楽しかった雲取山
- GPS
- 24:53
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,036m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:25
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:38
天候 | 最初は晴れ。その後は全部曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢の登山口では登山届を呼び掛けるおじさまがいました。 全体的にかなり歩きやすい。陣場〜高尾のルートにほんの少しの岩場と、標高が追加されたイメージ。 |
その他周辺情報 | 三峰神社には6月2日にも参拝者は多い様子。 三神の湯は600円と安いものの、浴槽はひとつ。空いている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 膝痛ように湿布の2枚(高いけど)、予備のバンダナ。縛ることができた。 |
感想
始発の電車に乗れば余裕を持った山行になると準備を進めて当日、しっかり起床。地元駅の改札から電車までの数十メートルで財布を、落とす。取りに戻る電車が30分待ち。奥多摩に着いたのはもう50分も遅い時間。臨時バスには50人くらいが乗り込み。半数が鴨沢で下車。トイレは一個しかなく並ぶ。結局出発したのは当初予定の1時間後だった。
不安な事はバス停の時点ですでに暑すぎる。
大量の虫。
長距離からの一泊長距離は初。
そして1時間遅れ。
まぁタイトなスケジュールだけど16時には着けるだろう、無理せず頑張ろう。
その後もバスが連続で二台到着する。遅くなると大変だ。
小袖乗越は既にほぼ満車。ここまではずっと林道歩き。
「山梨急傾斜」なんとかって書いてあることにびびりながら、とても歩きやすい。傾斜も緩やかで、今日は楽勝かな。じわじわ高度をあげていく。羽黒神社には小さい祠があるも登山道も広くなく休憩しづらい。それでも人は、あんまり登ってこない。ぼちぼち抜かされていくものの、大混雑とはならない。そして気温も涼しく虫も少ない。いないことはないが先週のあれに、比べたら遥かに快適。水場水量がそこそこあり、冷たくて美味しい。
堂所は立て札があるものの、その先の広場を指しているらしい。峠道のようになっている。このあたりでは気温も上がってきたせいか虫が増えてきた。それでもまだまだ不快レベルは高くない。杉の話に沢山浮いてるあの虫はなんなんだろう。
マムシ岩には案内板はなく、通りすぎてしまう。このあたりから傾斜が徐々にきつくなる。岩場も徐々に増えてきた。
七ツ石小屋直前の分岐にも分かりやすい看板が、ついている。小屋は、少し古い。それでも奥にはテン場があるなら広いのだろうか。しかし下りでもないのに膝がなにか言いたそうにしている。結構なハイペースで飛ばしてきたからか。
水場は水量が少ない。冷たくて美味しい。七ツ石山には予定していた時間に到着してしまう。ロクに休憩していなかったので多目に取る。
さっきまで天気が良かったのに雲がどんどんかかっていく。ブナ坂を、越えたあたりでもう七ツ石山は霧まみれ。めざす雲取山も雲が増えている。
結構なペースで来たためか。荷物が重いからか、膝がどんどん痛くなってきた。
ヘリポートや奥多摩小屋までは耐えられたが、ヨモギの頭の短い急坂で音を上げた。サポーターで少しましになるが、小雲取山で更に追い討ち。このあたりになると大きめな岩増えている。急坂を登る。それでも高度を稼いだからあとは楽だと、そうはいかない。雲取山への最後の急坂をもうペースはどんどん落ちている。
避難小屋に着くとどうらや何人かはここで泊まっていくようだ。マウンテンバイクを、かついで上がってきた集団もいる。すごすぎる。
山頂まではもうほどなくして到着。曇りで全く何にも見えない。
ここから山荘までが一番大変だった。膝が痛くて進まない。岩場が多い。
コースタイム20分を30分かけてしまった。明日が思いやられる。
宿泊客は50人程度か。またもや空いてる時にこれてるようだ。つくづく運がいい。
膝も大分和らいできた。
夕陽や朝日はもう、当たり前のように見れなかった。3回中3回なら中々縁がないのかもしれない。気長に待とう。
膝はまだ違和感があるし、痛みも感じるが大分よくなった。前日のストレッチのおかげか、アミノバイタルのおかげか、はたまた湿布のおかげか、サポーターのおかげか、こたつで温めたからだろうか。
ゆっくりのんびり行こうと決めて、大ダワまで。20分でコースタイム通り。調子が良さそうだ。天気の方はあまり良くなく、雲なのか、霧なのか真っ白の状態。下れば晴れるかと思いながら進む。もう霧で白いのはすっかり慣れっこだ。
男坂の表記はあり。逆に表記ない方が女坂。いつも通りの下り道といった感じ。登山道はとても歩きやすい。平坦で危ない所もなく。岩もない。芋ノ木ドッケへの分岐点には芋ノ木ドッケの文字はどこにもない。それは何故なのかというと破線部分へのルートへ分岐するその地点に芋ノ木ドッケの立て看板が存在する。これはピークではないのに、登頂とするか、とても悩ましい。
白岩山のあたりまでは注意を促す看板がある。一体どんなものかと内心びくびくしながらも白岩山に登頂。
なんでもなかった。
それでも下山するところは岩でガレているが、なんでもなかった。
山歩きに慣れている人なら、至ってふつう。いつもの道程度だ。
膝に不安がある状態でもなんなく通過する。
霧藻が峰の休憩舎で
「今日は山開きがある」と他の人に聞く。
なるほどそれでなのか、丸太を担ぐ人が多い。
山岳救助隊や環境省のアウターを纏う人までみかける。その団体の子どもだろうか。元気に登っているな。
霧藻が峰は名前の通りとなる。
地蔵峠も真っ白。
おしゃべりに夢中で分岐を拾い忘れてしまう。妙法が岳は諦めて下山することに。まぁ膝に不安をかかえて鎖を相手にするのは少し気が引けた。また今度くればいいや。結局、何ひとつ心配することなく下山し、一緒にお詣りする。
当初予定していた三神の湯へ。
山自体はとても楽しいものだった。
長距離を歩ききった達成感なるものはひとしお。また来たいと思う反面、しばらくはいいかと思う疲労感。
十分に成功と言える山行だったと思う。
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