硫黄〜赤岳縦走&赤岳周回+α(テント泊)
- GPS
- 40:50
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,605m
- 下り
- 2,597m
コースタイム
3/18 06:40赤岳鉱泉-07:45赤岩の頭-08:05硫黄岳(待機)08:45-09:50横岳10:00-11:40赤岳展望荘12:10-12:40赤岳-文三郎尾根-13:40行者小屋-14:00赤岳鉱泉(幕営)
3/19 05:50赤岳鉱泉-06:30行者小屋06:45-文三郎尾根-08:00中岳分岐-08:30中岳-09:10中岳分岐-09:40赤岳09:50-10:05赤岳展望荘10:15-地蔵尾根-11:00行者小屋-11:20赤岳鉱泉(テント撤収)12:30-北沢-13:20美濃戸山荘-14:15美濃戸口
天候 | 3/17 小雨→みぞれ 3/18 薄晴れ→曇り→小雪 3/19 小雪→最高の青空! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 美濃戸口15:00発バス→15:35茅野駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(硫黄〜横岳) ※他は割愛させていただきます ●硫黄到着二番乗り、トレースは薄く飛ばされかけ。硫黄からケルンを目印に硫黄岳山荘へ。 ●かにの横ばいは、鎖は出ておらず岩すれすれを片足の幅でトラバース。東側はほぼ垂直な斜面。 かにの横ばいを過ぎると今度はすぐに東にトラバース後岩を登る(夏ははしごが出てる所でしたっけ?)。 私の前に三人パーティがいらっしゃり、前記二ヶ所は確保されてました。三人の方のおかげで足場がしっかりし、かにの横ばいは随分歩きやすくなっていたのではないかと思います。 ●横岳通過後、稜線の岩場を東にトラバースしながら進む。 鉾岳を西にトラバース(鎖が微かに覗く)が本日一番の核心部と思いました。 反対からのトレースはありますが、硫黄からだと左側斜面となり難度が増す感じ。挑戦するもかなり怖かったので、三人パーティに先行して頂きました(ついでにザイルを使わせて頂きました。感謝!)。 ●日の岳ルンゼはトレースがあったので特に問題なく通過。後はトレースどおりです。 |
写真
感想
今季雪山の目標?横岳。
12月に下見に行ったまま未だ行けず、雪もなくなっちゃうし今しかない!って感じで策を練った結果が雪山テント。
さてさて新幹線やらしなのやらを乗り継いで茅野駅→バスで美濃戸口へ。
さくさくっと赤岳鉱泉まで行って硫黄までお散歩〜♪なんて考えてましたが、今思ってもここが一番の核心部。
荷物が重い…。重力かかりすぎで足が上がりません(+_+)
二日も泊まるから寒かったら嫌だなとシュラフ二個入れたの以外、ほとんど余計なもの持ってないのに…。
赤岳鉱泉まで休み休みしてやっと到着。
雨に濡れて体が冷えちゃったし、さっさとご飯食べてほろ酔いになって17時にはしとしと雨の音を子守唄にお休みなさいです。
翌日。朝寝坊しましたが微かな青空とお日様を見つつ硫黄岳へ。
しかし硫黄山頂は真っ白な世界…。山頂にいたもう一人の男性は諦めて下山されました。
一方、諦めきれない私は、迷うとこもないよねと思いつつ前にも踏み切れず、社で風避けして待機すること30分。
雲が切れる瞬間が多くなり、これなら行けると出発。
青空こそないものの、赤岳・阿弥陀はくっきり、微かに南アや北アも浮かんでいます。
やっぱりこの稜線は最高!
周りの岩岩した風景がかっこよくて見とれながら歩きます。
特に問題なく横岳通過後、緊張したトラバースを終えて赤岳展望荘で一休み。
やっぱり雪山は思ったより疲れるなぁ。
ふぅっと一息つき、ふと顔をあげると見覚えのありすぎるお顔と目が合う。
「えっ!?」
「なんでなんで!?」
Utuoduさんが奥からひょっこりです。
「一人!?」
U「ううん、ittiさんと」
「えっittiさん?!」
すると奥から
i「えっtamaoさん?」と声。
嬉しいけどなんか二人に見つかったみたいで恥ずかしい〜(>_<)
とはいえひとしきりキャピキャピし、赤岳から来られたお二人は地蔵尾根へ、私は赤岳へ向かって出発。
いや〜びっくりびっくり〜!
