甘楙損海謀个辰憧愿貮缶昌慨暗
大清水まで歩いて、自宅から尾瀬・燧ヶ岳までの赤線繋ぎ
,砲弔い討蓮2016年3月に99座目として登った竪破山(たつわれさん)から2年半のブランクがある。
鬼怒沼山に登るだけだったら夫婦淵から歩いて往復すれば足りることだが、それだけではもったいない。
せっかく奥鬼怒まで行くのだから…と地図を眺めていたら、ハタと気付いたのである。
奥日光から鬼怒沼経由で大清水まで歩けば、ひと頃意欲的に歩いた前日光と桐生・足利の間を追加しておけば、自宅から燧ヶ岳までの赤線の一つのピースとなることを。
2年連続して夏場に入院・手術・療養が続いたこともあり、思い付いてから計画立案、そして立案してから実行するまで時間を要した。
基本的には行き帰りとも電車バス利用のワン・ウェイ山行なので、必ずしも交通の便が好いわけでもなく、夏・冬ではなく春・秋に歩きたい地域(コース)ばかり。
その間には、富士五湖周辺にも触手を伸ばし、奥秩父から中央分水嶺にも足を向け……焦点が定まらないと言ってしまえばそれまでだが、北関東については漸く一区切りついた。
それにしても今回の一泊二日山行は想定していた通りにキツかった。いや、それ以上にキツかったように思う。それは両日とも最後の下りが長く、かつ、厳しめの道だったからだだろう。台風が通過後の登山道は通れるのだろうか、倒木が道を塞いでないか、渡渉地点は通過出来るのだろうか?
バス便の制約があり、行動時間が限られることから不安だらけ。
八ヶ岳のように人気の山域でもないしね。
尾瀬林業に電話で問い合わせもしたが、結論からして一般論の域を出なかった。
そうした中、役だったのは過去レコ、特に台風通過後にアップされているレコだった。
レコか上がっていると言うことは、あれこれあるかもしれないが、そこは歩けると言うことだろう……と考えて挙行した。
さて、赤線繋ぎジャンルで残った主要区間は「松本〜和田峠」。
そこを歩けば、燧ヶ岳から松本までが繫がる。
今年中に出来るか?
行くなら、冬が来る前に…かな!
以下は個人的な備忘録〜皆さまにもご参考になればm(__)m
【赤岳・天狗縦走データ(9/23-24)と比較】
結論からすると、今回の方が大いにきつかった。
それは下記数値からも検証できる。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1596716.html
【二日間通算】歩くペース 0.8〜0.9(速い)
★EK度数:51.115=22.17+(1907÷100)+(1975÷100÷2)
→→→判定「●EK50〜60未満 超きつい、止めた方が無難」
【初日】歩くペース 0.8〜0.9(速い)
★EK度数:34.79=13.69+(1733÷100)+(754÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
【二日目】歩くペース 0.7〜0.8(速い)
★EK度数:16.095=8.48+(159÷100)+(1205÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
【日光澤温泉】
予約:電話のみ(ネットあるいは宿泊サイト掲載なし)
混み具合:宿泊者は約20人、一人利用は3人
水:無料(一階洗面所に水道栓あり)
トイレ:男性は大3小2(全て水洗・洋式、ウオシュレットなし)
風呂:24時間可、男女別内湯各1、混浴露天風呂2(露天用の湯あみ着はないが19〜21時は女性専用)
食事:夕食17:30/朝食6:30…時間厳守、ご飯はお代わり自由・味噌汁は一杯のみ、イワナ刺身・ヤマメ唐揚げなど
お酒:大瓶700円/レギュラー缶380円、他に日本酒・骨酒・ワインあり
消灯:特に定めなし、コンセントは一ヶ所二穴
その他:WiFiなしだが電波圏内、各部屋にこたつあり、可愛い柴犬がいる、薪をくべた談話室あり
【高速バスの利用方法】
“瀬戸倉・関越沼田入口でも乗車可、関越道では赤城高原SA・三芳SAで休憩、川越・練馬で途中停車(下車可)
天候や体調、行程によってはバス発車時刻までに下山できない可能性も考慮し、電話予約だけに止め、下山後、券売場(大清水売店)にて購入することにした。間に合わない場合、事前にバス会社(関越交通戸倉営業所0278-58-7002)にキャンセル電話すれば可。
乗り遅れた場合は、路線バス(関越交通/大清水1550⇒1729沼田駅/2350円…IC不可)に乗車することにした。
い修譴砲眈茲蠱戮譴燭蕁尾瀬戸倉まで(約8.2km/標高差▼222m)歩けば、もしくはタクシーで、路線バス1645/1715/1820/1855/1949発(沼田駅まで所要1時間22分/2050円)に乗車可。
サ佞坊弉茲茲蠢瓩下山できた場合は、(空席があれば)一本前の高速バス13:10発に予約変更し乗車可。
【今回登った山】
