栂池〜白馬〜唐松〜八方尾根 4泊5日のテン泊縦走
- GPS
- 104:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,309m
- 下り
- 2,286m
天候 | 20日:曇り 21日:曇り 22日:雨 23日:曇り一時雨 24日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
高速バスで扇沢から栂池高原駅へ(バス代2,000円) ロープウェイ・ゴンドラで自然園駅へ(片道乗車券1,920円+手回り品代) 八方アルペンラインで八方駅へ(片道乗車券1,550円+手回り品代) 巡回バスで白馬駅へ(バス代300円) 高速バスで扇沢駅へ(バス代1,800円) ※高速バスは八方駅経由なので、ここで乗っても同じ |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗ノ大下り:雨後の濡れた大岩や、ザレた急下りは滑りやすいです。 不帰嶮:鎖が付いていますが、雨の日は滑って危険です。 |
その他周辺情報 | 天狗山荘は工事のため休業中です。テント泊は可能で、売店はあります。 唐松岳頂上山荘はガスを売っていませんでした。 |
写真
感想
直前までお天気の心配があったけれど、お花は今しかない・・・
八ヶ岳で見られなかったお花をぜひ見たいね! と、決行
7/20(土) 白馬大池へ
栂池高原駅からゴンドラに乗る
ザックの重さを量るよう指示され、なんと17圓鯆兇┐討い燭里任咾辰り!
計画は栂池から白馬岳〜爺ヶ岳を越え扇沢まで縦走なので、それなりの荷物
初っ端からなかなかの急登
ネマガリタケの登山道をしばらく進むと湿地帯に出る
木道を歩きながらワタスゲや咲き残りの水芭蕉を眺める
乗鞍岳方面へ向かい、大岩がゴロゴロした急登を進む
登りきると雪渓が現れ、それを超えて再び樹林帯に入る
ピークに大きなケルンが見え、その先に大池山荘が見えてきた
大池の周りもお花畑
7/21(日) 白馬大池〜天狗山荘
船越ノ頭を過ぎた辺りからお花が増え始め、見ながら登っていると苦にならない
しかし小蓮華山の手前で失速、やはり大形ザックは堪える
重たい荷物を相方が持ってくれて、何とか進むことができた
三国境では能登半島や佐渡島が見え、日本海に近いことを実感した
目の前には雪倉岳が見え、稜線伝いに親不知まで繋がっていることが分かる
いよいよ白馬への登りにかかる
お花が増えて目を楽しませてくれるので、遅いながらも歩みは進む
頂上宿舎を過ぎると更にお花が増え、楽しみにしていたコマクサとウルップソウの他ツクモグサも咲き残っていた
写真を撮りたいけれど我慢して、見るだけで通過
杓子は巻いて通過
鑓ヶ岳を過ぎ、鑓温泉への分岐を過ぎ、もうひと頑張りで天狗山荘到着
7/22(月) 雨天のため休息日
キレットを超え唐松〜五竜に進む予定だったけれど、雨天のため休止
他のテントは早々に撤収され、みなキレットに向かったようだ
雨の合間に散歩したり、写真を撮りながら過ごした
7/23(火) 天狗山荘〜唐松岳
天狗ノ頭を過ぎると天狗ノ大下りの小さな道標
一歩目がザレた急斜面になっていて、ヒヤッとする
気を付けながら通過すると鎖がついた急斜面が始まる
鎖に頼らず、なるべく手足で下っていく
ほどなくジグザグの斜面に変わり、すごいところを下ったものだと振り返った
不帰嶮手前でハーネス装着
アンザイレンで仲間に確保してもらいながら安全に登る
10圓鯆兇┐訛膩船競奪が背中に付いているのでバランスが難しいけれど、ザイルで結ばれているので全く恐怖心がない
ここも鎖に頼らず、手足を使って三点支持で登った
仲間も驚くほどスイスイ登れたものの、息が切れて苦しかった
次々と難路を進み一峰二峰を無事通過し、唐松岳に到着
今来た不帰嶮の縦走路と赤い山荘が、雲間に見え隠れしていた
ハーネスを外し、ストックでゆっくり下りていく
私の遅足で時間が押したため、本日は唐松止まり
唐松のテント場は祖母谷に向かう道沿いに作られているので、結構下る
剱が見える場所にテント設営
7/24(水) 唐松岳〜八方池山荘
五竜に向かう予定を変更して下山することになった
思ったより疲れが出たのと、そのために仲間に負担がかかり、仲間も不調気味
その他思わぬハプニング・・・山荘にガスが売ってなかった
食糧はあるけれど作ることができないので、朝食は行動食で代用
ゆっくり出発し、歩いてきた白馬から唐松までの稜線を眺めた
60Lザックでテント泊縦走、私にとってこれ以上の喜びは無い
丸山ケルンで再び歩いた稜線を眺め、感慨に浸った
八方池は観光客がたくさんいて、大きなザックを背負う私がむしろ場違いな感じ
続々と登ってくる人たちは軽装だけれど苦しそう
前回は雪道だったので、斜面をガシガシ上ったことを思い出した
下りるにつれガスって来たので、お花を楽しみながら山荘まで下った
ここでもあまり写真を撮らなかった
たった一輪咲いてたムシトリスミレがほしかったなぁ〜と、ちょっと残念
お天気他色々な都合で短縮になったけれど、とても楽しい山行だった
山友にはいつもながら感謝の気持ちでいっぱい
ますます体力強化し、夢を広げたい(^0^)
※お花の写真:大形ザックを背負ったため立ち座りが大変なのと、時間が押したので撮らずに通過したお花がたくさんあり、ちょっと残念
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