裏銀座縦走(訓練登山)<烏帽子、野口五郎、水晶、黒部源流、鷲羽、三俣蓮華、双六>
- GPS
- 101:40
- 距離
- 54.2km
- 登り
- 4,122m
- 下り
- 4,278m
コースタイム
- 山行
- 0:45
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 1:55
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 10:12
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:39
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 9:51
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 11:04
天候 | 8/5 晴れ 8/6 晴れ午後から雷と小雨 8/7 晴れ午後から凄い雷雨 8/8 晴れ午後から小雨 8/9 晴れ午後から雷雨 8/10 晴れ 全体的に良い天気でした。この時期は昼過ぎから入道雲が発生し雷と夕立がお決まりのパターンです。テン泊の場合は夕立の前に設営したいものです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナ立尾根は地図に北アルプス三大急登と記載されている通り1,250mの標高差を一気に登る。特に危険箇所はないがハードな登りが続く。 烏帽子岳の登りは鎖付の岩場に注意。 野口五郎岳は砂礫の中を登る。 水晶小屋までは、岩場のアップダウンが結構ある。水晶小屋からルートを見返すとかなりの難所に見えるが歩いて見るとそれ程でもない。 水晶岳は山頂付近の岩場に注意。 水晶小屋から黒部源流までは、一気に高度を下げる。結構膝にくる。 黒部源流から三俣山荘までは、なだらかな登りで危険箇所はない。 三俣山荘から鷲羽岳は景色の良い登りである。太陽を遮るものがないので日差し対策が必要。下りはスリップに注意。 三俣蓮華岳は山頂付近の砂礫でスリップしないように注意が必要。 双六岳・双六小屋までは歩きやすい登山道が続く。 |
その他周辺情報 | 下山後の入浴は新穂高温泉「ニューホタカ」に行きました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
酒瓶
ココヘリ
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感想
月末に計画中の山が少々ハードなので、準備のために訓練登山を行いました。設定した課題は水分以外無補給のテン泊で28Kgを背負って裏銀座を縦走してみると言うものです。これで自分の体力と歩行ペースを確認します。コースタイムの3割り増しくらいで歩けたら良いと思って出発しました。
さて夏の装備で28kgにするには、重いレトルト食品の食料と酒瓶で調整しました。途中で減っていく分は水の重りで調整です。
実際取り付いてみるとブナ立尾根の急登と双六小屋からわさび平への下りは結構ハードでペースが上がらなかったです。水晶小屋までの岩場は、ザック重量のためバランスを崩すと即座にリカバリするのが困難なので、慎重に足を運びました。
冬山並みにでかいザックを担いでいるので、行く先々で「何リットルですか?」とか「何キロですか?」と尋ねられ、「私の2倍や、3倍や」「今回見たザックで一番デカイわ」とか比べられてしまいます。小屋の兄さんにも「デカ!」と一言いわれます。そのたびに趣旨を説明して納得してもらいました。
今回、7日の昼からきつい雷雨に打たれてしまい水晶小屋に避難しました。ここはテン泊できないので素泊まりで泊めてもらいました。課題としたテン泊ではないですが、天候と場所の都合で仕方ありません。しかし、天気が回復した後の小屋からの展望は言葉に出来ないほど素晴らしかったです。水晶小屋に泊めてもらって本当に良かったです。捨てる神あれば拾う神ありです。
あっという間に6日間の訓練登山は終了し無事下山できました。おおむね天気にも恵まれて体力的にはきつかったですが、精神的にはリフレッシュできました。
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