☆温泉ヶ岳(ゆせんがたけ/2332.9m):初…栃木百42座目、ぐんま百60座目
☆根名草山(ねなぐさやま/2329.7m):初…栃木百43座目
☆鬼怒沼山(きぬぬまやま/2140.8m):初…関東百100座目⇨完登、栃木百44座目、ぐんま百61座目
☆物見山(ものみやま/2113m):初…無冠
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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おこんばんは〜🎵
関東百名山登頂!おめでとうございます🎉
あと一座を残して約2年、耐え難きを耐え忍び難きを忍び、言葉に言い表せない達成感を味わっていらっしゃることとお察しいたします (≧∇≦)b
さて、今後の参考に教えてください。
温泉ヶ岳に登頂後、分岐に戻られていますが、そのまま北へ延びる尾根は踏跡が無いとのこと、藪を漕いで降れる程度の藪でしょうか?
鬼怒沼山の北にある栃木百名山の黒岩山方面への踏跡はありましたでしょうか?
私も隊長と同じコースを歩いてみたいなぁ ( ̄∇ ̄)
今度、日光澤温泉のホスピタリティについても教えてください σ(^_^)
タフなルートで鬼怒沼山、ストイックな山行が隊長らしいなぁと感じました (;^_^A
お疲れさまでした&おめでとうございます (´▽`)ノ
隊長殿 こんばんは
関東 完投100名山 制覇おめでとうございます、
わたくしも 隊長につづけー をやってみたいです
大清水まで同じようにつながっており
白根山→湯本温泉までは 赤線あり
湯元温泉→三本松(でしたっけ 男体山の近くのBSは)
ですので どうやってここをつなげるか
考えていたところであります
早速パクリストに入れました( ´艸`)
では A作戦ちょっと ご無沙汰しておりますが
秋のいい山歩きを
tsui
有難うございます。
ようやく関東100に到達しました。
苦節2年半…と言うより、他の山域に色気を出していたのが主因でなのですが・・・。
鬼怒沼に向かいながら「kazuさんご夫妻が鬼怒沼山に登られたなぁ」と思い起こしておりました。
ご質問の件ですが
_浩凜岳から北方向
計画時点でオレンジドット線が北に伸びていたので歩行可能かと思ったのですが、ガイド本や皆さまのレコを拝見して無理だろうと思っていました。
10/7付でtomoyukさんが金精峠〜根名草山往復レコをアップされており、写真コメントの中で、そのまま北上しようと試みるも諦めた旨の記述があります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1609909.html
拙者も笹原を見た瞬間にこりゃ無理だ!と直感しました。
山頂直下に小さな池があるのですが、その周辺からも無理そうでした。
地図を拡大してみると、山頂部の等高線は真ん丸くて、かつ北側の方が詰まっています。これは尾根筋がなく、どこも似たような急斜面の地形が広がっており、踏み跡がない限り、歩く方向を見出すのが難しいことを物語っているのではないでしょうか?
それと笹原の斜面は根っこが滑り易くて、極めて歩き辛いのではないかと思います。
黒岩山方面への踏跡
鬼怒沼山の山頂から黒岩山への踏み跡があるか?…とのご質問であれば、これは全くありません。
鬼怒沼山分岐点(取付き地点)から先に黒岩山へ続く縦走路があるか…とのご質問であれば、それはあります。
拙者の敬愛するmtkenさんのレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1577480.html
日光澤温泉のホスピタリティ、いいですよ。
加仁湯もいいらしいっすよ。
11月、お会いするのが楽しみです。
隊長
ツイさんの場合は、西上州・榛名山・上州武尊山・至仏山から大清水へと繋がっている赤線と奥日光地区の連結作戦ですね。
確かに大清水と金精峠をつなげば、後の奥日光作戦がやりやすくなりますね。
また一方で、日光澤温泉から丸沼に下って日光白根山方面とつなげる手段もあります。
三本松と湯元温泉は戦場ヶ原を歩けばあっという間につながりますから、大清水から奥日光のどこに出て来るか・・・がポイントでしょうか。
奥鬼怒は泉質がよい温泉がたくさんありますから、選り取り見取りですよ
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
関東100名山。おめでとうございます。
ラストが鬼怒沼とは、何か縁を感じます。
私が山をはじめたきっかけが鬼怒沼だったので(山頂は踏んでないですけど)。
池塘と草紅葉、いいかんじです。
奥日光〜大清水の赤線ルート、計画するもなかなか実行に移せないでいます。
倒木や急斜面。写真をみると、想像以上にハードですね。
レコ、参考にさせていただきます。
(日光澤温泉では、通過者でも、水が補給できますか?)
