最高の好天に恵まれた荒川・赤石縦走も最後に…
- GPS
- 29:15
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 3,204m
- 下り
- 3,183m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:32
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:36
天候 | 2日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
さすが百名山です |
写真
感想
今年の夏は「大キレット」という目標がありましたが、山友が病気&その後のスケジュール調整不可になり、計画ない状態でした。しかしせっかくの夏山、どこか行くとこないかと思い立ったのが個人的に最難関と思っていた「荒川岳・赤石岳縦走」。
幸い8月1週に日曜~水曜の休みが取れたので、日曜日は移動日、月曜火曜で縦走し水曜は予備日というとても珍しい余裕ある行程が組めました。
日曜7時に家を出て、高速を降りてから長いですね…しかも日曜で道路や道の駅が尋常でない混雑、あまりにすごいので渋滞の流れについて行ってみると「きかんしゃトーマス号」が運転されており、その追っかけでどこも混雑していました。鉄ヲタの私もついつい撮影隊になりパチリ…。いい日曜になりました^^
14:30のバスに乗ろうと13:30に駐車場に着きましたが、すでに行列が。あわてて並びますが、東海フォレストのかたが「次のバスは28人まで、乗れない人は1時間後に…」とアナウンス。果たして…の状況でしたがかろうじて27番目。これはラッキーと乗り込みますが当然補助席。この後の悪路で首が…相当疲れた1時間でした。
しかも次のバス、10分後くらいに着いてるし…。
受付を済ませ大部屋へ。標高1100くらいなのでとても暑く、部屋にはエアコンが入っていて快適。食事まで散策し、同部屋になったGonpapaさんからいろんなお話を聞くことができました、ラッキーでした。
食事を一気に済ませ、空いているうちにと入浴。そこにテント泊の青年が入ってきたのでここでもお話し、ここと聖平でテン泊、明日は荒川小屋まで行くとのこと。実はこの時まで自分は赤石周りで荒川泊まり、翌日千枚経由で降りてくるつもりでしたが
彼と同じ反時計回りに計画変更しました。小屋で会いましょうと約束し、この日は早めの就寝。翌日は5時に朝食をとり、早々に出発します。
ちなみに椹島にはコインロッカーがあるのでテントを持ってきて泊れば小屋泊1回だけで済んだなあと後悔。まあ涼しかったのでよしとしました。
千枚小屋までの道は最初きつくて途中から勾配は楽になりますが、とにかく長く疲れます。中ほどでばててしまい、歩みが遅くなります…テン泊の彼にとても追いつけない…ようやく4.5時間かけて千枚小屋へ。きれいな小屋です。ここで京都のD大学の院生さんとお話し、今日はここに泊まるとか。楽してんじゃねーよ!と言いたくなりましたが、いい人でしたので名残惜しくお別れ。ここから荒川小屋までは一人旅でした。
千枚岳で昼食、暑いので半ズボンをはいていましたが日焼けで翌日えらいことになりました。ここから千枚に向かう方々とお話ししつつ丸山を経て荒川東岳に到着。
独り占めの山頂はちと寂しいですね。抹茶オレを飲んでまったり。ふと西を見るといい形の中岳が。「ん?いい形?」とよく見るとかなり切れ落ちてますね。目の前に小屋があるのに一度下りるなんて…ただでさえ高所に弱いのに…。
この先のコルでご婦人とこの日最後のすれ違い、あとはひたすら荒川小屋を目指します。当然ピークハンターなので前岳は寄ります。
この下のお花畑が今日一でした、保護されてるので当然と言えば当然ですがこういう光景が失われていくのは残念ですね。なんとかならないものでしょうか。
そして14:48 9時間近くかけて荒川小屋に到着。テン泊の彼は2時に出て12時過ぎにはついていたそうで、追いつくわけもありません。