赤岳直下まで視界クリア、さぁ山頂で阿弥陀様を満喫するぞ〜と思いきや赤岳頂上でいきなりガスガス。
今日は天気が一瞬で変わる日のようです。
なにも見えないのでおうちまで一気に下り、今日はビールで乾杯。
楽しい一日でした。
そして最終日。
前日に比べて良く冷え、気持ちいい朝です(アイゼンとか凍って付けるのが大変でした)。
晴れ予報に反して小雪の降る中の出発でしたが、文三郎尾根を登ると段々晴れ間がのぞくようになります。
今日は阿弥陀へ向かってみようと、とりあえず中岳まで行ってみる。
誰もいない中岳山頂から、誰もいない阿弥陀様と対面。相変わらず美しい。。。
でも、積雪期を意識して歩いたことないし、1人で歩けるほどルートを調べてきたわけじゃないし、こりゃ準備不足だわとそそくさと撤退を決定。
思う存分眺め、青空の赤岳へ再出発!
透明な青空に赤岳、阿弥陀、権現、そして南アや北アの面々が聳え、あ〜綺麗と何度立ち止まったことか。
山頂で幸せなひと時を過ごしました。
初の雪山テント。まったり&たっぷり雪の八ヶ岳に抱かれて楽しい3日間でした!
18日、我々が夏沢峠から硫黄岳に着いたのが10:00。その頃たまちゃんは横岳にいたのですね!
天狗岳には多くの人が登頂していたのですが、硫黄岳から横岳方面にはまったく人かげは無く、天候が悪いので誰も向かってないと思ってました。
今コースを単独でこなすとは恐れ入ります。
しかし、大阪に居るにもかかわらず、山ではかなり接近遭遇してますね?
そのうち会えそうな予感がしてます。
結局2泊したのね
テン泊、お疲れさま〜
月曜日は晴れたもんね、晴れ間があって楽しめたようだしよかったね
横岳、途中お助けがあったものの、単独すごい!
無事でよかった!
きれいな写真の数々はこれから拝見します
tamaoさん^▽^
アップ早いですね〜〜!
それにやっぱり写真が綺麗!!(>▽<)
19日、やっぱり晴れたんですね、
青空と太陽光線バックの山達、ほんとになんて美しい姿!!
文三郎尾根側から見上げた赤岳、空の色が違うとこんなにも表情が違うんだ〜。。
前言撤回、やっぱり雪山は青空が良い!!!(笑)
赤岳、2陽連続だったんですね。
私も18日泊れば良かったかなあ(笑)
八ヶ岳、たっぷり楽しめて良かったですね お疲れ様でした!! ^▽^
硫黄岳からずっと後を歩かせていただいた身の程知らずの大ばか者は私です。(ただ今猛省中、詳しくはよろしかったらレコをご覧ください)
あの日は、tamao様と3人組のパーティ様のおかげで下山することができました。
実は私もロープで確保していただいたのですが、ミスってあわや滑落・・・確保がなかったらと思うと今でもゾッとします。
私もあの後、赤岳経由で文三郎尾根で下山、行者小屋から南沢で戻りました。(日帰りだったもので)
すばらしいお写真拝見いたしました。
感動をありがとうございました。
またいずれどこかで・・・
まーた、こんなとこ独りでイッちゃいましたね。
ご無事でなにより。
★kaitoさん
ほんと笑っちゃうくらいニアミスしすぎですよね
趣向が同じなんですかねぇ
この日、天気は良くはなかったですが、縦走している方は私の知る限りでも5組はいましたよ。
またご一緒できるのを楽しみにしてます
★hariさん
そう、節約と思ってテン泊だったんだけど、
結局またもや深夜バスがとれず片手落ちだね。笑
でもやっぱ八ヶ岳は楽しいねぇ!
