大雪渓の白馬岳〜素晴らしい展望と百花繚乱に大満足！

2019年07月16日(火) ~ 2019年07月18日(木)

• GPS: 29:56
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,938m
• 下り: 1,323m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:35

13:40 猿倉荘
13:40 猿倉登山口駐車場
15:15 白馬尻小屋

2日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:30

6:00 白馬尻小屋
9:20 9:30 岩室跡
10:00 10:10 避難小屋
11:10 12:00 白馬岳頂上宿舎
12:30 白馬山荘

3日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 1:22
• 合計: 8:35

4:30 白馬山荘
4:45 4:55 白馬岳
5:45 5:50 三国境
6:40 7:00 小蓮華山
7:40 7:45 船越ノ頭
8:10 8:20 白馬大池山荘
9:08 9:18 乗鞍岳
9:50 10:00 風吹大池方面分岐
10:38 10:50 天狗原/白馬岳神社
13:05 栂池

天候

1日目：曇り時々小雨　2日目：晴れ後曇り　3日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

写真

7/16 13:55

猿倉出発は午後2時前、今日は白馬尻小屋泊まりなのでゆっくり。明日の大雪渓登りに備えます。小雨が降ったり止んだり

7/16 14:18

残念ながら白馬方面は雲隠れ。

7/16 14:20

ここ数日の雨で林道も沢水で冠水、木橋を渡る。

7/16 14:51

（ベニバナ）ショウキラン。山道脇で見かけました。光合成を行わない腐生植物です。

7/16 14:52

さらにタニウツギ。所々で見られます。

7/16 14:59

オオレイジンソウ。

7/16 14:59

ミゾホオズキの黄色い花。

7/16 15:04

群生しています。

7/16 15:01

ミヤマカラマツ

7/16 15:08

林道も終わり、いよいよ山道へ。

7/16 15:15

まもなく白馬尻小屋、待望のキヌガサソウの群生発見！

7/16 15:15

名前は葉が古代の高貴な人の衣笠に由来とか。環境省のレッドリストの指定を受けている植物。

7/16 15:15

深山の湿地に群生しています。

7/16 15:16

シャッター押しまくりです。

7/16 15:16

近くにはシナノキンバイ。

7/16 15:16

白馬尻小屋到着。

7/16 15:18

目の前には雪渓が。大雪渓は左手山裾の奥で見えません。

7/16 15:18

雪渓下流は、どしゃ降りの雨のような音を立てて流れています。小屋で就寝中、雨かと間違えた。

7/16 15:21

思い出に1枚。

7/16 15:25

ミヤマカラマツ。

7/16 15:26

ニリンソウがまだ咲いていました。

7/16 15:26

ニリンソウの群落。

7/16 17:01

さて夕食。ここの白馬尻小屋の自慢はタケノコ汁！（写真右下）美味かった。ネマガリダケに鮭、さらに野菜たっぷり！　

7/17 5:00

翌朝、天気予報が外れ、なんと大雪渓方面は青空！

7/17 5:00

こちら白馬岳（左の山蔭）から小蓮華への稜線も青空が。

7/17 5:00

合わせてパノラマビュー。

7/17 5:17

東の方角。左手、遠方は戸隠か？

7/17 5:54

全員、大雪渓への期待で見惚れています。

7/16 17:32

いよいよ出発、まず注意書きを良く読んで。

7/16 17:43

雪渓に入る前に小樹林道へ。これはミヤマクワガタ（クワガタ虫ではありません）の花。

7/16 17:44

オサバグサ。

7/16 17:49

ついに見つけた！　サンカヨウ。この花、雨に濡れると
このように（ちょっと見ずらいが）花弁が透明になります。

7/16 17:47

こちらはサンカヨウの実。

7/16 17:49

クローズアップ。

7/16 17:49

花弁が濡れて、透明に。

7/16 17:51

そばにはキヌガサソウの群落も。

7/16 17:52

くろーずあっぷ。

7/16 17:53

同上

7/17 6:44

さてヘルメットとアイゼン装着して雪渓へ。

7/17 6:48

ちょっと土石流で覆われているのが気になるが。。。

7/17 7:14

大雪渓は結構な急登、落石に気を配りながら、ちょっと一服。

7/17 8:37

白馬尻小屋スタートなので、後続は未だ。でもただ一人、長靴姿でスタスタと我々を追い越して行かれた御仁が！　上の小屋への郵便配達する人とのこと。

7/17 8:37