ここで小屋の方に「明日2時の最終バスに乗りたい」と言うと、コースタイム8・5時間だから5時に出てちょうどいい とのこと、朝食も4:30からなのでお願いします。ここの水はおいしいですね。
夕食時にご一緒した方々から昨日、一昨日と田中陽希さんが荒川、聖平と泊まられた情報を得ました。得ただけですが。しかし山のヒーローですので一度お目にかかりたいものです。
そして朝、4:30に朝食をとりサクサク準備して出発。昨日の疲れから体が動くか心配していましたが意外に足が軽く、赤石山頂まで快調に飛ばして歩けました。山頂これまた一人でしたがあとで女性が登って来られました。聞くと1時のバスを狙っているということで、私も少し早く帰れそうです。避難小屋で手拭いを買い小屋のご主人と少しお話します。気さくないい方ですね。
山頂に戻り、女性にあいさつして先に進みます。今日も最高の天気でたくさんの人が山頂に向かわれます。小屋への分岐からは急坂を下りますが視界も開けていて快適に歩けます。しかし途中から尾根道に合流するためかアップダウンが多くなり、下りのみと思っていただけに足取りが重くなります。
それでも早く着かねば、と急ぎ歩いて赤石小屋へ。ここで8時過ぎ、椹島まで3時間半とあります。これなら1時も楽勝と少し休んで歩き出しますが先行の方に「もう一本前のバスって何時ですか?」と聞くと「さあ?11時くらいじゃないですか?(知らんけど)」といわれ、もしかして間に合うかな~と下っておりましたが9時50分過ぎにすれ違った方と話をしている折、次のバスが10:30と聞きます。こりゃ無理だと思いましたが、この方が「私がここまで1時間強で来てるんだから、40分近くあればいけるよ!早くいきなさい!」と突き放されます?^^
じゃあ、頑張ってみるか…と先がどのくらいあるのかわからないまま、靴の中に入った小石をとる間もないまま急ぎ下り続けます。こんなにハイスピードで下ったことはありませんが、意外に足元悪くなく、登山口の階段に10:23分(少し進んでいました)に到着。汗を拭く間もなくロッジへ行くともう乗車中。急きょ「乗ります!」と声を上げてギリ乗車。しばらくバス内でぜーぜーいう声が響いておりました。
最後せわしくなり少しもったいない気もしましたが、18時には家に着き時間を有効に使えました。足はマメに日焼け、筋肉痛で大変な状態ですが、天気も良くいい人たちとも出会うことが出来、最難関はいい思い出となりました^^
※荒川小屋でバスが合えばお送りすると申していた山梨の方、えらく早い時間のバスに乗ってしまいました。申し訳ありませんでした。
お疲れさまでした。天気が良くて何よりです。
山の写真も素晴らしかったですが、なによりトーマス実写版に驚きました('ω')
私もいつかは行きたい南アですので、お気に入りに登録させていただきました。
素晴らしい遠征 お疲れさまでした〜〜〜♪
denemonさん、コメントありがとうございます!
○移動日にトーマスに出会えたのはまさに奇跡のタイミングでした。道の駅の裏手にスマホを構えた人が多いな〜と思ってると鉄橋を渡ってくるではありませんか。そこでパチリ、その後まさかの進行方向が一緒ということで。山前に鉄分補給できました
○前略 出門様 やはり南の山は大きいです 大変でした^^
haruhiyoさん、椹島ロッジでの山談義、ありがとうございました。
レコ拝見して、気づいていながら、お知らせするのが遅くなってしまいました。
私も花の名前には自信がある訳ではなく、特徴が明確であれば、何とか分かる程度です。
26枚目タカネツメクサ
65枚目ヨツバシオガマ
と思います。ググって確かめてみて下さい。
また、何処かでお会いできることを楽しみにしています。以上
gonpapaさん、コメントありがとうございます!
お花の名前、修正ありがとうございます。
写真はたくさん撮るけれど、名前は調べないというスタイルで
長年やってきたためテキトーにやってます…
最近も大活躍のご様子、西方面にお越しの際は
お会いできるかも…その際はよろしくお願いします^^
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