夕方以降はほぼ寝てましたが、楽しかった!
★ittiさん
今日は暇してたので。。。
ittiさんも4連休っておっしゃてたのでテントにお誘いしようかと思ったのですが、思うだけじゃなくお誘いすればよかった
白い世界もいいなってその時は思うけど、比べるとやっぱり青空の分ありですかね。笑
★yzm45822さま
こんばんわ!
赤岳まで廻られたんですね
私ならあわや滑落なんて事態だと、精神的に参ってそのまま地蔵で下っちゃいそうですが、タフですねぇ
4月の写真アップされたらまたお邪魔します。楽しみにしてますね
★honsamaさま
まぁそうおっしゃらず…笑
このルート、夏から3回下見してますから。笑
その証拠に阿弥陀はおとなしく引き返してきてるじゃないですか〜
今度阿弥陀に連れてってくださいな
tamaoさん
予定通り?の八ヶ岳お疲れ様でした。
サクッと横岳も、流石です
最終日のガスのち晴れ、
写真が映えまくりでカッコいいです。
やっぱり晴れると良いですね。
Utuoduさんittiさんとバッタリ!
色々と充実した八ッでしたね。
大阪から美濃戸口まで4時間で来ちゃうんだ
東京からとそんなに変わらないね
でも早いスタートは無理か…
しかし、良くまあいろんな方と会いますね(笑)
週末に八ヶ岳をうろうろとは聞いていましたが
確かにうろうろしてるね(笑)
ザイルを借りたって
相変わらず伝説を作ってるね(笑)
こんばんわ〜。
ほんと八ヶ岳にいくのも大遠征です
まぁ土日でも行けますけどね。
白い世界はそのときはきれいだなって思いますが、やっぱり青空には勝てないですねぇ〜。
最終日晴れてよかったです!赤岳がきれいでした☆
しかし雪の量によってトラバースがこんなに雰囲気変わるんだとびっくりしました。
色々サプライズもあって充実した山行になりました♪
こんばんわ!
意外に早いですよね?笑
硫黄のみとかなら日帰り行けるかもですね。
ほんと、たまたま同じ時間で休憩なんてすごいですよね。コースで被ってるとこって地蔵分岐〜赤岳のみですから。
ザイルはカラビナをかけさせてもらったんですが、もともと稜線で話しながら歩いてて、ここのトラバースは一緒に道を探してたんで、そんなにおかしな流れではなかったはず…。
ありがたいことですね〜。
tamaoさん、こんばんはっ。
Utunduさん、ittiさんのレコで拝見したのですが、やはり写真をとっているtamaoさんの姿で面白かったです
このコースを単独でっていうのは素晴らしいですね。
私にはとても無理な世界なだけにお写真で楽しませていただきました
ところで中岳のコルは雪崩のリスクがあるので、絶対に大丈夫という確信がなければ避けたほうがいいかもしれませんよ〜。
雪崩は「絶対」ということはありえませんが・・・。
温かな?コメントありがとうございます。
あの撮影姿は変な格好じゃなくていたってノーマルだと思うんですが、なのに面白いっていうのはおかしな話ですねぇ。笑
雪崩は確かに…。
クラックがないか気を付けながら見てましたが、まぁ100%はないですもんね。ちなみに赤岳鉱泉の方いわく、文三郎でも二回雪崩れたとか。びっくりでした。
tamaoさん、こんにちは!
テン泊グッツ担いでそこはキツイですよね〜!
想像できます
でもさすが!
硫黄から縦走、そして赤岳2回
あげくUtuさんとittiさんをもハントですか
いや〜tamaoさんらしくて素敵です
fall
遠路はるばるとテン泊フル装備でお疲れ様でした!
装備は確かに重くなりますが、そこはtamaoさんの底力、大したもんです。
でもシュラフ2個ってどういうこと?
今日はこっちのシュラフ、明日はむこうのシュラフで寝ようかってこと?
それとも、まさか、恐怖の2個同時使い?