有難うございますm(__)m
尾瀬まで赤線を伸ばすに当たっては、前日光山域にある石裂山や古峰ヶ原などの関東百を巡ったことが土台になりました。
前日光から日光駅へ、中禅寺湖へ、そして山ノ神へ。
最後に三境山や根本山を経て山ノ神へ下った今春の縦走で準備完了。
そして、ようやく今回の湯元=日光澤=大清水縦走を迎えることができました。
これらの準備段階の山行ではsat4さんのレコがとても参考になりましたよ。
この辺り(と言っても範囲が広いですが)、八ツ・丹沢・奥多摩などと異なり、人気が薄いので、レコがとても少ないですから。
でも、9月の県界尾根・赤岳・天狗・稲子湯の縦走時は、「出会ったかも」欄に50レコぐらいリストアップされたので驚きました。
今年の台風で倒木が多かったのはどこも同じでしょうが、整備予算の関係で、すぐには処理できないでしょう。
イメージとしては元からあった倒木が三分の二、今年加わったのが三分の一。
倒木に出合った時の自分の優先順位では、,泙艮回を試みる¬詰なら中をすり抜ける次は乗りけるすを落として潜り抜けるは最後の最後・・・でしょうか?
日光澤温泉では正面玄関の左手前に、誰でも汲める・飲める水がチョロチョロ流れ出ています。まず涸れることはないと思います。
コップもぶら下がっていたので、拙者はお宿に入る前に飲みました。
但し根名草山から鬼怒沼山への道は、日光澤温泉の裏手を通っているので、直行してしまうと水を汲めません。
必ずお宿の正面に回り、ワンちゃんと触れ合う前に、水を汲めますよ。
隊長
関東百名山コンプリート、おめでとうございます。山に限らず、何一つ完遂したことのない意志薄弱な小生は、感心するばかりです。でも、鬼怒沼山ってリストにあったかな と思ったら、関東百山(←こっちの方が古く、小生も本を持ってた)と勘違いしていました。次はついでに関東百も (少々手応えあるPEAKもありまっせ)。
根名草、鬼怒沼このエリアは、20代の頃一度計画したこともある(旧念仏平小屋泊でね)のですが、いまだ完全に空白地帯です。小生もせめて、鬼怒沼位は行ってみたいかな(その場合も多分最短ピストンかな)。
有難うございますm(__)m
今まで藤野15名山や大月秀麗富嶽12景19山は全て登りましたが、「XX100」シリーズでは初めてです。
日本100はも何年も前から80を超えていますが、3年前の平ヶ岳を最後に84から先に進みません。
鬼怒沼山…最後の取付き地点から踏み跡が薄くて、こりゃ、人気ないんだなぁ・・・と思いながらでした。
そして山頂は狭くて笹に取り囲まれ、眺望は梢の間にほんのちょっぴりあるだけ。
多くのハイカーは鬼怒沼止まりだそうですが、「そりゃ、そうだよな」と実感しました。
関東百や栃木百などのピークハンター以外は…行かないかな。
鬼怒沼でも標高は約2000mあり、日本最高所の湿原です。
広さは尾瀬に比べるまでもありませんが、初夏に行けば、多くの山野草が咲くそうです。
拙者も出来れば7月に…と思っていましたが、草紅葉の10月になってしまいました。
隊長
隊長、こんばんは。
いや〜、やりましたね
少し間は空きましたが、関東百達成おめでとうございます
日光澤温泉からのピストンかと思ってましたが、そこは隊長らしくヒネリ技。
一号隊員はちょっと厳しかったかもしれませんが、隊長単独の突破力で何とかなりましたね
私もこのコース類似を考えてたのですが、根名草山からの激下り以上に物見山からの下りは大変なんだな、と写真を見てても思いました 情報ありがとうございます。
しかし還暦過ぎても隊長の歩きの真髄ここにあり ですね。
これからも隊長の飽くなきチャレンジ、楽しみにしていますヨ
有難うございますm(__)m
2015年6月に登った女峰山が90座目でした。
その後は…