大雪渓の上が見えてきた。左手の岩山の向こうが杓子岳。

7/17 8:25

ここからアイゼンを一旦外し夏道へ。

7/17 9:10

山道脇は花畑。

7/17 9:17

ルンルン気分で・・・。と行きたいところですが、その後も急登は続きます。

7/17 9:32

白馬尻小屋方面からちょっと雲が上がって来た。

7/17 9:48

でもそれなりの雰囲気です。

7/17 9:47

岩山の向こう、杓子岳が顔を出してきた。

7/17 9:50

大雪渓の上部。

7/17 9:32

小雪渓前へ到着。ここでアイゼン再装着、トラバースしますが、その前に小休憩。

7/17 9:32

パノラマビュー。

7/17 9:36

さて小雪渓へ。ここで滑落事故も有ったらしいが、ステップ道が整備されているので油断しなければ大丈夫。

7/17 10:20

小雪渓を終え、花畑へ。ウルップソウ初見参。

7/17 10:21

シナノキンバイ？

7/17 10:28

右手、遠くの岩、○○岩、と聞きましたが忘れました。

7/17 10:32

杓子岳。

7/17 10:34

この一枚岩、この岩肌の微妙な色合いがなんとも言えないですね。

7/17 10:34

ミヤマキンポウゲ？とハクサンイチゲ。

7/17 10:35

ハクサンイチゲ

7/17 10:35

ミヤマキンポウゲ？

7/17 10:36

雪渓脇の草原でロケ撮影しているグループが居た！　後で知ったことは、NHKの「小さな旅」の撮影スタッフでした。白い帽子を被った後ろ姿の人が山本哲也アナウンサー。

7/17 11:03

杓子岳を背景に急登は続く。

7/17 11:04

ヤマオダマキ！

7/17 11:04

？

7/17 11:05

シロウマタンポポ

7/17 11:06

白馬岳頂上宿舎は　もうすぐそこ。

7/17 11:07

花いっぱい。

7/17 11:09

ヤマシシウド？

7/17 11:11

白馬岳頂上宿舎から眺める、杓子岳と先には雲がかかる白馬鑓ヶ岳。

7/17 11:49

ヤマオダマキが沢山。

7/17 11:50

下から・・

7/17 11:51

イワベンケイ発見！

7/17 11:51

こちらはイワオウギ。

7/17 11:52

ハクサンイチゲの群落。

7/17 11:53

小さな花

7/17 11:53

ミヤマキンバイ

7/17 11:53

お花畑

7/17 12:06

白馬山荘に向け再出発、稜線へ。正面に旭岳。左、杓子、白馬鑓経由で唐松岳方面。右は、白馬岳は直ぐ。

7/17 12:06

遠くに白馬山荘が見えます。山道両脇にも花々が・・・。

7/17 12:07

旭岳から白馬岳。

7/17 12:13

オヤマノエンドウも沢山見られます。

7/17 12:17

ミヤマシオガマ

7/17 12:37

白馬山荘到着

7/17 12:37

こちらは付属のレストラン。ヘリが飛ばず、生ビール補給無し、がっくり！

7/17 12:44

白馬山頂へは明朝のスケジュールだが、明日の天気も怪しいので、これから登行。

7/17 12:56

で、早々にライチョウの　つがいに遭遇。

7/17 12:57

ラッキーでした。

7/17 12:57

草原を眺めている後ろ姿。

7/17 12:57

その花々の草原。

7/17 12:58

今度は横から。

7/17 13:02

白馬山頂は直ぐそこ。

7/17 13:08

こちらは明朝目指す小蓮華方面へのルート。今日は一旦山荘へ戻ります。

7/17 13:14

山頂直下、まもなく見つけたのがツクモグサ。

7/17 13:14

さらにイワウメも！　白馬山頂に登行したのは大正解でした。明朝は夜明け前なので見れなかったでしょう。

7/17 13:18

まもなく山荘へ。ガスが出て来た。

7/17 13:19

こちらは絶壁。

7/17 13:20

足元にタカネウスユキソウ発見。

7/17 13:20

ミヤマクワガタの花も。その他、イワベンケイも見られました。

7/17 13:28

山荘の向こうは旭岳。

7/17 15:51

山荘へ戻ってきました。　山荘前に見たような人が。

7/17 15:52

NHK「小さな旅」のスタッフの中に山本哲也アナウンサー（左から2人目）の姿。

7/17 15:52

山荘の先に死んだように？倒れて？いる人！　発見。

7/17 16:00

空の雲を眺めていて寝込んでしまった？

7/17 15:55

旭岳への稜線も高山植物は豊富だとか。今度行ってみたい。

7/17 15:55

山荘の前にも沢山の花々が見られます。

7/18 4:33

翌朝は早朝4時半出発。昨日　見当を付けていたツクモグサ。

7/18 4:34

御来光を期待して三国境方面へ。

7/18 4:35

またまたツクモグサ。

7/18 4:35

薄く雲が掛かり御来光は無理そう。

