タワ尾根〜酉谷山〜(熊倉山)〜宗屋敷尾根
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,672m
コースタイム
2日目 酉谷山避難小屋0735〜0755酉谷山〜1025蝉笹(分岐)〜1200「1003m祠」〜1410安谷川林道
天候 | 1日目=☀ 2日目=☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1 タワ尾根〜酉谷山(特に問題なし。なお、小川谷林道は歩行者通行止め。) 2 酉谷山〜小黒〜大血川分岐(小黒周辺での道迷い多い。) 3 宗屋敷尾根(1284m付近で大きな尾根から小さな尾根に乗り換える際のルートファインディングに注意を要する。) |
写真
感想
1 宗屋敷尾根を下りに使うため、前回安谷川林道から酉谷山まで登りましたので、 今回、酉谷山から宗屋敷尾根を下ってみました。
2 酉谷山の標高は1718m、秩父鉄道武州日野駅の標高が290mですから、その標高差は約1430mにもなる長大なコースで充実感を一杯味わうことができです。
3 5月12日(土)にタワ尾根を使った600人が参加のトレランが開催されるようです。ちょっとした傾斜にはトラロープが張られ、タワ尾根の踏み跡に沿った木に荷造り用のビニール紐が3〜5m間隔で結び付けられています。これは大会用のルートを示すもので、商業主義によるものがこれほど山に入り込むとさまざまなことで困ったものです。
4 この日、酉谷山避難小屋は連休2日目とあって、板の間は満員(6人)でした。(ツェルトを持参したのですが、空いていた土間で寝ました。
5 記録は、ホームページにも掲載してあります。
http://yamatabi-hanatabi.com/toritaniyama2012-4.html
6 【その他】
(1) この記録を参考にされる方は、道具立てをしっかりとし道迷い遭難にご注意ください。樹林帯が多く見通しが利きません。地図やコンパスのほか、GPSを使用して現在位置を把握し、それでも道に迷ったら谷筋や沢に下りないということはこの山域の鉄則です。一度高いところに戻って本来の道を探しましょう。
(2) 29日に板の間に寝た6人の内、4人グループが道間違いでビバークし、翌日も登路を探せず違った尾根を使って避難小屋に着いています(この方たちはツェルトを持参していた)。また、ツェルトで外で寝た青年も小黒の登りで道を失っています。
コメント
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chiroroさん こんにちは
「酉谷山避難小屋」を"寝ぐら"にした 計画的な山行き、実に素晴らしいですね。
連休中は、避難小屋は 満員だったらしいですね。奥秩父主脈の山小屋も
かなり混んだようです。
それにしても、熊倉山〜酉谷山を含めて かなりの距離を良く歩きますね。
私は 宗屋敷尾根は登ったことがないので、今度行ってみたいと思います。
今はちょっとリタイヤしてまして、chiroroさん始め 皆さんのヤマレコを拝見しています。
では気をつけて・・・また素晴らしい写真とレコをよろしく。
FUYAさん、こんにちは!
ゴールデンウィークのこの日、三頭山も御前山も避難小屋は1〜2人の利用者だったようですが、酉谷山は人気のようで超満員でした。
酉谷山から武州日野駅までの標高差は1400mを超えますが、これは、北海道の難関の山と呼ばれるカムイエクウチカウシ山の標高差と同程度です。
そんな奥武蔵の山を週末を利用して登ることができる環境にいることに感謝です。(ただ、カムエクの沢、ヒグマ、展望、原始性etc.は圧巻で、標高差以外で比較することには無理がありますが。)
毎年10泊ぐらいはテント泊、うち北岳は3〜4泊、夏山の縦走は3〜4泊していますので、年齢からもいつも体に負荷をかけていないともたないようです。
ただ、酉谷山避難小屋に泊まっての山歩きの面白さは絶品以外の何物でもないですね。ビール・日本酒を飲んでの爆睡、朝はお米を炊いての食事、そして恒例の便所掃除・・・。たまりません。
FUYAさんも酉谷山避難小屋へどうぞ!
chiroro_さん
はじめまして。
近々タワ尾根を歩くため拝見させて頂きました。
素晴らしい写真と詳細なレポをありがとうございました!
トレランを否定する気はありませんが、
この静かなマイナールートを踏み荒らされる
事を考えると、残念でなりません。
chiroro_さんの撮られた美しい花々も少なからず
踏みつぶされることでしょう。
主催のNPO法人は莫大な参加料をどのように利用するのでしょうか。
すみません、暗いコメントを書いてしまい。。。
KAZUさん、おはようございます。
コメントをいただきありがとうございます。
実は一昨日もタワ尾根を登り、昨日はヨコスズ尾根を下りてきました。ミツバツツジが咲いていてきれいでした。
ヨコスズを下りてくるとき、トレラン姿の外人さんが登ってきました。バス停でバスを待っているとその人が戻ってきたのですが、聞くと私が2日かけて歩いたルートを3時間半で走ってきたとのことです。来週タワ尾根を走るトレランの下見のためで2回目だそうです。このような姿勢で走ることを聞くと納得ですが、そのほかはKAZUさんのおっしゃるとおりだとおもいます。
タワ尾根を歩くと実感していただけると思いますが、実に静かで緑豊かないいところだと、私はいつも感じています。
どうぞ、楽しんできてください。
chiroroさん、こんにちは!
私の先日のレコへのコメントありがとうございました。
chiroroさんは、酉谷山避難小屋の愛用者(ひょっとして管理者関係の方?!)ですね。
いつもトイレの清掃等、ありがとうございます。私は床を掃いた程度なので、たいしたことはしていませんが、たいへん綺麗な小屋なので、綺麗な状態を維持したいと思わせてくれます。
ところで、タワ尾根でトレラン大会があったことは、初めてしりました。わたしもあの、自然にあふれ、静かで、一般化されていない尾根が大好きなので、たくさんある登山道の中で、なぜ一般道ではないタワ尾根を選んで大会を実施するのか、理解に苦しみます。
たいへん悲しいことです。
その後虎テープや荷造り紐は撤去されたのでしょうか。
もしそのままだったら、すぐにでも外しに行きたい気持ちです。
宗屋敷尾根は、先週の登山のときに登路として検討しましたが、その際は浦山川の源流では無いので、外しました。次に秩父側から登るときは使ってみようと思っていますので、その際chiroroさんのレコを参考にさせていただきます。
よろしくお願い致します。
Shigetoshiさん、こんにちは!
最近、晩秋から春までは酉谷山避難小屋をよく使わせてもらっています。この小屋には管理の委託を受けた地元の人が月に1回ほど清掃に入ってくれているようです。
ここを使った人で時間がある人ができる範囲でやってくれると、そのマインドが次の人にも伝わって、いつまでも気持ちよく利用することができますね。
ところで、タワ尾根でのトレラン大会前の荷造り紐の付け方は、まさに異常でした。大会後に行っていないので、どうなっているか分かりませんが、東日原への道が7月3日、通行止め解除となったので、機会があったら見てみることにします。(あの自然林が豊かで静かなタ
ワ尾根にはトレランはふさわしくないと思います。)
北海道の山を予定されているとのことで、ぞんぶんに楽しんできてください。きっといい思い出ができることと思います。
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