91二子山⇒92妙法ヶ岳⇒93太郎山⇒94飛龍山⇒95高原山(釈迦ヶ岳)⇒96日留賀岳⇒97天上山⇒98帳付山⇒99竪破山
これらの中で1号隊員が一緒だったのは97天上山だけですね。
全て電車バス利用にせよ、94飛龍山・95高原山・96日留賀岳・98帳付山は、山小屋や民宿に一泊していますし、99竪破山では上野駅前のネットカフェ泊まりでしたから。
大清水から鬼怒沼山(物見山新道)へは、土合〜白毛門並みの高低さと歩き辛さと聞いていました。
急勾配ぶりでは白毛門かな…と思いますが、厭らしさでは物見山新道の勝ち にのように感じました。
物見山に登っている途中に出逢った高崎シニア3人組が「7時に大清水を出発した」と聞いて安心しました。
その時が11時過ぎでしたから、「登りで4時間なら、下りはもう少し早いな…15時10分のバスに間に合うな」と思ったからです。
彼らから渡渉場所の水量や飛び石の様子や落ち葉が多い道の様子を詳しく教えてもらったことも、大いに役立ちました。
バスに乗り遅れないように…と言うと、「ダメだったら高崎までだったら送るよ」と言ってくれまして…
だったらワザと乗り遅れようかな…などと軽口をたたく余裕も生まれましたよ。
でも初日の日光澤温泉では足が攣ってしまうし、下山翌日・次の日と大腿四頭筋が痛いし…。
2日連続が限度で、3日連続登山↑↓は厳しい〜〜〜!と思いました。
隊長
関東100名山おめでとうございます。
100というのは、なかなか登れないものだと思います。交通の便が悪いところもありますし、すごいです。
日光澤温泉は、いいところですね〜今回の隊長さんのコースは、私にはムリですが、加仁湯の方からだったら行けると思うので、是非、行ってみたいと思います。
参考にさせて頂きます。
今後も、レコを楽しみにしています。
日光澤温泉の宿泊者は約20人ほどでしたが、拙者以外は夫婦淵から歩いて来られたようです。
台風の影響で登山道(ハイキングコース)は通行止めなので、林道歩きになるのですが、それでも紅葉が素晴らしかったとお聞きしました。
実は最後に残った鬼怒沼山に登るのに、1号隊員から「付き合ってあげないことはない…」と言われ、「加仁湯宿泊」が条件として提示されました。
日光澤温泉は山小屋タイプなのですが、加仁湯は温泉旅館タイプかつクルマでの送迎があるのです。
拙者としては、関東百(鬼怒沼山)に加え、大清水までの赤線繋ぎも念頭にあったので、有難くご辞退しました。
アクセスを調べてみたら、我々の住まいからだと、始発電車に乗っても、「鬼怒川温泉駅10:15発・夫婦淵11:50着」のバス(1540円/片道)にしか乗れませんね。
初日はヒナタオソロシの滝展望台まで2時間コースを歩き、翌日、鬼怒沼まで往復し夫婦淵まで下る・・・のが1号隊員付きプランかな?
隊長
情報が少ないうえに 繋ぎには難しそうなロングコース
そのうえ関東100まで達成されて、感無量と存じます
なんだか食わず嫌いで尾瀬・日光は足が向かないのですが
そろそろ僕も行かないとな〜と思ってます
拙者も2008年7月に志津峠から男体山に裏口入学して以降は、長らく足が遠退いていました。
再開するきっかけは、前日光や奥日光の関東百に登るためで、久しぶりに2015年、女峰山や太郎山に登りました。
それ以降は、慣れのせいか、気楽にアクセスするようになりました。
株主優待券を使えば、東武日光まで割安になりますしね。
中禅寺湖周辺でも、大小真名子山・金精山・高山・半月山など、電車バスでもぎりぎりアクセスできそうな栃木100が待ち構えているので、まだまだ楽しめそうです。
奥白根山や男体山の日本100や戦場ヶ原を除けば、静かな山行が楽しめる・・・はずです。
始発電車に乗っても湯元温泉だと5時間かかるので…遠いです
でも…帰りの電車酒場も長時間楽しめます
…その前に寝ちゃいますね
隊長
関東100完登おめでとうございます!
