前穂北尾根「念願!悲願! 奥又白池からの大冒険」の巻
- GPS
- 36:20
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,094m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:07
- 山行
- 13:24
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 15:25
天候 | 8/5 快晴 8/6 快晴!! |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
バスと違いある程度時間の融通を聞いてくれます(駐車料も無料でお得!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中畑新道〜奥又白池 一部岩稜を登る箇所もあり笹が生い茂る急峻な尾根です。 道迷いは無いと思います。 ・奥又白池〜5・6のコル 奥又白池から100mほど戻るとトラバースしている分岐があります。 そのトラバース路を進みますが2手に分かれ私たちは上側を歩きました。 その後樹林帯に入り、沢筋のようなザレて足場の悪い急坂を一気に下降 (何箇所かテープあり) 急に開けたガレ場に出たので時折あるマーカーを目安に 適当に5・6のコルを目指して進みました。 写真101のように5・6のコル直下付近に崩れ落ちた所を 注意してトラバースしました。(赤いスリングが設置されていました) ※奥又白池から五六のコルへの道は不明瞭箇所が何箇所かあります。 また滑落にも充分注意しました。 ※今回はアイゼン不要でした。 |
写真
装備
備考 | 蚊取り線香あれば虫コナーズ |
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感想
3週前にこっぴどい敗退を喫した前穂北尾根。
傷の癒えないうちにリベンジやということで、前回の4人に昨年敗退しているpeeetamさん、新星ryowallさんを加えて6人で望む。
musyuは3度目の正直だ。
泊地はもちろん(生ビールとおでんに大分惹かれたが)奥又白池。
ひるがのSAで仮眠をとりつつ平湯のバスターミナル間で。
今回は人数も多いのであかんだなからバスではなくタクシーに乗り込む。
悪天のため奥又白池で涙を呑んだ3週間前。
5・6のコルから前穂への熱がまだ冷めやらぬうちにと
リベンジ山行に同行させてもらいました。
最初から最後までワクワク感や緊張感の連続。
そしてドえらい体力消耗からのヘロヘロ感も交えながら
夢のような2日間を過ごすことができました。
特に2日目は軍隊さながら夜中に叩き起こされ
15時間とクソ長い行動時間の中で、
これまた自分の能力体力をはるかに越えた刺激的過ぎる行程は
今となっては夢か幻のようでよく思い出すことが出来ません。
でも、今も残る筋肉痛がそれが現実であったことを思い出させます。
あと、せっかく持って行った一眼レフも既に上高地から
レンズがブっ壊れ残念無念で、この気持ちのやり場にも困っています。
登りたい山&ルートのマイリストに入っていた前穂高岳北尾根。
当初は涸沢から56のコルへ上がり北尾根を計画していたのですが、猛者達の参加で奥又白池からアプローチすることに。結果、天下一品のこってりラーメンにとんかつソースを足したようなとても濃い濃い内容の山行になりました。でも、猛者達がいなかったらとてもじゃないけど行けなかったルートなので感謝しかない。楽しかったメンバーのおかげで辛い山行も無事に終えることができました。
thanXXXXXXX!!!!!!
去年8月、今年の7月にチャレンジし、行けなかった前穂北尾根。
三度目の正直で、今回は無事に行けました。色々とパーティメンバーにはご迷惑かけまして、感謝しかないです!
昨年のリベンジでは、少し面白くないかもと、若い猛者たちもいることだしと、気も大きく、奥又白池からの前穂北尾根にトライ!
が!!なんちゅールートや(@_@;)
奥又白池(泊地)までの激登り!翌日の56コル取付きまでの、奥又白池からの藪漕ぎ
激下り激登り&虫攻撃(@_@;)もう、56コルまでが核心でメインだったようなくらいやったけど、朝日を浴びたコバイケイソウの花畑に、みんなの重ザックの後ろ姿に励まされました!昨年敗退した4峰直下の大岩はルートも順調だったのに、34コルに行くのにルートミス(@_@;)まだまだ、ルーファイが甘いなあと反省(ー_ー)ってこのころには実は気持ちと体力が乖離し始めていたようで、足が上がらんことになってきた(ー_ー)!!
2ピッチ目をリードさせてもらうも、チョックストーンのクラックルートにビビッてしまって、ピッチを切る始末。。。はああ情けなし(@_@;)
でも、それでも仲間の励ましと大きな背中に必死についていくと、山頂に着いたーーーーーーー!
どピーカンの!見渡す限り360°全部ALLアルプスの名峰たち\(^o^)/
やったーーーやったーーーーー!みんなと握手!!!
あああああ、みんなに感謝ーーーーまた、泣いたらBBA扱いされるやろし、こっそり泣いとく(;_;)
でも、泣くのは早かった(@_@;)!!!噂に聞く、重太郎!!
やっぱり噂通り!激激下り!!!しかも時々危ない(@_@;)で、長ーーいーー!
岳沢小屋までに水分全て出てしまって、あわや脱水状態(@_@;)でも、ここで、またもや、わが山岳会エースのSモアくんが一回下山してからの水くんでのぼりかえしてくれる!!おおおおおおーーー!なんと!!!!神!!!!!!
こうして体力を繋いでいただきーの、からーの、岳沢小屋でのポテチむさぼり!!
なんておいしいんだあああ\(^o^)/
岳沢小屋からも長く長く長い下山でしたが、時々の風穴の涼しい風に癒され、最高の仲間とともに無事下山!(^^)!すでに最終バスは無く、少しひっそりの上高地はうっすら夕方の様相で、無事に感謝とともに、みんなの顔見たら、寂しくなってちょっと泣けてきた(;_;)。。。。それぞれ帰路につくのが名残惜しい、、、
みんな、本当に本当にありがとうございました\(^o^)/ もう、みんなが大好きだ!!
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