7/18 4:50

こちらは鉢ヶ岳、雪倉岳から朝日岳方面への稜線かな？

7/18 4:55

小蓮華山に向けて進みます。

7/18 4:58

小蓮華山の肩越しに朝日が・・・。

7/18 5:00

残雪が残っています。

7/18 5:03

時折り、ライチョウも見かけました。

7/18 5:06

そして高山植物の女王、コマクサ。

7/18 5:07

三国境で一服。

7/18 5:08

小蓮華から乗鞍岳への稜線。

7/18 5:29

黙々と・・・。

7/18 5:31

何か機械音が。　ドローンが飛んでいました。画面に入れましたが小さくて判りづらい。

7/18 5:31

先で数名のグループが操作していました。

7/18 5:32

眼下、尾根の向こうに白馬尻小屋が見えるかな？

7/18 5:37

またライチョウです。

7/18 5:40

以下、山行風景（説明省略）

7/18 5:40

7/18 5:40

7/18 5:42

7/18 6:07

白馬尻小屋が見えてきました。（左の雲の下）昨日の朝、あちらから、こちらの稜線を眺めたのを思い出しました。

7/18 6:07

7/18 6:08

小蓮華山頂が見えて来た。

7/18 6:17

小蓮華山頂です。

7/18 6:25

これは戸隠、高妻山？

7/18 6:25

その左は妙高、火打山・焼山方面かな？

7/18 6:27

7/18 6:27

白馬大池が見えた！

7/18 6:31

アオノツガザクラ

7/18 6:31

チングルマ出現

7/18 6:32

コイワカガミは未だ蕾。

7/18 6:51

白馬岳方面を振り返る。左、遠くが鹿島槍、五竜方面のはずだが・・・。

7/18 6:55

残雪の向こうに池？

7/18 7:01

7/18 7:07

7/18 7:18

NHKドラマ「坂の上の雲（司馬遼太郎）」に使われたという風景。来し方を振り返った風景です。

7/18 7:18

杓子、白馬鑓の向こうは唐松岳、八方尾根が見える。

7/18 7:27

クルマユリ？　オニユリ？　花弁の反りが小さいけど・・・。

7/18 7:28

ミヤマシシウド？

7/18 7:28

ハクサンフウロ

7/18 7:38

ミヤマダイコンソウ

7/18 7:40

コケモモ

7/18 7:41

コイワカガミ

7/18 7:43

白馬大池は近い！

7/18 7:43

7/18 8:01

チシマギキョウ

7/18 8:03

白馬大池です。

7/18 8:07

手前に雪渓

7/18 8:11

ハクサンコザクラの群生が有りました。

7/18 8:11

ハクサンコザクラ

7/18 8:11

チングルマ

7/18 8:40

大池山荘で休憩後、乗鞍岳へ。この後、岩稜の登り、これまでの疲れもあり、きつかった。

7/18 9:08

乗鞍岳2437m　山頂。

7/18 9:39

その後も岩稜や雪渓が続く。

7/18 10:21

やっと木道まで。　でも木道は短く、また難儀な山道へ。

7/18 10:21

ミズバショウ

7/18 10:32

コバイケイソウの花が咲いていた。

7/18 10:33

7/18 10:37

ツマトリソウ

7/18 10:38

池塘端にはイワイチョウ。その下の茶色の花は、ベニバナイチヤクソウの花後のガク片。

7/18 10:38

アカモノ

7/18 12:57

ベニバナイチヤクソウ

7/18 12:59

奥にクルマユリ。望遠が無いコンデジカメでは無理。

7/18 13:02

ニッコウキスゲ

7/18 13:03

アヤメ

7/18 13:05

ハクサンチドリ　or　テガタチドリ。

7/18 13:06

ミヤマクワガタの仲間？

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

matsutakesan

大雪渓を登りたい、素晴らしい稜線歩きを楽しみたい、高山植物の宝庫を見てみたい、ライチョウに会いたい・・・・全て達成で大満足。　事前の天気予報では3日とも曇り時々小雨。　これが見事に外れ、大雪渓や稜線歩き、百花繚乱の花見時はバッチリの天候でした。こういうこともあるのですね。晴れ男、晴れ女に感謝でした。
　なお、高山の花々の名前、もし間違っていたら、ゴメンナサイです。

コメント

湘南SATOU

お疲れ様でした
一緒に参加したビデオオタクです。よく編集されていますね。
紫の花はやはりオヤマノエンドウで正解ですか？
まだビデオ編集していませんが出来ましたらお知らせします。

matsutakesan

Re: お疲れ様でした
オヤマノエンドウ、先に南八ヶ岳で見た印象に比べ高さが低く地にへばりつくようだったので、違う感じがしましたが、帰って花・葉を確認すると、やはりオヤマノエンドウ。これが普通の姿みたいですね。
　ビデオ、出来たらぜひ紹介下さい。