99座目から2年半も経ちましたか。「XX100」シリーズでは当方も関東100が初めてで、隊長とのご縁も、当方の関東100の釣鐘堂山でしたね。
思い返せば当方の鬼怒沼山は2014年07月03日で女満別からのピストンでした。そしてつい先日、黒岩山に行った折り、2度目の登頂となりました。
「XX100」シリーズを完登なされた時の山頂での気持ちはいかがでしたか?こみ上げてくる物とか感慨深い事とかありましたか?
私の場合は、関東100、山梨100、100高山いずれも、いつもとあまり変わらず、「やっと山頂に着いたか、良かった。怪我しないようにゆっくり下ろう。」そんな感じなんです。「XX100」シリーズ達成時も、そのピークは通過点に過ぎず、終わればまた何かが始まるからなのかも知れない。そんな思いがあるからなのかなって思ってます。
先日、湯沢出合に着いたときは既に真っ暗で、丸太の存在なども知らずに、浸水覚悟で対岸に徒渉して、スマホの地形図頼りに藪漕ぎ後登山道に復帰したんです。そこで質問があるんです。
あの丸太は湯沢出合から下流方向を見ると見える位置にあるんですか?それとも少し下流方向に河原歩きをしないと見えないのでしょうか?
私のつたない黒岩山レコを紹介していただき、有り難うございます。
お疲れ様でした。
有難うございますm(__)m
当初は関東100の登頂数はあまり変わらなかったので、あっという間に置いて行かれましたね。
実は1号隊員から「mtkenさんが関東100を達成したレコには妻への感謝の言葉があったのに…」と言われたところでした
鬼怒沼山の山頂に立っても、特別な感慨はありませんでした。
踏み跡が薄くて苦労はしましたが、特に大変だったわけでもなく、「あっ、着いたな」とホッとはしましたけどね。
それより下山路の心配が先に立って、そそくさと下山しました。
他の「XX100」は、日本100の84が最も先行している数字ですが、これとてこの5年間で増えたのは二つか三つ程度。
100に近付くに連れて、遠い・きつい山が残るので時間が掛かるのは当然ですが、個人的にあまり固執していないからなんでしょうね。
いずれの「XX100」も80を超えた時点でほぼ満足しているのが現状です。
お尋ねの丸太橋ですが・・・「山の地名」で過去の写真をご覧になると少し分かりやすいです。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=9003
イメージでは川岸に下り立った右45度方向…歩いてすぐです。
でも今は途中で折れており、使い物になりません。
物見新道の厳しい下り(⇒後ろ向きで下りたとか)、湯沢出合を渡った後の道の修正などを事前に拝見していたので、かなりの緊張感をもって下りました。
黒岩山方面も倒木で大変なんですね。
一日で歩けるなら…状況が好い時に歩いてみたいです。
隊長
yamabeeryuさん
関東百名山おめでとうございます!
手作り完登証が光っていますね
「湯元温泉から大清水!? 」と、
いろいろ驚きの行程ではありますが
途中日光澤温泉 に泊まられてということですので
温泉もお酒も楽しまれて、無事踏破、無事下山何よりでした。
台風の後で特に大変な道だったことと思います。
日光澤温泉からの鬼怒沼山は、
一度台風でキャンセルしたきりですので
いつか訪れたいと思っています。
本当にお疲れ様でした。
有難うございます。
3分間待っていたら…あっという間に出来上がりました
日光澤温泉は旅館と山小屋の中間よりやや山小屋に近い…形態でして、のんびりできました。
但し、初日の夜は大腿四頭筋が攣り始めて…ビールで水分補給したから…なんでしょうね。葛根湯を飲んで翌日に備えました。
台風の影響でどこもかしこも倒木が多いようですね。
予算不足の関係で、当面は放置されることが多いと思います。
ワイルドな登山道を楽しむことになりそうです。
鬼怒沼までは優しい道ですが…鬼怒沼山直下はホントに踏み跡を探してようやく山頂でした。
隊長
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