幾ら冬でも暑くて寝てられないでしょうに。
私は tamaoさんが下山された翌朝入山しましたが、一部tamaoさんのトレースを踏んずけて歩いてた訳ですね。
阿弥陀、時間が合えばお連れしましょう(笑)。
それも正規一般ルートで入るんじゃなく、tamaoさんが好きなちょっとマニアックなルート経由、
例えば、南陵か北陵より阿弥陀に登って中岳のコルに下りるルートで。
雪崩れの危険性がある時には中岳沢に下りず、中岳尾根をまっしぐらに下りるのも良いかと思います。
Utunduさん、ittiさんとの遭遇、驚きですね、
世間は狭いと云うより、八ヶ岳は狭いと云った方が宜しいかな?
いや〜あの荷物を担いで鳳凰や色々いかれているfallご夫妻はすごいですね〜(+豪華な食材もありですもんね )
私も外張りも買ってみたものの、重いし持ってくのやめちゃって(そもそも55-75Lザックに入らない )、厳冬期は重過ぎて無理かもと思いつつ歩いてました
赤岳二回でしたが、天気が全然違ったので別の山みたいで楽しかったです
こんにちわ!
いいですねぇ〜マニアックルート★
そろそろハーネス買わなきゃですね
ところでテン泊装備、重すぎます〜。
あれじゃ縦走なんかとても無理です・・・(外張り入れてないですし)
なんか歩いていると腿の付け根がちょこっと痛いし、
大嫌いな筋トレが必要かと思っちゃいました・・・
シュラフは二個使いですよ
おかげでおうちより暖かい位で、安眠できました
とっくに tamaoさんの装備に入っているものだと思ってました。
早く買って出かけましょう、ちょっとだけマニアックなルートへ!
左手用ピッケル、1本お貸ししますのでダブルアックスでいかがですか・・・
えぇ、ハーネスはまだです。笑
そんなに危険なとこ行ってませんから。
ハーネスがいるところが、「ちょっとだけ」マニアックルートとは思えませんが。。
ダブルアックスは響きがかっこよくて惹かれますね。笑
tamaoさん、こんばんは。
結構ニアミスしていますが、会いませんね八ヶ岳では この周回ルート、何度か積雪期に歩いていますが、雪の具合で全く変わりますね。レコを読んだ限りではtamaoさんの時は、難易度が高いケースの様な気がします。そんなに怖がっていない様で流石tamaoさんですね
逆回りの方が、tamaoさんが少し怖いといっていたトラバースが登りになって楽ですが、自分も時計回りが多いですね。ところであのトラバースの後だと、地蔵尾根のナイフリッジは怖くなかったでしょう
こんばんわ!
コメありがとうございます。
八ヶ岳なら会いそうなもんですがほんとになかなか会いませんね
奥の院辺りが核心部かと思いきや、あそこのトラバースはやばかったです。
難易度が高かったようと聞いて一安心
いや、怖がってないというか、お三方に先行していただきましたから。。笑。一人で行くならアドレナリン分泌ってかんじでしたね
ナイフリッジは緊張して臨んだんですが、あれ、これかな?って感じでおっしゃる通り全然平気でした(でも、簡単な日だったようです)。
雪山はほんとに雪の状態で全然変わるなと実感します
コメント遅くなりましたが
いや〜〜、相変わらず攻めてますね〜^
この縦走ルートは行きたいと思いつつ結局行けてなく先を越されました〜〜(笑)
2日目の写真はホント素晴らしいっすね〜〜!
ソロテントでの冬山、なかなかやりたくても出来ない自分です
こんばんわ。
私は今回が冬山テントデビューですよ
何回もいかれているstkさんとは格が違います。
恐る恐ると言った感じで、きっと赤岳鉱泉なら整地もほぼいらないし、寒くなったら山小屋に逃げ込めるという超後ろ向きなテント泊でした
硫黄〜赤岳縦走は期せずして先行ってしまったようですが、今年は中央アにも行きたいと思ってるので、
一杯行かれているstkさんに教えて頂きたいですね。
ていうかどちらかというと連れてってくれると嬉しいです。笑
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する